いぬもあるけば・・・「雷雨」
2002年8月16日 みろりろ(略)さんに依頼したPCツインピンナップ受領。健康的に浜辺で水遊びに興じている。明るい色彩でいい感じ。
昨夜、雨に濡れたせいだろうか?どうも体調がおかしい。体が睡眠を要求する。したいことやしなくちゃならないことがあるのに。そして夢を見る。実家にいることもあったか、中高大の学生時代の友人が登場したり、校舎やその付近が舞台になったり・・・。
夢の中で、現実的には妙な制約や約束事に縛られて動けなかったり失敗したり思考が制限されたりする。もし、自分が夢の中にいることを認識できれば、そういう縛りから解き放たれて動くことができるのに・・・
現実の中で、超現実的には妙な制約や約束事に縛られて動けなかったり失敗したり思考が制限されたりする。もし、自分が・・・
先日、誕生日を迎えたこともあり、名前と誕生日との繋がりについて考えていた。名前は制約として私を縛り付ける。電話越しに自分の名前の漢字を1字ずつ教えるときに「●○の○と▲△の△で、○△です」という。その時に直に口につく熟語。
友人に通称だと思うが、名前の漢字を変えた人がいる。姓名判断的な画数変更なのか判らないが、私は画数よりもその漢字の音とそのものが持つ意味の方が、呪として当人の運命を左右する力があると思う。
私にはもう1つの名前があった。八海山などで修験を修めた祖父が2つの名前を考えた。もう1つの名前は3音で柔らかな響きの名前だったと記憶している。今の名前はまだ子供だった従姉妹が選んだという話を聞いている。それが本当かどうかは判らないが、私というPCの物語の冒頭にはそれがある。もう1つの名前の自分の、もう1つの人生。
誕生日。その日が持つイメージもまた影響を与える。夏。獅子座。ナポレオン生誕日。お盆。終戦記念日。
夜、激しい雷雨。昨夜は雨が酷かったが、今日は落雷が酷い。稲光後1秒未満で激しい衝撃波が襲う。昨日の花火大会が霞む、いや長岡花火大会で浴びた衝撃波よりも強いのでは。ドカン、ドカン。余りの凄さに笑いが込み上げてきた。
雷が変電所に落ちれば、停電だけではすまない。接続している家電製品の殆どが破壊されてしまう可能性もある。それを恐れて、冷蔵庫以外のあらゆる家電のコンセントが抜かれている家の状態を見て思う。この地で家電を常時給電し、接続し合うことが前提のユビキタス環境は成立するのだろうか?
水難事故が原因で一家離散した悲惨な話。子供が海で溺れ、それを助けた母親が溺れ死んだ。その子供の面倒をおばあさんが見るが、幼い子供は残酷な事と口にする。「おばあちゃんのカレー、お母さんのと違う。」快活だったおばあさんの様子がおかしくなったのはそれからしばらくしてから。耐えられなくなり、鬱病が発病。入院。調子が良くなり、外泊許可が下りて自宅に戻っていた最後の日。息子がちょっと目を離している隙に行方不明に。足跡は家の畑を通り過ぎ・・・沼の中に・・・消えた。
この話をどう解釈し、伝えればいいのか・・・水難事故の怖さ、母親に死に別れた子供を育てる大変さ、鬱病の怖さ、残された者達に課せられた重さ。
家族旅行という幸福な背景光がその後の崩れ落ちて行く悲劇を鮮やかに照らす。誰も悪くないのに、ズルズルと堕ちて行く。目の前で壊れて行くのを止めることが出来ない。もし事故がなければ・・・
残された父子は今後「人生の意味」をどこに見出すことになるのだろうか。それは課せられた1つの戦い、1つの長い旅。私には彼らが旅をなるべく無事に終えることを祈ることしかできない。
昨夜、雨に濡れたせいだろうか?どうも体調がおかしい。体が睡眠を要求する。したいことやしなくちゃならないことがあるのに。そして夢を見る。実家にいることもあったか、中高大の学生時代の友人が登場したり、校舎やその付近が舞台になったり・・・。
夢の中で、現実的には妙な制約や約束事に縛られて動けなかったり失敗したり思考が制限されたりする。もし、自分が夢の中にいることを認識できれば、そういう縛りから解き放たれて動くことができるのに・・・
現実の中で、超現実的には妙な制約や約束事に縛られて動けなかったり失敗したり思考が制限されたりする。もし、自分が・・・
先日、誕生日を迎えたこともあり、名前と誕生日との繋がりについて考えていた。名前は制約として私を縛り付ける。電話越しに自分の名前の漢字を1字ずつ教えるときに「●○の○と▲△の△で、○△です」という。その時に直に口につく熟語。
