今日は町田さんと上野さんの二人展の最終日。訪れようとしていたのだが、出る直前に思い出した。最終日は終了時間が早いことを。慌ててDMを見て確認。・・・駄目だ。今から駆け付けても丁度閉まるぐらい。失敗した。
 時間が中途半端に余ってしまった。品川プライベは18時半から。後、2時間ぐらいある。そこで、川崎の地下街アゼリアを散策。民芸品風の小物屋などをふらついた後に紅茶専門店マユールでミルクティーを。いつもはカウンターに座るのだが、今日はお馴染みさんらしい人達が談笑している。席が空く様子がないので、テーブル席に。脇を見ると、感想ノートと旅行記ノートがある。旅行記はこの店の店主がネパールを旅行した時に撮った写真を散りばめ、それの説明を主にしたもので、写真集とも言える。内容は手にする時に考えていた以上に興味深いものだった。ネパールは耳馴染みのある国だ。学生の頃、探検部の先輩や同輩が個人旅行に出掛けていた。のどかで懐かしい気持ちにさせてくれる国だったという。今、政治的情勢は大変だろうが、一旅行者として訪れるならば良いところだろう。ヒマラヤトレッキングなんか、憧れるね〜。

 開始時刻ちょっと過ぎにプライベ会場の『きゅりあん』に到着。マスターが明日のバスツアーの前夜企画として参加しているため、その周辺には人だかり。MT13がメインのイベントだが、明日のこともありWT1の話が弾んでいる。マスターしかみることができない画面のハードコピーも見る事ができた。裏話的なものや今後の展開(マスターの希望)などを聞く事ができた。
 けれど、肝心のMT13の方が・・・思ったより集まりが悪い。意外だ。それでも少ないなりに状況を確認しあったり、行動理念と方針を説明しあったりすることができた。
 プライベ終了後、MT5当時からの知り合いと近くの居酒屋で軽く飲む・・・つもりが気が付くと11時過ぎ。楽しい時間は過ぎるのが早いね。

 明日の為に早めに就寝。
 久々にプライベートイベント(以下プライベ)のための準備。リプレイのコピーやら名札作りやら。
 ゲーム仲間が集まるというそれだけでも十分イベントだが、建前の主目的は情報交換と状況確認そして展望予想。
 各PLが得た情報を元に、状況を分析して、今後予想される展開とそれに対する対処を相談し合う。対処は各PCの立場や思いによって異なる。そこで互いにPC紹介しあうことで、相手がどのように動く傾向にあるかを推測する。もちろん、この過程でPL本人の人格もある程度知ることができる。名前を売りたい、PCの物語を作りたいなど、個々のPLの秘められた勝利条件を会話などから類推する。このようにして相手の望みが判かって、ようやくまともな交渉が始まる。会議というものの本質は結局、相互理解の場だろう。例え、それが不完全だとしても。そうでなければわざわざ『場』を形成する必要はない。

 帰り道、公園にある枝垂れ桜の蕾が綻びかけていた。いつのまにそんなに暖かくなったのだろうか・・・
 AirH"でチャットをしながら、骨董屋に。店の前でチャットルーム内にお別れの挨拶をし、中に入った。既に始まっていると思いきや、目の前にあるのはビールや日本酒。これは一体・・・。先生のドタキャンだった。前月は大丈夫だと言っていたのだけれど・・・。どうやらかなりお忙しいようだ。この度、芸大美術館の館長に就任されることが決まったとのこと。ゼミ主催者の方が「いずれそうなるとは思ったけど、こんなに早くになるなんて・・・」 喜ばしいことだ。でもゼミに参加している立場とするとちょっと複雑。こちらにいらっしゃれなくなる可能性が高まるわけで・・・

 ともかく、先生の就任祝いをネタに先生がいないまま、飲み会となった。
 「古伊万里と古九谷はどう違うのか?同じものなのか?」「利休は染付を見ることができたのか?」「唐の磁器と日本の磁器はどう見分けられるのか?」「日本ほど箸と茶碗に個人との繋がりを感じる文化もない気がする。上司の湯飲みはもちろん、恋人の箸も区別するし、また自分のと異なっている。」などの話題の合間に「磁器が好きな人は完璧さや不変さに惹かれる気がする。異性に対してもそうなのでは?」という柔らかい話題も。磁器と陶器では愛で方が異なる。そこから個々人の対人的趣向が垣間みえそうだ。
 平均年齢が高いということは、それぞれ多様な人生経験をしているわけで、それを踏まえると沢山の話題や興味深い話が引き出される。面白い。
 皆さん、上善・・を「美味しい、呑みやすい」と評価して呑んでいる・・・うーむ。私は本醸造の酔心の方がいいな・・・。
 サエキケンゾウさんのwebラジオにダリエさんが出演して未公開音源を流すと知り、アクセスした。放送から一週間の間、いつでも聞けるというのは嬉しい。近い将来、TVもこうなるのだよな・・・。双方向番組はリアルタイム性が必要だから、別のベクトルなのかもしれないが。
 貴重な音源。初めて作ったデモテープを聞いたが、とても初めて作ったとは思えない。今に繋がる個性と完成度には驚かされた。それと始めて業界に関わったのが、NSPだったというのも驚き。NSP・・・私の世代ですら知らないが、活動当時は人気のあったフォークバンド。何故知っているのかというと、中高生時代にレンタルで借りたオムニバスミュージックテープの中に彼らのヒット曲「夕暮れ時はさびしそう」が入っていたから。余りに時代が違う曲だったので、記憶に残っていた。まさか、こんなところで繋がるとは・・・。

 4/13の種ともこさんのライブチケット購入。どんな歌を歌ってくれるだろうか?種ともこMLのオフ会も予定されている。楽しみだ。
 WBSを見ていたら、終了間際にコメンテーターが群馬県が発行した「愛県債」について触れていた。発売開始から20分も経たないうちに10億円分の債券が売り切れてしまったという。国債よりも僅かだが利率が良いこと、ペイオフに備えての預貯金分割、そして使用目的が見えているという点が購入者殺到という事態になった。結局、預貯金という休眠資産を持っている人は持っている訳で、上手く流れを掴めばお金は動くということだろう。お金というのは粘性抵抗を持っている。

