いぬもあるけば・・・「ルスルス×タレカツ×屋根裏」
西馬込駅で都営地下鉄全線乗り降り自由な「春」のワンデーパス(500円)を購入。
今日はこれを使いこなす予定。
 
都営浅草線−都営大江戸線で六本木に。
六本木ヒルズは久々で迷った・・・(あせ。
 
『ゲーム』のセミナー会場に到着したら、既に講演が始まっていた。
木村剛氏曰く、「貸金法改正を見据え、既に中小企業へのお金の流れが滞り始めている。建築法改正など、『行政不況』の流れは続く。」とのこと。
グレーゾーン金利がらみで商工ローンがリスクを取れず、貸し出しを手控えている。
具体例として、「従業員への冬のボーナスを払うために商工ローンから借りていた中小企業が借りることができずにボーナス支払いを断念した」が挙げられた。
実態を知らなければ、「なぜ、そんな高金利なものを借りてまで、なぜ従業員に冬のボーナスを払うのか」という疑問が沸くだろう。
分かりやすいイメージは、5年もの個人向け国債(まだ2年経ってなくて中途換金できない)しか持っていない人が入院や冠婚葬祭で急な出費が必要になる」というものか。
こういう状況が中小企業のそれなりの割合で発生しているという。ボーナスが支給されなかった人たちは勿論、購買活動はできない。購買活動が停滞すれば、小売業にも影響が・・・という流れのようだ。
 
木村氏は在野の人故にその発言に行政批判の色が強い。
キャラもあるが、その辺りを差っ引いて聞かなければならない。
じゃないと、単純に「こんな日本はもうダメ」で終わってしまう。
実際、現状説明に終始し、選択は自己責任においてプレイヤーに委ねられることになる。
 
次に株式会社JPホールディングスの山口社長によるIR説明会。
子育て支援事業を始めた経緯(最初は女性社員の福利厚生から始まった)や、児童福祉法改正に伴う認可保育所民営化による保育所開設の状況の説明。
最後は「日本の保育を変える」というモットーで〆。
資料に「明日への保育」というオフセット同人誌っぽいマンガがあったのだけど・・・集中線の書き方が雑だったのが気になった(ぉ。
ビーコムという会社が作成したものらしいが・・・
 
パネルディスカッションは「負けない投信の選び方」をテーマに朝倉智也氏×北野一氏×木村剛氏の3名で行われた。
立場がはっきりした意見で面白かった。
モーニングスターの朝倉智也氏は「大きく負けないことが重要。市場を読んで買うな。投資感情をコントロールしなければ。」とし、それらを勘案しての分散投資を勧めている。
JPモルガン証券の北野一氏は「ヘッジファンドはトレンドフォロワー。SWFは3〜5年の投資ホライズンで動いている。」と同じファンド運営でもアプローチが全然違うことを説明。
他にも
「日本はチームワーク重視というが、実際は海外の方がチームワークで動いていて、日本はセクショナリズムが強いのが実態では。」
「日本のお客は情報の当った外れたを気にする。(結果は他人のせい) 海外のお客は情報から如何にインスパイアされるか、如何に合理的な情報であるかを気にする。(自分の選択)」。
「ストラテジストの役目は顧客の認知ギャップを埋めること。ぶっちゃけ、未来は分からない。でも、今現在も分かっていないのでは。」
「アメリカの有名ファンドのファンドマネージャーは8年間の運用成績からボーナスが決まる。単年度の成績でないという評価制度が、安定かつ未来を見据えた運用に貢献している。」
3名の会話中で
「内部留保が良いとは言えない。今後は自己資本比率を上げる必要はなく、配当比率を上げる流れになるのでは。」
「毎月分配の投信はお金を増やすという視点では非合理的。だが、資産を取り崩しながら生活する高齢者には悪くない。」
「『グロソブ増大』という状況は日本人投資家の投信や日本企業に対する<不信任>だと考える。」
「マスコミや投資会社は情報を恣意的に見せる。(例えば、原油価格の変動を10年スパンで捉えるか30年スパンで捉えるか)」
最後に「分散投資は派手に上下しないからツマラナイ。それに耐える精神力が必要」というオチ。
そんな感じで『ゲーム』のセミナーは16時に終了。
 
