今日がZEROの学園祭をネタにしたOMCイラストの発注締め切り日。
 最初は頼むつもりがなかったのが、実際にイベントに参加してしまったために頼みたくなっている。うーむ、いい商売だ(苦笑)。
模擬店掲示板やリプレイの一場面の情景を絵にしてもらう。コミティアに行かずに浮いた分をここに投じているという感じ。
 学園祭みんな集まれピンナップという集合写真か組写真としてのイラストと、学園祭シングルピンナップという一人のスナップ写真としてのイラストがある。
 コミネット掲示板でノリが判った陵かなめさんに、智のみんな集まれピンナップを依頼。『「【学園祭シナリオ】古都の唄」のリプレイ中の一幕。模擬店「古都」への闖入者。強行に突入して捕まり、ロープでぐるぐる巻きにされて逆さ吊り。周囲は怒りマークを頭上に浮かべて取り囲んでいる。○は引きつった笑いに冷や汗という感じで。「まって〜、話せばわかるにょ〜(滝汗)」 おもいっきりコミカルにお願いします〜♪ 』
 透流★としさんに智の学園祭シングルを依頼。『新美屋合同企画の自主映画上映『刻の涙』の撮影シーン。三脚で固定された年季の入っている8mmフィルムカメラの脇で左手に丸めた台本、右手にメガホンを持って画面手前にいるだろう出演者に演技のアドバイスをしています。表情は「ニコニコまじめ」。衣装は薄い色のサングラス(目の表情が見えるぐらい)を掛け、学生服の上に白衣を羽織ってます。トレードマークの猫耳カチューシャも。サングラスやアイテムのデザインはお任せします。ほのぼの&コミカルな感じでお願いします。もし、余裕がありましたら新美屋合同企画のリプレイを読んでいただければと思います。また、可能でしたら新聞部の掲示板も。よろしくお願いします。 』 リプレイや掲示板を見てもらえないかと無茶を描いたのは、この企画に流れているイメージを感じて貰えればと思ったから。リテークなしの一発勝負なので、できるだけ齟齬をなくしたい。
 前から頼んでみたかったJ.2さんに純のみんな集まれピンナップを依頼。『「【学園祭シナリオ】映画『刻の涙-tearsoftimes-』作成同盟、見参!」のリプレイ中にある映画撮影シーン。『背の高い青年は一人の女性と歩いていた。少し照れた様子で腕を組む彼女は、青年と肩を並べて街を歩いていく。』のシーンの女性役。「青山や表参道のような恋人達が歩く歩道で二人が歩いている所を他のメンバーが撮影している。撮影メンバーは後姿で、歩く二人も純しか表情は見えない。」という情景を希望しますが、実際にはみんな集まれピンナップの構成としてはかなり難しいと思いますので、無理でしたら構図は全てお任せしたいと思います。衣装はマニアックシングルで身に纏っているものでお願いします。 』 本当はシングルのピンナップで頼みたかったので、無理を承知。最悪、全然別のシチュエーションで帰ってくるだろう。J.2さんさんが描いた純のイラストが見られればそれで十分。
 で、純の学園祭シングルはサンパチさんに。『楽茶倶楽部の模擬店「古都」のお茶とお茶菓子を配るウェイトレス。衣装は「黒の超ミニ洋風メイド服に、肩にフリルのついた胸寄せエプロン。しかも、猫手ぶくろに猫しっぽ、当然のように頭には猫耳までついている」。シチュエーションは「【学園祭シナリオ】古都の唄」のリプレイの一幕。『 ふふ‥‥と妖艶な笑みを浮かべて、純が男の顔へと手を伸ばす。 両頬にぴとりと猫手を添えられ、眼鏡をかけた青年は硬直して動きを止めた。「人が浮かぶはず、ないですにょ? ね?」 こくこくと首だけを動かす青年を上目遣いに見上げて、純はトドメの笑顔を炸裂させる。首振り人形状態だった青年の、その首の動きさえも止まってしまう‥‥。』 下手に情報が多いので却って難易度が高い。さて、どう描いていただけるか。
 昨夜から色々作業をしていてほとんど徹夜。気が付くと朝の6時。NHK総合にチャンネルを回すと「たべもの新世紀」という番組が。なにわの野菜を復活させようという試みが取り上げられていた。「天王寺カブラ」というカブラ。
 番組を見ながら、天王寺界隈に遊びに行ったことを思い出す。「あのたこ焼屋のたこ焼、また食べたいなぁ。」
 地ビールを飲む会に連れて行かれたことも。主催者が経営する天王寺のラブホテルの一室が会場だった。あれは凄い体験だったなぁ‥‥。あのイベントに参加することになったのは、島ノ内にある居酒屋「ながほり」を探し訪れて、「わざわざ東京から来たのなら、面白いイベントがあるんだが‥‥」と店主の中村の兄さんに誘われたのかきっかけだったよなぁ‥‥。そうそう、店の作りはこんな感じで。兄さんはこんな人で‥‥って、兄さんっ(吐血)!!!
 短い時間だったが、天王寺カブラを使った料理を出す店として、「ながほり」とその店主の中村さんが取材されていた。
 まさか、TVを通して再会(?)するとは‥‥。この時間の番組、一晩中TVを点けていなければ絶対見ていない。なんて確率だ。これは‥‥また大阪に遊びに行けという啓示?(違います)
 冬の18キップの発売はいつだったけ・・・(ォ
 
 
 シグマリオンのACアダプターが断線してしまったので代わりのACアダプターを求めて秋葉に。最初、汎用の安い奴でいいと思っていたのだが、コネクタ部がちょっと特殊なものだったのできちんと探さなければならなくなった。中古品を探したがあるはずもなく。結局、ツクモでサードパーティ製のシグマリオン2用ACアダプターがあったのでそれに。足を伸ばしたついでに、T社のTCGショップ「夢屋」によってみる。アクエリか何かのTCG大会をやっていた。思った以上に参加者が多くて驚く。T社新製品のギルティギアTCGのスターターパックを話のネタに購入。1.2K円也。

 奥井亜紀さんのワンマンライブを断念して、ワイン講習会@ふしみに参加。
 店に向かう途中の竹下通りにあるギャラリーはせがわに寄り道。貸し画廊なので毎回展示が変わるのでフラッとよると楽しい。「エイトハーツ展」というグループ展。どちらかと言えば、子供向けっぽい絵が展示されている。一見バラバラなのだが、タイトルが醸す雰囲気によって統一感を感じる。1通り展示を見てから、展示参加者の方と話をして、このグループは宴会の場で盛りあがった人達が「いっちょやりますか」と行ったものだという。そのため、搬入まで各人がどんな作品を持ってくるのか判らなかったとらしい。それは・・・凄い。ハート社という絵本などを出版しているところの宴で出会ったから「エイトハーツ」なのらしい。うーむ。参加イラストレーターは手元にある名刺によると関重信、高橋貞二、村上多恵子、阿部はじめ、森田あずみ、毛利将範など(敬称略)。イラストレーターではなく物書きや編集者の人も参加していたのが、いかにも突発的なところだ。
 相手をしてくれた森田さんは、私がこの展示会を知らないで入ったことに驚いていた。それがトリガーとなって初めてここを訪れたときの事を思い出してしまった。あれからもう10年経つのか・・・
 