 昨夜、大して呑んでいなかったのだが、妙に酔ってしまった。まさか朝まで残るとは・・・
 フラフラの状態で通勤していると、同じ借り上げアパートに住んでいる同期と合流した。
彼からとんでもないことを聞いた。話によると、あのアパートにまた空き巣が入られたらしい。そういえば、昨日の朝、警官数名が訪れていたな。てっきり別件だと思っていたら、まさかまた空き巣だとは・・・。平日の昼間に、窓を割って侵入しての犯行。この間、ドアの鍵を変えた意味って・・・。手口からしてどうやら、会社の独身寮として使われていることを把握しているようだ。学生やフリーターならいつ留守なのか判らないし、帰ってくるのも予測し難い。その点、普通の社会人ならば昼間は大概、留守にしている。
 昨年の騒動の時、話をしている同期の当人の部屋が荒らされたらしい。今回は1階の部屋が荒らされたが、彼の部屋は2階。てっきりピッキングによるものだと思ったら、今回と同じ窓を割られての侵入らしい。ということは、排水パイプとかによじ登って侵入したということだ。
 野郎の独身寮。となれば、部屋の常態は混沌。そこに侵入されても、下手すると気が付かない可能性が。彼が気付いたのは、窓がやられていたことと、洗濯物に足跡があったからだという。珍しいからと取っておいた二千円札など細々としたものなど、被害総額は5万円ほど。電気機器など盗まれそうだが、換金の手間からか物品は全く盗まれていなかったという。但し、アルミ缶の貯金箱などはこじ開けられていたらしいが。
 こういうのは実際の被害よりも精神的なダメージの方が大きい。当たり前だと思っていた安全神話を元にした世界観が崩される。世界が急に危険なものに見えてくる。少なくとも犯人が捕まるまでの間。

 人事ではない。近々、一ヶ月近く出張する予定がある。その間にやられないとは限らない。秋月に行って、自作防犯キットでも買ってこようかしらん。

 カレーに惹かれて・・・いや、アラスカに旅行に行ってきたNさんの土産話を聞くために、たまははきへ。
 Nさんは随分前に知り合っていたので、てっきり連れていっていたと思ったのだが、私の勘違いだったようだ。なんだ・・・だったら前回もここにすれば良かった。
 ともかく無事にカウンターに座って、乾杯。Nさんはエビス、私は純米。お腹が減ったので季節のサラダ、豆腐の味噌漬、里芋の煮っころがしなどを注文。旬のものを押さえておかないと後で食べられなくて悲しい思いをする。
 Nさんは簡易ポラロイドカメラを持って行き、宿泊先の部屋などを撮影したものを見せてくれた。帰ってきたばかりだから写真なんてないと思っていたので、これは意外だった。一緒に写真を見て話をするというスナップ写真ならばこれで十分だな。尤もフィルムの温度特性からアラスカの外では使用できないというオチが着くが。オーロラも無事見られたらしいが、そんな訳で写真は一枚もない。オーロラを見た感想を尋ねると、よく感涙するほど・・・とか聞くけれど、そういうものとは違う驚きだったという。そんなものなのかな?でも、普通の日本人が抱いているものとは違うオーロラも見たそうだ。偶々、満月のときに行ったこともあって、本人的にはオーロラよりも北極海の月に魅せられたという。星空も見事だったと聞くとやはり行ってみたくなるな。
 フェアバンクスやそれよりも更に北の町に行ったらしいが、さすがにこの時期は観光客も少ないようで珍しがられたという。スキーなどのウィンタースポーツをするでもなく、滞在型リゾートホテルに数日間一人で泊まっていたら、それは珍しがられるだろうな。
 露天温泉に入ったと聞いて驚いた。水着を借りて入るそうだが、アラスカで露天。濡れた髪の毛が凍り付くのはお約束。
 料理はどうだったの?と聞くと・・・やはり新鮮な野菜はなかったそうだ。特に最北の町は大概、空輸なのでなおさら。野菜といったら、山盛りのポテトだったというのは・・・たまははきは野菜が旨いから、ささ、食べねぇ、食べねぇ。

 そんな話題で呑んでいると、馴染み客が次々やってくる。焼き肉を食べたときに話題になった、カレーの持ち込み。馴染み客が趣味で作っているのだが、大鍋3つぐらい作って配って回っているらしい。それってすでに趣味とかいう範疇ではないのですが・・・。松っちゃんと同じようにそのうちお店を出すんじゃないかな。おすそ分けで頂いたルーは客に出してもいいレベルのものだった。ご飯・・・欲しいな。
 Hさんもやってきて、更にIさんも駆け付けた。やはりこの店は22時を過ぎると混んでくるのだな。だが、我々はそろそろ去らないと。帰れなくなってしまう。週末ならば閉店までいてもいいけどね。流石に月曜からそれは無謀というもの。
 雑穀王国で有名な(?)岩手の10穀をHさんから貰って帰宅。4/28はたまハイク。その前に来れるかな?

