とらドラ!:相補関係にあるのこと。
2008年12月17日 アニメ・マンガ原作1巻とそれを元にしたアニメ1話、2話を比べると両者が相補関係にあることが判る。
原作の余りにも大量の主人公・竜児の「心の声」の記述に驚く。
形としては3人称だが、新井素子の1人称文体が思い起こされる。
まるでアニメの各シーンにおける主人公の内情説明文の様。
そして、アニメは1人称では追いきれない、客観的な、つまりは竜児には簡単に判ることのできない世界と他者の描写が表されている。
それにしても、アニメから入ったので原作の竜児の目つきの悪さに対する描写と大河の凶暴さとは裏腹な可憐な外見の描写の過剰さと文量に驚く。
もちろん、それはコミカルさやギャグを表すための演出なのだろうが・・・
原作の余りにも大量の主人公・竜児の「心の声」の記述に驚く。
形としては3人称だが、新井素子の1人称文体が思い起こされる。
まるでアニメの各シーンにおける主人公の内情説明文の様。
そして、アニメは1人称では追いきれない、客観的な、つまりは竜児には簡単に判ることのできない世界と他者の描写が表されている。
それにしても、アニメから入ったので原作の竜児の目つきの悪さに対する描写と大河の凶暴さとは裏腹な可憐な外見の描写の過剰さと文量に驚く。
もちろん、それはコミカルさやギャグを表すための演出なのだろうが・・・
とらドラ!:同じ物語構造となるのを恐れるのこと。
2008年12月16日 アニメ・マンガ「ぶるうピーター」はスポーツバッグを放り投げて始まり、スポーツバッグを放り投げて終わる物語だった。
それはちょっと舞台劇でよくある物語構造にも似て。
第一話でシリーズ構成の岡田麿里はこう言わせている。
「
忘れろ。
あれを知られたからには私はもう生きてはいけない。
死ぬしかない。
死にたくないから殺すしかないの。
さもなくば、記憶を全部なくせ。
」
この台詞が最終幕を暗示する。
そんなことにならなければいいのだけれど・・・
それはちょっと舞台劇でよくある物語構造にも似て。
第一話でシリーズ構成の岡田麿里はこう言わせている。
「
忘れろ。
あれを知られたからには私はもう生きてはいけない。
死ぬしかない。
死にたくないから殺すしかないの。
さもなくば、記憶を全部なくせ。
」
この台詞が最終幕を暗示する。
そんなことにならなければいいのだけれど・・・
とらドラ!:既視感を覚えるのこと。
2008年12月15日 アニメ・マンガ 録画番組を処理していくうちに、この物語に妙な既視感を覚えるようになった。
以前、このような物語を目にした気がする・・・
前述した実乃梨の不思議な表情を見て、思い至った。
そんな表情をするなんて、この子はまるで『長尾』じゃないか・・・ならば彼女のはっちゃけは・・・
『とらドラ!』は小山田いくの恋愛青春系作品と類するものがある。
特に「すくらっぷ・ブック」「星のローカス」「ぶるうピーター」の3作品を読んだことのある人は「『とらドラ!』はこれらのオマージュなのではないか」と勘違いしてしまうだろう。
この妄想に近い推測はどうなのだろう。
アニメ版スタッフの物語解釈に反応しただけなのか。
原作を確認する必要がありそうだ。
そうして、ヤられていった・・・
以前、このような物語を目にした気がする・・・
前述した実乃梨の不思議な表情を見て、思い至った。
そんな表情をするなんて、この子はまるで『長尾』じゃないか・・・ならば彼女のはっちゃけは・・・
『とらドラ!』は小山田いくの恋愛青春系作品と類するものがある。
特に「すくらっぷ・ブック」「星のローカス」「ぶるうピーター」の3作品を読んだことのある人は「『とらドラ!』はこれらのオマージュなのではないか」と勘違いしてしまうだろう。
この妄想に近い推測はどうなのだろう。
アニメ版スタッフの物語解釈に反応しただけなのか。
原作を確認する必要がありそうだ。
そうして、ヤられていった・・・
とらドラ!:アニメの演出にヤられるのこと。
2008年12月15日 アニメ・マンガ 今秋放映の地上波アニメは粒ぞろいだ。
その中でも恐るべきはJ.C.STAFF・・・
今期は主にTBSの「のだめカンタービレ 巴里編」で稼いでいるのだろうが、私が「ヤラレタ」感を持ったのはテレビ東京系の『とらドラ!』。
全く知らなかった。何しろ「となグラ!」だと勘違いしていたぐらい。
ライトノベルが原作だと知っても、安っぽく仕上げた二番煎じ量産型スラップスティック物、
つまり似たようなものと代替可能な<商品>なのだろうと「早合点」していた。
後で他の番組と同じように倍速でチェックすればいいやととりあえず録画しておいた。
第一話を見たのは11月中旬。
きっかけは録画可能番組数が少なくなった分、録画番組を処理するためだった。
最初はCVやキャラの背格好などから、「ああ、如何にも最近流行の『お気楽ドタバタツンデレラブコメ物』だねぃ」と思いながら処理していた。
ちょっと主人公の心中語りが多いな・・・と感じたぐらい。
原作付きだからストーリーの大筋は原作通りなのだろう。
原作とアニメがどう違うのか興味を持った。
時折キャラクターが見せる表情が気になる。
ぼんやり観ていると見過ごしてしまいそうな何気ない表情に、その人の圧縮された感情がこもっている・・・そんな気がした。
それを強く思ったのは9話において、ベランダで主人公の竜児と実乃梨がアイスを食べて語り合うシーンでの実乃梨の表情を観てからだった。
原作と絵コンテを観たくなった。
あの表情だけで秘めた思いを語らせている。
原作ではどう表されているのか・・・気になった。
後に、それがヤられていたからだと気付くことになる。
