いぬもあるけば・・・「二日目」
2002年11月5日 昨夜のチャットで話し合う議題(配役と物語)のうち配役はほとんど決まったが物語の展開について了承を得てはいなかった。当初、物語の結末なども全てマスターに委ねようとしていた。そのためイメージ先行の描写だけにしていたのだが、リプレイの文字数制限などから予め描写を希望する部分を選ぶものになってしまった。ゲーム性が弱まりイベントとしての性格が強まった格好。T社の別コンテンツ「東京怪談」と似た様な構造。
作る必要はないと思っていた物語の結末を考えなければならない。私一人で決めるのは流石に独断専行過ぎて、企画に合わない。なるべく参加者全員から意見を聞きたい。今日のチャットはあらすじの流れの希望を確認するためのものだった。
先週に作ったシナリオ案は色々な元ネタが混ざっていた。
童話:「人魚姫」、「幸福の王子」
アニメ:「少女革命ウテナ」、「プリンセスチュチュ」
マンガ:「カットバック」とりみき
詩:「麦藁帽子」西条八十
小説:「夏への扉」R・ハインライン、「接続された女」J・ティプトリー・Jr
そんな元ネタの影響もあって、シナリオ案提示時点では悲劇的展開を臭わせたものだった。
チャットで意見を聞いて良かった。メールや掲示板では実施し難い『ブレーン・ストーミング』がここで成立していた。
シナリオ案と自分の頭にあった展開を提示して意見を求めた。
私の志向が「まず悲劇ありき」過ぎるという指摘を受けた。キャラクターの設定からして物語は悲劇的要素を最初から多く持っている。が、だからといって何がなんでも主人公達が浮ばれない展開にする必要もないだろう。どのような余韻を観客に与えたいのか。最後のシーンに主人公の微笑みを持ってきたいという意見。主人公の笑顔を最後にというアイディアは思い付かなかった。哀しみの表情しか描けていなかった。
悲劇が繰り返される事を予想させるシーンを最後に持ってくるというアイディアがあった。私は「一回性」が失われるので避けたかったが、「ホラー映画のように後味が悪くなる」という意見によってこのアイディアは却下されたのになるほどと思った。
アイディアがアイディアを呼ぶという形で話し合いが進み、方向性が固まった。
作る必要はないと思っていた物語の結末を考えなければならない。私一人で決めるのは流石に独断専行過ぎて、企画に合わない。なるべく参加者全員から意見を聞きたい。今日のチャットはあらすじの流れの希望を確認するためのものだった。
先週に作ったシナリオ案は色々な元ネタが混ざっていた。
童話:「人魚姫」、「幸福の王子」
アニメ:「少女革命ウテナ」、「プリンセスチュチュ」
マンガ:「カットバック」とりみき
詩:「麦藁帽子」西条八十
小説:「夏への扉」R・ハインライン、「接続された女」J・ティプトリー・Jr
そんな元ネタの影響もあって、シナリオ案提示時点では悲劇的展開を臭わせたものだった。
チャットで意見を聞いて良かった。メールや掲示板では実施し難い『ブレーン・ストーミング』がここで成立していた。
シナリオ案と自分の頭にあった展開を提示して意見を求めた。
私の志向が「まず悲劇ありき」過ぎるという指摘を受けた。キャラクターの設定からして物語は悲劇的要素を最初から多く持っている。が、だからといって何がなんでも主人公達が浮ばれない展開にする必要もないだろう。どのような余韻を観客に与えたいのか。最後のシーンに主人公の微笑みを持ってきたいという意見。主人公の笑顔を最後にというアイディアは思い付かなかった。哀しみの表情しか描けていなかった。
悲劇が繰り返される事を予想させるシーンを最後に持ってくるというアイディアがあった。私は「一回性」が失われるので避けたかったが、「ホラー映画のように後味が悪くなる」という意見によってこのアイディアは却下されたのになるほどと思った。
アイディアがアイディアを呼ぶという形で話し合いが進み、方向性が固まった。
いぬもあるけば・・・「企画チャット」
2002年11月4日 連休三日目はゆっくりと過ごす事に。決して、世田谷まつりに出演するソーイングマシーンのライブに駆け付けたり、吉祥寺巡りをする克弘さん達と合流したりすることが叶わなかったからでは・・・熟睡さえしてなければ・・・(遠い目)。
一日部屋にいても勿体無い気がしたので外出。道すがら克弘さんと連絡を取ったところ、これから新宿で映画を観るらしい。とすると後2〜3時間ほど時間があるか。運が良ければ合流できる。とりあえず近くにいくことに。途中でお茶する気になって、原宿駅で降りた。竹下通り沿いのギャラリーでは上智大学美術部OB展が。それなりに面白い。シューテイングゲームよろしく人込みを避けながら竹下通りを突破。ふしみにたどり着く。
先客はこの間のワイン講習会にいた男性。抹茶セットを頼んだ後にシグマリオンを取り出して、溜まった日記記述。シグマリオンのディスプレイのヒンジが壊れてきちんと立たないので「本体」を台にした。店長からチェックが入る(汗)。
連絡が無いまま2時間、3時間。静かで作業が捗る。だが、それはお客が余り来ないということ。GAP、YM SQUAREと続く明治通りに面した店でそれはどうかと思うが。夕方にちょっと最近では見られないぐらい口調や態度など、きちっとした振る舞いをするカップルが来店。余りに珍しいので、最初に新興宗教系の人達かと思った私は大分煤けている。若いカップル・・・いや夫婦だった。
「アヴァンテイの教授」ノリに聞き耳を立ててみる。こんな判り難い店にどうして訪れたのだろう。店長は最初どなたかの紹介だと思ったらしい。そうではなかった。ここで扱っている「美装紙」が紹介された雑誌「健康」の記事を読んで興味をもったのだという。
「美装紙:自然の鉱石ゼオライトを和紙に漉き込んだ、環境とお肌にやさしい洗顔専用紙。子供からお年寄りまで幅広く使える。また、アトピー性皮膚炎の人にも安心して使える専用紙。皮膚の小さな穴に入っている老廃物を取り出し、適度な水分を補給させ、健康な状態を作り出す補助機能を持っている。使用法は霧吹きなどで水を含ませ、肌を拭いたりパッティングするだけ。簡単、お手軽なお手入れ方法。」 これがアトピーに悩む人の洗顔道具として紹介されたらしい。化粧落しとして売り出したいのだが、「化粧落しは肌が敏感な人には良くないアルコールが含まれなければならない」という素晴らしい規制がある。そのため「化粧落し」という商品説明はできずに、洗顔専用紙というかなり苦しい肩書きになっている。
深夜の通販番組で新素材のスポンジで油汚れの酷いガス台を掃除するのを観たことがある。洗剤を使わないのに一吹きでステンレスの輝きが甦るのに驚いた。あのスポンジの新しい点は繊維が通常のものより細く、網目も細かいために金属を傷付けることなく汚れを効率良く取り去ることができるところだ。「美装紙」の、というよりも和紙の特性がこれと重なっている。
有機化合物の添加物を含んでいないことが、逆にアトピー性皮膚炎や敏感肌の人の福音になっているというのがなんとも。美装紙に含まれるゼオライトのマイナスイオン効果はマイナスイオンの効能自体の根拠が未だはっきりしてない偽薬的ものである(もし自然発生する微弱なマイナスイオンでそれなりに人体に影響を与えるならば、ケータイから発せられる電磁波はその何百倍も影響を与え続けていることになろう)故に疑わしいが、偽薬としてのそれは存在意義があるのだろう。
若夫婦にはアトピーに悩む妹がおり、その上でたまたま雑誌の記事を見て、わざわざ店を探してやってきたのだという。どうやら、喫茶室としては繁盛しているとは言い難いが「美装紙」の方は中々繁盛しているらしい。
途中、ランチの残りを頂いたりしながら、結局閉店まで。7時半から予約の方の食事会。それまでどうぞということだったのだが、お客さんが予想よりも早目にきたので慌てて撤収。どこかの時代劇俳優の奥さんだとか。そういう方々とは世比亜で慣れているが、今のシチュエーションでは私は異端的存在に違いない。店主に迷惑を掛ける前に。
自宅に着いたら、予定している企画チャットの開始時間21時までもうすぐ。本当ならば話し合いの叩き台になるものを用意しようとしていたのだが、まともに考えるには時間がない。時間が来たので見切りを付けた。
この企画チャットはT社のWT1「学園退魔戦記ZERO」の世界内で行われる学園祭のイベントについての相談が目的。同じ部活に入っているPCのPLさんを集めて、どんな事をするか、どのようにするかを相談した。
ZEROが始まって、もう1年が過ぎたがこうやって同じ部活のPLさん達ときちんとチャットするのははじめて。大抵、メールか掲示板で連絡を済ませていた。より会話に近いチャットだとPL本人の性格も垣間見えて面白い。ゲーム内で映画を作るという企画を進め、それの配役がほぼ決まった。有意義なチャットだった。
が、チャット終了後に大失敗。コミネットのチャットは会員が臨時に設定するもので、ROM禁止、表示行数20行。内容を記録するには、エディタなどにコピー&ペーストして保存しなければならない。チャットが終わった段階でかなりの文章量があったのだが、セーブする前になんとパソコンがハングアップ。信じられない。概略は記憶しているが、細かなことは消えてしまった。あう・・・(沈)。
日テレの格闘技の深夜番組「最強魂」。背の低い選手が如何に背の高い相手をKOしたかを語っていた。有効な顔面への攻撃をするために戦略を練って試合に臨んだという。最初に、ひたすら相手のボディを狙う。視線も相手のボディを見つめ、あくまでもボディ狙いという姿勢を貫く。実際に有効打を数発食らうと相手もボディを守るために腰を引いて頭を下げてくる。実際の試合では相手の顔が下がってきたところで、顔はボディに向けながらクロスカウンターで相手の顎を打ちぬいてKO。度胸と技術が伴わないと出来ないが、確かに戦略の段階の勝利といえる。
同様の戦略を国家レベルに拡張して考えてみる。テロは相手国を倒すための方法ではない。クロスカウンターで狙うべきものは・・・
一日部屋にいても勿体無い気がしたので外出。道すがら克弘さんと連絡を取ったところ、これから新宿で映画を観るらしい。とすると後2〜3時間ほど時間があるか。運が良ければ合流できる。とりあえず近くにいくことに。途中でお茶する気になって、原宿駅で降りた。竹下通り沿いのギャラリーでは上智大学美術部OB展が。それなりに面白い。シューテイングゲームよろしく人込みを避けながら竹下通りを突破。ふしみにたどり着く。
先客はこの間のワイン講習会にいた男性。抹茶セットを頼んだ後にシグマリオンを取り出して、溜まった日記記述。シグマリオンのディスプレイのヒンジが壊れてきちんと立たないので「本体」を台にした。店長からチェックが入る(汗)。
連絡が無いまま2時間、3時間。静かで作業が捗る。だが、それはお客が余り来ないということ。GAP、YM SQUAREと続く明治通りに面した店でそれはどうかと思うが。夕方にちょっと最近では見られないぐらい口調や態度など、きちっとした振る舞いをするカップルが来店。余りに珍しいので、最初に新興宗教系の人達かと思った私は大分煤けている。若いカップル・・・いや夫婦だった。