友人に通称だと思うが、名前の漢字を変えた人がいる。姓名判断的な画数変更なのか判らないが、私は画数よりもその漢字の音とそのものが持つ意味の方が、呪として当人の運命を左右する力があると思う。
私にはもう1つの名前があった。八海山などで修験を修めた祖父が2つの名前を考えた。もう1つの名前は3音で柔らかな響きの名前だったと記憶している。今の名前はまだ子供だった従姉妹が選んだという話を聞いている。それが本当かどうかは判らないが、私というPCの物語の冒頭にはそれがある。もう1つの名前の自分の、もう1つの人生。
誕生日。その日が持つイメージもまた影響を与える。夏。獅子座。ナポレオン生誕日。お盆。終戦記念日。
夜、激しい雷雨。昨夜は雨が酷かったが、今日は落雷が酷い。稲光後1秒未満で激しい衝撃波が襲う。昨日の花火大会が霞む、いや長岡花火大会で浴びた衝撃波よりも強いのでは。ドカン、ドカン。余りの凄さに笑いが込み上げてきた。
雷が変電所に落ちれば、停電だけではすまない。接続している家電製品の殆どが破壊されてしまう可能性もある。それを恐れて、冷蔵庫以外のあらゆる家電のコンセントが抜かれている家の状態を見て思う。この地で家電を常時給電し、接続し合うことが前提のユビキタス環境は成立するのだろうか?
水難事故が原因で一家離散した悲惨な話。子供が海で溺れ、それを助けた母親が溺れ死んだ。その子供の面倒をおばあさんが見るが、幼い子供は残酷な事と口にする。「おばあちゃんのカレー、お母さんのと違う。」快活だったおばあさんの様子がおかしくなったのはそれからしばらくしてから。耐えられなくなり、鬱病が発病。入院。調子が良くなり、外泊許可が下りて自宅に戻っていた最後の日。息子がちょっと目を離している隙に行方不明に。足跡は家の畑を通り過ぎ・・・沼の中に・・・消えた。
この話をどう解釈し、伝えればいいのか・・・水難事故の怖さ、母親に死に別れた子供を育てる大変さ、鬱病の怖さ、残された者達に課せられた重さ。
家族旅行という幸福な背景光がその後の崩れ落ちて行く悲劇を鮮やかに照らす。誰も悪くないのに、ズルズルと堕ちて行く。目の前で壊れて行くのを止めることが出来ない。もし事故がなければ・・・
残された父子は今後「人生の意味」をどこに見出すことになるのだろうか。それは課せられた1つの戦い、1つの長い旅。私には彼らが旅をなるべく無事に終えることを祈ることしかできない。
いぬもあるけば・・・「花火 のち豪雨」
2002年8月15日 朝10時。母と二人で心臓血管センターまで歩く。検査入院している父を迎えに行くために。今回の検査は順調で、結果も良好だった。カテーテル検査やらで腕に差し込んだため運転しづらい父の代りに車を運転。一旦家に戻って落ち着いてから、隣町の親戚の家を訪問。
叔父との会話でとても興味深い話を聞いた。農家をしているのだが、トウモロコシを育てている畑に行って様子を見たところ、いい感じに熟れてきたものの幹が倒されて食べられているのを発見。鳥のせいとは思えない。何の獣だろうと思っていたら、正体が判明。なんと野良猫の親子だという。猫ですか・・・猫が生トウモロコシを食べるですかっ!その様子を想像したのだが、どうも・・・(困惑)。
現場と机上の差。生き物が身近な生活をしていると、自然というものの帯域の広さを体感している。かくあるはずではなく、現実にこうあるというものを見聞きしている。この体験の帯域の広さが豊かさに繋がるのだろう。網戸越しに何気にクロアゲハが飛んでいるのを見ながらそう思った。
夕方、上毛電鉄に揺られ、中央前橋駅に。Mさんと合流。最近できたコミュニティバスに乗りそこなって、グリーンドーム前橋まで歩く羽目に。てぽてぽてぽ。児童公園を経由。誰もいない夕方の公園。そそられる光景だ。8mmカメラがあったら撮影したくなるような。小さなトンネルの脇に白い猫が優雅に横たわっていた。お腹が大きいので妊娠していることが判る。涼しい場所を確保してだらりとしていた。グリーンドームの前でMさんが友人を発見・・・いや友人に発見された(笑)。そうか、ここは私の地元でもあるから私も知り合いに会うかも・・・会わなかった(遠い目)。