その中でも恐るべきはJ.C.STAFF・・・
今期は主にTBSの「のだめカンタービレ 巴里編」で稼いでいるのだろうが、私が「ヤラレタ」感を持ったのはテレビ東京系の『とらドラ!』。
全く知らなかった。何しろ「となグラ!」だと勘違いしていたぐらい。
ライトノベルが原作だと知っても、安っぽく仕上げた二番煎じ量産型スラップスティック物、
つまり似たようなものと代替可能な<商品>なのだろうと「早合点」していた。
後で他の番組と同じように倍速でチェックすればいいやととりあえず録画しておいた。
第一話を見たのは11月中旬。
きっかけは録画可能番組数が少なくなった分、録画番組を処理するためだった。
最初はCVやキャラの背格好などから、「ああ、如何にも最近流行の『お気楽ドタバタツンデレラブコメ物』だねぃ」と思いながら処理していた。
ちょっと主人公の心中語りが多いな・・・と感じたぐらい。
原作付きだからストーリーの大筋は原作通りなのだろう。
原作とアニメがどう違うのか興味を持った。
時折キャラクターが見せる表情が気になる。
ぼんやり観ていると見過ごしてしまいそうな何気ない表情に、その人の圧縮された感情がこもっている・・・そんな気がした。
それを強く思ったのは9話において、ベランダで主人公の竜児と実乃梨がアイスを食べて語り合うシーンでの実乃梨の表情を観てからだった。
原作と絵コンテを観たくなった。
あの表情だけで秘めた思いを語らせている。
原作ではどう表されているのか・・・気になった。
後に、それがヤられていたからだと気付くことになる。
「幸福であらねばならない」
2008年11月13日 趣味アランの「幸福論」を読み終えた。
しかし、このタイトルはほんと誤解を生むなァ。
「幸福について」もしくは「幸福について考えてみた(ニコ的に)」というのが適切なタイトルだろう。
アランが各掌編で語っているのをニュギュ~ッと抽出すれば、
・「正しい姿勢が真っ当な精神を生む」
・「顎を引き、遠くを見て歩め」
・「笑門来福」
・「幸福であらねばならない」
という感じだろうか。
最後の「幸福であらねばならない」というのが胸を打つ。
「他人に幸福を与えるためには、まず自分自身が幸福であらねばならない」
自らが幸福でないものが、他人を幸福にすることができるだろうか?
これから以下のような指針が演繹される。
「すべからく援助職に従事する者は幸福であるべし」
サービス業から始まり医療・看護・介護従事者、心理職そして教育や宗教など魂の育成や救済を図る人達。
逆に言えば、幸福でない者がそれらに従事する時、無意識的な闇を撒き散らしてしまったり、行いが真の幸福の代償行為(対人関係依存)と化してしまったりする恐れがある。
もちろん、その範囲は職業のみならず、あらゆる他人と接する場面で当てはまる。
だからこそ、アランは「礼儀作法を大事にし、上機嫌であるべし」と言う。
しかし、このタイトルはほんと誤解を生むなァ。
「幸福について」もしくは「幸福について考えてみた(ニコ的に)」というのが適切なタイトルだろう。
アランが各掌編で語っているのをニュギュ~ッと抽出すれば、
・「正しい姿勢が真っ当な精神を生む」
・「顎を引き、遠くを見て歩め」
・「笑門来福」
・「幸福であらねばならない」
という感じだろうか。
最後の「幸福であらねばならない」というのが胸を打つ。
「他人に幸福を与えるためには、まず自分自身が幸福であらねばならない」
自らが幸福でないものが、他人を幸福にすることができるだろうか?
これから以下のような指針が演繹される。
「すべからく援助職に従事する者は幸福であるべし」
サービス業から始まり医療・看護・介護従事者、心理職そして教育や宗教など魂の育成や救済を図る人達。
逆に言えば、幸福でない者がそれらに従事する時、無意識的な闇を撒き散らしてしまったり、行いが真の幸福の代償行為(対人関係依存)と化してしまったりする恐れがある。
もちろん、その範囲は職業のみならず、あらゆる他人と接する場面で当てはまる。
だからこそ、アランは「礼儀作法を大事にし、上機嫌であるべし」と言う。
11月18日、翌日に8thシングル「あなたに好きと言われたい」が発売され、全国ツアーを控えるというタイミング、に日テレの「誰も知らない泣ける歌」(21時~) に奥華子さんの「笑って笑って」が取り上げられる。
>http://www.ntv.co.jp/nakeuta/next/
この番組、観たことがないので果たして本人が出演されるのかは判らない。
もし本人出演なら結構凄いんじゃないかな。
きちんと録画予約しとかないと。
TV出演といえば、年末には地球大紀行絡みでNHKの番組に出演するんじゃないかと踏んでるんだけど、どうだろう。
>http://www.ntv.co.jp/nakeuta/next/
この番組、観たことがないので果たして本人が出演されるのかは判らない。
もし本人出演なら結構凄いんじゃないかな。
きちんと録画予約しとかないと。
TV出演といえば、年末には地球大紀行絡みでNHKの番組に出演するんじゃないかと踏んでるんだけど、どうだろう。
通信教育の教材が到着した。
中を見て、メガテンになった。
大阪商工会議所の「メンタルヘルス・マネジメント検定試験」公式テキスト(4,410円)と雑誌のおまけみたいなポイント集、そしてレポート提出用の問題集1冊。
ただテキストを読み、ポイント集を詰め込み学習しろということらしい。
・・・すごいな、産業能率大学、これで受講料24,150 円か・・・(-_-#
全て修了することで貰える半額補助金を貰ってトントンと言った感じ。
それをモチベーションとさせる計略?