「アヴァンテイの教授」ノリに聞き耳を立ててみる。こんな判り難い店にどうして訪れたのだろう。店長は最初どなたかの紹介だと思ったらしい。そうではなかった。ここで扱っている「美装紙」が紹介された雑誌「健康」の記事を読んで興味をもったのだという。
「美装紙:自然の鉱石ゼオライトを和紙に漉き込んだ、環境とお肌にやさしい洗顔専用紙。子供からお年寄りまで幅広く使える。また、アトピー性皮膚炎の人にも安心して使える専用紙。皮膚の小さな穴に入っている老廃物を取り出し、適度な水分を補給させ、健康な状態を作り出す補助機能を持っている。使用法は霧吹きなどで水を含ませ、肌を拭いたりパッティングするだけ。簡単、お手軽なお手入れ方法。」 これがアトピーに悩む人の洗顔道具として紹介されたらしい。化粧落しとして売り出したいのだが、「化粧落しは肌が敏感な人には良くないアルコールが含まれなければならない」という素晴らしい規制がある。そのため「化粧落し」という商品説明はできずに、洗顔専用紙というかなり苦しい肩書きになっている。
深夜の通販番組で新素材のスポンジで油汚れの酷いガス台を掃除するのを観たことがある。洗剤を使わないのに一吹きでステンレスの輝きが甦るのに驚いた。あのスポンジの新しい点は繊維が通常のものより細く、網目も細かいために金属を傷付けることなく汚れを効率良く取り去ることができるところだ。「美装紙」の、というよりも和紙の特性がこれと重なっている。
有機化合物の添加物を含んでいないことが、逆にアトピー性皮膚炎や敏感肌の人の福音になっているというのがなんとも。美装紙に含まれるゼオライトのマイナスイオン効果はマイナスイオンの効能自体の根拠が未だはっきりしてない偽薬的ものである(もし自然発生する微弱なマイナスイオンでそれなりに人体に影響を与えるならば、ケータイから発せられる電磁波はその何百倍も影響を与え続けていることになろう)故に疑わしいが、偽薬としてのそれは存在意義があるのだろう。
若夫婦にはアトピーに悩む妹がおり、その上でたまたま雑誌の記事を見て、わざわざ店を探してやってきたのだという。どうやら、喫茶室としては繁盛しているとは言い難いが「美装紙」の方は中々繁盛しているらしい。
途中、ランチの残りを頂いたりしながら、結局閉店まで。7時半から予約の方の食事会。それまでどうぞということだったのだが、お客さんが予想よりも早目にきたので慌てて撤収。どこかの時代劇俳優の奥さんだとか。そういう方々とは世比亜で慣れているが、今のシチュエーションでは私は異端的存在に違いない。店主に迷惑を掛ける前に。
自宅に着いたら、予定している企画チャットの開始時間21時までもうすぐ。本当ならば話し合いの叩き台になるものを用意しようとしていたのだが、まともに考えるには時間がない。時間が来たので見切りを付けた。
この企画チャットはT社のWT1「学園退魔戦記ZERO」の世界内で行われる学園祭のイベントについての相談が目的。同じ部活に入っているPCのPLさんを集めて、どんな事をするか、どのようにするかを相談した。
ZEROが始まって、もう1年が過ぎたがこうやって同じ部活のPLさん達ときちんとチャットするのははじめて。大抵、メールか掲示板で連絡を済ませていた。より会話に近いチャットだとPL本人の性格も垣間見えて面白い。ゲーム内で映画を作るという企画を進め、それの配役がほぼ決まった。有意義なチャットだった。
が、チャット終了後に大失敗。コミネットのチャットは会員が臨時に設定するもので、ROM禁止、表示行数20行。内容を記録するには、エディタなどにコピー&ペーストして保存しなければならない。チャットが終わった段階でかなりの文章量があったのだが、セーブする前になんとパソコンがハングアップ。信じられない。概略は記憶しているが、細かなことは消えてしまった。あう・・・(沈)。
日テレの格闘技の深夜番組「最強魂」。背の低い選手が如何に背の高い相手をKOしたかを語っていた。有効な顔面への攻撃をするために戦略を練って試合に臨んだという。最初に、ひたすら相手のボディを狙う。視線も相手のボディを見つめ、あくまでもボディ狙いという姿勢を貫く。実際に有効打を数発食らうと相手もボディを守るために腰を引いて頭を下げてくる。実際の試合では相手の顔が下がってきたところで、顔はボディに向けながらクロスカウンターで相手の顎を打ちぬいてKO。度胸と技術が伴わないと出来ないが、確かに戦略の段階の勝利といえる。
同様の戦略を国家レベルに拡張して考えてみる。テロは相手国を倒すための方法ではない。クロスカウンターで狙うべきものは・・・
いぬもあるけば・・・「散歩」
2002年11月3日 昨日のカラオケメンバーの一人のたつみさんの「歌いたいと思って歌えなかった歌があるので再挑戦したい」という一言で二人でまた上野のパセラに。克弘さん達は品川で行われるGGXの大会を見に行った。あちらも面白そうだが、ゲームをしないものがチャンピオン大会の試合を見ても凄さが判らなかっただろう。
で、たつみさんが歌いたいたかった歌は「闘将!!拉麺男」のOPとED。こんなに格好いい歌なんだ。知らなかった。闘将!!拉麺男といえば、確か龍輝雅龍さんが熱烈なファンだった気がする。彼の方のサイトのアドレスを後で伝えよう。是非、掲示板に書き込んで貰いたい(にやり)。
カラオケ後、克弘さん達から連絡があるかもしれないと思って特定の場所に行かないで上野公園を散策することにした。西郷隆盛像の周辺は妙に国際的。不忍の池に降りる。穏やかな日差しの元、水面には無数のボートが。平和な、平和な休日の光景。海が遠くないからカモメがいるのは判るが、サギと一緒にいるのを見るのは少し不思議な気がする。怪しい高層建築のホテルを見上げて右に折れ、は虫類館の脇を抜け、上野動物園沿いに進み、ぐるっと芸大まで。芸大美術館をちょっと覗く。開催されている展示会を見る手もあったが、いつ連絡が来るか判らないので冷やかすだけにして上野駅方面に。東京文化会館のオープンテラスの喫茶店に惹かれて寄ってみる。決して怪しいメニューに惹かれただなんて・・・(汗)。「とれんでぃ」なハヤシライス・カップを食べた。デフレ的な商品と考えれば確かに「とれんでぃ」だが・・・。
たつみさんがCLAMPのイラスト集が欲しいというので、本屋巡り。上野駅周辺の書店で買うに至らず、秋葉原の書泉まで足を伸ばすことに。ここで克弘さん達と連絡が取れた。秋葉原で合流することに。あちらよりもこっちの方が先に秋葉原に付くので書泉に寄ってから合流。元T−ZONEだったビルに。パソコンの館はオタクの館になっていた。20年前、秋葉原は電気街だった。10年前、秋葉原はパソコン街になった。そして今、秋葉原はオタク街に。その象徴たるビル。
ここで仰木さんが「逆転裁判」、「逆転裁判2」をGET。私はTRPGのシステムやらゲームブックが売っているフロアがあることに驚く。女性向け18禁ゲームもあんなに沢山あるとは。漫画、小説など立派な1ジャンルになっているのを確認。
夕食は交通博物館向こうのカレー屋「ムルギー」で。onodeeお勧めの店。前に2回ほど来たのだが、こんなに辛かったかしらん。定番のムルギーカレーが異様に辛く感じた。辛さに弱くなったのかな。辛いのがダメなたつみさんは顔をこわばらせながら甘めにしてもらったはずのカレーと戦っていた。克弘さんが平然と食べていたのが以外。他の3人との差が。
Tさんと合流し、ゲーセンに。たばこの煙がきつい。お茶でもしようという事になったが、秋葉原で落ち着ける場所はなさそう。そこで東京駅に移動。八重洲地下街に割と店があるからなんとかなるだろう。地下街に着いてから、ある店の事を思い出した。テレ東の深夜番組「debuya」で大盛りメニューを食べ歩く企画がある。確かこの地下街に紹介された店があったはず。あった。その店は「大使館」。大盛りなのは・・・パフェ。ショーケースに飾られた模型は、人を笑わせるのに十分な迫力。何を考えて、これほどのメニューを作ったんだろう。こんな場所のお店で。そんな事を考えながらも店に。
20分後、私たちの目の前にそびえるアイスとメロンシャーベットの固まり。デジカメを持っていなかったことを後悔。どうなることだろうと思ったが、流石に5人もいると淡々と形が削られ、そう時間が立たないうちに完食。こうなると、一番大きな「爆笑びっくり」なものもいけるのではという来になってくる。次回は最大のアレに挑戦しよう。もちろん一人でなどという無謀な話ではなくて・・・。
で、たつみさんが歌いたいたかった歌は「闘将!!拉麺男」のOPとED。こんなに格好いい歌なんだ。知らなかった。闘将!!拉麺男といえば、確か龍輝雅龍さんが熱烈なファンだった気がする。彼の方のサイトのアドレスを後で伝えよう。是非、掲示板に書き込んで貰いたい(にやり)。
カラオケ後、克弘さん達から連絡があるかもしれないと思って特定の場所に行かないで上野公園を散策することにした。西郷隆盛像の周辺は妙に国際的。不忍の池に降りる。穏やかな日差しの元、水面には無数のボートが。平和な、平和な休日の光景。海が遠くないからカモメがいるのは判るが、サギと一緒にいるのを見るのは少し不思議な気がする。怪しい高層建築のホテルを見上げて右に折れ、は虫類館の脇を抜け、上野動物園沿いに進み、ぐるっと芸大まで。芸大美術館をちょっと覗く。開催されている展示会を見る手もあったが、いつ連絡が来るか判らないので冷やかすだけにして上野駅方面に。東京文化会館のオープンテラスの喫茶店に惹かれて寄ってみる。決して怪しいメニューに惹かれただなんて・・・(汗)。「とれんでぃ」なハヤシライス・カップを食べた。デフレ的な商品と考えれば確かに「とれんでぃ」だが・・・。
たつみさんがCLAMPのイラスト集が欲しいというので、本屋巡り。上野駅周辺の書店で買うに至らず、秋葉原の書泉まで足を伸ばすことに。ここで克弘さん達と連絡が取れた。秋葉原で合流することに。あちらよりもこっちの方が先に秋葉原に付くので書泉に寄ってから合流。元T−ZONEだったビルに。パソコンの館はオタクの館になっていた。20年前、秋葉原は電気街だった。10年前、秋葉原はパソコン街になった。そして今、秋葉原はオタク街に。その象徴たるビル。
ここで仰木さんが「逆転裁判」、「逆転裁判2」をGET。私はTRPGのシステムやらゲームブックが売っているフロアがあることに驚く。女性向け18禁ゲームもあんなに沢山あるとは。漫画、小説など立派な1ジャンルになっているのを確認。
夕食は交通博物館向こうのカレー屋「ムルギー」で。onodeeお勧めの店。前に2回ほど来たのだが、こんなに辛かったかしらん。定番のムルギーカレーが異様に辛く感じた。辛さに弱くなったのかな。辛いのがダメなたつみさんは顔をこわばらせながら甘めにしてもらったはずのカレーと戦っていた。克弘さんが平然と食べていたのが以外。他の3人との差が。