 
 和紙アートふしみに到着。まだ1時間ほど時間があるのでお茶を頂きながら日記記述。今日は用があるのか店長さんはいない。代りに店長のお母さんであるふしみさんが店番をしていた。この店は彼女の作品が展示してある。展示作品を入れ替えている。ちぎり絵というと毛羽立った感じで良く言うとほんわか、悪く言うとやぼったいイメージがあった。が、ふしみさんの作品は洗練されていて違う世界を展開していた。絵だけでなく、小物や衣装など多面的な展開はアメリカで催された個展の図録からはっきり受け取れる。1つの材料からここまで広がるとは。面白い。
 ワイン講習会はレストランでワインを楽しむ方法についてのお話。ソムリエとは?客としてどう扱えばいいのか。初心者でまた幾らでも払えるような立場でない私のようなお客は、まず予算をソムリエに伝えることが肝要だという。良いソムリエならば、客の事情に合わせ、その範囲内で最大限「食事が楽しめる」ものを提案してくれるはずだ。その上で、好みや飲み方の注文を伝えると。
 レストランがワインに対してきちんとしているかどうかは、グラスワインのセレクションやサービスを見たり、安いワインのボトルを頼んで品質が優れているかどうかを確認する事で判断できる。
 食前酒はアルコールに強い西洋人の食欲増進の為の文化。食前酒で酔っ払ってしまうのは本末転倒。アルコールに弱い人は頼む必要はない。
 食前酒よりも食後酒を楽しめる食事がオススメ。話が咲き、ゆったりと満ち足りた時を過ごす。日本人は何故、すぐ場を変えたがるのだろう。
 
 講義後のテイスティングアイテムは1) Alsace Riesling 99 2) Alsace Gewurztraminer 2000 3) Moulin a Vent 2000(Beaujolais)
 ボジョレーヌーボーがワインの正月でこの日を境に年度が変わる。ヌーボーでないボジョレーをきちんと飲んでみようという趣向。

 MT14のマニュアルが到着していた。結構パラメータが沢山あるという噂話を聞いていたが、それほど気にならない。もっともこういうパラメータはマスタリングの処理に関わるものでプレイヤーには余り関係ない。
 「地球規模の異変が起こった近未来。数百万の命を守るために為した事業が、別の地区に住む数百万の人々の命を奪うだろう公害を産み出した。このままでは間違いなく滅んでしまう。その事実を知った被害者達が生存を掛けてその事業を破壊しようと攻め込む。平和を望む中立勢力が互いをとりなそうとする。」
 具体的な言葉を使わずにゲームの世界を説明するとこんなものか。3つの勢力が三つ巴になって争う。問題は攻める方も守る方も数百万人の人々の生存が懸かっているという所。負けた方が全滅する。攻める者も守る者も後がない。和解が成立しない設定は最後のMTだからこそ実施できると言える。何故なら、これだけ厳しい条件だとPL間の諍いもおそらく発生するだろう。次のMTに参加できないほど参加者が疲弊する可能性がある。
 
 数百万の命を守るために数百万の命を奪う戦い。
 間違いなく参加者は問われる。
 「この戦いの意義は?正義はどこにあるか?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 中教審の回答を笑う。

 朝一で測定再開ということで、試験器を暖気するために早目に行った。ブレーカーがどこにあるのか判らなくて立ち上げられなかったというトホホな落ち。

 工場なので定時少し前にラジオ体操の放送が流れる。本社はフレックスタイム制利用者が多数なのと、事務屋が多いこともあって放送はない。定時にならないと人がこないので、それまで暇ということもあり一人でラジオ体操。東イベ以来か。
 久々にきちんとやると判る。朝一番に行うラジオ体操の効能が。怪我をしないために体を暖気するために行っているものだが、ある意味で事務屋こそ行った方がいいものだろう。肩こりや腰痛の予防に。思いっきりまともにやればそれなりの運動量だ。通勤とは違う運動。
 
 
 
 自宅に帰る。その途中、久々に「たまははき」に寄った。ショックな話を聞いた。やっぱり「たまツアー in 新潟」は実施されたのだ。
 早福酒食品店であの親父さんに会って、あのトイレを見て(謎)、116を走って、そして‥‥「鶴の友」醸造元の樋木酒造に。樋木さんから凄いもてなしを受けたという‥‥。ぐ、ぐりーんぼとる‥‥
 「そ、その日程はいつ?へ?11/2? ‥‥恐らく君達が夢のような歓待を受けているとき、僅か数キロの所に僕はいたよ‥‥(脱力)」
 夜はホテル寺尾で樋木さんから話が行っていたのか、また宴会が用意されていたと。翌日は村上に行って三面川の鮭づくし‥‥
 
 別の人に自分の時間を費やした事自体は、熟考の末の選択ではあったが‥‥‥‥あんまりだー!!!
店の親父の容赦ないツッコミが痛い。


 持ち込んでいるノートパソコンが不調だ。バッテリー周辺がいかれたらしい。完全に放電してしまったのか、本体の方がおかしくなったのか。ともかく充電しなくなった。といういことは、コンセントのあるところでしか使えないということ。おい(汗)。

 今日はゼミの日だったのだが、出席は断念せざるをえない。こちらを定時であがっても久が原に付く頃には全て終わっている。定時どころか‥‥。電話して欠席を伝えた。そのときに12/1のことを確認する。五島美術館で開催されている「茶の湯 名碗」展。国宝級の茶碗が展示されている。講演会があるのだが、それがあることを知っているかどうか。前に招待券を頂いているので知っている。12/8の最終日を避けるとすると12/1がいい。ゼミの人も何人か講演会を見に行くようだ。


 夜。浅い眠りで目が覚めた。
 そのまま、ぼんやり考え事に耽る。次第に自己洞察モードに。
自分の中のチャイルドの姿を求めて、過去の、子供の、幼少の記憶の中に落ちて行く。
 
 手相から、いや人相からして私は初対面の人に余り不安を抱かせないと言われた。それについてはここ「ふしみ」だけでなく、「世比亜」、「たまははき」、「猫町」などで割と簡単に馴染み客になってしまったところからも理解できる。
 「人当たりがいい」というのは逆に言えば「敵を作らない」「敵を作りたくない」とも言える。敵を作るぐらいならば‥‥我を引っ込めているのでは?そういう心理が垣間見える。では、何故そういう心理が働いているのだろう。これは現時点での客観的状況を分析しても見えてこない。それよりも前の段階の「動機づけ」にあるのだから。私の中にある通奏低音。奏でるきっかけは過去にあるだろう。親から聞いた話と幼児の頃の記憶を探り、なぜそういう行動を行ったのかを分析する。5歳の頃、4歳の頃、3歳の頃、2歳の頃、‥‥
 
 
 
 秋深し那須。工場の北側に植えられている桜の葉も完全に枯れ、那須降ろしの風によって一気に散って行く。文字どおりの「枯れ葉、舞い散る」。落ち葉のシャワー。毎日清掃しないと道が落ち葉で隠れてしまうほど。