 久々の銀座、久々のボザール・ミュー。・・・迷った(汗)。一つ先の通りを曲がってしまったために嵌まった。時間的余裕があれば、銀ブラということで楽しんでしまうのだが、今日は時間がそれを許してくれない。
 銀座蒲田ビルにようやく到着し、ギャラリーに。「町田久美・上野茂都 二人展」。共に猫を題材にした作品を創り続けている二人の展示会。
 町田さんは擬人化した猫を日本画の技法で描いたものや、いつもの変わった招き猫を展示。絵はどうやら今回、音楽がテーマらしい。猫のバンドマンや笛を吹いている猫がいた。衣服や楽器は筆で描かれ、猫の体は岩彩で描かれている。筆運びが心地良い。
 上野さんの展示ははいつものとぼけた表情の猫の絵が主だったが、もっと崩した感じのものや後ろ姿の猫など余り見たことのない絵があった。それ以外に、絵付けした陶器が数種類、結構な数あった。蕎麦猪口、いいかも。
 上野さんに先日のたまライブの日に一瞬だけ見かけた気がすると突っ込まれた。うぐ・・・行ったら終わっていたのだ。お客が少なかったみたいなのでなおさら恐縮。次こそは・・・。
 小一時間ほど鑑賞し、ギャラリーを後にした。いいなと思うものはちょっと簡単には手が出ない価格。手頃な価格帯のものはすでに売約済みだったり。3/9まで開催しているから、それまでにまた訪れよう。

 日比谷線、東横線で代官山に。代官山クラシックスという箱。AYUO(高橋鮎生)さんの企画の「月の女神祭」二日目。女性ボーカリストをゲストにしての企画なのだが、そのゲスト陣が皆、実力派。昨日はヤドランカさん、4/6は太田裕美さん、4/7はYaeさん。Yaeさんは去年8月末にぱぶりかのライブを観にいったときにそのステージを観、実力に唸ってしまった経緯があるので観たいのだが、出張の関係で無理そうだ。
 で、今日のゲストは上野洋子さん。「puzzle」、「アスタリスク」と趣向の違う2枚のアルバムを1月に発表している。
 ステージは2部制。最初はキーボードなど打ち込み系の音を多様したエレクトリカルな音楽。バックの壁にプロジェクターで電子映像を流しながら。
 上野さんの最初の歌は、軽く1000年ほど前の聖歌「キリエ」。続いての曲は・・・AYUOさんのアルバムの中でかなり好きな音楽なのだが、タイトルを失念。ジプシー的な逞しい音楽。それ以外にも実験的なものなど色々。この辺りになると聞き手にも好き嫌いが出てくるだろう。
 2部ではよりアコーステイックに。2部の始まりは上野さんのソロで。自分でコード紙に打ち込める手回しオルゴール。昨晩、急にそれを使いたくなって、徹夜してコード紙にパンチしたとこのこと。きちんと鳴って歌えるかはやってみないとという、これまた実験的な・・・。一瞬拙いところもあったが、可愛い音色を背景に、キュートな歌を披露。演出、演出(汗)。
 3曲目にAYUOさんが加わり、アコギやシタールギターを演奏。上野さんはアイリッシュドラムを叩いたりしながらの歌唱。演奏曲は上野さんの関わったマーシュマロウの曲やマザーグースをモチーフにしたアルバム「ナーサリーチャイムス」から。
 最後の演奏が終わったのは22時過ぎ。こんなに遅くなるとは思わなかった。遠方の人は大急ぎで帰宅。更に遠方の人は・・・いた。上野さんのファンサイトを開いている人。京都から駆け付けたそうだ。MCで、「1月から3月までに3回ライブしたので、今年はもう充分かな・・・と。またレコーディングします。」と言っていたことを踏まえると駆け付けた価値はありそうだ。
 やはり上野さんの歌声は好きだな。艶と説得力のある歌声とも言おうか。その魅力を言葉にするのは難しい。
 まだ未入手だった2枚のアルバムを入手。ジャケットにサインして頂く私はミーハー。

 CD購入を考えて訪れなかったために財布の中には小銭数枚しかない事に気が付き、JR渋谷駅まで歩いたのは秘密・・・
 MT13に参加しているPCの一人はゾンビが跋扈するロンドンにいる。現代世界にファンタジー世界が殴り込みを掛けてきたような設定。マジカルテクノロジーによる攻撃でロンドンは死者が安眠できない呪われた地になっている。
 コンピュータRPGやホラー映画ではゾンビなど雑魚キャラだが、「本当に」存在してそれらの群れが襲いかかってきたらどうなるだろう?そんな夢を見てしまった。
 自分が襲われた場合、その視点ではどんなことになっているか理解することは難しい。交通事故で跳ねられたとき、本人はどういう風に跳ねられたか把握できないのと同様に。
 で、私が見たのは男がゾンビに襲われ殺されて行くのを2階から見下ろす形で目撃するという夢。自分達がいる街は既にゾンビ達に溢れかえり、逃げ場がない。逃げ出そうとホテルの自室からフロントに降りようとすると、すでに階下は惨劇の舞台。フロアにいる若い男性がゾンビに無手で挑んでいる。ノロノロとした動きなのでたやすくあしらえると思ったらしいが、見た目以上の怪力。普通の人が疲れや痛みを知らない現役プロレスラーと格闘するようなもの。一度捕まると引き離すことができない。必死になって抵抗しているが、結果は明らかそのまま、押し倒され・・・人間離れした怪力で生きたまま体を2つに引き裂かれて・・・断末魔の叫びが建物全体を震わせた。

 目が覚めて、不死者、倒しても倒しても起き上がってくるものの恐ろしさを再認識。夢とは言え「実感」してしまった。うぐ。雑魚キャラだと思っていたが、怪異に対しては我々の方が雑魚キャラであることを思い知らされた。
 日本SF大会のプログレスレポート2が届いた。予定の700名近くまで予備登録されているらしい。「物好きが多いな・・・」と自分も含めて揶揄(苦笑)。
 会場は島根県の玉造温泉郷。松江市からも近い。観光は水木しげるファンもシャーマンキングファンも楽しめる(ォ
私的にはMT9の時のPCの一人が出雲周辺の退魔官だったことから、彼女の事を思い出しながら県内散策するのも面白い。
尤もゆっくりと観光するにはもう一泊ぐらいしなければならなさそうだが。
 問題は・・・交通手段だ。余り考えないで申し込んだのでルート選択も何もない。そんな無謀な人の為にプログレスポートは様々なルートを記載してくれている。
 飛行機や新幹線などを使ったルートなどの中で寝台列車を使う手段が載っていた。そういえば、寝台列車に乗ったことはないな。同封の資料に寝台列車「出雲」の食堂車で持ち込み宴会をする自主企画のペーパーが入っていた。お祭りなのだから、これに乗るのも面白そう。逆に言えば、こういう企画でもないとちょっと利用し難い。寝台列車の速度ならばAirH”も使えるはず。宴会が「しょんぼり」でも何とかなるだろう。前向きに検討してみよう。
 日本SF大会に参加するに当たって、色々予習しなければならないことが。ここ最近、発表/出版されたSFを全く読んでいない。読んでいない間に出てきた新人作家はもちろん中堅作家がどんな活動をしているかも把握していない。チェックしているのは谷甲州さんぐらいか。
 そんな訳で最近のSFのメインストリームというか潮流がどうなっているのかを確認しておかないと。話が通じないし、分科会に出てもジョークを笑うこともできない。ポストサイバーパンクは何なのか?フェミニズムSFは絶えたのか?SFというジャンルはアイデンティティを持ち続けられるのか?などなど。5年のブランクは大きい。