Tさんと合流し、ゲーセンに。たばこの煙がきつい。お茶でもしようという事になったが、秋葉原で落ち着ける場所はなさそう。そこで東京駅に移動。八重洲地下街に割と店があるからなんとかなるだろう。地下街に着いてから、ある店の事を思い出した。テレ東の深夜番組「debuya」で大盛りメニューを食べ歩く企画がある。確かこの地下街に紹介された店があったはず。あった。その店は「大使館」。大盛りなのは・・・パフェ。ショーケースに飾られた模型は、人を笑わせるのに十分な迫力。何を考えて、これほどのメニューを作ったんだろう。こんな場所のお店で。そんな事を考えながらも店に。
20分後、私たちの目の前にそびえるアイスとメロンシャーベットの固まり。デジカメを持っていなかったことを後悔。どうなることだろうと思ったが、流石に5人もいると淡々と形が削られ、そう時間が立たないうちに完食。こうなると、一番大きな「爆笑びっくり」なものもいけるのではという来になってくる。次回は最大のアレに挑戦しよう。もちろん一人でなどという無謀な話ではなくて・・・。
いぬもあるけば・・・「日帰り」
2002年11月2日 寝坊した。2時間の仮眠のつもりが、隣の部屋からのステレオの音で起きたのは11時半。慌てて準備をして出発。お土産を買いに行く余裕もなく、上越新幹線に飛び込む。
関東はよい天気だが、越後湯沢の辺りはかなり天候不順な感じ。新潟はそれでも回復しているようだ。
キャンパスへ向かうなだらかな坂を歩く。自然に視線が空に向く。冬に向かう日本海側特有の空はなんと言ったらいいのか。英国の風景画を見ているような気分にさせられる。
通りをすれ違う学生達のファッションが随分とあか抜けて来ているのを感じながら中門に辿り着き、小道を抜けて学食前広場に。教養棟の入り口を改装しているのは知っていたが、その変わり様に驚いた。半円柱ガラス張り。光が上から差し込むので、とても明るい雰囲気になっている。古い食堂との差が激しい。
そんなことに驚きながらも、目的の模擬店発見。天文部は今年もタルトもどきを売っている。利益率がいいのだろうが、でもちょっとなぁ。とりあえず購入。すぐにその場を離れて、写真部の模擬店に。同期のホリさんがいる。相変わらずOB出席率の高い部だこと。今年はおしること肉まん。売れるのだろうかと心配したが、天候不順で寒いために初日にしては順調な売り上げだったようだ。模擬店は一年生が担当だが、女性部員の呼び込みの効果もあったみたい。日本酒も売っている。寒梅、雪中梅もあったが、緑川の純米をもらう。肉まんをツマミに呑んだのは初めてだなぁ。店の前で客寄せついでに呑みながら、立ち寄った初老の男性と話し込む。どこかの英語塾の先生らしい。小学生対象ということらしいので、話のネタも小学生の教育について。最初、学生と思われていた。まぁ、まさかOBがそんなにいるとは思わないだろうし(苦笑)。
教養棟で写真展も開催されている。枠の処理が甘いために切れがなくてもったいないと思わせる作品がいくつか。モチーフとか面白いと思わせる作品がいつもよりも多く感じる。新人は視点が面白いし、3回生あたりになると個性が明らかになってきていて頼もしい。次の作品展が楽しみになってきた。
部のノートを読んで挨拶がてら書き込み。これ以外に、有志の独り言ノートがあるのだが、それを読む時間はなさそうだ。今の学生の生の思いが割と素直に綴られていて、とても興味深いノートになっている。こういうノートがあるという点でも、ここは特殊な場になっていると言える。綴りを介して交換される思い。他の人の考えなどをこういう形で知る体験は見た目だけでない人間理解を深めるきっかけになるだろう。
18時になった。もう立たなければ。せっかく来たこともあって名残惜しいが、撤退。模擬店に戻ったら、もう撤収していて留守番の子が二人しかいない。寒いのに後1時間ぐらい待たなければならないらしい。隣のサークルから焼き鳥を買って差し入れ。
新潟駅で駅弁を購入。「鮭の焼漬弁当」。これが当たりだった。久々に充実感のある駅弁を食べた。
東京駅。待ち合わせしていた克弘さん一行と合流。カラオケをしに、上野のパセラに移動。マイナーな歌が入っている・・・中島みゆきの「鳥になって」なんてカラオケに入ったんだ〜。でも「おとぎばなし」はまだかなった。薬師丸ひろこの欄にも乗っていないなァ。他にもこんなのが・・・という曲があったのだが、歌うほど聞き込んでいないので選曲しづらいものが。
2時間歌った後に移動して、呑み。変わったお酒を選んでみたが、海洋酵母で造ったワインは・・・甘かった。
そうそう、仰木さんがGBAの「逆転裁判」というゲームに思いっきり填っていた。萌えるものが見つかると人はこんなに元気になれるのか(ォ。
関東はよい天気だが、越後湯沢の辺りはかなり天候不順な感じ。新潟はそれでも回復しているようだ。
キャンパスへ向かうなだらかな坂を歩く。自然に視線が空に向く。冬に向かう日本海側特有の空はなんと言ったらいいのか。英国の風景画を見ているような気分にさせられる。
通りをすれ違う学生達のファッションが随分とあか抜けて来ているのを感じながら中門に辿り着き、小道を抜けて学食前広場に。教養棟の入り口を改装しているのは知っていたが、その変わり様に驚いた。半円柱ガラス張り。光が上から差し込むので、とても明るい雰囲気になっている。古い食堂との差が激しい。
そんなことに驚きながらも、目的の模擬店発見。天文部は今年もタルトもどきを売っている。利益率がいいのだろうが、でもちょっとなぁ。とりあえず購入。すぐにその場を離れて、写真部の模擬店に。同期のホリさんがいる。相変わらずOB出席率の高い部だこと。今年はおしること肉まん。売れるのだろうかと心配したが、天候不順で寒いために初日にしては順調な売り上げだったようだ。模擬店は一年生が担当だが、女性部員の呼び込みの効果もあったみたい。日本酒も売っている。寒梅、雪中梅もあったが、緑川の純米をもらう。肉まんをツマミに呑んだのは初めてだなぁ。店の前で客寄せついでに呑みながら、立ち寄った初老の男性と話し込む。どこかの英語塾の先生らしい。小学生対象ということらしいので、話のネタも小学生の教育について。最初、学生と思われていた。まぁ、まさかOBがそんなにいるとは思わないだろうし(苦笑)。
教養棟で写真展も開催されている。枠の処理が甘いために切れがなくてもったいないと思わせる作品がいくつか。モチーフとか面白いと思わせる作品がいつもよりも多く感じる。新人は視点が面白いし、3回生あたりになると個性が明らかになってきていて頼もしい。次の作品展が楽しみになってきた。
部のノートを読んで挨拶がてら書き込み。これ以外に、有志の独り言ノートがあるのだが、それを読む時間はなさそうだ。今の学生の生の思いが割と素直に綴られていて、とても興味深いノートになっている。こういうノートがあるという点でも、ここは特殊な場になっていると言える。綴りを介して交換される思い。他の人の考えなどをこういう形で知る体験は見た目だけでない人間理解を深めるきっかけになるだろう。
18時になった。もう立たなければ。せっかく来たこともあって名残惜しいが、撤退。模擬店に戻ったら、もう撤収していて留守番の子が二人しかいない。寒いのに後1時間ぐらい待たなければならないらしい。隣のサークルから焼き鳥を買って差し入れ。
新潟駅で駅弁を購入。「鮭の焼漬弁当」。これが当たりだった。久々に充実感のある駅弁を食べた。
東京駅。待ち合わせしていた克弘さん一行と合流。カラオケをしに、上野のパセラに移動。マイナーな歌が入っている・・・中島みゆきの「鳥になって」なんてカラオケに入ったんだ〜。でも「おとぎばなし」はまだかなった。薬師丸ひろこの欄にも乗っていないなァ。他にもこんなのが・・・という曲があったのだが、歌うほど聞き込んでいないので選曲しづらいものが。
2時間歌った後に移動して、呑み。変わったお酒を選んでみたが、海洋酵母で造ったワインは・・・甘かった。
そうそう、仰木さんがGBAの「逆転裁判」というゲームに思いっきり填っていた。萌えるものが見つかると人はこんなに元気になれるのか(ォ。
いぬもあるけば・・・「不確定要素」
2002年11月1日 出張帰りの駅で明日明後日が使用期間の土日キップを購入。まだ本当に使うか、決心しかねているのだが前日までの発売なので見切り購入した。おそらく、使うのだろうな。11/2,3ではなく、11/3,4の日程で買った方が良かったのか?尤も、その日程で買えるのか判らないが。日帰りで二日出掛けるか、それとも明日だけしか使用しないか。優先順位の決定は当日まで持ち越しとなりそう。
帰宅してから、ZEROのプレイング。PC情報とPL情報に差があるために最初に考えていた以上に難しいシナリオ。PLは犯人とその行動に至った理由が判るのだが、PCは状況証拠しか与えられていない。そのため犯人の目星がついていない。囮になって犯人が現れるのを待つ作戦にしても、現れる鍵になるアイテムをPCは知らない。同じシナリオに参加している人とチャットで相談しながら、かなり無理矢理な流れでキーアイテムを持たせることにした。そのために、シリアスなプレイングにギャグが混ざることに。どうなるだろう。結局、プレイングの送信は翌朝の7時。
帰宅してから、ZEROのプレイング。PC情報とPL情報に差があるために最初に考えていた以上に難しいシナリオ。PLは犯人とその行動に至った理由が判るのだが、PCは状況証拠しか与えられていない。そのため犯人の目星がついていない。囮になって犯人が現れるのを待つ作戦にしても、現れる鍵になるアイテムをPCは知らない。同じシナリオに参加している人とチャットで相談しながら、かなり無理矢理な流れでキーアイテムを持たせることにした。そのために、シリアスなプレイングにギャグが混ざることに。どうなるだろう。結局、プレイングの送信は翌朝の7時。
いぬもあるけば・・・「公開」
2002年10月31日「オリュンポスの刃」第3回リアクション公開。
かなり面白い展開になっている。フラグではなくタイムスケジュールにしたがって、PCの行動に関係なく重要なイベントが発生するシステムを導入しているらしいので、事態の進展とそれに翻弄される様子が出ていて面白い。きちんと考えて行動しなければ、勝手に事態が進んでしまってゲームオーバーになってしまうのではと思わせる。
近未来海洋冒険ものという題材も合っているのだろう。尤も、その分、PCにかなり無茶をさせなければならない。緊迫感と共にハイリスクハイリターンの位置にPLを持っていくこの辺りが、MTなどとは違う文化を持った人達のゲームであることが感じられる。
一昨日プレイングを送信したZEROリプレイがもうアップされていた。予想していた他のPCの行動に対するプレイングによって見せ場を得ることができたので満足。
その人の悪い点を単純に否定するのは良いこととは限らない。それはその人の人格を否定することに繋がる。大上段に否定されたら、人格を否定されたのだと解釈して意固地になり、尚更それに固執してしまう。人格を否定している訳ではないことを理解させることが、そして本当に否定していないことが重要。