中を見て、メガテンになった。
大阪商工会議所の「メンタルヘルス・マネジメント検定試験」公式テキスト(4,410円)と雑誌のおまけみたいなポイント集、そしてレポート提出用の問題集1冊。
ただテキストを読み、ポイント集を詰め込み学習しろということらしい。
・・・すごいな、産業能率大学、これで受講料24,150 円か・・・(-_-#
全て修了することで貰える半額補助金を貰ってトントンと言った感じ。
それをモチベーションとさせる計略?
真実が照らし出す可能性、誤解が生み出す不幸
2008年11月7日 趣味早めに会社を出て、大正大学に。
平成20年度 地域精神保健研修会
連続講座「心理臨床の諸相」の第1回 「生活を支える視点と心理臨床」
講師:村瀬 嘉代子 先生(大正大学名誉教授 北翔大学大学院教授 日本臨床心理士会会長)
を聴講するために。
実は余り期待していなかった。
HPにも載っているシラバス的な文章からは、具体的にどんな話をされるのかピンと来なかったからだ。
それは先生の著書を読んだり、実績をネットで調べたりもせずの門外漢故のものだった。
「1970年代の話をします。」と聞いて、てっきり当時の研究や技法などの開発や施設運営などの話をされるのかと思った。
が、違った。
それは30年ほど前に出会った、ある一人の問題児との関わりの体験談だった。
最初、ただの1事例として簡単に概略を話して済ますのだと思っていた。
しかし、話は1時間続く。
それはまるで三浦綾子の小説を元にした朗読劇のような・・・
そこには教養小説に必要な全てがあった。
隠された真実。
あの「全ての財産を譲る」という遺言に従って、墓を暴いて金歯まで抜いた男のような愚直さが生み出す不幸。
不幸を背負ったの登場人物すべてが一つの偶然の出会いから不幸のベールを脱ぎ捨ててゆく。
それは「この病は死に至らず」といわれた男の物語に似て。
事例を扱っているだけに詳しい説明は出来ないので、詳細はいつものようにmixiの「友人のみ公開」に書き込めればと思う。
村瀬先生のhumorに感銘を受けた。
すごいものを頂いてしまった。
平成20年度 地域精神保健研修会
連続講座「心理臨床の諸相」の第1回 「生活を支える視点と心理臨床」
講師:村瀬 嘉代子 先生(大正大学名誉教授 北翔大学大学院教授 日本臨床心理士会会長)
を聴講するために。
実は余り期待していなかった。
HPにも載っているシラバス的な文章からは、具体的にどんな話をされるのかピンと来なかったからだ。
それは先生の著書を読んだり、実績をネットで調べたりもせずの門外漢故のものだった。
「1970年代の話をします。」と聞いて、てっきり当時の研究や技法などの開発や施設運営などの話をされるのかと思った。
が、違った。
それは30年ほど前に出会った、ある一人の問題児との関わりの体験談だった。
最初、ただの1事例として簡単に概略を話して済ますのだと思っていた。
しかし、話は1時間続く。
それはまるで三浦綾子の小説を元にした朗読劇のような・・・
そこには教養小説に必要な全てがあった。
隠された真実。
あの「全ての財産を譲る」という遺言に従って、墓を暴いて金歯まで抜いた男のような愚直さが生み出す不幸。
不幸を背負ったの登場人物すべてが一つの偶然の出会いから不幸のベールを脱ぎ捨ててゆく。
それは「この病は死に至らず」といわれた男の物語に似て。
事例を扱っているだけに詳しい説明は出来ないので、詳細はいつものようにmixiの「友人のみ公開」に書き込めればと思う。
村瀬先生のhumorに感銘を受けた。
すごいものを頂いてしまった。
11/3の日本経済新聞を捲っていたら、見たことのある絵が目に飛び込んできた。
町田さんの絵だ。
なんだろうと思って紙面をよく見たら下記の大賞作品と入賞作品が載せられていた。
>第4回「東山魁夷記念 日経日本画大賞」
>http://www.newotani.co.jp/group/museum/exhibition/nikkei_200811/index.html
注目されているんだな~
入選、おめでとうございます。
町田さんの絵だ。
なんだろうと思って紙面をよく見たら下記の大賞作品と入賞作品が載せられていた。
>第4回「東山魁夷記念 日経日本画大賞」
>http://www.newotani.co.jp/group/museum/exhibition/nikkei_200811/index.html
注目されているんだな~
入選、おめでとうございます。
「天の光はすべて星」を読了。
> http://www.amazon.co.jp/dp/4150116792/
最後の一行を読んで、中盤にある台詞を思い出した。
そして、この物語が『天元突破グレンラガン』だけでなく、『マクロスF』にも繋がっていることに気がついた。
でも、それは当たり前な事だ。
未来を夢見るSF者は、『星屑』と同じ血が流れている。
憧れと、恐れと、命懸で頑張りたいという欲望と・・・それらを喚起させるのが『ライオン』・・・
> http://www.amazon.co.jp/dp/4150116792/
最後の一行を読んで、中盤にある台詞を思い出した。
そして、この物語が『天元突破グレンラガン』だけでなく、『マクロスF』にも繋がっていることに気がついた。
でも、それは当たり前な事だ。
未来を夢見るSF者は、『星屑』と同じ血が流れている。
憧れと、恐れと、命懸で頑張りたいという欲望と・・・それらを喚起させるのが『ライオン』・・・
祝復刊!『天の光はすべて星』
2008年10月5日 趣味久々に本屋に寄ると買わなければいけないものを沢山見つける。
『マリア様がみてる 卒業前小景』を手にる。
更に児童書の棚で偕成社ポッシュ 軽装版の『天と地の守り人 第1部』が出ているのを確認。
マンガの棚で3冊を選ぶ。
ビニールで包装されているので、立ち読みできず。
『3月のライオン』1巻 羽海野チカ
『亀の鳴く声』 西炯子
『ちはやふる』1巻 末次由紀
ハヤカワ文庫の棚を見ていたら、日本SF大会の「サイバーパンクの小部屋」でネタになっていた『ディファレンス・エンジン』を見つけた。
更に近くの平台には・・・『天の光はすべて星』が!
