受け取りなおし

2008年8月12日
久々にくまざわ書店に行くと、8月10日の日本経済新聞の書評面が貼られていた。
信田さよ子氏のあの本が紹介されているので足を留めた。

それは香山リカ氏の書評だった。
信田さよ子氏を含め、母娘関係についての本が紹介されていた。
 
>母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き 信田さよ子 春秋社 08/4 08019865
>母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか(NHKブックス 1111) 斎藤環 日本放送出版協会 08/5 08027998
>シズコさん 佐野洋子 新潮社 08/4 08022521
>子どもが育つ条件 家族心理学から考える(岩波新書 新赤版 1142) 柏木惠子 岩波書店 08/7 08039305
 
 全体的に湿って重い。
 依存関係・血縁関係・愛憎関係…
 
 この書評を見て、連想されるものがあった。
 『メーテル』と『プロメシューム』の関係だ。
そして、自分の受け止め方の甘さに気がついた。
今まで、 劇場版『銀河鉄道999』と『さよなら銀河鉄道999』を「父と息子の物語」と解釈していた。
特に『さよなら銀河鉄道999』について。
が、焦点を娘メーテルに合わせてみれば…この2つの映画は「母と娘の愛憎」を描き出している。
これがファーストガンダム劇場版と同じ1981年の作品というのだから・・・凄いよな。

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