 体調が悪いからと早く寝たのだが、2時ぐらいに起きてしまった。眠気がなくなったので、寮の食堂まで降りてTVを点ける。超重機グラヴィオンを見る。
 気が付くと3時半過ぎ。そして思い出した。そろそろ獅子座流星群の極大の頃だということを。一旦部屋に戻って毛布を取ってきてから外にでる。風が時折強く吹く。その風で上空に掛かっている薄曇が表情を変え、雲のない星がみえる窓の形や広さが変わって行く。川崎よりはいいが、山奥ではないので黒磯市街の光があって真っ暗というわけではないが雲さえなければかなり星空のキャンバスを見ることができる。
 しばらく突っ立って星空を見上げていると、獅子座を輻射点とした軌跡を描く群流星が流れるのが見えた。期待している火球は流れないが適当に観望しているわりには流星をみることができる。群流星でない、散在流星も見られたり。
 1時間強ほどいただろうか?ZHRの算出式は忘れてしまったが、割と高い値になったのではと思う。尤も数年前の盛り上がりのときと比べたら随分少ないが。
 獅子座流星群は毎年流れるわけで。マスコミが騒がなくなったのでもう流れなくなったわけではない。汚染物質の生体濃縮や輸入食料品への農薬散布や交通戦争や少年犯罪や南北問題などと同じ事。
 出張しなければならないので‥‥と早目に寝たのに2時間寝たところで目が覚めてしまった。どこか神経が高ぶっているのだろうか?
 冷蔵庫に食材がまだ残っているのを思い出した。流石に帰ってくるまで持たないだろう。何かを作って食べよう。一番安易なのが、即席ラーメンの具にすること。ラーメンのスープで煮てしまえばとりあえず食べられる。経験則だけで動いてしまったのはやはり神経が高ぶっていたからだろうか。きちんと考えれば判ったはずだ。そうすればあのような事態は避けられたはずだったのに‥‥ 
 
 いつもよりも早目にスープを入れた片手鍋に『ソレ』を入れた。たちまち鍋の中にあった水分を吸って嵩を増す。茹できらない麺から奪うように‥‥   ようやく事の状況が呑み込めたときには時既に遅し。もうラーメンと呼べる料理ではなかった。それは麺と同量かそれ以上に入れればねぇ‥‥
 こうして牛三つ時に「恐怖のおからラーメン」ができ上がった。これが・・・もう凄い。もさもさ感。食事ではなく食べ物との戦い。どうにかしてやっつけたが、風邪が治りきっていないこともあって絶不調に。
 
 睡眠不足が祟ったのか、それともアレ(上記のモノ)のせいか、那須塩原駅からの送迎ワゴンの運転に酔ってしまって今日一日は余り仕事にならなかった。
 
 夕方には胃のむかつきも収まったし、食欲も回復してきたので、風邪を撃退するようなものを食べようと黒磯市の百華園という定食屋に。名物の「カツギョーザ定食」を頼む。カツギョーザとは餃子の具を豚の薄肉で包んで俵状にしたものを揚げたもの。余りそこらにはないメニュー。美味しく頂いて風邪を撃退できることを祈る。

 ZERO学園祭イベントは後夜祭企画でPC同士のフィーリングカップルなどをやっている人もいるが、まだ模擬店掲示板が開いていることもあって、後片付けの様子を書き込む。ゴミ拾いとか、事前に仕掛けておいた仕掛けの回収とか(ォ。

P.S.ヤキソバにおからを入れると、要らない水分を吸ってくれて割といい感じだった。それの流れで麺類に入れることを思い付いたと。手間が掛からずに美味しくできるおから料理はないだろうか。揚げ物がいいらしいが、一人暮らしでは揚げ物は油が勿体無くて中々できないのココロ。

 ZERO学園祭・二日目。学園祭リプレイが次々発表されてきている。私のPCが参加したシナリオも。模擬店での一コマを描写するシナリオではコミカル調な展開になっていて‥‥闖入したPCが大変なことに‥‥(遠い目)。PLとしてはとても面白い事になったので全くOK。自主製作映画を撮影・上映する企画のシナリオのリプレイはPCの台詞や細かな描写がなるほどと唸らせる感じで返されてきた。いい感じだ。チャットで相談して、直前で変更した配役が修正されていなかったのは該当PCのプレイングできちんと記述されていなかったためか、マスターの判断によるものか。
 
 いつもと違って早寝して早起きした。先日から風邪を引いていて、調子が悪かったのもあるが、今日のイベントに出掛けるために少しでも養生しておかないと。ぱぶりかメンバーのてつやさんが企画した【TRICK TOUR】。映画「TRICK」を皆で見よー!というイベント。11:00に新宿コマ東宝前に集合。紀伊国屋チケットセンターで前売りを4枚購入。てつやさん達の分も購入したのだが、1枚足りないことに気が付き、舞い戻って大黒屋で自分の分を購入。ついでに隣の店で風邪薬とそれを呑むためのジュースを購入。
 思ったよりも観客は多かった。それでも5名が1列で並んでという訳には行かなかったが十分座れた。実はTVで放映していた「TRICK」はまともに見たことがなかった。「ゾ〜ン」の回の辺りをちらっと見た程度。そんな私でも十分面白かった。TVCMでギャグネタのフラグは立っていたので、「ニセモノのカミ」ネタにも反応する。怪しい(誉め言葉)キャラクター達が繰り広げられるちょっとシュールなドタバタ。村長役の伊武雅刀さんが味のある怪しさでよかった〜。
 この映画は一人で見るよりも二人以上で見た方が面白い。主人公達と一緒にツッコミを入れながら見るのだが、実際に声にすることで相乗効果が出てくる。笑いも同様。
 上映が終わって、後ろの席を見るとどふさん夫婦の姿が。8名は恵比寿ガーデンプレイスに。三越の店内を散策。和物の作家展のようなものがさりげなく開催されていて、面白い。こういう所で見ると欲しくなるが・・・我が部屋の散らかり様を思い出すととても買えない(汗)。
 外に出て、バカラのシャンデリアを発見。キラキラ。夜のなるともっと綺麗になるのだろう。
 15時半近くになったのでウェスティンホテルのザ・テラスに移動。ここのケーキバイキングが目的。洒落た店内。きちっとした店員の応対。
 ケーキバイキングというが、ケーキだけでなくブレッド類もあるので実際には軽食バイキングといった感じか。昼食を食べていないのでサンドウィッチやマフィンを先に食す。美味しい。お腹が落ち着いたところでケーキを物色。レアチーズケーキのしっとりした舌触りがいい。カシスムースもなかなか。
 2時間のコースなのだが、最初の1時間でほとんどの人が満足してしまう。私は食べるスピードは早くないがマイペースで食べ続けて戦いに勝つ(元を取る)戦術を主とするが、今日は勝つために参戦しているわけでないので、おしゃべりの方に移行した。こういう所でガツガツするのも「すさまじきもの」だからねぇ。おしゃべりに花が咲く頃にとよさん到着。
 久々に会うので話は近状報告から。どぶさんが大型二種の免許を取得していた。バスの運転手になるとか。うおー!乗ってみたい。天然のテンションの高さからして、ユニークな運転手になること疑いない。歌う運転手、DJ運転手‥‥。てつやさんも転職していた。今度、個人のメールマガジンを出すらしい。猫との日々?それとも‥‥。
 2時間はあっという間だった。店を出る前に、昨日買って置いた「美装紙」を女性の方々に配る。『場』を存続させるための活動。
 恵比寿駅に向かう途中、夕闇が迫ってきたためにますます輝きを増すバカラのシャンデリアに足を止める一行。てつやさんとつらつら思い浮かぶことを口にしあったり、「本体」を鞄から取り出して遊ばれてみたり。
 ここでどぶさん達をお別れ。予定ではてつやさんの家に行って、まりんちゃんを見ることになっていたが、カンゾウさんが風邪をひいて寝入っているらしいので取りやめ。とりあえず、恵比寿駅に。動く歩道に乗っかっている間、ちーぷさんとおしゃべり。現在、サイトの改修中とのこと。先日見に行ったときにはそういうお知らせはなかったから、あれから後に改装に入ったのだろう。
 次の企画が決まらないままに駅に到着。maroさん達ともお別れして、残りは4名。足裏マッサージに行くという案もあったが、もしなんならば先程配った美装紙を売っている喫茶店(?)「ふしみ」に行かないか?と提案。面白そうだということで決定。通常の閉店時間に近いので店長に確認してみると‥‥数日後にあるパーティのための配置替えの最中らしいかった。ちょっと厳しいかな?と思いながらも4名で伺うことに。
 抹茶セットと健康茶セットが2名ずつ。セットに付くお菓子の数が足りないということで、そこにあるお菓子を一種類ずつ頼んで皆でシェアしてみることに。てつやさんは醤油羊羹。ちーぷさんは抹茶ゼリー。とよさんはフォーチュンクッキーみたいに和紙の玩具を包んでいるおせんべい。私は和菓子。
 店長も模様替えの合間に話に加わる。そこで面白い話を聞いた。この集まりはどんな繋がりなのかという質問にぱぶりかというバンド繋がりであること、吉祥寺のライブハウスなどで活動していたことを伝えると、昔、美大にいたときに近くの吉祥寺にはよく遊びに行ったと話てくれた。学生時代にはあるビックバンドのダンサーをしていたことがあるという話には驚いた。あのバンドのですか〜。そういう話を聞くと、ダリエさんの音楽活動に対する不思議な出会いと変遷といい、学生時代を都内で過ごすことによって生まれる人の繋がりというのを感じる。
 閉店時間より1時間ほど長居してしまった。昨日の残りのキムチ鍋をまた頂いてしまったり。てつやさん達もそれなりに和んで貰えたようだ。
 今回の事に味をしめて、またこういう企画をやろうということになった。年明けの昭和記念公園でひなたぼっこしながら野点もどきをするとか。少しお馬鹿なところがあるのがいい。楽しみにしよう。
 