ある程度予想していたが、中島かずき氏の書き下ろしエッセイ「物語は続く、それこそ螺旋のように」が入っていた。
『天元突破グレンラガン』の最終話が何故「天の光はすべて星」となった理由がわかった。
「『グレンラガン』は“意志の継承の物語”です」というコメントは作品理解の参考になる。
それにしても、「ラゼンガン」の元ネタが「ラ・禅銃」とは・・・
『マリア様がみてる 卒業前小景』を手にる。
更に児童書の棚で偕成社ポッシュ 軽装版の『天と地の守り人 第1部』が出ているのを確認。
マンガの棚で3冊を選ぶ。
ビニールで包装されているので、立ち読みできず。
『3月のライオン』1巻 羽海野チカ
『亀の鳴く声』 西炯子
『ちはやふる』1巻 末次由紀
ハヤカワ文庫の棚を見ていたら、日本SF大会の「サイバーパンクの小部屋」でネタになっていた『ディファレンス・エンジン』を見つけた。
更に近くの平台には・・・『天の光はすべて星』が!
ある程度予想していたが、中島かずき氏の書き下ろしエッセイ「物語は続く、それこそ螺旋のように」が入っていた。
『天元突破グレンラガン』の最終話が何故「天の光はすべて星」となった理由がわかった。
「『グレンラガン』は“意志の継承の物語”です」というコメントは作品理解の参考になる。
それにしても、「ラゼンガン」の元ネタが「ラ・禅銃」とは・・・
>米共和党、マケイン氏を正式指名 ペイリン氏「米国民に奉仕」
>http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080904AT2M0402004092008.html
> 米共和党は3日の党大会で、ジョン・マケイン上院議員(72)とアラスカ州のサラ・ペイリン
>知事(44)を正副大統領候補に指名した。共和党で初の女性副大統領候補となったペイリン氏は
>受諾演説で「私は既成政治勢力の一員ではない。米国民に奉仕するためワシントンへ行く」と
>改革派としての姿勢を強調し、支援を訴えた。
>
> マケイン氏がペイリン氏の人事を発表した後、未婚で17歳の長女の妊娠などが明るみに出て、
>米メディアの関心も集中している。政治経験の不足だけでなく、マケイン氏の人選が準備不足だ
>ったなどの指摘も出ており、ペイリン氏の今後の動向がマケイン氏の選挙戦に大きく影響する可
>能性がある。
>
> ペイリン氏は演説で「人生のほとんどを小さな街で過ごした平凡な母親だった」「私は自分で
>運転して通勤している」などと自己紹介し、親しみやすさを売り込んだ。
共和党も正副大統領候補が確定したようで。
マケイン氏はマスコミで取り上げられているのでどういう人物か判りやすい。
しかしペイリン氏の方はほとんど知られていないのではないだろうか。
私が思い浮かぶのは先日も取り上げた下記の記事から連想される人物像。
リセッション状態の今、経済の為には形振り構わぬ姿勢が良いと共和党は判断したのだろう。
>米国政府によるホッキョクグマ絶滅危惧種認定の方針、アラスカ州が反対表明
>http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200805221713
>【Technobahn 2008/5/22 17:13】
>米連邦政府がホッキョクグマを絶滅危惧種に認定し、連邦法で保護する方針を固めたことに関して、
>アラスカ州のサラ・パリン知事は21日、記者会見を行い、アラスカ州としてはホッキョクグマを
>絶滅危惧種に認定することは同州の基幹産業となる石油採掘事業などの経済活動を損なう恐れが
>あるとして反対する意向を表明した。
>
> アラスカ州のパリン知事は、地球温暖化の進行は不確実性の高いもので、アラスカ北部の北極
>海域全般を生息域としているホッキョクグマを連邦法で保護の対象とした場合、石油採掘事業な
>どの経済活動に少なからず影響を与えることになり、州としては容認できないと述べた。
荒い網の目
2008年8月13日>がん患者 4割が収入減の現状
>http://mainichi.jp/select/science/news/20080812k0000e040069000c.html
> がん患者の4人に3人が現在の仕事を続けたいと考えているが、実際には3人に1人が転職していることが、東京大医療政策人材養成講座の調査で分かった。約4割は収入も下がり、がん患者が厳しい就労環境に直面している現状が浮き彫りになった。
> 治療中や治療経験のあるがん患者に3月、仕事の変化や、仕事への不安などを尋ねた。403人(男性40人、女性363人)が有効回答。20〜40代の働き盛りの世代が約7割を占め、乳がん患者が最も多かった。
> 仕事をしていない123人のうち、85%が仕事に就きたいと回答。うち約半数が「これまでの社会経験を生かした仕事」、4割が「病気の経験を生かした仕事」を希望した。
> 調査チームの桜井なおみさん(41)は「乳がんや子宮がんは術後2年間は毎月、3年目からは3カ月に1回の治療が必要で、女性の就職はより厳しい。治療を受けながら働けるよう、柔軟な勤務体制の導入が必要だ」と話している。
企業の障害者雇用促進法施行への対応などを踏まえると、がん患者への対応は片手落ちだと思う。
この調査に対し、がん患者だけを取り上げて・・・という批判もあるだろうが、癌も鬱病もそれ以外の重篤な病気や怪我も確率的に発生する。
となれば、誰もが同様の事態になりうるということ。
こういう風潮は社会不安の源泉の1つだと思う。
就業ダイバーシティに関するセフティーネットが不十分ということ。
一歩でも足を踏み外したら元に戻れない社会は人を恐怖させる。
日本人の生命保険契約率の高さは、この国がそういう不安と恐怖を蔓延させていることを昭かにしているのだろう。
勿論、契約者の中に自分もいるのであるが。
>http://mainichi.jp/select/science/news/20080812k0000e040069000c.html
> がん患者の4人に3人が現在の仕事を続けたいと考えているが、実際には3人に1人が転職していることが、東京大医療政策人材養成講座の調査で分かった。約4割は収入も下がり、がん患者が厳しい就労環境に直面している現状が浮き彫りになった。