今日は前橋花火大会。私の誕生日を祝福してくれるために(違)。おそらく混むだろうと、ここ数年近くまで見に行くことがなかった。来てみたら、観覧場所がかなり広くあるため、座る場所すらないということはなかった。どうも長岡花火大会の混み具合が頭にあったらしい。前工を過ぎた辺りで足を留め、場所取り。取りあえずビールを空けた。昼過ぎから来てバーベキューなどしている人が結構いた。それが正解かもなぁ。
花火大会が始まる。5号、7号のスターマインが主で10号(1尺玉)は滅多にないが打ち上げ場所が間近であるため、迫力は中々。凄いというより、綺麗・・・という印象の花火だった。
打ち上げ終了。観客は分散していたが、帰る時には道に人が溢れる感じ。Mさんと逸れない様に、迷子にならない様に(笑)。ぽわぽわ。共愛のあった場所の前を通る。確か共愛学園は移転したはず。あの制服も変わったのだろうなぁ。当時、周辺の女子校はブレザーが主流だったからセーラー服は目立っていた。
広瀬川の川縁を歩いたりして、県庁前に到着。ここでMさんは迎えの車に。私は中央前橋駅までフラフラと。少しお腹が減ったので寄り道。千代田通りの「Dickens」というブリティッシュパブ。瓶ギネスと英国の生ビール、そして定番のフィッシュ&チップスを頼む。ハギスも魅力的だったが・・・。皿がやってきて驚いた。ものすごいボリューム。途中から戦いになっていた。どうにか勝利。
ビール主体の店だと思ったが、ウィスキーが割と豊富に取り揃えてある。スプリングバンク12年もあった。どうやら良い店を見つけたようだ。地元に馴染みにしたい呑み屋がなかったので嬉しい。
そろそろ終電の時間だったので帰ることに。会計を済ませて、ドアを開けると・・・雷雨だった。「こんなこともあろうかと密かに用意しておいた」折り畳み傘のお陰でどうにか駅までたどり着く。花火大会中にこの雨が来たら、悲惨だったな。
ワンマン電車が心臓血管センター駅に停まる。ドアが開いた。目の前にシャワー・・・いや、大瀑布があった。ものの数分で下半身はずぶぬれ。傘は頭部が濡れないためだけにあった。雷鳴も止まない。気分は台風クラブ。状況を楽しみながら家に帰った。でもあの降り様では「雨に歌う」ことすらできなかったなぁ。
叔父との会話でとても興味深い話を聞いた。農家をしているのだが、トウモロコシを育てている畑に行って様子を見たところ、いい感じに熟れてきたものの幹が倒されて食べられているのを発見。鳥のせいとは思えない。何の獣だろうと思っていたら、正体が判明。なんと野良猫の親子だという。猫ですか・・・猫が生トウモロコシを食べるですかっ!その様子を想像したのだが、どうも・・・(困惑)。
現場と机上の差。生き物が身近な生活をしていると、自然というものの帯域の広さを体感している。かくあるはずではなく、現実にこうあるというものを見聞きしている。この体験の帯域の広さが豊かさに繋がるのだろう。網戸越しに何気にクロアゲハが飛んでいるのを見ながらそう思った。
夕方、上毛電鉄に揺られ、中央前橋駅に。Mさんと合流。最近できたコミュニティバスに乗りそこなって、グリーンドーム前橋まで歩く羽目に。てぽてぽてぽ。児童公園を経由。誰もいない夕方の公園。そそられる光景だ。8mmカメラがあったら撮影したくなるような。小さなトンネルの脇に白い猫が優雅に横たわっていた。お腹が大きいので妊娠していることが判る。涼しい場所を確保してだらりとしていた。グリーンドームの前でMさんが友人を発見・・・いや友人に発見された(笑)。そうか、ここは私の地元でもあるから私も知り合いに会うかも・・・会わなかった(遠い目)。
今日は前橋花火大会。私の誕生日を祝福してくれるために(違)。おそらく混むだろうと、ここ数年近くまで見に行くことがなかった。来てみたら、観覧場所がかなり広くあるため、座る場所すらないということはなかった。どうも長岡花火大会の混み具合が頭にあったらしい。前工を過ぎた辺りで足を留め、場所取り。取りあえずビールを空けた。昼過ぎから来てバーベキューなどしている人が結構いた。それが正解かもなぁ。
花火大会が始まる。5号、7号のスターマインが主で10号(1尺玉)は滅多にないが打ち上げ場所が間近であるため、迫力は中々。凄いというより、綺麗・・・という印象の花火だった。
打ち上げ終了。観客は分散していたが、帰る時には道に人が溢れる感じ。Mさんと逸れない様に、迷子にならない様に(笑)。ぽわぽわ。共愛のあった場所の前を通る。確か共愛学園は移転したはず。あの制服も変わったのだろうなぁ。当時、周辺の女子校はブレザーが主流だったからセーラー服は目立っていた。