ゲームの話だ。教育の話ではない。ましてや国同士の諍いの話ではない。
かなり面白い展開になっている。フラグではなくタイムスケジュールにしたがって、PCの行動に関係なく重要なイベントが発生するシステムを導入しているらしいので、事態の進展とそれに翻弄される様子が出ていて面白い。きちんと考えて行動しなければ、勝手に事態が進んでしまってゲームオーバーになってしまうのではと思わせる。
近未来海洋冒険ものという題材も合っているのだろう。尤も、その分、PCにかなり無茶をさせなければならない。緊迫感と共にハイリスクハイリターンの位置にPLを持っていくこの辺りが、MTなどとは違う文化を持った人達のゲームであることが感じられる。
一昨日プレイングを送信したZEROリプレイがもうアップされていた。予想していた他のPCの行動に対するプレイングによって見せ場を得ることができたので満足。
その人の悪い点を単純に否定するのは良いこととは限らない。それはその人の人格を否定することに繋がる。大上段に否定されたら、人格を否定されたのだと解釈して意固地になり、尚更それに固執してしまう。人格を否定している訳ではないことを理解させることが、そして本当に否定していないことが重要。
ゲームの話だ。教育の話ではない。ましてや国同士の諍いの話ではない。
いぬもあるけば・・・「木枯らし」
2002年10月29日 朝の5時。激しい音で目が覚めた。「・・・大雨?」いや、雨ではない。周囲の林の枝が激しい木枯らしで揺さぶられて立てる悲鳴。『那須降ろし』だ。
ZEROのプレイング。PCに縁故ポイントのあるNPCを救うために動かした。他のPCが乗り気ではなさそうであることを予想し、それに対する対策も記述。PCはNPCとネタとしてだけでなく、存在論的にも似ているところがある。似ている者に惹かれるのはよくあることだ。
ZEROのプレイング。PCに縁故ポイントのあるNPCを救うために動かした。他のPCが乗り気ではなさそうであることを予想し、それに対する対策も記述。PCはNPCとネタとしてだけでなく、存在論的にも似ているところがある。似ている者に惹かれるのはよくあることだ。
いぬもあるけば・・・「文化祭イベント申請」
2002年10月28日 WT1の学園祭企画の内容を1時間ほどで纏めて送信。同じグループのPL達と余り詳細は相談しないで決めてしまった。実施される企画がPBMシナリオ案とイベント臨時掲示板の2つ。
イベント臨時掲示板は文化祭の模擬店などをリアルタイムにPCチャットのように書き込んむもの。自主制作映画上映会としたが、OMCのピンナップの注文をしやすいような、そして書き込みの足掛かりになるような遊びを入れたので、これをネタに楽しんでもらえればうれしい。
シナリオ案は上映会に対応して自主制作映画作成のお話。学生の自主制作映画というのは、観客として観る物語の要素だけでなく、そのときの彼らの時間を切り取り保存するという記録の要素もある。それを意識した映画のシーンを記述し、どう製作するかご都合主義なのは自覚しながら能力以上の映画を作ることに。
3つの団体を纏めて申請したのだが、うまく行くだろうか?
イベント臨時掲示板は文化祭の模擬店などをリアルタイムにPCチャットのように書き込んむもの。自主制作映画上映会としたが、OMCのピンナップの注文をしやすいような、そして書き込みの足掛かりになるような遊びを入れたので、これをネタに楽しんでもらえればうれしい。
シナリオ案は上映会に対応して自主制作映画作成のお話。学生の自主制作映画というのは、観客として観る物語の要素だけでなく、そのときの彼らの時間を切り取り保存するという記録の要素もある。それを意識した映画のシーンを記述し、どう製作するかご都合主義なのは自覚しながら能力以上の映画を作ることに。
3つの団体を纏めて申請したのだが、うまく行くだろうか?
いぬもあるけば・・・「階級」
2002年10月27日 モーニングコールをお願いしたが、どうやら不都合が生じたようだ。
版画のシートを保存するシートホルダーを長く借りていた。持ち主から急に必要になったので返して欲しいと先日連絡があり、お昼前に糀谷駅で待ちあわせて手渡し。そのまま、会社に寄ってメールチェック。先月から個人的なメール送信の原則禁止令が出ている。送られてくるものに対してのレスもやり難い感じで、個人アドレスから返信してみたり。
わざわざ会社に来たので、国道を渡ってそのまま真っ直ぐ行ったところにある銭湯「蒲田温泉」に。久々にコーヒーのような黒いお湯に浸かる。昼なのに結構お客がいる。背中に見事な鯉を跳ねらかせている人もいたり。弱アルカリ泉なので上がってからもしばらくお肌ツルツル。
湯上がりの心地良さの余韻に浸りながら東急池上線に乗り、久が原の世比亜に。マスターが趣味の手品に使うために手に入れてもらったという1ドル硬貨を見せてもらった。や、これだけ厚くて大きければ弾丸を止めることができるだろうなぁ。カウンターの前に手芸品が置いてあった。知り合いのおじいさんが昨日まで作品展をしていて、終わった後に分けてもらったのだという。厚紙などで作るミニチュア。数十年掛けて1000点以上の作品を作ってきたと聞いて、ちょっとした趣味もここまで続けると凄いものになるのだと認識。一昨日買ったお土産を和紙アートふしみに続いて、ここにも進呈。
14時を過ぎたので席を立ち、原宿に移動。表参道は物凄い人込み。ようやくワイン講習会の会場である和紙アートふしみに到着。既に講師であるソムリエの山崎さんが来ていて受講者の方と談笑していた。初参加なのでとりあえず挨拶。どこかのレストランでソムリエをされているらしい。快活で気さくな人。
15時半過ぎに開始。参加者は私を含めて8名。店主は知り合いから旅のお土産を貰いに行ってしまった。今回は第3回目の講義ということで、気軽にワインを買うためのコツについて。ワインを求めるのに良いお店とは、初心者の人が店員に尋ねる際にうまくイメージを伝えることのできる単語とは・・・という感じで変に畏まったものでない内容。高度な内容を求める人にはつまらないかもしれない。話を聞いて判るのは結局、ワイン店も書店やカメラ店と同じ。種類や価格帯が幅広い商品展開、顧客の質問に答えられ、要望を察知して的確なものを薦められる店員がいる。そういう販売態度は基本事項なのだ。
ヴィンテージについての話が興味深かった。良いと呼ばれる年のものは大器晩成型。悪いと呼ばれる年のものは早熟な即戦力型。パラメータが意味する所を理解してうまく付き合えば、リーズナブルに付き合える。
講義が終わったら、テイスティングタイム。4本のワインを味わった。敢えて、個性的なものを選んだということで、それぞれの差が強烈。Condrieu ’98(Costes du Rhone)の香りと味わいのギャップに驚く。これに合うと言われる料理と一緒に飲んで、どれだけ合うのか試してみたい。Cote Rotie ’98(Costes du Rhone)を含んで最初に思い浮かんだのは、スペイサイドのシングルモルトウィスキー。フランスのワインがアイルランドのウィスキーを連想させるなんて。ロンドンのワインの消費についての話と共に意外だった。
テイスティングの途中で店主が戻ってきた。頂いたお土産をおすそ分けしてもらう。イラン産キャビア。わ。元々、チーズなどは容易されいていたけれど、こんな凄いものが出てくるとは。折角だからと、普通ではしないことをすることに。4種のワインと味わって、どんな感じになるかを試してみた。ソーヴィニヨンブランに合うのは定番のものだろう。でも、同じ白のCondrieuでは‥‥(汗)。単純に魚など海のものには白とは言えないことを実感。しかし、濃厚で生臭さも後に引くキャビアはソーヴィニヨンブランでもその生臭さを消しきれない。これに合うのは・・・日本酒の方が・・・と山崎さんまでも口にしていた。美味しい食事をするための食中酒という一点に拘るならば、ワインよりも合う酒があっても不思議ではないし、知識があって誠実なソムリエならばワイン以外の酒も候補として上げるのを躊躇わないはずだ。
講習会は終了し、山崎さんに個人的に今お薦めのレストランを5軒ほど教えてもらったりの談話会に。神楽坂、代官山、青山、恵比寿、、吉祥寺。
山崎さんや用のある受講者が帰った後、残ったワインを空けるためと称する有志の食事会にシフトした。店主がほぼ原価で提供してくれる料理(これが中々美味しい)を頂きながら、おしゃべり。
と、先程のお土産を提供してくれた方の登場。先程のお土産は先日イランやイラクに旅行した際のものだという。用のあったイラン大使館から直に来たようで、そのときのお土産のお菓子を頂いた。トルコで食べたのと似たお菓子だったので、相当甘いと覚悟していたのだが思ったほどではなかった。生のイラク情勢と推測されることを他愛の無い話のように話されるところから、フィルターを掛けている様子が見て取れた。
話題はここ最近続く海外のテロの政治的な意味、アメリカがイラクを攻撃した際に予想される日本国内に生じる事など。こういう素人の場だと、どうしても陰謀史観に動いてしまう。例えば、オペラハウス襲撃の裏に何があるのか、どこの国が一番利するのか、誰が一番利するのか。
イラク攻撃が始まったら、日本でテロや要人暗殺が発生する可能性は非常に高い。日本で事件を起こせば世界に目が向く。世界経済を揺るがすことが戦略的に有効とみれば、東京証券取引所などはターゲットになるだろう。別に被害がなくてもいい。世界経済にダメージを与えようとする存在があることを誇示できれば、それで投資家心理は揺らぐ。
要人暗殺も非現実的な話ではなくなった。この間の衆議院議員殺人事件。この事件がなまじ政治的なものではなかった事で、要人側は逆に安心してしまう可能性がある。政治屋さんも大変だ。あんなに簡単に要人を殺ることができることが示されてしまったのだから。
アメリカを攻撃するのに別にアメリカを攻撃しなくてもいいのだ。世界経済が大きく揺らげば、アメリカも揺らぐ。各国のリンクが強くなっているために、ある国で何かが起こるとその影響をまともにくらう。いきなり中国が政治的理由で経済政策の揺り戻しをしてしまうとか。戦費を提供する日本を攻撃するのは「補給線を叩く」という戦術的なレベルの話でも理解できる。
そして要人襲撃の可能性は別に国外のテロリストに限ったことではない。一連の茶番劇を観て、「彼ら」にその命でもって経営責任を取ってもらおうとする「憂国の人」が出てくる可能性を一笑には伏せられない。そして、そういう人達を利用する人の存在も。
・・・というような、リンクの激しいMMRPGの話は楽しかった。
楽しすぎて、気がつくと21時過ぎ。しまった!ソーイングマシーン@新宿のライブが〜っ!(汗)
版画のシートを保存するシートホルダーを長く借りていた。持ち主から急に必要になったので返して欲しいと先日連絡があり、お昼前に糀谷駅で待ちあわせて手渡し。そのまま、会社に寄ってメールチェック。先月から個人的なメール送信の原則禁止令が出ている。送られてくるものに対してのレスもやり難い感じで、個人アドレスから返信してみたり。