 酔った勢いは恐いもので、先日のH田さん誕生日飲み会の時に幡ヶ谷付近の美味しいお店の話題で盛り上がったことは記憶しており、日記にも書いた。だが、話題に上がった店に行くことがその場で決定していたとは・・・。
 鈍い頭痛を抱えながら幡ヶ谷までたどり着いた。6号商店街の奥のモスバーガーで待ち合わせ・・・数分の遅れだったが一行はどうやら先に出てしまったようだ。店までの道のりは他人任せでいいだろうと考えていたので下調べしていなかった。店名と電話番号を控えているから最悪電話を掛けて行き方を尋ねればいいのだが・・・。
 普通、待ち合わせ場所は目的地から離れていないか、そこにたどり着きやすいところに設定するものだ。とすれば、辺りにそれを示唆するヒントがあっても不思議ではない。確か、笹塚駅云々言っていた気がする。ここから笹塚駅に行く途中に目的の店があるのかも。
 近くの地図掲示板を見るが、縮尺が大きく余り役に立たない。困惑しながら通りを見ると、少し先にバス停がある。そういえば・・・ハードコピーしておいたメールの文面を読み直す。
  >中野か新宿からバスというてもありますよ。
  >新宿からは中野行きに乗り、中野通りに面している、
  >「南台三丁目」のバス停からすぐだそうです。
 あのバス停がこのバス路線ならば勝ったも同然。バス停にある路線図を確認。「南台三丁目」の文字を発見。やった!
 今いるバス停から3つほど先のバス停のようだ。たかが3つぐらいでバスに乗りたくないし、万が一違う路線に乗ったら目も当てられない。去年の初夏に弥彦競輪場に行くつもりが三条競馬場にドナドナされた思い出が私を不案内な路線のバスに乗ることを躊躇わせた。それならば歩いた方がいい。大した距離でもなさそうだし。
 てぽてぽ歩くと「笹塚中学」。通り過ぎたバスが右に曲がったので恐らくここを曲がるに違いない。路線図も分岐していたし。当たり。電柱の看板を見ると「中野通り」とある。ぱぶりかの歌に「中野通り」という歌がある。地方から出てきた僕たちを優しく迎え入れてくれる暖かい街。不思議な人や古ぼけたものもある味わい深い街。そんな街を歌った歌を思い浮かべながら歩くのは楽しい。
 しばらく歩くと急に開けてきた。「南台三丁目」の停留所を過ぎると商店街にぶつかった。おでんの店頭売りなどそそられる店がある。いつもの散策ならば絶対買っているだろう。今回は用件があるので振り切る。また今度、商店街散策を目的として訪れたいなぁ。
 停留所から近いはずなので周囲を見渡すと、それらしき看板が小さく見えた。
 「赤いとうがらし」というお店。
 中を見ると3名が座敷に見えた。入ると、メールをくれたHさん以外の二人は驚いていた。え?私が参加する話、通じてない?それでは置いて行かれるはずだよなぁ。もう一人、Iさんが遅れているらしい。が、どうやらまだ職場をでていないらしいので先に始めることに。テキトーにメニューの上から4種を頼む。Iさんは1時間以上遅れての登場。会議が踊りに踊って8時間とか。2時間しか寝ていないらしい。お疲れさまです。
 昨今の事情に配慮して、カルビ、レバ焼、タン先などを味わう。レバ刺しも美味しかった。これで体も元気になるだろう。

 考えてみると、たまははき以外の店であの店の常連客と飲み食いするのははじめてかもしれない。
 話題は様々。

1)散歩の達人という雑誌の今月号が幡ヶ谷・笹塚・代々木上原特集だったのだが大した記事ではなかった。
2)失恋して拒食症になりかけた人の話。食欲が全くなく、毎日体重が減って行くを見るのが快感だった。頬が落ちて骸骨の様になった無残な自分の姿を鏡の中に見出して、「こんなの自分じゃない」と思って食べるようになった。リバウンドは早いね〜(笑)。
3)大手出版社で本を作っていたことがあるけれど、余りにいい加減に本が作られるのを見て幻滅して退社した。例えば、年500冊出る新刊のうち、400冊がいい加減なもの。ゴーストライターによるものも多い。
4)高度情報化社会という単語が陳腐化しているのに、実際にはそれが示す膨大な情報の波に対処できる能力のある人は少なく、簡単に流されている。それが情報発信者(マスコミ)側にいるとよく分かる。
5)おおよそ全ての情報供給には供給者側の意図が潜んでいる。多面多義的「事実」は供給者があることを際立たせるために他を捨て去るようなバンドパスフィルターを介して情報に加工される。そのような能動的なものがなくても符号化過程やノイズ混入によって情報価値が限定、低減される。リアルタイム中継はあるが、「生」中継はない。日本における最大の問題はこのような一般的情報操作の認知度が異常に低いこと。
6)メディアリテラシー教育はオーストラリアが進んでいるのだが、一般には余り知られていないようだ。関西のある高校では授業のカリキュラムに取り入れている。
7)仕事を介してみると、NHKは良くも悪くもNHKなのだが、メディアリテラシーに関してはかなり考えている。例えば「ネットはメディアなのか?インフラなのか?」という問題。NHKが日本におけるTVをインフラではなくメディアとして定義づけた。同様の定義能力をweb番組に対して発揮するかも・・・。
8)ブロードバンド化によって現れるweb番組。ここでwebデザイナーとTV番組製作者の垣根が曖昧になってくる。要求される能力の増大、価格の崩壊の予感。