 移動している間などで、シグマリオンでZERO学園祭掲示板や参加PLのチャットサイトに書き込みしていた。こちらではこちらでPCが大変な目にあっていた。知り合いのクラブに闖入したところ、捉えられて逆さ吊りに‥‥(汗)。

 ZEROの学園祭。各企画毎の特設1行掲示板へPCなりきり書き込みをするリアルタイムイベント。模擬店に入るPCと相手をするPCという感じ。映画を上映している部活はPC数も少ないのと、期間中にお客と行うことがそれほどないこともあって、書き込みとしては閑散とした感じ。当日の盛り上がりでは、喫茶店などの模擬店の方がお客とのやりとりができていい。それもあって、もう一人のPCが所属している部活の喫茶店に殴り込・・・お客に。何故か危険人物とされて、大騒動に。書き込みがそのままスラップスティックコメディ。

 鶴見駅西口出張所に印鑑証明書を取得しにいった。弟が引っ越すというのでその連帯保証人になるために。それから、南青山までとって返す。南青山のギャラリー「新生堂」で行われている「町田久美」展。明日に観に行ければと思っていたが、実は日曜日は休廊だった。展示は22日までだが、来週はまた那須に出張なので今日を逃すと観に行けない。表参道駅を出、骨董通りに入る。如何にも南青山といった感じで街を歩く人々も渋谷とは違う。DMに描かれた地図を見ながら、路地に入って驚いた。骨董通りの賑やかさが消え、閑静な高級住宅地がそこにあった。新生堂に入ると更に静か。一階では日本画が4点展示。筆による絵が見当たらない。どうやら地下に展示室があるらしい。町田さんも下にいるとか。
 ゆっくりと降りるエレベータのドアが開くと、町田さんを含めて3人の姿が見えた。スーツ姿の小太りな男性はどうやら取材にきているらしい。邪魔にならないように避けて作品をみるが、音がほとんどない部屋なので質問などが聞こえる。イタタタ・・・どこのメディアの取材なのだろう。物凄い低レベルな取材。中学生レベルだ。出張ついでに頼まれたという感じ。聞いていてこちらが恥ずかしくなるような質問。事務の人じゃないのか?記者でなくて。言葉の端からまったく事前調査していない事が判って、それで取材ができるのかと恐れ入った。
 記者(?)が帰った後に、ちょっと疲れたかんじの町田さんから話を伺った。新作の「うさぎのようなもの」。画面構成から妙に伸びるような感じを受けたことを言うと、これは餅らしい。ウサギの耳らしきものも飴細工のように摘まんで伸ばしただけという感じ。なるなる。