わざわざ会社に来たので、国道を渡ってそのまま真っ直ぐ行ったところにある銭湯「蒲田温泉」に。久々にコーヒーのような黒いお湯に浸かる。昼なのに結構お客がいる。背中に見事な鯉を跳ねらかせている人もいたり。弱アルカリ泉なので上がってからもしばらくお肌ツルツル。
湯上がりの心地良さの余韻に浸りながら東急池上線に乗り、久が原の世比亜に。マスターが趣味の手品に使うために手に入れてもらったという1ドル硬貨を見せてもらった。や、これだけ厚くて大きければ弾丸を止めることができるだろうなぁ。カウンターの前に手芸品が置いてあった。知り合いのおじいさんが昨日まで作品展をしていて、終わった後に分けてもらったのだという。厚紙などで作るミニチュア。数十年掛けて1000点以上の作品を作ってきたと聞いて、ちょっとした趣味もここまで続けると凄いものになるのだと認識。一昨日買ったお土産を和紙アートふしみに続いて、ここにも進呈。
14時を過ぎたので席を立ち、原宿に移動。表参道は物凄い人込み。ようやくワイン講習会の会場である和紙アートふしみに到着。既に講師であるソムリエの山崎さんが来ていて受講者の方と談笑していた。初参加なのでとりあえず挨拶。どこかのレストランでソムリエをされているらしい。快活で気さくな人。
15時半過ぎに開始。参加者は私を含めて8名。店主は知り合いから旅のお土産を貰いに行ってしまった。今回は第3回目の講義ということで、気軽にワインを買うためのコツについて。ワインを求めるのに良いお店とは、初心者の人が店員に尋ねる際にうまくイメージを伝えることのできる単語とは・・・という感じで変に畏まったものでない内容。高度な内容を求める人にはつまらないかもしれない。話を聞いて判るのは結局、ワイン店も書店やカメラ店と同じ。種類や価格帯が幅広い商品展開、顧客の質問に答えられ、要望を察知して的確なものを薦められる店員がいる。そういう販売態度は基本事項なのだ。
ヴィンテージについての話が興味深かった。良いと呼ばれる年のものは大器晩成型。悪いと呼ばれる年のものは早熟な即戦力型。パラメータが意味する所を理解してうまく付き合えば、リーズナブルに付き合える。
講義が終わったら、テイスティングタイム。4本のワインを味わった。敢えて、個性的なものを選んだということで、それぞれの差が強烈。Condrieu ’98(Costes du Rhone)の香りと味わいのギャップに驚く。これに合うと言われる料理と一緒に飲んで、どれだけ合うのか試してみたい。Cote Rotie ’98(Costes du Rhone)を含んで最初に思い浮かんだのは、スペイサイドのシングルモルトウィスキー。フランスのワインがアイルランドのウィスキーを連想させるなんて。ロンドンのワインの消費についての話と共に意外だった。
テイスティングの途中で店主が戻ってきた。頂いたお土産をおすそ分けしてもらう。イラン産キャビア。わ。元々、チーズなどは容易されいていたけれど、こんな凄いものが出てくるとは。折角だからと、普通ではしないことをすることに。4種のワインと味わって、どんな感じになるかを試してみた。ソーヴィニヨンブランに合うのは定番のものだろう。でも、同じ白のCondrieuでは‥‥(汗)。単純に魚など海のものには白とは言えないことを実感。しかし、濃厚で生臭さも後に引くキャビアはソーヴィニヨンブランでもその生臭さを消しきれない。これに合うのは・・・日本酒の方が・・・と山崎さんまでも口にしていた。美味しい食事をするための食中酒という一点に拘るならば、ワインよりも合う酒があっても不思議ではないし、知識があって誠実なソムリエならばワイン以外の酒も候補として上げるのを躊躇わないはずだ。
講習会は終了し、山崎さんに個人的に今お薦めのレストランを5軒ほど教えてもらったりの談話会に。神楽坂、代官山、青山、恵比寿、、吉祥寺。
山崎さんや用のある受講者が帰った後、残ったワインを空けるためと称する有志の食事会にシフトした。店主がほぼ原価で提供してくれる料理(これが中々美味しい)を頂きながら、おしゃべり。
と、先程のお土産を提供してくれた方の登場。先程のお土産は先日イランやイラクに旅行した際のものだという。用のあったイラン大使館から直に来たようで、そのときのお土産のお菓子を頂いた。トルコで食べたのと似たお菓子だったので、相当甘いと覚悟していたのだが思ったほどではなかった。生のイラク情勢と推測されることを他愛の無い話のように話されるところから、フィルターを掛けている様子が見て取れた。
話題はここ最近続く海外のテロの政治的な意味、アメリカがイラクを攻撃した際に予想される日本国内に生じる事など。こういう素人の場だと、どうしても陰謀史観に動いてしまう。例えば、オペラハウス襲撃の裏に何があるのか、どこの国が一番利するのか、誰が一番利するのか。
イラク攻撃が始まったら、日本でテロや要人暗殺が発生する可能性は非常に高い。日本で事件を起こせば世界に目が向く。世界経済を揺るがすことが戦略的に有効とみれば、東京証券取引所などはターゲットになるだろう。別に被害がなくてもいい。世界経済にダメージを与えようとする存在があることを誇示できれば、それで投資家心理は揺らぐ。
要人暗殺も非現実的な話ではなくなった。この間の衆議院議員殺人事件。この事件がなまじ政治的なものではなかった事で、要人側は逆に安心してしまう可能性がある。政治屋さんも大変だ。あんなに簡単に要人を殺ることができることが示されてしまったのだから。
アメリカを攻撃するのに別にアメリカを攻撃しなくてもいいのだ。世界経済が大きく揺らげば、アメリカも揺らぐ。各国のリンクが強くなっているために、ある国で何かが起こるとその影響をまともにくらう。いきなり中国が政治的理由で経済政策の揺り戻しをしてしまうとか。戦費を提供する日本を攻撃するのは「補給線を叩く」という戦術的なレベルの話でも理解できる。
そして要人襲撃の可能性は別に国外のテロリストに限ったことではない。一連の茶番劇を観て、「彼ら」にその命でもって経営責任を取ってもらおうとする「憂国の人」が出てくる可能性を一笑には伏せられない。そして、そういう人達を利用する人の存在も。
・・・というような、リンクの激しいMMRPGの話は楽しかった。
楽しすぎて、気がつくと21時過ぎ。しまった!ソーイングマシーン@新宿のライブが〜っ!(汗)
いぬもあるけば・・・「忙しい一日」
2002年10月26日 うぐぐ・・・早起きするつもりだったのに。寝坊した為に予定変更。谷中のアートギャラリー猫街に出掛けるのは断念。
「和紙アート ふしみ」でランチを出すと聞いて、お昼に立ち寄った。五穀ご飯、茄子の煮浸し、そして豚肉の辛味噌炒め。五穀ご飯、堅いかもと言われたが普通に食べられる堅さで美味しい。おかずも普通に美味しい。後ろの席で食べていた女の子達の「美味しいね。」という会話が耳に入る。最後に抹茶とお茶受けのお菓子が出てきたが、和菓子の甘さはいらなかったので手を着けずに。ここでりおへのプレゼントを見繕ってみた。手頃なものが無かったので、勢い実用品セットに。美装紙、洗い用和紙布巾、和紙コースターなど。同席する女性にもここを勧めるためにいくつか購入。それと版画のシート保存用に、和紙シーツを購入。
原宿を出て、武蔵小金井アートランドに。上野茂都・町田久美二人展。12時過ぎに開いているはずが、15時半開場。30分近くある。南口からの小金井街道沿いの商店街を散策。駅の近くのビルで水墨画サークルの展示会をしていたので冷やかした。予想通り、会員は老人の方ばかりのよう。退官後に絵を始められたF先生の事を思い出す。「破天荒」という絵の水墨画らしからぬ所に惹かれた。私が思う水墨画は「静」の絵。だが、目の前にあったのは「動」の絵。大波に揺られる小舟にいる男性が彼方に嵐の終わりを告げる天上からの日の差込を見るというモチーフ。この絵だけ、他とは色々な点で異なっていた。と、会場の受付をしていた60歳代の男性から声を掛けられた。絵を描いた当人だった。話を伺って判った。これは特別な絵だった。絵の中の男性は当人と重なっている。大病で大手術をした当人と。手術が終わり、麻酔による眠りから覚めて眼に飛び込んできた光。
アートランドに入る。今日のライブのリハなのだろうか?男の人がピアノを弾いていた。コンクリート剥き出しの壁に二人の作品が展示されている。町田さんの作品は既に見たことのあるもの、上野さんのは・・・また相変わらず奇妙な方向に進んでいるのを感じるもの。そろそろ記帳して帰ろうかと言ったところで町田さんが登場。今夜のライブ、町田さんもパーカッションで参加するのだそうだ。わ。見てみたい。が、予定が詰まっているので断念。記帳目的で来たのに本人に会えたのだから、それだけでも良しとしよう。
渋谷まで戻ったのは17時過ぎ。渋谷郵便局に行く途中、何気なく入った画材屋が本格的な事に驚いた。渋谷駅の向かいにこんな店があったとは。岩絵の具が並ぶ棚は見ているだけで楽しい。
オフの様に気楽なものとはいえ、せっかく結婚祝いパーティに出るにはもう少し何かしら持っていきたい。渋谷駅のバス停前の花屋は前から利用していたのでそこで花束でも買おう・・としたら店が変わっていた。コンビニ的に既に出来ている花束を買うシステム。気に入ったものが無かったので、マークタワーの1Fにある花屋で暖色系の花で小さな花束を作って貰った。
ハチ公口の交番前で待ち合わせなのだが遅れてしまった。同様のもう一人と一緒に会場に。ニフティのフォーラムのHP化のために繋がりが絶たれてしまったために、久々に出会った人達。私達の所だけ違う雰囲気に。パーティが始まり、二人の入場にクラッカーを慣らし、二人に酒を勧めたり一通りの事をしたので、隣のビルまでちょっと抜け出した。
奥井亜紀さんが出演しているライブイベント「東京百歌」。奥井さんのステージは既に半分ほど終わっていたが、それでも15分間、3曲ほど聴く事ができた。
奥井さんのステージの後にもライブは続いているが、流石に元に戻らないと。戻った後は和みモード。おしゃべりを楽しむ。2時間のパーティはあっと言う間。パーティ終了後、一旦、道玄坂を降りて、マークシティ辺りで皆と別れた。次に会うのは何のイベントだろう。
スペイン坂のライブハウス屋根裏までとんぼ返り。グリーンホーンのレコ初ライブイベント「sleepless HOBOKEN vol.2」。どうにかカミオさんの高速スパムのステージを見ることができた。トリがグリーンホーンのライブ。ロックを志向しているバンドに「心地よい」という形容詞はどうかと思うが、心地よいステージだった。
帰りに喜和味でとんこつラーメンを。マヨネースラーメンはもうスープが無くなっていた。残念。
大手銀行のお偉い方々が行政訴訟も辞さないと合同記者会見。
このノリはどこかで見たことがある。あ、長野の県議会だ。
退職金が貰えないとなったら大変だから大騒ぎだよなぁ。
アメリカのように機敏で断固とした対応を取られたら困るよねぇ。
で?