 他にも紅白歌合戦とか初台のレストラン「木の下」とか「あれだけ世間が騒いでいたからてっきりもう男女別姓になったのだと思って結婚に踏み切ったら違った。気に入っていたし、旧姓で仕事をしているので名字は変えたくなかった・・・」とか「大阪人が抱くUSJへの複雑な思い」とか色々な話題があった気がする。

 国民的番組や国民的アイドルに恵まれ、一個人サイトに一日に何百万人もクリックし、週刊誌の中吊りやワイドショーが政権の支持率を左右する・・・そんな幸せな国に住みたい。中島みゆきの「ショータイム」を聴きながら・・・。

 メディアリテラシー ・・・ なんだPBMゲーマーの標準必須能力じゃないか。というかPBMそのものがメディアリテラシー教育的シミュレーションゲームとも言える。

 T社のPBM、MT13のリプレイが無事発送予定日の内に発送された。正確にはサイトからテキストをダウンロードできた。
 発送前にちょっとネット上で沈む事件が発生してしまったので、その後始末を考えると素直に喜べない気分に・・・。ネットに繋がってしまったからには繋がった全員が否応無く情報戦に巻き込まれてしまうのだから、溜息ばかりついても仕方ない。改めて対処するしか…。

 あさみさんの掲示板で話題になっていた女性誌コスモポリタンのサイトの占い[http://cosmo.shueisha.co.jp/sm/frame.html]。
質問事項が女性向けのものがあるので男性がやってもどれだけきちんとした結果になるのか判らないが・・・結果は・・・(汗)。
 ダリエさんのオフィシャルサイトの掲示板に、ダリエさんが音楽を担当したNHK教育で「わがままな大男」という人形劇が再放送されるという情報がアップされていた。観たことが無かったので、ビデオで予約録画。ようやく観ることができた。
 花が物語の鍵だったこともあって、それの描写が印象的だった。音楽も耳に馴染む心地良いものだった。物語の大筋は改心物ともいうものだが、所々の台詞に凄いものがあって「どうしたんだ、大男。いつのまにそんな思いをっ!」と突っ込んでしまった。気付くのが、己の間違いにではなく、少女に対する思いというのは・・・予想外の展開だった。
 人形劇は大きなお友達のためのアニメとは違って、声優の演技に力が無いといけない。レベルが高い声優さんだなと思いながら観ていた。で、テロップが・・・「音楽:濱田理恵」という表示になるほどこっちの名前で表示されるのかと思っていると声優の出演者の名前も・・・がっ!「川村万梨阿」、「郷里大輔」、「高山みなみ」などなどそれなりにベテランの声優が・・・

 DMが来た。
『町田久美&上野茂都 二人展』
 銀座の猫ものギャラリー、ボザール・ミューで3/1〜9まで。まさか、この二人で二人展を開催されるとは・・・。知り合いだからいつかあるかも知れないと思っていたけど、驚きだった。もちろん嬉しい方の。
 初日は厳しいが、この土日のどちらかに見に行きたいものだ。

 「他人のためにではなく、自分のために。楽しんでください。」と通信欄に書いて、母校の甲子園出場後援会に二口、10k円振り込んだ。気持ちが伝われば良いが。

 T社に電話で問い合わせして、課金処理と申し込み締め切りを過ぎたバスツアー参加の申し込みが未だ可能かを確認。どうやら3/10には無事に鎌倉観光できそうだ。これはPBMのZEROのオフィシャルイベントで、マスターと一緒にPC達が生活している鎌倉を歩いてみようという企画。鎌倉には色々な思い出や繋がりがあるので楽しみ。感傷に浸り過ぎるのもなんなので、こういうツアーでワイワイやるのがいいだろう。気がかりなのは、私があのPCのPLであることがバレてしまうこと・・・・。うーむ。マスター方々がどんな目で私を見るか想像できるだけに・・・(汗)。

 風邪の調子は相変わらず。早目に帰宅した。夕食を取って、ネット巡りしたところ、今日がwindfallのライブの日であることを知った。というか、忘れていたのを気付かされた。うーむ。どうしよう。体調も良くないし・・・でもMT13のキャラ名の由来のウィンドフォールのライブだ。もうすぐ初回リプレイが来ることを考えるとネタ的に行きたい・・・。
 ・・・30分後、私は南武線に乗っていた。ええ、そういう人間なんですよ、アンデルセンさん。

 自由が丘駅を出て、5分ぐらい。いつものオキャロランズ。中に入ると、お客は疎らだし、阿部さん達は和んでいる。やば・・・昨日と同じでもう全ての演奏が終わってしまったか・・・。幸い、1ステージ終わっただけだった。ギネスを1パイント頼み、演奏場所の手前のテーブルに。馴染みの人がテーブルに置いていたのは富士通のLOOKS。それも親指シフトタイプ。悩んでいたときに、「やっぱ、これしかないでしょ!」と囁いた甲斐があった(ォ。超漢字も入れている。よりマニアックに。軽くて小さい。これでXPマシンか〜。いいなぁ。
 羨ましがっていると、2ステージ目が始まった。ふに?宗田さんがちょっと変だ。なんかワキワキしている(なんて日本語だ)。どうやら、先ほどの休憩時にお酒を呑んでしまったらしい。数口ふくんだだけらしいのだがそれだけで酔ってしまったらしい。いつもはもっとキリッとしているのが、ステージ終了後のような和やかな表情になってしまって・・・それが自分でも判るのか、はにかんでいた。
 全体的に今回の演奏はよい演奏だったと思う。お客が少ないのと、お酒を入れてしまったことでいつもよりリラックスしていたのか、軽やかな印象を受けた。
 いつもなら、演奏が終了してもしばらく滞在しているのだが、今日は体調が悪いので早目に撤収。馴染みの2人と3人で駅まで。自由が丘は散策するには面白い街だという話題だったのだが、挙げられた馴染みの店名の中にアンミラがあるのは業が深いなぁ。