 一階に展示していある日本画についてもそれとなく話を振ってみたところ、展示前に手を加えたりしたと聞いて驚いた。作品として完成したものには手を加えないものだと思っていた。岩絵の具を膠で板に付けているので、水で洗い流すことが出来るのだという。それほど簡単に取り除くことができるとは・・・。不透明な絵の具だから油彩に似ているものだと認識していたが、かなり違うようだ。
 技法によって、物を作り出す課程が違う。岩絵の具を使う日本画は多彩な色を表現することもあるので描き始めに構成などが決まっているのだろうと思っていた。が、実際は違うようだ。少なくとも町田さんは全体の構成が頭の中で纏まる前に、感じるままに色を重ね置いてゆく中で絵ができあがってゆくという感じで描いているらしい。逆に、筆で線を書いてゆく墨線画は全ての構成を頭の中で組み立て終えた後に最初の筆を入れるのだという。印象と逆の過程を経ている。
 考えてみたら、失敗の許されない一発勝負の墨線画で複雑な図形を描いている。行き当たりばったりでは絶対に描けない絵なのだ。
 となると、日本画と墨線画は技法が違うだけの話ではなく、考え方まで違うということになる。絵画に対するアプローチがその人の思考と思想を規定する。そして、それは絵画だけの話ではない。フルート奏者、ヴァイオリン奏者、ピアノ奏者・・・音楽でも同様だと考えるがどうだろう。そして、それ以外でも・・・
 閉館時間になるので退席。ついでなので、表参道を歩いて明治通りに出て、「ふしみ」に。1時間ほどいて、「たまははき」に行くつもりだった。が、中に入ってみたところ・・・店長も一緒に4名がテーブルを囲んで、ミニパーティ(食事会というほどでもないので)が、開かれていた。「中東の瓶詰めの食材を味見する会」といった感じ。
 で、気が付くと御相伴に与かっていた。ホットプレートで焼いたナンもどきにキャビアやトルコで食べたピーマンのオイル漬けや蕪のピクルスなどをそれぞれ載せて食す。久々にこの味を食べた〜。美味しい。瓶詰めは旅行に出掛けた際のお土産ではなく都内のトルコ食品を扱っている店で購入したのだそうだ。探してみようかしらん。
 話題がまた多彩なものに。「アメリカとイラクの戦争は今年はないと予想したけれど、来年は判らない。」とか。イラクの男性は公的な場所に奥さんを出すことを嫌がる嫌いがあるらしい。他の男性に観られる事すら不快感を感じることがあるらしいというのは相当だ。パーティなどで夫婦伴って出席されたときに夫人に挨拶するのはいいが、握手などしたりすると夫がじっとその光景を見詰めているという事があるらしい。大使のように外の世界に接している人でも同様。随分な・・・と思ったが、明治時代の士族の人達を想像すると別に不自然でもない。現代人が明治人と接したら、同様なことが起きるだろう。このことから、イラクの人達の考え方を理解するのに日露戦争時代の日本人のそれを参考にすると理解しやすいと言えるかもしれない。それにしても、相手の風俗を知らないと本人が気付かない裏で評価パラメータが下げられてしまうことはよくある。
 「中国の恐ろしいまでに急激な経済発展。北京オリンピックの時に、その凄まじさを映像で目の当たりにするだろう。」とか。「人に語り、説得させる能力を養う観点が欠けている。東北のある場所で小学生に落語の語り口を学ばせ、地元の民話を落語口調で発表させた。」とか。「資生堂の元会長さんはオムライスが大好きで・・・」とか。「二足の草鞋を履くことの利点」とか。「伝統は財産なのに、それを有効利用できず廃却処分してしまっている。」とか。
 国際感覚の無さという話を聞きながら、先日観たニュースを思い出した。「地政学的リスク」とは何か?という特集。ああ、日本人は地政学という言葉と縁のない生活を長くしてこれたのだなぁと笑った。結局、未だに『鎖国』状態。この民に見ないで済ませてきたものの蓋が開けられときに恐慌を起こさず、冷静に対処できる胆力がありますように。
 不良債権よりも恐ろしい、年金問題。余りにやばすぎて、マスコミも事実を報道できないほどって・・・。中国のお偉いさんが言った「日本は消える」という言葉は政治的な言葉であるが、それなりに根拠もある。将来、日本を逃げ出す日本人が増加する可能性。再占領計画。
 旭川の話題が出て、MT5の頃、寒イベついでに教育大学の近くのやきとり屋に立ち寄ったことを思い出してみたり。実家に帰ったと聞いているが、あの人は今、どうしているだろう・・・(遠い目)。紅に染まる頬が愛らしかった。
 店に置いてあった質問ダイアリーという本の質問大会。皆、何故あんなにパッと答えを口にできるのだろう。「一番思い入れのある映画は?」 それほど映画を見ていない自分に気付かされたり〜。 「一人孤島に行くときに1枚だけ邦楽のアルバムを持っていく。何を持って行く?」 1枚だけ・・・厭きないアルバム・・・うにゅ・・・。
 手相の話に。よく手相は両手を組んだ時に親指が下になる方の手を見るという。私は右手。少数派みたい。でも逆に組むと気持ち悪いのですが〜。見てもらった手相の結果は〜。が、がんばろ・・・(汗)。
 店長の話を聞いて、「ああ、この人はファム・ファタルな人なのだなぁ」と感じた。男性にとって魅力的だが危険な人。悪気全くなく自然に振る舞っているだけなのに、相手が狂ってくる。MT5K8のイヴを思い出していた。
 
 その後、韓国の方から貰ったというキムチを消費したい…
 PCがサポート参加している学園祭リプレイの1つが発表された。がはっ(吐血)。予想以上の大騒ぎになっている。NPCのDrを連れ出したのがこんなことになるとは。面白いから良し。後でチャットで吊るし上げを食らうかもしれないが。また、PLのパラメータが下がる〜(苦笑)。

 目黒のライブレストラン『Blues Alley Japan』に向かったが、一瞬迷った。鼻を利かせて、どうにか到着。
久々のTAMTAMが参加するライブ『TAMTAM with Beat Nuts』。DMが来た時には出張でいけないのではと諦めてチケットの手配もしていなかったが、スケジュール変更で行くことができた。チケットを取ったのは一昨日。PIAで最後の1枚。ギリギリだった。当日席もあるのだが、それは立見のみ。
 会場に着いた時にはすでにケガニさんが参加しているバンドBeat Nutsのステージは始まっていた。案内された席はステージ向かって右端。コアなTAMTAMファンはいい席に座っているのだろうな。こういうところは1ディッシュ制だと思って、ウェイトレスさんに確認したところ違うという。はて?ビールという気分でもないのでTWO DOGSを注文。人心地着く。
 Beat Nuts。メンバーがみんな実力のある人なので迫力と安心感のあるステージだった。手慣れた感じともいうか。気楽に弾いているようにみえるので、観客も気楽に音に乗ることができる。
 演奏が終わって、MCのときに後ろから声を掛けられた。永いTAMTAMファン仲間の中村君と中野君だった。もっと良い席にいるとばかり思っていたので驚いた。このライブのチケット。PIAで購入してから店に席の予約の連絡をするというシステムだったのだが、どうやらそれを忘れて店に連絡していなかったようだ。自分の事を言えないが彼らも随分とラフな服装。知り合いらしい人がスーツ姿だったが、彼は就職活動中の後輩らしい。ライブ後に顔を合わせられるかと思っていたが、こんなすぐに会えるとは。二人とも変わっていないように見受けられる。
 TAMTAMのステージ準備の合間に、食べ物を注文。チラシによると、今日のライブでは出演者の計らいでテーブルチャージなしになっている。その分、食事をしよう。といっても、今からまともなディナーもない。豪勢なハンバーガーを注文。マクドナルドのハンバーガーが20個も買えるという意味で豪勢〜(汗)。レストランを称しているだけあって、美味しかった。
 TAMTAMのステージ。MARIさんが綺麗で驚いた。不思議な人だ。かわいさを持ち続けられる人。TAKAさんも不思議な人だ。同じユニットなのになぜ、こうも衣装の違うのか。MARIさんのキュートで見せる衣装に対して、TAKAさんは赤いTシャツ。そ、それはシャア専用ゲルググTシャツでわ・・・(汗)。
 久々にTAMTAMの演奏を聞くことができた。それだけで満足。だが、MARIさんが持ち歌を歌いきれていなかったのが残念。キーの高い箇所で声がでない。ファンとして、それは哀しい。演奏も含め、TAMTAMしかやれない歌なのだから歌いこなしてもらいたい。
 ステージは豪華。ケガニさんやセネガル人のパーカッション集団だけでなく、ブラジル人のパンディーロ奏者も加わり、MARIさんを含めパーカッションだけでも聞かせるものになっていた。やは!
 あっという間の2時間半。次にTAMTAMのライブを観ることができるのはいつだろう。

 職場で流行っている風邪は、頭痛だけというものらしいが私が引いているのはそれだけではないので違うものだろう。
 学園祭プレイング。部活イベントのプレイングは既に終わっている。それとは別の学園祭風景を切り取るという意味合いのシナリオがあった。群集描写が目的なので、プレイングも文字数が少ない「サポートプレイング」の形になっている。主の企画以外にPCにやらせたいことがあったので参加。

 以前一緒にダリエさんのライブを見に行ったNさんと連絡が取れない。FC限定ライブが11/30に行われるのだが、事前申し込み制なのだ。会員本人ともう一人だけ連れて行けるらしいのだが、本名記載とある。テキトーな名前を記述して後で確認しようかと思ったがウサギ小屋のように(?)狭いハコらしいので余りいい加減なことはしたくない。夜に再度電話したが連絡とれないので、私だけで申し込むことにした。身近にもっとダリエさんのファンを増やしたいところ。


