夢の戯言

2019年7月23日 日常
明け方、微睡ながら夢を見ていた。

 ー - -
 
平日昼間ののホームセンターで見かける男の子。
アヤシイと思っていたが、他の人の「こんな時間にフラフラして」みたいな非難めいた言葉に嫌気がさし、それへの反発から開店前に並んでいる男の子に声をかけてみた。
すると、「レンガを作るため」という。
ここは埼玉近郊。
もしかしてと「君は深谷から来たの?」
驚く男の子に
「や、レンガと聞いて翁を思い出してね。そして、翁といえば、深谷市。
もしかしら、翁に憧れて、レンガを作ってみようと思ったのかと…」
男の子は顔を赤らめて、軽くうなずいた。
「そうか、それなら、既に読んでいるかもしれないけれど…」
といって、鞄から自分の著書である翁の評伝の本を取り出し、少年にプレゼントした。
少年は何故プレゼントされるのか解らず、困惑している。
「翁風に言えば、これは『投資』だよ」
私は君に1つの『投資』をした。君はこれをきっかけに大きくなって、『次への投資』という様に、他の人たちに沢山『投資』することができたなら、私のこの『投資』は大成功ということになる。」

少年が何故、平日昼間にホームセンターにいるのか、学校で色々あり、事実上の登校拒否にあることが解った。
その上で
「翁に憧れているなら、学ぶためにいつかは学校に行ってみるといい。
別に勉強のためじゃない。勉強だけなら、学校に行かなくても今は可能だ。
学校で学ぶのは『人』だ。
気に食わない先生や、同級生や先輩がいるならば、それはチャンスだ。
何故、その人が気に食わないのか、自分の心の中を分析する。
そして、その人の言動の理由を調べる。
孫子曰く、『敵を知り己を知れば百選(百戦)危うからず』
先生の言動はその人の性格や信念にあるのかもしれない。
家庭や仕事の事情からのストレスからかもしれない。
それが正しい、それが可哀そうとか、そういうのではない。
そのような訳を推察していくなかで、『人』が解ってくる。
副産物として、攻略法が得られるかもしれない。
そんな研究と学習の場として、色々な他人が集まる学校は面白いところだと思うよ。」

そんな、アドバイスもどき、いや、飲み屋のオヤジ語りみたいなことをしながら、孫子の言葉が、兵法だけでなく、広く応用の効く言葉であることを『学』んでいることに気が付いていた。

 ー - -
 
そんな夢を見た。
もちろん、自分は評伝を出したことなどない。
語り手に憑依したような、PBMのプレイヤーのような感じだった。

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