> 治療中や治療経験のあるがん患者に3月、仕事の変化や、仕事への不安などを尋ねた。403人(男性40人、女性363人)が有効回答。20〜40代の働き盛りの世代が約7割を占め、乳がん患者が最も多かった。
> 仕事をしていない123人のうち、85%が仕事に就きたいと回答。うち約半数が「これまでの社会経験を生かした仕事」、4割が「病気の経験を生かした仕事」を希望した。
> 調査チームの桜井なおみさん(41)は「乳がんや子宮がんは術後2年間は毎月、3年目からは3カ月に1回の治療が必要で、女性の就職はより厳しい。治療を受けながら働けるよう、柔軟な勤務体制の導入が必要だ」と話している。
企業の障害者雇用促進法施行への対応などを踏まえると、がん患者への対応は片手落ちだと思う。
この調査に対し、がん患者だけを取り上げて・・・という批判もあるだろうが、癌も鬱病もそれ以外の重篤な病気や怪我も確率的に発生する。
となれば、誰もが同様の事態になりうるということ。
こういう風潮は社会不安の源泉の1つだと思う。
就業ダイバーシティに関するセフティーネットが不十分ということ。
一歩でも足を踏み外したら元に戻れない社会は人を恐怖させる。
日本人の生命保険契約率の高さは、この国がそういう不安と恐怖を蔓延させていることを昭かにしているのだろう。
勿論、契約者の中に自分もいるのであるが。
受け取りなおし
2008年8月12日久々にくまざわ書店に行くと、8月10日の日本経済新聞の書評面が貼られていた。
信田さよ子氏のあの本が紹介されているので足を留めた。
それは香山リカ氏の書評だった。
信田さよ子氏を含め、母娘関係についての本が紹介されていた。
>母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き 信田さよ子 春秋社 08/4 08019865
>母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか(NHKブックス 1111) 斎藤環 日本放送出版協会 08/5 08027998
>シズコさん 佐野洋子 新潮社 08/4 08022521
>子どもが育つ条件 家族心理学から考える(岩波新書 新赤版 1142) 柏木惠子 岩波書店 08/7 08039305
全体的に湿って重い。
依存関係・血縁関係・愛憎関係…
この書評を見て、連想されるものがあった。
『メーテル』と『プロメシューム』の関係だ。
そして、自分の受け止め方の甘さに気がついた。
今まで、 劇場版『銀河鉄道999』と『さよなら銀河鉄道999』を「父と息子の物語」と解釈していた。
特に『さよなら銀河鉄道999』について。
が、焦点を娘メーテルに合わせてみれば…この2つの映画は「母と娘の愛憎」を描き出している。
これがファーストガンダム劇場版と同じ1981年の作品というのだから・・・凄いよな。
信田さよ子氏のあの本が紹介されているので足を留めた。
それは香山リカ氏の書評だった。
信田さよ子氏を含め、母娘関係についての本が紹介されていた。
>母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き 信田さよ子 春秋社 08/4 08019865
>母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか(NHKブックス 1111) 斎藤環 日本放送出版協会 08/5 08027998
>シズコさん 佐野洋子 新潮社 08/4 08022521
>子どもが育つ条件 家族心理学から考える(岩波新書 新赤版 1142) 柏木惠子 岩波書店 08/7 08039305
全体的に湿って重い。
依存関係・血縁関係・愛憎関係…
この書評を見て、連想されるものがあった。
『メーテル』と『プロメシューム』の関係だ。
そして、自分の受け止め方の甘さに気がついた。
今まで、 劇場版『銀河鉄道999』と『さよなら銀河鉄道999』を「父と息子の物語」と解釈していた。
特に『さよなら銀河鉄道999』について。
が、焦点を娘メーテルに合わせてみれば…この2つの映画は「母と娘の愛憎」を描き出している。
これがファーストガンダム劇場版と同じ1981年の作品というのだから・・・凄いよな。
ブラックアウト@チデジ
2008年8月6日ちょっと調べてみました。
> アナログ・テレビ放送は、少し信号品質が悪化しただけで、二重映りや白い線が入ったり砂嵐のようになったりします。
>しかし、地上デジタル・テレビ放送は、多少信号品質が悪化しても映像を見る限りまったく影響が見えません。
> しかし、信号品質の悪化がある臨界点を越えるとブロック・ノイズが発生し、その後一気に映像が映らなくなります。
>これを「ブラックアウト」と呼びます。
> アナログ・テレビ放送の場合、信号品質の悪化は映像を見ているだけで徐々に明らかになってきますが、
>地上デジタル・テレビ放送の場合は、映像を見て異常を認識した段階ではもう手遅れなのです。
(RFワールド No.1 特集:地上デジタル放送のテクノロジ解明 より
http://www.rf-world.jp/bn/RFW01/samples/p067-068a.pdf)
今回のケースは、
1)現地(蓮田)で雨は降っておらず、浦和の辺りから雷鳴が聞こえてきた時点で受信レベル90だったのが一気に低下し、それと共にブロック・ノイズが発生し、ブラックアウトしてしまった。
(NHK、テレビ埼玉など全てのチャンネルにおいて)
2)天候が安定した翌朝には元通り、正常に受信できた。
このことから、原因として仮説が2つ立てられます。
a)雷雲による空電ノイズ
b)送信局から受信アンテナまでの間に降雨減衰を引き起こすほどの雨が降った。
a)が真相だった場合、「雷鳴が聞こえたら、テレビのアンテナ配線とコンセントは抜こうね。北関東では常識だよ。」
b)が真相だった場合、「台風直撃で豪雨に見舞われると、地上デジタル・テレビで台風情報を観ることはできない。」
という状況が発生することになります。
東京圏のヒートアイランド現象による局所的な積乱雲発生と豪雨は地球温暖化を背景に更に頻繁になると予想されます。
となると、夏場の東京圏では頻繁に「クリフ効果」が引き起こされるのではないでしょうか?