広瀬川の川縁を歩いたりして、県庁前に到着。ここでMさんは迎えの車に。私は中央前橋駅までフラフラと。少しお腹が減ったので寄り道。千代田通りの「Dickens」というブリティッシュパブ。瓶ギネスと英国の生ビール、そして定番のフィッシュ&チップスを頼む。ハギスも魅力的だったが・・・。皿がやってきて驚いた。ものすごいボリューム。途中から戦いになっていた。どうにか勝利。
ビール主体の店だと思ったが、ウィスキーが割と豊富に取り揃えてある。スプリングバンク12年もあった。どうやら良い店を見つけたようだ。地元に馴染みにしたい呑み屋がなかったので嬉しい。
そろそろ終電の時間だったので帰ることに。会計を済ませて、ドアを開けると・・・雷雨だった。「こんなこともあろうかと密かに用意しておいた」折り畳み傘のお陰でどうにか駅までたどり着く。花火大会中にこの雨が来たら、悲惨だったな。
ワンマン電車が心臓血管センター駅に停まる。ドアが開いた。目の前にシャワー・・・いや、大瀑布があった。ものの数分で下半身はずぶぬれ。傘は頭部が濡れないためだけにあった。雷鳴も止まない。気分は台風クラブ。状況を楽しみながら家に帰った。でもあの降り様では「雨に歌う」ことすらできなかったなぁ。
いぬもあるけば・・・「帰省」
2002年8月14日 今日中・・・いや、夕方までに帰省する・・・はずだった。
締め切りが2つ。冬の有明のサークル参加申し込みとMT13プレイング。
近所のお菓子屋に土産を買いに行くついでに郵便局に参加費7K円を振り込む。これで後には引けない。申し込み用紙への記入は前回の内容の書き写し。問題はサークルカットだ。前回のようにたつみさんにカットを描いてもらう時間的余裕もなかったので、自分でテケトーに書いた。このカットではお客は来ないだろうなァ(遠い目)。
この時点でお昼過ぎ。慌てて荷物を纏めて家を出る。東京駅を途中下車して中央郵便局から郵送。
車内でプレイング。実家からネットにアクセスするのは難しいので、それまでに送信しなければならない。
S4ディブではマスター交代が予想される。余り大きな動きはないだろう。NPCが天の岩戸にお隠れ状態だったので、彼を叱咤することにした。交代したマスターに対してPCを理解してもらうことと、PCがどれだけ理解されているかを確認するために。そのため、台詞で構成される台詞プレイングになっていた。同じディブの人から危険な地へ赴くために協力してほしいと手紙が届いていた。全面協力は難しいので、NPCを叱咤した後の行動として彼女のPC達に協力するという形にしておいた。ダブルプレイングであるから失敗、もしくは無視される可能性があるが、それは駄目元で。
M1ディブも同様。交流しているPC集団が次回への足がかりとして起こす行動があった。成功確率と戦略的な効果を考えると、この時点で行動するのはリスクがある。が、今回、敵対大物NPCの発言が全世界に発信された。その内容は余りに過酷なものだった。それを受けて1ヶ月何もしないというのはPC的におかしい。憤りか何かを形にするはず。抗う発言をしないということは滅びを受け入れるという風に受け取られかねない。彼らの行動は、滅びを受け入れないという政治的立場を明らかにするものと位置づけられる。そういう意味で協力したかった。が、その前に敵対NPCを生きた存在にしたいという目論見があった。敵対大物NPCの発言の過酷さは敵対勢力そのものにも降りかかる。それに対して、どこまで従うつもりなのか。軍人ならばただ従うのみという立場もあるが、封建制度の騎士ならば盲目的に従うというのは逆に騎士道から外れる。そこまで達していないならば、今後そういう扱いにすればいいのだがどちらにしても確認しなければならない。今迄のリプレイを読んできて思うのはNPCの上辺だけしか見えず、人間として把握できていない。彼ら個々人の真の動機が見えない。つまり主体性が見えない。描写がないのは只の駒として扱えというマスターのお告げだろうか。それを確認するためにも一度そのNPCと接触する必要があった。実際のプレイングはこちらを主流に、戦闘行動への支援は支援の範囲で追記する形にした。
心臓血管センター駅に降りる。実家に電話したところ母が出た。ということは、病院に寄らずに真っ直ぐ家に向かっていいということか。途中のコンビニで「桂川」の本醸造を購入し、蛙の合唱を聞きながら実家まで歩いた。