「和紙アート ふしみ」でランチを出すと聞いて、お昼に立ち寄った。五穀ご飯、茄子の煮浸し、そして豚肉の辛味噌炒め。五穀ご飯、堅いかもと言われたが普通に食べられる堅さで美味しい。おかずも普通に美味しい。後ろの席で食べていた女の子達の「美味しいね。」という会話が耳に入る。最後に抹茶とお茶受けのお菓子が出てきたが、和菓子の甘さはいらなかったので手を着けずに。ここでりおへのプレゼントを見繕ってみた。手頃なものが無かったので、勢い実用品セットに。美装紙、洗い用和紙布巾、和紙コースターなど。同席する女性にもここを勧めるためにいくつか購入。それと版画のシート保存用に、和紙シーツを購入。
原宿を出て、武蔵小金井アートランドに。上野茂都・町田久美二人展。12時過ぎに開いているはずが、15時半開場。30分近くある。南口からの小金井街道沿いの商店街を散策。駅の近くのビルで水墨画サークルの展示会をしていたので冷やかした。予想通り、会員は老人の方ばかりのよう。退官後に絵を始められたF先生の事を思い出す。「破天荒」という絵の水墨画らしからぬ所に惹かれた。私が思う水墨画は「静」の絵。だが、目の前にあったのは「動」の絵。大波に揺られる小舟にいる男性が彼方に嵐の終わりを告げる天上からの日の差込を見るというモチーフ。この絵だけ、他とは色々な点で異なっていた。と、会場の受付をしていた60歳代の男性から声を掛けられた。絵を描いた当人だった。話を伺って判った。これは特別な絵だった。絵の中の男性は当人と重なっている。大病で大手術をした当人と。手術が終わり、麻酔による眠りから覚めて眼に飛び込んできた光。
アートランドに入る。今日のライブのリハなのだろうか?男の人がピアノを弾いていた。コンクリート剥き出しの壁に二人の作品が展示されている。町田さんの作品は既に見たことのあるもの、上野さんのは・・・また相変わらず奇妙な方向に進んでいるのを感じるもの。そろそろ記帳して帰ろうかと言ったところで町田さんが登場。今夜のライブ、町田さんもパーカッションで参加するのだそうだ。わ。見てみたい。が、予定が詰まっているので断念。記帳目的で来たのに本人に会えたのだから、それだけでも良しとしよう。
渋谷まで戻ったのは17時過ぎ。渋谷郵便局に行く途中、何気なく入った画材屋が本格的な事に驚いた。渋谷駅の向かいにこんな店があったとは。岩絵の具が並ぶ棚は見ているだけで楽しい。
オフの様に気楽なものとはいえ、せっかく結婚祝いパーティに出るにはもう少し何かしら持っていきたい。渋谷駅のバス停前の花屋は前から利用していたのでそこで花束でも買おう・・としたら店が変わっていた。コンビニ的に既に出来ている花束を買うシステム。気に入ったものが無かったので、マークタワーの1Fにある花屋で暖色系の花で小さな花束を作って貰った。
ハチ公口の交番前で待ち合わせなのだが遅れてしまった。同様のもう一人と一緒に会場に。ニフティのフォーラムのHP化のために繋がりが絶たれてしまったために、久々に出会った人達。私達の所だけ違う雰囲気に。パーティが始まり、二人の入場にクラッカーを慣らし、二人に酒を勧めたり一通りの事をしたので、隣のビルまでちょっと抜け出した。
奥井亜紀さんが出演しているライブイベント「東京百歌」。奥井さんのステージは既に半分ほど終わっていたが、それでも15分間、3曲ほど聴く事ができた。
奥井さんのステージの後にもライブは続いているが、流石に元に戻らないと。戻った後は和みモード。おしゃべりを楽しむ。2時間のパーティはあっと言う間。パーティ終了後、一旦、道玄坂を降りて、マークシティ辺りで皆と別れた。次に会うのは何のイベントだろう。
スペイン坂のライブハウス屋根裏までとんぼ返り。グリーンホーンのレコ初ライブイベント「sleepless HOBOKEN vol.2」。どうにかカミオさんの高速スパムのステージを見ることができた。トリがグリーンホーンのライブ。ロックを志向しているバンドに「心地よい」という形容詞はどうかと思うが、心地よいステージだった。
帰りに喜和味でとんこつラーメンを。マヨネースラーメンはもうスープが無くなっていた。残念。
大手銀行のお偉い方々が行政訴訟も辞さないと合同記者会見。
このノリはどこかで見たことがある。あ、長野の県議会だ。
退職金が貰えないとなったら大変だから大騒ぎだよなぁ。
アメリカのように機敏で断固とした対応を取られたら困るよねぇ。
で?
いぬもあるけば・・・「お土産」
2002年10月25日忘れていた。今日は給料日だった。ということは、工場のATMでお金を降ろせるはず。お昼休みに早速ATMに駆け込み残高表示。やたーっ!
明日、用事があるので仕事途中だが、帰宅することに。黒磯駅に着いて、ちょっと歩いた所にある松本菓子舗までお土産を買う気になった。ここの「晩翠橋」というキンツバみたいなお菓子がお気に入り。あんこが苦手な人にはダメかもしれないが、さっぱりした後に残らない甘さがいい。馴染みの店に配ろうか。とりあえず2箱購入。
いぬもあるけば・・・「懐寂しい」
2002年10月24日昨夜、財布の中身を確認しないでお金を降ろさずに帰宅してしまった。
朝、東京駅で日経を買ったときに思った以上に手持ちが少ないのに気がついた。出張先の工場内に銀行のATMがあるが、別の口座に移しているのでおそらくその銀行口座にはほとんど無いはず。朝御飯のつもりのお弁当を昼食に食べることにした。夕方に郵便局に行って降ろせばなんとかなるだろう・・・
それが甘かった。夕食を食べに出るために車を借りようとしたら、借りられる車がない。出払っていていつ戻ってくるのか判らない。ようやく車が戻ってきたので、それに乗って一路郵便局へ。決して大きくない郵便局。無情にも郵便局に着いたときにはATMの営業を終わっていた。仕方ないので、通りがかりのスーパーで総菜などを買って夕食代わりに。
悲しかったのは、これぐらいはあるだろうと思って、食べ物を選んでレジで計算されていた時に足りないことに気がついたこと。「すいません、足りないのでこれは無しにしてください」無性に情けなくなった瞬間。
いぬもあるけば・・・「冬物調達」
2002年10月23日帰宅途中、川崎のエディバウアーに寄るには厳しいのでJR蒲田駅ビルのユニクロに寄った。
明日からの那須出張に備えて、手頃なアウターとチノパンの替えを求めて。久々に寄ったが、相変わらず安い。まさか、今まで買っていたチノパンの代金でアウター1着、チノパン2本、ジーパン1本が買えてしまうとは。学生時代、体に合うサイズのものが余り無かった故に、(当時は高かった)アウトドアブランドの衣類を長く着るというスタンスを取っていた私の考えも揺らぐ。「ついで買い」できてしまうのだからなぁ。また、そこにこの手の商品展開が成功してきたポイントがあるのだろうが。
いぬもあるけば・・・「2通」
2002年10月22日りおから結婚披露パーティに際して、待ち合わせのセッティングの通知があった。かえるくんが待っていてくれるらしい。集まって移動した方がいいだろう。場所がちょっとヤバイところだからねぇ。
てつやさんからメール。拾った子猫の受け入れ先探しを頼まれていたが、彼女達で飼う事に決めたらしい。3匹目。家猫として飼うとなると大変だよなぁ。子猫の名前は「まりん」。男の子。サイトにアップされた映像は凶悪に可愛い。見に行きたいなぁ〜。
いぬもあるけば・・・「ダウン」
2002年10月21日体力が尽きたか、それとも知らない内に精神的疲労が溜まっていたか、ダウンしてしまった。
「健康」に類する言葉に「安全」がある。ここ最近、農作物に対する「安全」が揺らいでいる。「ただ」だと思ったものがそうではないと気付く。
不安
偏り
新商品・新サービス
裏側に潜む不安
不安解決手段として存在する商品
ゲームマスターの視点
複合
コンプレックス
複素数
実と虚
複素数的存在
いぬもあるけば・・・「一周忌」
2002年10月20日朝10時頃に目的の家に電話した。突然の事だったので驚かれた。
「平日の昼間は辛くていられなくて。休日だったら‥‥ええ、今日なら大丈夫ですよ。」
話は伝わり、14時〜15時辺りに訪問することになった。メンバーに連絡、調整。ハント中尉と久々に連絡を取った。13時に上野駅集合ということに。
仰木さんがお昼を食べている間にKeiさん登場。これで今回のメンバーは全員。深谷に向かった。おしゃべりしたり、寝てみたり。1時間強の高崎線の旅。深谷駅は‥‥怪しかった。モダン?な駅舎。出来たばかりの様で。
迎えに出てきた『彼』のお母さんと合流し、『彼』の家へ。
お邪魔して居間に入る。電話の雰囲気からお母さん一人しかいないのかと思っていたのだが、お父さんもいた。ご挨拶してから、壁際の棚を見ると、ニスで塗られて明るい雰囲気の小さな仏壇の中に『彼』の位牌があった。仏壇の脇に壷らしきものが見える。未だ納骨していないようだ。4人、次々に線香を上げる。
「お墓参りのつもりだったのですが、自宅にお邪魔してすいません。」
「墓はこちらにするか、それとも実家のある北海道にするか迷っているんですよ。」
そういう理由もあって、まだ納骨していなかったのだ。ぽつぽつと話をしていると、込み上げてくるものがあったのか瞳を潤ませながら『彼』のお父さんが言った。
「やっぱり‥‥親の前に死ぬようなことは‥‥良くないですよ。」
日頃は辛いので、なるべく考えないようにしているらしい。ならば、我々はそれを穿り返すようなことをしている‥‥のだろう。それを認識しつつ、それでも来たいからここに来たのだ。偽悪的に言えば、『彼』のためでなく私のために。『喪』の儀式を通じて、「了解する」ために。そして、「死」と同様に「忘却」も恐れるが故に。