せっかく、都営大江戸線に乗ったのだから・・・赤羽橋駅で降りよう。
ルスルスで「桜のシフォンケーキ」、「ブルーベリークランブルマフィン」そして「メープル」を購入。
写真は今日の立て看板。
ルスルスには土曜日に訪れるのが多いのだが、赤羽橋駅の出口で不思議な光景がある。
あるビルの前で如何にもヲタクな人たちが群れていたり、列を作っている光景。
なんでこんなところで・・・と謎に思っていた。
今日、ようやく分かった・・・気がする。
そのビルは株式会社アップフロントグループのビルだった。
 
芝公園を散策しながら御成門駅から都営三田線に乗り、水道橋駅に。
久々に「新潟カツ丼 タレカツ」に来た。
特製カツ丼とタレカツサラダを注文。
ご飯・カツ・ご飯・カツと盛られていてボリュームたっぷり。
外に盛られているカツはサックリ。
ご飯に挟まれているカツはしっとり。
良かった。味は変わっていない。
ここのサイトに4月から日曜・祝日も11:30〜15:30のランチタイムに営業するとあった。
日曜・祝日も営業しているなら、平日や土曜に神保町をうろつけない人もお誘いしたり、お勧めしたりできる。
もう営業していることをマスターに確認。
 
神保町駅から都営新宿線に乗り、岩本駅に。
万世橋からアキバに。
電気街口方面は久々だ。神田明神通りと中央通りの交差点付近は随分変わった。
アキバに来た目的はきっさてん探訪。
あるきっかけで知ったシャッツキステというお店。
オフィシャルサイトの店内の写真を見て、ズキューン!
シュガーコート@新潟の2階に似ている雰囲気に惹かれた。
裏通りの怪しい中古カメラ売りを冷やかして、店に到着。
全く飾られていないドア。店名の書かれた看板が下げてなければ「ここでいいの?」と不安になるほど。
ドアノブを回そうとして気が付く、中から聞こえてくるヴァイオリンの演奏は生音だ。
どうやら、店員さんが演奏している様子。
邪魔したくないので、演奏が終了するまで中に入るのを控えた。
ドアノブを回す。店内はほぼ満席。相席で座ることができた。うわ・・・人いきれで暑い・・・。
店の説明を受けたあと、冷たい紅茶を頂く。インテリアは写真通り。
ということで、シュガーコートの2階で過ごすだろう時間の過ごし方、つまり読書に興じる。
相席中はマリ見て最新刊、お客が空いたら「依存症の真相」を広げる。
紅茶だけでは口寂しいので、「桜の花のムース」を頂く。おいしい。一口食べて、暖かいお茶をこくり。
店員さんがカップの様子を見計らってお茶を注いでくれる。
良い加減で放置してくれるので、読書をするには良いだろう。空いていればね。
忙しくなくなると、店員さんたち二人がレジ近くで雑談をしだすのだが、それがどこまで雑談なのか判らない。
店のコンセプトを踏まえれば、その言動全てが演技のように見える。
例え、それが「部屋の床が同人誌で見えなくなってしまったので本棚を買いました〜」という話だとしても、一人称が「僕」となれば・・・
どこからが現実の話なのか、どこからが『この場』の話なのか・・・このディック的な現実融解感。
ああ、ここは確かに『まるで世界』な現代日本だ。面白い。
 
 岩本駅への帰り道、同じじゃツマラナイと曲がり角を変えてみた。
そして路地を覗きながら歩いていたら・・・ZOIDというバーを見つけた。
アヤシイ・・・が今日のところはこれで勘弁してやるっ!
と、帰路に。
馬喰横山駅から東日本橋駅に移動し、都営浅草線に。
西馬込駅に到着したのは21時ごろ。

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