今秋放映の地上波アニメは粒ぞろいだ。
その中でも恐るべきはJ.C.STAFF・・・
今期は主にTBSの「のだめカンタービレ 巴里編」で稼いでいるのだろうが、私が「ヤラレタ」感を持ったのはテレビ東京系の『とらドラ!』。

全く知らなかった。何しろ「となグラ!」だと勘違いしていたぐらい。
ライトノベルが原作だと知っても、安っぽく仕上げた二番煎じ量産型スラップスティック物、
つまり似たようなものと代替可能な<商品>なのだろうと「早合点」していた。
後で他の番組と同じように倍速でチェックすればいいやととりあえず録画しておいた。
第一話を見たのは11月中旬。
きっかけは録画可能番組数が少なくなった分、録画番組を処理するためだった。
最初はCVやキャラの背格好などから、「ああ、如何にも最近流行の『お気楽ドタバタツンデレラブコメ物』だねぃ」と思いながら処理していた。
ちょっと主人公の心中語りが多いな・・・と感じたぐらい。
原作付きだからストーリーの大筋は原作通りなのだろう。
原作とアニメがどう違うのか興味を持った。
時折キャラクターが見せる表情が気になる。
ぼんやり観ていると見過ごしてしまいそうな何気ない表情に、その人の圧縮された感情がこもっている・・・そんな気がした。
それを強く思ったのは9話において、ベランダで主人公の竜児と実乃梨がアイスを食べて語り合うシーンでの実乃梨の表情を観てからだった。
 原作と絵コンテを観たくなった。
あの表情だけで秘めた思いを語らせている。
原作ではどう表されているのか・・・気になった。

後に、それがヤられていたからだと気付くことになる。

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