こちらは余り考えることなく手土産1つ持参しただけで訪問したのだが、あちらは我々が来るというので色々用意されていた。しまった。すでに用意してもらったものに手をつけないのもなんなので頂きながら、色々『彼』に纏わる話をした。学生時代に一緒だったために、話は当時のこと中心。
ハント中尉は海外出張中だったために葬式に出ることが出来なかったので、こうやって御両親と話をしたり、線香を上げるのもはじめて。海外から弔電が送ったときの詳細を聞いたら結構驚きの話だった。NTTのネットサービスを利用したのだが、海外からのアクセスそのものでは認証しれくれないために、自宅のパソコンをリモートして、そこから申し込んだのだという。
17時を伝える鐘の音が聞こえた。余り長居してもなんだろう。直江津に帰るKeiさんの予定もある。そんな訳で退席することにした。帰り際、お土産を渡されてしまった。なんだか心苦しいものがあるなぁ。
駅でKeiさんとお別れ。残りの面子と上野で合流したもう一人、合せて4人で上野駅近くの居酒屋で軽く飲んだ。
いぬもあるけば・・・「OB会?」
2002年10月19日 振り替え出勤日。外からの電話もなく、大勢が有休を取得しているのでまるで休日出勤しているよう。お陰で早退しやすい雰囲気。
会社宛で町田久美さんからDMが届く。明日から26日まで、武蔵小金井アートランドで上野茂都さんと二人展をやるらしい。明日はライブもあるようだが‥‥。
無事に退出して、約束の時間に横浜駅に。今日は奥井亜紀さんの誕生日だから、新潟のライブは盛り上がるだろうな‥‥そういえば、みとせのりこさんがゲスト出演する壷井さんのライブも今夜だったっけ‥‥なんて事をちょっと考えながら待ち合わせ。土曜夕方の横浜駅は渋谷駅並みに混んでいる。うじゃ〜。読み掛けの文庫本の頁を捲りながら待っているのだがこれだけ多いと探し合わないと合流できないのでは。動いて、知り合いの顔を見つけた。
同期の天文部OBの面子で、二人目の出産でしばらくすると当分外出できなくなるkioさんの為にお食事会を開いた。本人の希望でしゃぶしゃぶ。お店は岡田屋モアーズ8階にある「つきじ植むら 横浜店」。しゃぶしゃぶ食べ放題で一人2.5K円は手頃な値段。
通された個室でまっていると、主賓のkioさん一家が到着。娘さんのMちゃんもはしゃいでいる。幹事のKさんの到着で宴‥お食事会開始。なんやかんやで今年の2月ぶりなので話に花が咲く。2月に結婚したSuの新婚旅行はフランスだったと、写真が回ってくる。T社系列に勤めるMは同じOBで今日欠席したSi(同じ系列の別会社)と一緒に仕事をすることになるらしい。面白い縁だ。参加予定のOが仕事が忙しくて欠席。12月にある「皆既日食@オーストラリア」ツアーに行けるのかしらんと一緒に行くYが気に掛けていた。
話をしながらも次々消えて行く皿の上の肉。Yとkioさんと私が囲む卓の消費スピードが他より速い気がするのは気のせい?(汗)。Mちゃんとも遊べたし、満足。食べ放題だったが、呑み放題ではなかったので、会費は思ったよりも多くなった。2時間以上、飲食し続けていたのだから仕方ないか。
懐が寂しくなったのと明日の用事があることもあり、2次会は出ずに帰宅。水愛さんのうらないチャットで「虻蜂取らず」と出た。明日、無理して武蔵小金井に行かない方が良さそうだ(ォ。
会社宛で町田久美さんからDMが届く。明日から26日まで、武蔵小金井アートランドで上野茂都さんと二人展をやるらしい。明日はライブもあるようだが‥‥。
無事に退出して、約束の時間に横浜駅に。今日は奥井亜紀さんの誕生日だから、新潟のライブは盛り上がるだろうな‥‥そういえば、みとせのりこさんがゲスト出演する壷井さんのライブも今夜だったっけ‥‥なんて事をちょっと考えながら待ち合わせ。土曜夕方の横浜駅は渋谷駅並みに混んでいる。うじゃ〜。読み掛けの文庫本の頁を捲りながら待っているのだがこれだけ多いと探し合わないと合流できないのでは。動いて、知り合いの顔を見つけた。
同期の天文部OBの面子で、二人目の出産でしばらくすると当分外出できなくなるkioさんの為にお食事会を開いた。本人の希望でしゃぶしゃぶ。お店は岡田屋モアーズ8階にある「つきじ植むら 横浜店」。しゃぶしゃぶ食べ放題で一人2.5K円は手頃な値段。
通された個室でまっていると、主賓のkioさん一家が到着。娘さんのMちゃんもはしゃいでいる。幹事のKさんの到着で宴‥お食事会開始。なんやかんやで今年の2月ぶりなので話に花が咲く。2月に結婚したSuの新婚旅行はフランスだったと、写真が回ってくる。T社系列に勤めるMは同じOBで今日欠席したSi(同じ系列の別会社)と一緒に仕事をすることになるらしい。面白い縁だ。参加予定のOが仕事が忙しくて欠席。12月にある「皆既日食@オーストラリア」ツアーに行けるのかしらんと一緒に行くYが気に掛けていた。
話をしながらも次々消えて行く皿の上の肉。Yとkioさんと私が囲む卓の消費スピードが他より速い気がするのは気のせい?(汗)。Mちゃんとも遊べたし、満足。食べ放題だったが、呑み放題ではなかったので、会費は思ったよりも多くなった。2時間以上、飲食し続けていたのだから仕方ないか。
懐が寂しくなったのと明日の用事があることもあり、2次会は出ずに帰宅。水愛さんのうらないチャットで「虻蜂取らず」と出た。明日、無理して武蔵小金井に行かない方が良さそうだ(ォ。
いぬもあるけば・・・「筑前琵琶」
2002年10月18日 明日が振り替え出勤日であることもあって、無事に17時に会社を出ることができた。
「JR蒲田−渋谷−明大前−東府中」というルートで東府中駅に着いた。仰木さんを待つ。偶々、連絡が取れたので誘ってみた。無事に合流し、会場の府中の森芸術劇場ふるさとホールに到着。招待券を渡して、入場。
コンサートのタイトルは「上原まり・筑前琵琶の夕べ 邦楽と歴史を楽しむコンサート −加賀百万石女人抄−『まつに想いをよせて』」と徒に長い。
私は上原まりという人も筑前琵琶も知らずに来たのだが、仰木さんは地元で一度彼女の公演を観たことがあるという。そのときには平家物語を分かり易く演じてくれて中々面白かったという。しかし今回は現在放映している大河ドラマに肖っている感じがして、びみょ〜だ。
幕が開く。それほど大きくないホールに鳴物、琵琶そして笛の3人が離れて座っている。「古刹幻想」という合奏曲。琵琶の音を直に聞くのは初めて。情感溢れる音。
その後に楽器解説。琵琶といっても1つではなく、流派があったり、個人で改造したりで形も演奏も色々あるようだ。しかし、「男が奏しす琴が多い琵琶は女体を、女が奏すことが多い琴は男体を模していると言われたりもします」とおっしゃるのはいいが落とし所を用意して欲しい〜。鳴物とは鼓など叩くもの。鼓、大鼓、太鼓の3つ。鼓の皮は馬の胎子の皮だとか。大鼓は大皮ともいう。普通、パーカッション類は皮を湿らせて使うのだが、この大皮はかちかちに乾燥させて用いる。その乾いた音は目の前で鳴らされても、本当に皮を叩いて出る音だとは思えない。笛は篠笛と能管の2つ。
「禅」という合奏曲を演奏して休憩。ホールが乾燥しているので喉をやられてしまった。のど飴を舐めたり、休憩時にコーヒーを飲んだり。休憩後は演奏と語りで構成される演目『まつに想いをよせて』の作詞・演出をした人のおしゃべり。・・・。そして、その演目が演じられた。・・・・・・・。 感想:「平家物語が観たかったなぁ。」 ドラマ性が弱いので、観ていて辛かった。
帰り。京王線なので幡ヶ谷に降りて「たまははき」に寄ろうとした。引き戸を開けて驚いた。学生らしき人達のコンパ会場。ちょっと信じられない光景。どうやら、馴染み客の知り合いの団体らしい。土曜日ならともかく、金曜日にこういう貸し切りモードになるとは。仕方ないので退散し、同じビルの1Fのビュッフェで食事ということになった。
帰宅するとキルシェから、FS企画チビ会報第3号が届いた。みとせのりこさん、色々お仕事しているなぁ。CD、買いに行かないと。「D.C.〜第2ボタンの誓い」、ゲーム「結い橋」サントラ、ゲーム「雪の華」のサントラ「妙なる調べ」、ゲーム「蝉時雨」のOP/ED。ゲームばかり‥‥というか、コンピュータゲームをしない私はそんなに色々ゲームが出ているのかいなと思ってしまった。後で検索してみよう。
そのまえに、通販が未だ届いていないのが‥‥(汗)。
「JR蒲田−渋谷−明大前−東府中」というルートで東府中駅に着いた。仰木さんを待つ。偶々、連絡が取れたので誘ってみた。無事に合流し、会場の府中の森芸術劇場ふるさとホールに到着。招待券を渡して、入場。
コンサートのタイトルは「上原まり・筑前琵琶の夕べ 邦楽と歴史を楽しむコンサート −加賀百万石女人抄−『まつに想いをよせて』」と徒に長い。
私は上原まりという人も筑前琵琶も知らずに来たのだが、仰木さんは地元で一度彼女の公演を観たことがあるという。そのときには平家物語を分かり易く演じてくれて中々面白かったという。しかし今回は現在放映している大河ドラマに肖っている感じがして、びみょ〜だ。
幕が開く。それほど大きくないホールに鳴物、琵琶そして笛の3人が離れて座っている。「古刹幻想」という合奏曲。琵琶の音を直に聞くのは初めて。情感溢れる音。
その後に楽器解説。琵琶といっても1つではなく、流派があったり、個人で改造したりで形も演奏も色々あるようだ。しかし、「男が奏しす琴が多い琵琶は女体を、女が奏すことが多い琴は男体を模していると言われたりもします」とおっしゃるのはいいが落とし所を用意して欲しい〜。鳴物とは鼓など叩くもの。鼓、大鼓、太鼓の3つ。鼓の皮は馬の胎子の皮だとか。大鼓は大皮ともいう。普通、パーカッション類は皮を湿らせて使うのだが、この大皮はかちかちに乾燥させて用いる。その乾いた音は目の前で鳴らされても、本当に皮を叩いて出る音だとは思えない。笛は篠笛と能管の2つ。