 その彼から頂いた資料について触れておこう。なんとゲームブックのリスト。ゲームブックサークルとして夏冬、毎回発行しているという。知らなかった。そして絶えたと思ったゲームブックに新作が出ていたり、これから出る予定があるという話にも驚く。それにしても音楽関係の繋がりで、まさかゲーム関係が繋がるとは・・・このフドウを持ってしても・・・(以下略)

 どうにか普通に起きることができた。集合時間にJR新宿駅東口交番前に着いた。北風が吹いているのか、寒い。参加者の一人が携帯を掛けて仰け反っていた。どうやら出席予定者に電話したら、「今、起きた」と返事があったという。これから出て駆け付けると。成る程。「・・・盛岡から」成る程・・・エッ?!集まったメンバーの中には和歌山から駆け付けた人もいる。豪気な人が多いな。
 今日の会は西野組同窓会という名で過去のゲームで同じシナリオに参加した人達が集まって・・・遊ぶという催し。これに遠方から参加するのだから凄い。
 ぱすたかん・・・てっきりスパゲッティ屋だと思ったら、お好み焼き屋だった・・・で、昼食。適当に色々頼んで食べる。同窓会とかそういう雰囲気とは違うな。幹事はここしか予約していないため、今後は相談の上・・・行き先を決めるとのこと。8名ならばなんとかなるか。
 焼いている合間に会話。しばらく前に名古屋に出張したついでに地元のゲーム仲間と遊んだAS○(仮名)君。名古屋に来たからにはと『山』登りしてきたらしい。「メロンパンスパゲッティ」はもはや言葉から想像できない、したくないメニューだ。味もメロンパンだし、盛り付けとデコレーションもメロンパンだったという。ちなみに夜は『月天』。仲間内ではデフォルトだそうだ。どちらも私は行った事ないんだよなぁ〜。
 さて、2次会。カラオケ、ビリヤード、ゲーセンなどの意見が出た。マッサージを強く主張する方がいらしたが、流石に8名でマッサージはねぇ。面白い場所を知っていたらネタになったろうから賛成したのだが。結局、コマ劇場前のボーリング場に。2ゲーム。親指がはいりそうな軽いボール・・・それでも、13ポンド。ゲームそのものをネタにする動きが。指の入らない8ポンドのボールを敢えて使う人。それは砲丸投げを横向きにした投げ方に似て・・・。怪しい回転をしてピンに絡み付くボール。私も投げたくなる・・・。女性がポトンと落とした感じに投げたボールがゆっくりとピンに迫ってストライクになるシーン。今回、Nさんが見せてくれたが、いつ見ても不思議なき持ちにさせられる。ボーリングというか、ドミノ倒しを見ている気になってしまって・・・
 3次会。ここで盛岡から勇者が到着。コムサで怪しい小物を見て回った後に、喫茶ランブル。ダラダラとおしゃべり。2時間弱。
 4次会に行こうとしたら、和歌山の人と盛岡の人はここでお別れという。和歌山の人は別件があるようだが、盛岡の人はこれでもう帰宅?!
 4次会は昨今の事情に配慮して、モーパラでしゃぶしゃぶ食べ放題。安いねぇ・・・。次々行き来される皿の動きがどことなくわんこそばを彷彿させ・・・。などと思っていたら、揺れを感じた。すわ、地震?・・・でも違うみたいだ。余震がこんなに続くはずないし・・・近くの赤ん坊が泣き出したりしているが店員は意に介していない。どうやら、この揺れはこの場所の仕様のようだ。うぐー、揺れに酔いそうになるんですガガガガ・・・。無理矢理、揺れを意識の外に置いて、食べ続ける。制限時間は90分だが、60分でもう十分。揺れもあるし、昼から食べてばかりというのもある。残り時間はダベリの時間。昔のゲームの話や今やっているゲームの話。PBMではなく、世間のいうネットワークゲーム(非同期)が面白いらしい。聞かないことにしよう。これ以上、時間を費やすゲームを始めたら破綻する。
 おしゃべり以外に、火の消えた鍋の出し汁の灰汁取りに情熱を傾ける人もいたり。面白くて不思議な方だ。この人は理解しきれないところが魅力なのかもしれない。

 新宿駅で解散。駆け付けたが、たまライブは・・・終わっていた(沈)。

 やはり昨日の寒さが堪えたのか、朝、起きようとしたらフラフラ。喉はゴワゴワ。無理をすればそのまま出かけられるが、こじらして明日の同窓会を欠席するのはヤバイ。
 熱っぽいこともあり、大事を取って一日部屋で寝ていた。気がついたら夕方。
 約束があることを思い出して、着替えて外出。北風が吹いているせいか、随分寒いなぁと思ったが、これが熱のせいだと気がついたのは蒲田駅に着いてから。コーヒーを啜るも寒気がする。
 19時に蒲田駅近くのフランスレストランに。まだ来ない人もいるが、とりあえず座席に。遅れたKさんはどうやら迷っていたらしい。全員揃ったところで食前酒としてシェリーを頼み、コースを確認する。肉料理が蝦夷鹿なのは昨今の事情によるものか。
 サンテ!と乾杯。食中酒は赤ワイン。風邪引き、二日酔い、下戸の人がいるため、ワインは1本だけ。
 食事は美味しかった。前菜2品、魚料理に肉料理、そしてデザート2品。ここはケーキなどのデザートが美味しいので期待していた。期待通り。
 食後はカルバドスを片手に談話。話題は色々。

