いぬもあるけば・・・「あるテーマ」
2007年8月12日幕張 光の祭典 クロージングライブ
LEDのイルミネーションに照らされた会場は少し幻想的。
そんな光に包まれた奥華子さんのライブは21時過ぎに終わった。
ライブのセットリストは
1.僕が生まれた街
2.夕立
CMソング
テプコひかり
いまのりくん
3.ガーネット
4.変わらないもの
5.花火
6.迷路(新曲:初披露)
7.魔法の人
新曲披露中に会場で花火が上がった。
前の花火を歌っているときだったら完璧だったのに。
初披露の「迷路」は「あるテーマ」を元に作った歌だという。
初めて聞いたので歌詞の聞き取りに過ちがあるかもしれない。
私は聞き得た歌詞から坂本真綾さんの「ちびっこフォーク」に似たベクトルと感じた。
あれは見守る歌だけど、「迷路」は『誰か一人でも見守ってくれるなら、<辛さ>に耐えてボクはがんばれる』という見守られる側、頑張っている人、当事者の歌。
ここの<辛さ>は「ちびっこフォーク」のような大きな物語ではなく、個人の物語で立ち現れるもの。
迷路というタイトルと個人的な辛さを耐えるという歌詞を聞きながら思い浮かんだのは【いじめ】。
誰も信じられず、誰も守ってはくれない。
そういう<辛さ>の渦中だからこそ、「もしも誰か一人でも・・・」なのだ。
現実にはいない「非道い目に遭っている、まさにその時、その瞬間に側で見守ってくれる人」。
そういう人がいれば、ボクは『最悪な/最終的解決』を選ばずにいられるだろう・・・
ライブ後のサイン会は24時にようやく終了した。
どこのメジャーデビューしたアーティストが24時までサイン会をするだろうか。
24時というのも、並んでいる列がちょうどこの時間で終わったから。
まだ列が伸びていれば、続けていただろう。
サイン会終了後、奥さんは「こういう雰囲気だと路上ライブしたくなるね〜」的な発言を。
もし、脇にキーボードがあったら歌い始めるようだった(あせ。
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