「禅」という合奏曲を演奏して休憩。ホールが乾燥しているので喉をやられてしまった。のど飴を舐めたり、休憩時にコーヒーを飲んだり。休憩後は演奏と語りで構成される演目『まつに想いをよせて』の作詞・演出をした人のおしゃべり。・・・。そして、その演目が演じられた。・・・・・・・。 感想:「平家物語が観たかったなぁ。」 ドラマ性が弱いので、観ていて辛かった。
帰り。京王線なので幡ヶ谷に降りて「たまははき」に寄ろうとした。引き戸を開けて驚いた。学生らしき人達のコンパ会場。ちょっと信じられない光景。どうやら、馴染み客の知り合いの団体らしい。土曜日ならともかく、金曜日にこういう貸し切りモードになるとは。仕方ないので退散し、同じビルの1Fのビュッフェで食事ということになった。
帰宅するとキルシェから、FS企画チビ会報第3号が届いた。みとせのりこさん、色々お仕事しているなぁ。CD、買いに行かないと。「D.C.〜第2ボタンの誓い」、ゲーム「結い橋」サントラ、ゲーム「雪の華」のサントラ「妙なる調べ」、ゲーム「蝉時雨」のOP/ED。ゲームばかり‥‥というか、コンピュータゲームをしない私はそんなに色々ゲームが出ているのかいなと思ってしまった。後で検索してみよう。
そのまえに、通販が未だ届いていないのが‥‥(汗)。
いぬもあるけば・・・「ゼミ」
2002年10月17日 前からゼミという言葉が実体を表していない事を気に掛けていた。でも、「かるちゃーすくーる」というにはあんまりだ。無理を承知で使い続けることにしようかしらん。
で、ゼミの日。先生がスライド用にスクリーンを購入してきて、これを使うことに。先月は模造紙に投射していたのだが、映りが違う。なるほど。
今日は徳川美術館で行った記念講演会のテキストと文献資料における天目と茶碗の記述データベースを使っての講義。茶会記に記述されるものを時代毎に比較することで、流行の推移を追うことができる。データベースから安土桃山時代から江戸初期にかけて「天目→茶碗」「唐物→和物」という流れがはっきり浮かび上がる。これ以外に、角川から先頃出た焼き物の辞典から「茶碗」についての記述を抜粋して、「茶碗」というものの価値感の変遷を概説。江戸時代に茶会で使われた茶碗は「一楽 二萩 三唐津」という戯れ言葉が示していると考える。茶の湯における「茶碗」の原点である「青磁茶碗」の十分条件として「総釉掛け」、「無地無文」、そして「左右対称」の3つが挙げられる。そのため現在関心と高い評価が集まっている美濃焼茶碗「志野焼」「瀬戸黒」「織部焼」などは茶碗の系譜から見ると異端に属していたため、当時の茶会では実際には用いられなかったのではと推測されている。当時、良い茶碗とされているものは、中をみると底が大きく見えて軽いもの、つまりお茶を立て易いもので、茶人の志向は実用重視だったことが判る。このころの文化人の趣向をも想像させてくれて面白い。名碗は名刀と同じく、道具として優れているものだった。これからも質実剛健な武士に茶が受け入れられたのも納得できる。美濃焼茶碗も浮世絵と同様に近世になって「発見」されたものだったというのは興味深い。尤も日本の芸術品と銘されるものは全てそうだが。時代毎に価値観が違う。となれば、それを意識しないロールプレイは空虚なものになる。古代、中世はもちろん、ほんの100年前のことすらも。
スライドは灰被天目を幾つか。スクリーンが良いこともあって、黄天目の黄色の部分などがよく見えた。これは2回釉薬を掛けていて、その下の黄色い釉が僅かに見えているもの。なぜ、こういう灰被を行ったのかよく分かっていないというが、2回釉薬を掛けるというところからある事を思い出した。銅の金メッキだ。銅に直接金をメッキすると、金が次第に銅の内部に拡散してメッキとしての効能がなくなってしまう。それを防ぐために、まずニッケルメッキをし、それから金メッキをする。当時の中国の職人も芸術品を作ろうとしてわざと行ったのではなく、純粋に技術的な理由で行ったことなのではないだろうか?それが、たまたま茶人の感性に触れて「面白いもの」と把握されたと。
東京国立博物館蔵の「馬蝗絆」。これは壊れた茶碗を継いで修理したもので、その継ぎ跡が馬の上にいる蝗のように見えるところからこの名がある。どんな風に継いだのかしらんと思っていた先生はある日、何気なく見ていた中国映画「初恋のきた道」で焼き物を修理する光景を見て感動したという。そこから、昔はよく鍋の修理屋さんが家を回ってきたとかそういう話になったのは置いておこう。
最後にスライドで見た「不二山」は素人の私が見てもいい楽茶碗だった。手に取ったことのある先生の話によると、「しっとりしていた」という。「しっとり」という言葉を使わせる茶碗。
帰りにゼミの主催者さんから、「折角頂いたけれど見に行けない。もし行けるならばどうぞ」とコンサートのチケットを2枚貰った。府中の森芸術劇場ってどこにあるの?17時に出れば、行けなくはなさそうなので頂いた。さて。
で、ゼミの日。先生がスライド用にスクリーンを購入してきて、これを使うことに。先月は模造紙に投射していたのだが、映りが違う。なるほど。
今日は徳川美術館で行った記念講演会のテキストと文献資料における天目と茶碗の記述データベースを使っての講義。茶会記に記述されるものを時代毎に比較することで、流行の推移を追うことができる。データベースから安土桃山時代から江戸初期にかけて「天目→茶碗」「唐物→和物」という流れがはっきり浮かび上がる。これ以外に、角川から先頃出た焼き物の辞典から「茶碗」についての記述を抜粋して、「茶碗」というものの価値感の変遷を概説。江戸時代に茶会で使われた茶碗は「一楽 二萩 三唐津」という戯れ言葉が示していると考える。茶の湯における「茶碗」の原点である「青磁茶碗」の十分条件として「総釉掛け」、「無地無文」、そして「左右対称」の3つが挙げられる。そのため現在関心と高い評価が集まっている美濃焼茶碗「志野焼」「瀬戸黒」「織部焼」などは茶碗の系譜から見ると異端に属していたため、当時の茶会では実際には用いられなかったのではと推測されている。当時、良い茶碗とされているものは、中をみると底が大きく見えて軽いもの、つまりお茶を立て易いもので、茶人の志向は実用重視だったことが判る。このころの文化人の趣向をも想像させてくれて面白い。名碗は名刀と同じく、道具として優れているものだった。これからも質実剛健な武士に茶が受け入れられたのも納得できる。美濃焼茶碗も浮世絵と同様に近世になって「発見」されたものだったというのは興味深い。尤も日本の芸術品と銘されるものは全てそうだが。時代毎に価値観が違う。となれば、それを意識しないロールプレイは空虚なものになる。古代、中世はもちろん、ほんの100年前のことすらも。
スライドは灰被天目を幾つか。スクリーンが良いこともあって、黄天目の黄色の部分などがよく見えた。これは2回釉薬を掛けていて、その下の黄色い釉が僅かに見えているもの。なぜ、こういう灰被を行ったのかよく分かっていないというが、2回釉薬を掛けるというところからある事を思い出した。銅の金メッキだ。銅に直接金をメッキすると、金が次第に銅の内部に拡散してメッキとしての効能がなくなってしまう。それを防ぐために、まずニッケルメッキをし、それから金メッキをする。当時の中国の職人も芸術品を作ろうとしてわざと行ったのではなく、純粋に技術的な理由で行ったことなのではないだろうか?それが、たまたま茶人の感性に触れて「面白いもの」と把握されたと。
東京国立博物館蔵の「馬蝗絆」。これは壊れた茶碗を継いで修理したもので、その継ぎ跡が馬の上にいる蝗のように見えるところからこの名がある。どんな風に継いだのかしらんと思っていた先生はある日、何気なく見ていた中国映画「初恋のきた道」で焼き物を修理する光景を見て感動したという。そこから、昔はよく鍋の修理屋さんが家を回ってきたとかそういう話になったのは置いておこう。
最後にスライドで見た「不二山」は素人の私が見てもいい楽茶碗だった。手に取ったことのある先生の話によると、「しっとりしていた」という。「しっとり」という言葉を使わせる茶碗。
帰りにゼミの主催者さんから、「折角頂いたけれど見に行けない。もし行けるならばどうぞ」とコンサートのチケットを2枚貰った。府中の森芸術劇場ってどこにあるの?17時に出れば、行けなくはなさそうなので頂いた。さて。
いぬもあるけば・・・「MT13 第8回プレイング」
2002年10月16日 シグマリオンでも可能だが、ブラウザの性能などから外出時にノートパソコンでPBM関連サイトを回る。嵩張るのが難点だが、やはりノートパソコンはいいなぁ。とはいえ、今日は帰宅できたのでそれほど意味はなかったのだが。
プレイングはずっと考えていた割に、単純なものになった。戦うPCは戦う。励ますPCは励ます。それらを主軸に次回に繋がるような隠し玉を配置する。今はこれぐらいか。PLの代りに予想を立てて、それを公言するようなキャラクターだったら、例の情報をもっと活用できたろうに。「ひみちゅ情報」ももう少し有効利用できたかも。まぁ、仕方ない。
東イベに行った甲斐はあった。そうでなければ、NPCのアリオ老王をデートに誘うなんてことは思いも寄らなかった。さて、この辺り、どう処理されて帰ってくることやら。
プレイングはずっと考えていた割に、単純なものになった。戦うPCは戦う。励ますPCは励ます。それらを主軸に次回に繋がるような隠し玉を配置する。今はこれぐらいか。PLの代りに予想を立てて、それを公言するようなキャラクターだったら、例の情報をもっと活用できたろうに。「ひみちゅ情報」ももう少し有効利用できたかも。まぁ、仕方ない。
東イベに行った甲斐はあった。そうでなければ、NPCのアリオ老王をデートに誘うなんてことは思いも寄らなかった。さて、この辺り、どう処理されて帰ってくることやら。