 馴染みのフランス家庭料理店「シェ・ピエール」がバケットを日本に初めて紹介したというのは驚いた。ピエールは大阪万博の時に神戸のパン屋「ドンク」に呼ばれたという話。となるとそれまでの日本のフランス料理店ではどんなパンを出していたのだろうか?老広東のことも踏まえると、今でこそ日本では世界各地の本格的な料理を味わえるが、そのようになったきっかけは大阪万博にあったと考えられる。当時、パビリオンに世界各地から優秀な料理人が集められたらしい。
 万博に合せて、ドンクの当時の常務が2ヶ月掛けて船旅でパリまで行って、パン職人ギルドに入って丁稚から始めて技術を得たという話。パリまでインド航路で2ヶ月という話も驚きだが、フランスでは未だにギルド制が機能しているということの方に驚いた。ギルドが取りまとめて収める税金の行き先などもはっきりしていて、自分達の意向に沿わない使い方をされているならば税金を納めないぞという脅しが効くらしい。ほんとだろうか?職人はアルチザンと呼ばれているらしいが、芸術家もアルチザンと呼ばれている。
 パリのマキシムでパンをナイフで切って食べるのに拘った日本人の話。
 第二次大戦時、無能な上官のためにドイツ軍の捕虜になった男の話。丘に陣取っていて、ドイツの戦車隊の動向を一望できた。高低差などの戦略的有利さを考えれば、今、突撃すれば多大なダメージを与えられたはずだったが、上官は「上に伺ってから」と一週間待機し続け・・・結局、その機会を失って包囲されてしまった。その知人は「なんの為に俺は捕虜になったのか・・・」
 脳疾患で倒れて、長期記憶に関わる分野が破壊されてしまった奥さんと16年間過ごしている人の話。1分後の事を忘れてしまうために、奥さんとは「今」を話すことができない。娘の結婚や孫も認識できない。16年前以前の記憶しかないために交わせる会話はその当時のことだけ。それが16年間。レコードの針が飛んだようにリプレイを繰り返す。そして、これからも・・・
 トヨタは三河人で保っているという話。その世代がいなくなった時に、企業文化が維持できるか。20年後はともかく50年後は・・・。
 恩に報い、恨みを忘れず。何故、東海銀行をトヨタは助けず、岡崎信用金庫が全国有数の信用金庫になっているのかの話。
 家康がいた松平郷は周囲と違って、水がない地で米が取れなかった。そういう地の不利さが逆に地縁を強く結びつけ、他国に攻めいる原動力になったのでは・・・という話。
 中国の一人っ子政策は男女比の歪んだ人口構成を作った。結果、大量の男性が。国内で結婚するには能力が高くなければならない。圧力が優秀な人材を育てる。では、余った男はどうなるのか。その圧力は外に向かい・・・という話。
 体操の塚原が金メダルを取った頃にイスラエルに旅行にいった時の話。丁度、日本人テロリストが活動していたこともあって、入国審査に2時間以上掛かったらしい。パレスチナから死海まで旅したとか。観光案内された白い壁のモニュメント。良く見るとアメリカの州知事の名前がレリーフされていたとか。そのとき、「これだけお金を掛けたら、簡単には返さないだろうな」と思ったという。
 あるモスクの中にマホメットの顔が浮かんでいると奉られている聖木があった。そのモスクに観光に来ていたカップルが互いの肩に手を伸ばしたとたん、係の者に取り押さえられ放り出されたという話。
 滞在したパリ(第4共和制の頃か)はデカダンに気分が支配されていて、毎日深夜まで遊び呆ける眠らない街だった。楽しかったが、200年の植民地時代の財産を食い尽くしているような退廃感を強く感じた。それは今も引きずっている。そんな財産すらない眠らない街、日本は如何?「カラオケはいかがっすか〜」

 門外漢だから勝手に言えることか。でも、中々面白い。
 3時間掛けた夕食を終え、自宅に戻ったが酔いが覚めない・・・気がする。いつまでもボーッとしている・・・まだ、風邪が治っていないということか。

 測定作業の為に、半日、暗室のある地下にいた。ここだけエアコンが壊れているのか妙に冷え込む。電気ファンヒーターがあるのだが、それも虚しい。仕方ないので、ダッフルコートに身を包んで作業。 それでも油断していたらしい。喉に異物感が。
 最低限の測定が終わったので、撤収。そして、離脱。

 ・・・そんな訳で、銀座線の車中であさみさんに出会ってしまった訳だ。目的地が同じとはいえ、まさか同じ車両になるとは・・・ 一昨日、訪れた場所で「ほとらぴからっ」というユニットのライブ。一度聴いて見たいと思ったライブだった。うーむ、考えてみると音楽的にかなりあさみさんに頼っているかも<情報ソース
 で、一番前の席に。埋まる席。それにしても、妙に知り合いが多い。結局、似た方向性の音楽のファンは重なるのか・・・。でも・・・いや・・・よそう(沈)。

 月並みな言葉ですが、キュートで不思議な雰囲気を持つユニットだった。11年の眠りから覚めて・・・今後が楽しみ。リハビリライブがあったということだが、それでも佳村萌さんのステージパフォーマンスはとても長期音楽活動を離れていたとは思えない。

 駆けつけたゲストの方々がまた濃い方ばかり・・・斎藤ネコさんなどチラシに載っている方々だけでも凄いのに、梅津和時さん達が登場して目の前で演奏。うーむ、まるで「たまライブ」のノリだ。 アンコールでは原マスミさんまで登場。うわー!