やっぱ、家庭に1台「防災AMラジオ」常備ですね。
> アナログ・テレビ放送は、少し信号品質が悪化しただけで、二重映りや白い線が入ったり砂嵐のようになったりします。
>しかし、地上デジタル・テレビ放送は、多少信号品質が悪化しても映像を見る限りまったく影響が見えません。
> しかし、信号品質の悪化がある臨界点を越えるとブロック・ノイズが発生し、その後一気に映像が映らなくなります。
>これを「ブラックアウト」と呼びます。
> アナログ・テレビ放送の場合、信号品質の悪化は映像を見ているだけで徐々に明らかになってきますが、
>地上デジタル・テレビ放送の場合は、映像を見て異常を認識した段階ではもう手遅れなのです。
(RFワールド No.1 特集:地上デジタル放送のテクノロジ解明 より
http://www.rf-world.jp/bn/RFW01/samples/p067-068a.pdf)
今回のケースは、
1)現地(蓮田)で雨は降っておらず、浦和の辺りから雷鳴が聞こえてきた時点で受信レベル90だったのが一気に低下し、それと共にブロック・ノイズが発生し、ブラックアウトしてしまった。
(NHK、テレビ埼玉など全てのチャンネルにおいて)
2)天候が安定した翌朝には元通り、正常に受信できた。
このことから、原因として仮説が2つ立てられます。
a)雷雲による空電ノイズ
b)送信局から受信アンテナまでの間に降雨減衰を引き起こすほどの雨が降った。
a)が真相だった場合、「雷鳴が聞こえたら、テレビのアンテナ配線とコンセントは抜こうね。北関東では常識だよ。」
b)が真相だった場合、「台風直撃で豪雨に見舞われると、地上デジタル・テレビで台風情報を観ることはできない。」
という状況が発生することになります。
東京圏のヒートアイランド現象による局所的な積乱雲発生と豪雨は地球温暖化を背景に更に頻繁になると予想されます。
となると、夏場の東京圏では頻繁に「クリフ効果」が引き起こされるのではないでしょうか?
やっぱ、家庭に1台「防災AMラジオ」常備ですね。
地デジ、オワタ?
2008年8月5日埼玉は蓮田在住の先輩の話。
最近、地上デジタル放送チューナー付きテレビを購入し、アナログチューナー付きテレビを廃却したという。
その画質の良さに「二度とアナログ放送には戻れない」と言っていた。
昨夜、東京と埼玉の県境を中心に局所的な集中豪雨が発生した。
その時間帯で、テレビが画像、音声とも全く受信できなくなったという。
自宅近くに雷雲がなくとも大宮辺りでゴロゴロ言っているともうダメ。
TVで雷注意報を観る前に、テレビが映らないという状態で雷の接近が判るほどだと。
・・・それって、夏の北関東、冬の日本海側では終わってるという話では?
二人ともアンテナ屋なので地上デジタル放送の技術については詳しく知らない。
たまたま、偶然、何かのきっかけで先輩のテレビだけが周辺空域ので空中放電のパルスの影響を受けただけなのかもしれない。
単純に何か不可思議な原因でテレビそのものが壊れたのかもしれない。
でもそうでなければ、まるでアンドロメダの拡散波動砲だ。
ヤマトの旧式波動砲(アナログ放送)の方が有効だなんて・・・
「・・・ケーブルテレビになるかもな・・・」と呟く先輩は寂しそうだった。
最近、地上デジタル放送チューナー付きテレビを購入し、アナログチューナー付きテレビを廃却したという。
その画質の良さに「二度とアナログ放送には戻れない」と言っていた。
昨夜、東京と埼玉の県境を中心に局所的な集中豪雨が発生した。
その時間帯で、テレビが画像、音声とも全く受信できなくなったという。
自宅近くに雷雲がなくとも大宮辺りでゴロゴロ言っているともうダメ。
TVで雷注意報を観る前に、テレビが映らないという状態で雷の接近が判るほどだと。
・・・それって、夏の北関東、冬の日本海側では終わってるという話では?