 喉の不調は痛みに変わっている。これは・・・本格的に風邪だなぁ。のど飴が欠かせない。午後になって、悪寒を感じたところからして、順調に症状は悪化しているようだ。ここ数日の睡眠不足が聞いたか。栄養はそれなりにとっているつもりなんだけれどなぁ。
 早目に帰宅。コミックマーケット準備会から大きな封筒が届いた。いつもと違うので驚いたが、どうやらペーパー折り込み作業を省くために変えたようだ。サークル申請は通過。二日目の東館。今回は大井さんと隣同士ではないらしい。店番を交代でする都合上隣あって欲しかったが。ま、仕方ない。
 MT13プレイングの締め切り日。これまで色々相談やら検討やら重ねてきて方針は固まっていたが、文字に起こしていなかった。21時過ぎからダダダッと打ち込み。合間にサークル申請通過のメールを出したり、相談掲示板での話の流れを最終確認したり。600文字という制限があるのだが、折角だからぎりぎりまで書き込みたい。ネタを考えているうちに締め切り時間に近づく。戦いの中の一休みの情景を+αしようと思って書き込んだ・・・受け付けてくれない(汗)。ぎりぎりタイムアップになっていた。

 昨夜、早目に寝入ったのだが、2時間ほどで目が覚めた。変な夢を見たせいなのか、逆にそういう目覚め方をする眠りだったから見たのか。別世界か何かの夢だった気がするが、詳細は忘れてしまった。詳しくメモを取っておけばよかったかしらん。
 そのままパソコンを立ち上げたのがいけなかったか。数時間ほど活動してから、また布団の中に。2時間の仮眠を2回した感じ。
 会社の空調が合わないのか、それとも体力が削られていたせいか、空気の乾燥ぐあいが気に掛かる。喉の調子がおかしくなっている。風邪の引き始め?那須での作業が一段落するまではと風邪を引かないために髪の毛を切らない(かなりの確率で髪の毛を切ると風邪を引いている)でいるのに。那須の寒さとは別のところで風邪を引きますか(汗)。
 風邪引き掛けならば、栄養をとって回避しようとスーパーで食材を買い込む。また目で買ってしまった。一人ではこんなに食べないのに。自炊が高くつく1つの例。

 ZABADAKの新アルバム「SIGNAL」を聴く。
 おかあさんといっしょの今月のうたになっていた「にじそらほしせかい」が収録されている。それだけで、このアルバムは買う価値がある。「子午線のマリア」など詩と曲が如何にもザバファンが喜びそうな歌がある。そういう曲が主だと思っていたら、思った以上に色々な曲が収録されていた。ロック色の強い歌が数曲。アルバム「Something in the Air」が存在を無視されるほど、古風なザバファンに不人気だったことを思い出すとこのアルバムは微妙なものになりそうだ。アコースティック好き好きザバファンはロック鳥を見るとヒキツケを起こす。彼らのバンドパスフィルターの通過帯域はとても狭い。ZABADAKから発せられた広帯域なシグナルはどれだけ届くだろう。理解されるだろう。
 中島みゆきの「おとぎばなし」
 別の歌手に提供した歌を本人が歌った歌や「夜会」で歌われた歌が収録されている。提供曲は提供曲なのだということを実感してしまった。アレンジを少々変えて本人が歌うのもいいが、やはり持ち歌としている人の歌の方が強いと感じた。研ナオコが歌っていた「みにくいあひるのこ」がそうなのは理解しやすいが、アルバムタイトルとなっている「おとぎばなし」までそうだとは・・・。これはアイドル時代の薬師丸ひろ子が歌っていたのだが、アレンジもそうだが当時の薬師丸ひろ子の歌の方が素直に受け取れる。これは詩の主人公と歌い手の年齢が近いためだろう。今、ドラマに出演している彼女ではこう感じはしないと思う。尤も、この歌に惹かれて収録されている薬師丸ひろ子のアルバムを探した私だからそう感じるのかもしれないが。

 遊佐未森の「TRAVELOGUE」
 所属レーベルが変わった為に新たに出した、一種のベスト版。一曲目の「タペストリー」。やっぱりいいなぁ。詩も曲もつぼ〜♪爽やかな曲に載せて語られる、悲喜こもごもの時の流れ。未森さんらしい歌。


 外が明るくなるまで呑み続け、帰宅は始発のバス。寝ようか、起き続けようか迷ったが、結局睡眠を取ることに。
 一日寝て過ごすのも寂しいので、CDを購入するために渋谷に出た。ZABADAKの新アルバム「SIGNAL」、遊佐未森の「TRAVELOGUE」、そして中島みゆきの「おとぎばなし」を購入。
 折角だから原宿まで歩いて、ふしみに。何か企画の相談をしているのか、大テーブルで相談事をしている。店長のお母さんがいらした。和服が似合う老婦人。
 シグマリオンを取り出して、2時間ほど日記作成作業。CDを聞きたいので、その後真っ直ぐ帰宅した。
「SIGNAL」はZABADAKファンのあさみさん達の評判がいい。「如何にも・・・らしい」という言葉はザバファンにとって誉め言葉。そういう訳でかなり期待していた。


 品川プライベ。MT13も佳境に入っているので情報交換やプレイング相談もさぞや盛り上がるだろう・・・と思っていたのだが、思ったほどではなかった。同じディブの人がいないと相談も何もない。リンクしているディブの情報もほとんどネット上で既に得ているものが殆ど。尤も、それは情報通のPLさんと繋がっているからだが。
 主催者のASOさんが持ってきていたコミティアのカタログを拝見させてもらう。ここ数年、行っていないなぁ。行くと出費が激しいので控えるようになってしまった。時枝さんの本も随分買っていない。行ったら「取りあえず、全部」と言ってしまいそう。久々に行ってみたい。来週の日曜日か・・・別のイベントがあったような〜。
 
 プライベ終了後、品プラ酒豪会(仮称)の面々と会場近くの居酒屋で呑み。皆で温泉旅行に行きたいねぇとパンフ片手に相談。12月中旬ならば空いているだろうからいいんじゃないか?12/14-15当たりで調整してみることに。
 Nさん夫妻宅に移動して2次会。途中でお酒やツマミを調達。Nさんがケース買いしているイタリアワインのボトルを開けてくれた。フルボディで呑み応えのあるワイン。
 最近、TRPGをしていないと言ったところ嬉々としてシステムを持ってくるNさん。「マスターやりましょうよ〜、DIRASさん」がはっ(吐血)。温泉旅行はTRPG大会になりそう。
 うしみつ時を過ぎて寝入る人もいる中、ハリーポッターの映画のDVD鑑賞会。世間であれだけ騒いでいるのにまだ観たことのない私。ここで初めてみた。Nさんのお友達の鳥フェチさんは、「梟が〜、梟が〜(萌)」と大騒ぎしたという。確かに、これだけの梟が出てくる映画はそうそうないだろう。私は、とある方が萌えているスネイプ先生をチェックできて満足。なるほど〜。こういうキャラクターで・・・(以下略)。
 ドラえもんの映画のように面白かった。これは次回作も見なければ〜。原作も割と良い教養小説のようだ。図書館で借りて読みたいな〜。