 よいライブだった。

 ゆったりとした夜を過ごして、明日のために早く寝ようと思ったのに・・・
 MT13のmy PCのバストアップの絵を頼みたい絵師さんが依頼を受けていることを知り、急いで指定の文章を作成。でも、一度もイラスト化されていないので、中々出来ない。
 キュートな老婦人の服装なんて、私には言葉にできない・・・。仕方ないので、カントリー風ということで部屋にある資料を・・・ みとせさんの金子功関係の同人誌やヤングユーから・・・
深夜に何をしているのだろ・・・<自分

 どうにか、指定文章を作成して送信。フーッ・・・あれ?バストアップの絵に何で、OPやエプロンSKの指定などしたのだろ・・(汗)

 今日から6月まで月1回、南青山MANDALAで鈴木祥子さんがライブを行う。
 第一回の今日は、「金色のココロを探して〜ぼくたちの20more years」と題してゲストにカーネーションの直枝政弘さんを迎えて。
 1ドリンクはいつものシェリー。座席に座って、チビチビやりながら開演を待った。

 祥子さんは風邪が治らなかったと、ティシュボックスを片手に登場(苦笑)。或る意味、これが今回のライブの雰囲気を表しているのではないだろうか?事前にオフィシャル掲示板での交流があったために、和やかなライブだった。トチリも3回までとか。
 最初はピアノ弾き語りで。敢えて嬉しいという曲「I was there,I was here.」。続いてギターとハーモニカで「夏はどこへ行った」。 やっぱり声が好きだなぁ。深みが説得力を持ち、延びが琴線を震えさす。新曲の「二人でいた日々」の歌詞に汽車に乗るという言葉があった。
 急に歌いたくなった、でも歌詞覚えに自信がないので・・・と言いつつも大貫妙子さんに作詞してもらった「青い空の音符」を見事に歌いきったり。
 ゲストの直枝さんと、「城南コンビ」を組むなんていう話が。二人とも生まれと育ちが大田区と品川区だからという話。直枝さん、よい声をしてます。聴かせます。今日の趣向に合った方。
 でも、生まれが大田区という話に、なんか来るものがあった。
「新しい愛の詩」という曲がある。歌詞の中で故郷に対して微妙な思いを述べている部分が気に掛かっていた。実際、本人もそれを意識しての詩らしい。腑に落ちた。
 その後、アンコールもあり充実した時が過ごせた。夢の様とは言い過ぎか。
 次回はHONZIさんがゲスト。楽しみだ。

 帰宅後、優しい気持ちで知人に誕生日を祝福する電話ができた。おめでとう。

 久々に早く家に帰って、プロジェクトXなんぞ見た。再放送でなく、本放送を見るのは久々。演出が・・・云々。まぁ、いいや。中島みゆきのテーマソングが聴ければ。
 10時になったので、ニュースステーションにチャンネルを変えたが、『ブッシュ大統領のほめ殺し』という表現が障ったので別の番組をチェックしてみた。お隣は怪しいドラマが始まるところ。ちょっとな・・・という感じで次々変えてみると、泉ピン子と誰かが静かに話をしているシーンに出くわした。最初、橋○ファミリーものかと退いたが、そういう感じではないので様子見。すると二人の台詞に高崎という地名が…。特定地域の地名が出たのでこれが2時間サスペンスものであることに気がついた。そうか…火曜サスペンス劇場か……何年ぶりだろう。まぁ、たまたま見て地元付近の地名を聞いたのも何かの縁。久々に見るのも悪くないだろう。
 どうやら泉ピン子がこのドラマの主人公らしいのだが、この段階でまだ積極的に動いていない。構成が変わっているなと思った。それ以外の・・つまり脇を固める俳優が妙に豪華だった。神田正樹が刑事で出たとき、彼がこのドラマの主人公だと思っていた。事件に巻き込まれて死んだらしい、泉ピン子の女弁護士の夫役に森本レオ。うーむ。配役が面白いな…。泉ピン子と不幸を分かち合っていた女性がどうやら怪しいらしい。
 事件の前日の彼女の行動を知るために、パチンコ屋に入り浸っている彼女の女友達に聞き込むシーン。ケバイ風貌の女性が片手にタバコをくゆらせて、パチンコに興じている。泉ピン子が話しかけると面倒そうに答える。よくある情報収集シーンだ。何気なく見ていた…が、この女性の声、聞いたことがある。カメラがパンして横顔が映った。うざったそうな表情が余りに普通だったので、勘違いだと思った。が、違う。やっぱりそうだ。でも・・・まさか・・・
 TVを見ながらネットにアクセス。オフィシャルサイトに飛んで、BBSに入った。当たった。この放送の詳細が載っていた。放送日と泉ピン子を始めとする他の出演者名も。

 そのパチンコに興じる女性は『増田未亜』だった。
 ここ最近、チェックしていなかった。TVドラマに出演するなんて情報は全然入手していなかった。たまたまTVを見ていたら・・・
 「・・・人生って面白い・・・」 そう、呟く自分がいた。

 泉ピン子と一緒に話していた疑わしい女性が誰だか、この書き込みを見て知った。美保純だった。落ち着いた雰囲気を持っている女性のキャラクターだったので判らなかった。女優としての深みが増している。存在感を感じた。
 今日は先日一緒に呑んだNさんの旅立ちの日。オーロラ、見られるといいねぇ。憧れの地のアラスカで楽しい思い出を作って土産話を聞かせてくださいな。

 アパートの鍵を交換した。先日、空き巣騒ぎがあったため、ピッキングしにくい鍵に交換することになった。会社が管理しているので費用も会社持ち。とりあえず、入り難くはなった・・・のだろう。
 TAKEOFF7に駆け付けたら、ほとんど間を置かずに奥華子さんのステージとなった。トラブルが発生しなくてよかった。
 歌やMCを聞くに、やはり普通とはちょっと違う感性を持っている。「やっぱりお金がないとどうしようもないんだ」なんてそう歌えない。若いから歌える歌詞だ。いや、褒めているのだよ。歌えない方が哀しいのだから。MCで冬季オリンピックの話になったのだが、そこでも「やっぱり人間には限界があるんだな…って思いました。」と。人間賛歌のオリンピックに対しての発言としては問題ではと一瞬焦ってしまった。「…だから、お互い、争えるんだなって……」 やられた。天然でこのMCなのだから凄い。さらりと言った真理を本人はどれだけ認識しているのだろうか?
 彼女がメジャーデビューするのはまだ当分先だろう。歌いたい歌を歌いこなせていない。彼女の歌を広めたい自分としては、更なる歌唱力UPを期待している。

 OMCでお世話になっている絵師さんの個人サイトを発見してしまった・・・。嬉しいのだが、T社経由でお礼のメールを出したことがないので、掲示板や個人アドレスにメールするのが躊躇わられる。うーむ、一度T社経由でお礼を述べてからにしよう・・・ぐふぅ。

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