二人ともアンテナ屋なので地上デジタル放送の技術については詳しく知らない。
たまたま、偶然、何かのきっかけで先輩のテレビだけが周辺空域ので空中放電のパルスの影響を受けただけなのかもしれない。
単純に何か不可思議な原因でテレビそのものが壊れたのかもしれない。
でもそうでなければ、まるでアンドロメダの拡散波動砲だ。
ヤマトの旧式波動砲(アナログ放送)の方が有効だなんて・・・
「・・・ケーブルテレビになるかもな・・・」と呟く先輩は寂しそうだった。
『東京』というところ
2008年8月4日 清里の自然遊歩道を散歩する中で、自分の住む街を思った。
住宅地にあるアパートと蒲田にある会社を往復する生活は、私を変えていた。
雑草だったハルジオンやヒメジョオンを珍しい草花だと認識させ、オオバコを踏むことを躊躇わす。
『自然』との関係は『他者』との関係を投影する。
住宅地にあるアパートと蒲田にある会社を往復する生活は、私を変えていた。
雑草だったハルジオンやヒメジョオンを珍しい草花だと認識させ、オオバコを踏むことを躊躇わす。
『自然』との関係は『他者』との関係を投影する。
日帰り旅行:東京−清里−長岡−東京
2008年8月3日一睡もせず、6時前に家を出て、新宿駅に。
中央本線−小海線のルートで清里に着いたのは10時半。
周回バスが来るのが1時間後だと知り、上り坂を30分歩くことに。
清泉寮に着いたときには汗だく。
お手洗いで顔を洗ってすっきりしてからフロントで情報収集。
地図を貰って、てくてく。
別荘地に隣接する自然観察遊歩道から少しそれたところに、その『家』は佇んでいました。
しばらく、その『家』の周囲で写真を撮ったり、お茶を頂いたりして過ごしました。
清泉寮に戻って、ソフトクリームをぱくつき、「山のまんま」というお弁当を購入。
清里駅までの自然遊歩道の脇に座るのに丁度良い石を見つけ、そこでお昼を取ることにしました。
パーコレータをコンロにセットして、コーヒーを沸かします。
水は清泉寮で汲んだもの。豆はいつもの粗挽きキリマンジャロ。
コーヒーが出来たところでお弁当を広げました。
と、先ほどまで遊歩道に人気がなかったのに、次々人が現れます。
無言でやり過ごそうとすると、却って『死人と踊れ』の狂人のように思われてしまうのでは。
そこですれ違う全ての人にこちらから「こんにちは〜(^-^)」と挨拶攻撃。
機先を制することに成功して、「怪しい奴」という視線を受けることは(たぶん)ありませんでした。
食事を終え、後かたづけをして、また遊歩道を歩きます。
観光施設に出て、遊歩道がとぎれて分からなくなりました。
そこで近くの屋台で手作りフランクフルトを1本購入してから、焼いているおじさんに駅までの遊歩道を教えて貰いました。
その道がとてもちゃんとした自然遊歩道でウキウキ。
「愉快に歩けば〜♪」なんてフレーズが思い出されてきました。
唱歌とかをきちんと習った人は幸いですね。
遊歩道の最後が、小川を渡るところ。
せせらぎに両手を浸して、涼を取る心地よさ。
徒歩30分のお手軽コースの割には楽しめました。
駅に着き、ホームで13時37分発の列車を待っていると、軽い痛みが。
高原は涼しいけれど紫外線は厳しい事を忘れていました。
ヒリヒリ。軽く日焼けしてしまったようです。
慌てて腕を日差しから隠したのですが、手遅れみたいです。
時刻表を調べたところ、高崎に着くのは16時。
さて、どうしましょう。
長岡花火でも見に行くか、それともシュガーコートでアイスミルクティーを頂くか、貫徹状態なのを踏まえて真っ直ぐ帰るか・・・悩みます。
体力に不安を覚えながらも、長岡に。
ふぅ。長岡に来て良かった。
正三尺玉の衝撃波を体に受け、フェニックス花火で視野内全てを光で埋め尽くす。
今日は来年の大河ドラマに因んで、天地人花火が打ち上げられたのだけど・・・圧倒されました。
「圧倒」という言葉を花火に使うことができて嬉しい。
来年もまた長岡花火を見ることができればいいのだけど。
長岡駅のお手洗いで顔を洗った後、飲み物でも買うべかと構内コンビニNEWDAYSに。
・・・と、どこからか「**さん!」と私を呼ぶ声がする。
「はて?」と声のする方向に顔を向けると・・・たつみさんだった!
何という偶然。
お互いの指定席券を見比べて更に驚く。
同じ車両、同じ階(東京方面の終電は2階建て車両)。
流石に席は離れているけれど、いやはや・・・面白い。
中央本線−小海線のルートで清里に着いたのは10時半。
周回バスが来るのが1時間後だと知り、上り坂を30分歩くことに。
清泉寮に着いたときには汗だく。
お手洗いで顔を洗ってすっきりしてからフロントで情報収集。
地図を貰って、てくてく。
別荘地に隣接する自然観察遊歩道から少しそれたところに、その『家』は佇んでいました。
しばらく、その『家』の周囲で写真を撮ったり、お茶を頂いたりして過ごしました。
清泉寮に戻って、ソフトクリームをぱくつき、「山のまんま」というお弁当を購入。
清里駅までの自然遊歩道の脇に座るのに丁度良い石を見つけ、そこでお昼を取ることにしました。
パーコレータをコンロにセットして、コーヒーを沸かします。
水は清泉寮で汲んだもの。豆はいつもの粗挽きキリマンジャロ。
コーヒーが出来たところでお弁当を広げました。
と、先ほどまで遊歩道に人気がなかったのに、次々人が現れます。
無言でやり過ごそうとすると、却って『死人と踊れ』の狂人のように思われてしまうのでは。
そこですれ違う全ての人にこちらから「こんにちは〜(^-^)」と挨拶攻撃。
機先を制することに成功して、「怪しい奴」という視線を受けることは(たぶん)ありませんでした。
食事を終え、後かたづけをして、また遊歩道を歩きます。
観光施設に出て、遊歩道がとぎれて分からなくなりました。
そこで近くの屋台で手作りフランクフルトを1本購入してから、焼いているおじさんに駅までの遊歩道を教えて貰いました。
その道がとてもちゃんとした自然遊歩道でウキウキ。
「愉快に歩けば〜♪」なんてフレーズが思い出されてきました。
唱歌とかをきちんと習った人は幸いですね。
遊歩道の最後が、小川を渡るところ。
せせらぎに両手を浸して、涼を取る心地よさ。
徒歩30分のお手軽コースの割には楽しめました。
駅に着き、ホームで13時37分発の列車を待っていると、軽い痛みが。
高原は涼しいけれど紫外線は厳しい事を忘れていました。
ヒリヒリ。軽く日焼けしてしまったようです。
慌てて腕を日差しから隠したのですが、手遅れみたいです。
時刻表を調べたところ、高崎に着くのは16時。
さて、どうしましょう。
長岡花火でも見に行くか、それともシュガーコートでアイスミルクティーを頂くか、貫徹状態なのを踏まえて真っ直ぐ帰るか・・・悩みます。
体力に不安を覚えながらも、長岡に。
ふぅ。長岡に来て良かった。
正三尺玉の衝撃波を体に受け、フェニックス花火で視野内全てを光で埋め尽くす。
今日は来年の大河ドラマに因んで、天地人花火が打ち上げられたのだけど・・・圧倒されました。
「圧倒」という言葉を花火に使うことができて嬉しい。
来年もまた長岡花火を見ることができればいいのだけど。
長岡駅のお手洗いで顔を洗った後、飲み物でも買うべかと構内コンビニNEWDAYSに。
・・・と、どこからか「**さん!」と私を呼ぶ声がする。
「はて?」と声のする方向に顔を向けると・・・たつみさんだった!