 新書を2冊購入。
 「不幸論」
 「戦略的思考の技術 ゲーム理論を実践する」
 
 「不幸論」を読み始めたのだが、どうにも嫌な気分になって中断した。
内容が理解できないとかそういうのではなく、それどころか判りきっていることを、既に先人が書き連ねていることを何故こういう形で出版しようとしているのか?というところで引っ掛かってしまった。こういう本を出す意図と深層心理は何かというところに。
 簡単にいうと、やり口がスマートでなさ過ぎる。「ありもしない『幸福』を追い続ける世間の人々よ。そんなものはない、手に入れられるというのは幻想に過ぎない。」と当たり前で皆が理解していることをいうのに妙に捻じ曲がった表現を用いている。
 ほんの最初の部分しか読んでいないので、後半にどう論が展開するか判らないがタイトルセンスの無さからしても相当怪しい。哲学者という立場でどんな結論を導くのだろう。買ったからにはとりあえず最後まで読むつもりだが、いつの事になるやら。
 
 出張先での作業にけりがついていないが、別作業をアサインされたので戻ることに。来週も那須だと思って購入していた食材の整理に走る。もぐもぐ。
 
 WT1の学園祭シナリオ。とりあえず、プレイング提出。実力を判っているPLさんに対して、縛りをせずに自由にやってもらおうと設定や行動を私が決めずにおまかせしていたのだが、どうやら嵌まってしまったみたい。配役の再調整をした。リプレイの文字数制限や映画撮影の準備の描写をしてもらうことを考えて、リプレイを映画のメイキングビデオとしての位置づけとしてもらうようにプレイングで指定した。これならば、裏方作業に力をいれたいPLさんの希望にも叶うはず。
 かなりしっかり下味を付けてしまった食材ばかりだが、これをマスターがどう料理し、味付けするか。リプレイが発表される来週が楽しみだ。

 
 チャットで相談してまとまった映画のあらすじ。これを元に各PLがPCに演技をさせるロールプレイングを行うことに。
 
<配役>
女幽霊:
王子サマ(少年時代)、王子サマの孫:
王子サマ(青年以降):
霊感少年:
意地悪な妖魔:
運命の女神一号:
運命の女神二号:
狂言回し:
 
 
 − 少年時代 −
 
 映像がホワイトアウトしている中、波の音が段々聞こえてくる。最初は微かに、次第にはっきりと。
 ナレーション(少女):『‥‥過去、現在、そして未来‥‥。思い出は脆く儚いものだけど、今でもボクの胸の中では朗々と輝いている。‥‥ボクは‥‥キミを‥‥忘れない‥‥ずっと‥‥いつまでも‥‥‥‥』
 波の音は一瞬強まったと思うと弱まり、そして消えて行く。波の音が消える頃にタイトルが浮かび上がる。
   − − − − − − − − − − − − − − −
 暗い舞台。トップライトが1灯だけ狂言回しを映す。。
「狂言回し」。白衣にサングラス。上からの強いライトで顔が良く見えない。
 
 狂言回し:さて、ここに始まる物語。一つの哀しい物語。一つの幸せな物語。伝わらぬ想いを抱え続けるは苦痛。苦痛となるほどの想いを抱けるは幸福。苦痛と幸福は裏表。それを恋と呼ぶならば、これは永遠の恋の物語。フフフ・・・
(暗転)
   − − − − − − − − − − − − − − −
 それは50年ほど前のこと。白い砂浜が続く海。日に焼けた少年と麦藁帽子に白いワンピース姿の少女。お互い一人遊びに興じていた二人は、一緒に遊ぶことに。兄弟のような、それでいて異性を意識している微妙な二人。楽しい夏の日々はあっという間に過ぎて行く。
 「また来るよ。その・・・麦藁帽子を目印に。僕のこと、忘れないでね。」
 (砂浜に伸びる2つの影が一瞬重なり、そして一つが走り去る。)
 少年は街へ。少女はサナトリウムへ。
   − − − − − − − − − − − − − − −
 (白くて殺風景な病室。ベッドの上の少女が激しく咳き込んでいる。指の間から滴る赤い液体がシーツを赤く染める)
 「まだ、死にたくない。まだ、死にたくない。」
   − − − − − − − − − − − − − − −
 夏。少年は洋上の船のキャビンに。父親が近づいて、話し掛ける。
「やっぱり日本にいた方がよかったか?」
「ううん。そんなことないよ。お母さんももういないんだもの。」
 少年はそう言って振り返り、また遠くを、日本のあるはずの方角を見詰め続ける。
   − − − − − − − − − − − − − − −
 
 意地悪な妖魔、運命の女神一号、運命の女神二号登場。衣装もメイクも演劇風。
狂言回しと同じ舞台。トップライトが照らすテーブルに座っている。
3人でおせんべいを食べながら、かしましくおしゃべり。女性週刊誌の記事をネタにしたような話し振り。内容はアドリブ。
キャラクターが描写されるような立場と考えを鮮明にすることを意識して。
女神はこれから紡ぐ運命についての見通しを語る感じか、おせっかいおばさんのような感じで。
妖魔は玩具を見つけたという感じで。
(最後は暗転)
 
 
− 青年時代 −
 
(「狂言回し」登場。白衣にサングラス。上からの強いライトで顔が良く見えない。)
 狂言回し:海外生活を終えて、少年は帰ってきたようす。青年に成長して。少年を青年に成長させた年月は青年にとって少年時代を美しい思い出に変えてしまった。触れることのできない思い出に・・・
(暗転)
   − − − − − − − − − − − − − − −
 鎌倉。少年は端整な顔立ちの美青年に。街道を歩いている。白いワンピース姿の少女が胸の前に麦藁帽子を抱えて、彼の進路上に立っている。どうしようかと悩んだ後に、少女は麦藁帽子を振りながら声を掛ける。(映像では口は開けるが、声が出ていない)
しかし青年は何も気付かずにすれ違ってしまう。まるで何も見えず聞こえないかのように。少女は立ちすくみ、そして振り返り涙乍らに叫ぶ(口パク)がそれすら青年には届かない。
 一陣の風が麦藁帽子を少女の手から飛ばしてしまう。青い空に飛んで行く麦藁帽子。
 
 東京。少女のアップ。少女の視線の先を追うと、青年の後ろ姿が。その脇に女性の姿も。時折、青年は脇の女性に顔を向けて喋っている(口パク)。とても幸福そうに。二人は人込みの中に消えて行く。
 
 舞台。
 
 妖魔登場。
 女神一号登場。
 女神二号登場。
 
 先程の衣装で、別々に登場し、少女に語り掛ける。順番はその内容に合わせて決める。
 
 最後の者が、舞台下手にあった大きな地球儀を目一杯回す。それが年月の経過を示す。
(カメラは回り続ける地球儀を次第にアップにし、最後に画面はそれだけになる。)
 
 
 
− 老年時代 −
 
 狂言回し:せっかく、再び会いたい一心で「変わった」のに。彼は気付いてくれなかった。そして、彼だけが年を取って行く。少女だけが約束を交したときのまま。想いがここまで変わらないとは。これは奇跡か、それとも呪いか・・・
(暗転)
 
   − − − − − − − − − − − − − − −
 九十九里浜に霊感少年が登場。8mmカメラ抱えて、どうやら撮影旅行のよう。
あちこちを撮影し、ふと足を止める。砂浜に少女の姿を見る。邪悪な気配があまりになかったので、最初気付かずに声を掛けてしまう。声を掛ける直前に身だしなみを綺麗にする仕草で彼が彼女の正体に気付いていないことを表す。 
 