何という偶然。
お互いの指定席券を見比べて更に驚く。
同じ車両、同じ階(東京方面の終電は2階建て車両)。
流石に席は離れているけれど、いやはや・・・面白い。
暴飲暴食
2008年8月2日本町市場を冷やかしながら歩く。
枝豆を売っているおばあさんの屋台で足を止める。
適当に袋に詰めた枝豆を秤にかけたら、先客の望みどおりの重さになっている目分量の確かさに驚く。
自分も購入。
他の屋台も色々買いたい地野菜があったが、荷物になるので購入を控えた。
信吉屋に寄る。
前回、売り切れていたワンタンメン(普通盛)を頼む。
が、それに「あの柔らかいチャーシューが入っていないかも!」とチャーシューワンタンメン(普通盛)にランクアップ。
シュガーコートでアイスミルクティを頂く。
「来週は花火大会よ」と言われたが流石に・・・(汗。
小一時間ほど居た後にピュアウーロンに。
「しょうがプーアール」ジェラートを頂く。
お土産に3つ「烏龍茶」ジェラートを購入。
。。。お腹の調子が少し微妙なのは何故(ぉ
枝豆を売っているおばあさんの屋台で足を止める。
適当に袋に詰めた枝豆を秤にかけたら、先客の望みどおりの重さになっている目分量の確かさに驚く。
自分も購入。
他の屋台も色々買いたい地野菜があったが、荷物になるので購入を控えた。
信吉屋に寄る。
前回、売り切れていたワンタンメン(普通盛)を頼む。
が、それに「あの柔らかいチャーシューが入っていないかも!」とチャーシューワンタンメン(普通盛)にランクアップ。
シュガーコートでアイスミルクティを頂く。
「来週は花火大会よ」と言われたが流石に・・・(汗。
小一時間ほど居た後にピュアウーロンに。
「しょうがプーアール」ジェラートを頂く。
お土産に3つ「烏龍茶」ジェラートを購入。
。。。お腹の調子が少し微妙なのは何故(ぉ
不意打ち
2008年8月1日 恵比寿ガーデンプレイスを久々に訪れた。
野外上映イベントを開催しているらしく、大勢が石畳に座り込んでいる風景が持つ泥臭さがガーデンプレイスという虚構と合わないのが面白い。
“東京”ディズニーランドの中でゴザを引いて、その上で塩おにぎりを貪っている人々を目にしてしまったような。
恵比寿ガーデンシネマのサイトを見て、今日が映画の日だと知った。
こちらでは明日から夜の上映がなくなる事を知って、詳細を確認中に。
19時から上映は始まった。
『西の魔女が死んだ』
嬉しい事に、私にとって観る価値のある映画だった。
小説と違う受け止め方が出来たのが良かった。
小説ではどうしても主人公の立場で『あの日々』を受け止めてしまう。
映画では魔女の立場で『あの日々』を受け止める事ができた。
この映画では手が口ほどに物を言っている。
別れの直前の娘との会話のシーンを、魔女のあの手の動きを観る事ができただけで十分だ。
終盤、館内あちこちから鼻をすする音が響いた。
物語が終わり、エンドロールが流れ、主題歌が掛かる。
余り聞いたことのない歌声だ。新人かマイナーな歌うたいが歌っているんだろうな。
アイリッシュフルートの音色に揺すぶられる。やばい。
と、主題歌の作詞者と作曲者が流れた。
やられた・・・
新居昭乃さんと保刈久明さんの曲か!
歌っているのはゲドの人。
うぐぅ・・・下調べしてなく不意打ちだった。
野外上映イベントを開催しているらしく、大勢が石畳に座り込んでいる風景が持つ泥臭さがガーデンプレイスという虚構と合わないのが面白い。
“東京”ディズニーランドの中でゴザを引いて、その上で塩おにぎりを貪っている人々を目にしてしまったような。
恵比寿ガーデンシネマのサイトを見て、今日が映画の日だと知った。
こちらでは明日から夜の上映がなくなる事を知って、詳細を確認中に。
19時から上映は始まった。
『西の魔女が死んだ』
嬉しい事に、私にとって観る価値のある映画だった。
小説と違う受け止め方が出来たのが良かった。
小説ではどうしても主人公の立場で『あの日々』を受け止めてしまう。
映画では魔女の立場で『あの日々』を受け止める事ができた。
この映画では手が口ほどに物を言っている。
別れの直前の娘との会話のシーンを、魔女のあの手の動きを観る事ができただけで十分だ。
終盤、館内あちこちから鼻をすする音が響いた。
物語が終わり、エンドロールが流れ、主題歌が掛かる。
余り聞いたことのない歌声だ。新人かマイナーな歌うたいが歌っているんだろうな。
アイリッシュフルートの音色に揺すぶられる。やばい。
と、主題歌の作詞者と作曲者が流れた。
やられた・・・
新居昭乃さんと保刈久明さんの曲か!
歌っているのはゲドの人。
うぐぅ・・・下調べしてなく不意打ちだった。