 妖魔登場。
 女神一号登場。
 女神二号登場。
 
   − − − − − − − − − − − − − − −
 小春日和。広い庭に出した安楽椅子に老人が揺られている。後ろ姿なので誰だか判らない。そこに少年とそっくりの子供が現れ、話掛ける。しかし、おかしなことに気がつき、慌てて人を呼ぶために走って行く。カメラは遠くから固定し、少年を追わず、ひたすら揺れ続けている安楽椅子を撮り続ける。特撮で老人の姿が消えたあとも安楽椅子は揺れつづけ、今度は麦藁帽子にワンピース姿少女が浮かび上がり、同じように揺れ続ける。そこに霊感少年が現れ、声を掛ける。その口調や表情から、幽霊にも関わらず少女に惹かれている様子が感じられる。少女は麦藁帽子を取り、それを手渡して、霊感少年に一言二言答えたようす。その返事に彼はショックを受け、麦藁帽子を抱えたまま歩き去ってゆく。
 安楽椅子は揺れ続ける。少女が次第に消えた後も。
 
 
 妖魔登場。
 女神一号登場。
 女神二号登場。

 狂言回し:「幸福な王子」さまは「人魚姫」を残して去ってしまったようだね。それでも、「人魚姫」は約束を守るのかしらねぇ。
 
 
   − − − − − − − − − − − − − − −
 また夏が来た。
 
 少年が一人やってきて、山間にある小さなお墓にお墓参り。
 そうしていると、霊感少年が現れる。手には麦藁帽子。
 霊感少年が、少し複雑な表情を浮かべて麦藁帽子を手渡す。
 女の子向けの麦藁帽子にも関わらず、少年はそれを受け取って。ふっと笑顔に。
 二人一緒に墓を離れる。途中、霊感少年は振り返って、寂しそうに肯くそぶり。
 
 二人が歩き去った後に墓に寄りかかっている少女の横顔がフレームイン。
 微笑みを浮かべながら、ゆっくり瞼を閉じる。
 カメラは生けられた白い花束を一緒に少女を映し、次第に引いて行く。
 
 ある程度引いたら、どこからか波の音が聞こえてくる。
 波の音が段々聞こえてくる。最初は微かに、次第にはっきりと。それに合せて、少女の姿は白の中にフェイドアウト。
 ナレーション(少女):『‥‥過去、現在、そして未来‥‥。思い出は脆く儚いものだけど、今でもボクの胸の中では朗々と輝いている。‥‥ボクは‥‥キミを‥‥忘れない‥‥ずっと‥‥いつまでも‥‥‥‥』
 波の音は一瞬強まったと思うと弱まり、そして消えて行く。波の音が消える頃にタイトルが浮かび上がる。
 
 
 
 
 
 
 
                    <fin>


 WT1の学園祭イベントの出し物として「映画」を撮ることにした。先日からごちゃごちゃ書いているのも、ゲーム内でPC達が撮る映画についての相談内容。映画を撮ることは前から計画していて、8月頃からPC達の合宿を撮影旅行としてみたりと細かな流れを作っていた。どんな映画を撮るかについては何も考えていなかったが、合宿をネタにした「PCなりきり掲示板」の書き込みからアイディアが得られればいいと思っていたし、実際それを利用した。
 合宿は8mmカメラ片手に青春18キップを使い、「さいころの旅」をするというもの。映画とかに関係なく「飯田線の旅」が出来たら面白いと考えていた。が、他のPLさんの書き込みからいきなり九十九里浜に到着したことになってしまった。山に行くつもりが海に。なりきり掲示板で話を繋げるのに疲れたこともあって、ある事件に出会ったことにして、それを元に合宿後に映画の脚本を考えているということにして、そのスレッドを終えた。
 
 話を考えるに当たって、夏に出会った『事件』をどんなものにしようかと考えた。ここで、「妖魔」について説明しよう。これから先の話を理解してもらうには説明しておかないと・・・(汗)。
 
 WT1もWT2も「人外の存在」にPC達が立ち向かうという設定のゲームなのだが、この「人外の存在」の性格が2つのゲームで異なっている。
 WT1の設定では「人外の存在」は「妖魔」と呼ばれる。瘴気(実体と自己意識を持たない)に憑依された人が負の感情を抱く中で完全に融合してしまったときに「妖魔」となる。つまり元は人間。肉体の構造が変わっただけで、外見・性格・記憶などは変わらない。それどころか肉体的な変化がなくなり、いくら年月が経っても妖魔になった肉体年齢の姿のまま。元は人間であるため、悪意の塊のような性格の妖魔だけでなく、大人しい性格のものもいる。また動物の妖魔は動物の本能を持ちながらも、実体化するほどの力は無く、通常の人間には目に映らない。
 普通の人間や動物との違いは通常の食事の替りに、他の生物から精神の力(いわゆる魂)を摂取しなければならないこと。この魂の摂取は、生物の血か肉を食べる(或いは飲む)事で行なわれる。魂を全て失った生物は死亡するが、魂を少しだけ摂取された生物は、多少の倦怠感はあるものの、普通に生活する事が可能。この「少しだけ摂取された場合は死なない」という設定が、妖魔の存在を微妙なものにしている。絶対的な敵ではなく、共存も可能な存在。曖昧さがあるため、「何故倒すのか」を考えるゲームになっている。対してWT2の「殲鬼」は共存しえない存在として設定されている。悩むことなく攻撃しかけられ、「如何に倒すのか」を考えればいい。
 
 ある事件を妖魔に関わる事件にしようと思った。しかし、人間の妖魔を出すと設定上色々面倒なことになる。動物の妖魔の事件にしよう。どんな動物?そこで、昔読んだ藤子・F・不二雄の「エスパー魔美」というマンガを思い出した。これも高校生が、義憤を感じても社会を変えるには無力な存在としての学生が、主人公の話だから思い出したのかもしれない。このマンガに「サマードッグ」という話があった。
 サマードッグ。親が子供の情操教育の道具として別荘で過ごす夏休みの間だけ子供に与える犬。夏が終われば捨てられる。マンガでは捨てられた犬達が野犬となり、哀しみと怒りで自分達を捨てた人間達を襲うようになる。野犬のリーダーの犬とその犬を忘れられなくて家出してきた少年の物語だった。野犬となった犬と家出少年はとうとう触れ合い抱き合うことが出来た。
 この物語の構造をWT1に持ち込んだらどうだろう。設定上最大の違いは、「動物の妖魔は通常の人間には目に映らない」という点にある。いくら働きかけても、自分を見てくれない。実体化しないので、触れることもできない。 こうして出来た元ネタが、下記のようなものだった。『思い出』が1つの主題となっているのは、私のPCにとってこれが最後の学園祭であり、何かを残したいをいう想いがあるという設定から。
 
 
『 撮影旅行も兼ねた夏の合宿で出会った「ある事件」をベースにした作品。
  「動物・待ち続ける・妖魔化」
 瘴気により妖魔化してまでも昔の主の少年を待ち続けるサマードッグが元の話。
妖魔化してしまったために逆に大人となった主には彼女を見ることができない。
 だが、学生のレベルでは演出上撮影が難しいので、これを擬人化して人が演じる。
 
 その人を思う余り変わってしまった。
 が、その変化が逆に結ばれる事のない「断絶」を生じさせてしまう。
 「時の流れ」が二人を別つ。
 想い人は流れる時の中にあり、老い、そして死んで行く。
 しかし少女は・・・』
 
 
 犬といえば、昔「黄金の犬」とか「炎の犬」とか犬が主役のドラマがあったなぁ〜。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 共和党圧勝。

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