締め切りが2つ。冬の有明のサークル参加申し込みとMT13プレイング。
近所のお菓子屋に土産を買いに行くついでに郵便局に参加費7K円を振り込む。これで後には引けない。申し込み用紙への記入は前回の内容の書き写し。問題はサークルカットだ。前回のようにたつみさんにカットを描いてもらう時間的余裕もなかったので、自分でテケトーに書いた。このカットではお客は来ないだろうなァ(遠い目)。
この時点でお昼過ぎ。慌てて荷物を纏めて家を出る。東京駅を途中下車して中央郵便局から郵送。
車内でプレイング。実家からネットにアクセスするのは難しいので、それまでに送信しなければならない。
S4ディブではマスター交代が予想される。余り大きな動きはないだろう。NPCが天の岩戸にお隠れ状態だったので、彼を叱咤することにした。交代したマスターに対してPCを理解してもらうことと、PCがどれだけ理解されているかを確認するために。そのため、台詞で構成される台詞プレイングになっていた。同じディブの人から危険な地へ赴くために協力してほしいと手紙が届いていた。全面協力は難しいので、NPCを叱咤した後の行動として彼女のPC達に協力するという形にしておいた。ダブルプレイングであるから失敗、もしくは無視される可能性があるが、それは駄目元で。
M1ディブも同様。交流しているPC集団が次回への足がかりとして起こす行動があった。成功確率と戦略的な効果を考えると、この時点で行動するのはリスクがある。が、今回、敵対大物NPCの発言が全世界に発信された。その内容は余りに過酷なものだった。それを受けて1ヶ月何もしないというのはPC的におかしい。憤りか何かを形にするはず。抗う発言をしないということは滅びを受け入れるという風に受け取られかねない。彼らの行動は、滅びを受け入れないという政治的立場を明らかにするものと位置づけられる。そういう意味で協力したかった。が、その前に敵対NPCを生きた存在にしたいという目論見があった。敵対大物NPCの発言の過酷さは敵対勢力そのものにも降りかかる。それに対して、どこまで従うつもりなのか。軍人ならばただ従うのみという立場もあるが、封建制度の騎士ならば盲目的に従うというのは逆に騎士道から外れる。そこまで達していないならば、今後そういう扱いにすればいいのだがどちらにしても確認しなければならない。今迄のリプレイを読んできて思うのはNPCの上辺だけしか見えず、人間として把握できていない。彼ら個々人の真の動機が見えない。つまり主体性が見えない。描写がないのは只の駒として扱えというマスターのお告げだろうか。それを確認するためにも一度そのNPCと接触する必要があった。実際のプレイングはこちらを主流に、戦闘行動への支援は支援の範囲で追記する形にした。
心臓血管センター駅に降りる。実家に電話したところ母が出た。ということは、病院に寄らずに真っ直ぐ家に向かっていいということか。途中のコンビニで「桂川」の本醸造を購入し、蛙の合唱を聞きながら実家まで歩いた。
いぬもあるけば・・・「敗北」
2002年8月13日 かなりささくれた日々を過ごしていたが・・・なんと!定期券が見つかったという連絡があった。
どうやら新橋駅で落としたらしい。届けてくれた方に感謝〜(嬉)。蒲田駅に届いているらしい。
早めに会社を出て、受け取りに。お盆休みの関係で緑の窓口は混んでいた。ようやく受領。やたー!5OMCぐらい戻ってきた換算。
この嬉しさを・・・発注に向けよう(駄目)。
神田駅にでて待ち合わせ。先日有明で右隣にサークル参加していたDさんらと呑み。彼のお勧めの地鶏を食わせてくれる店。コクのある肉は確かにブロイラーとは違う。
残念だったのは翌日からお休みであるために、在庫がなくて頼めないものがわらわらと。神田や新橋で長期休日前に店に入るリスクだなぁ。
Dさんはこんど仙台に遊びにいくらしい。ならば、あのお勧めの店を教えないと・・・あ、名前を忘れた。・・・ということで後で連絡することに。Iさんから「水曜どうでしょう」についての最新情報を入手。
北海道民で知らぬ人はいない、この番組。秋に一旦終るという。そして練りに練ったDVDが発売されるらしい。相当力が入っているものらしい。買わないと。ついでにPS2でも何でもいいからDVDプレイヤーも買わないと(汗)。
割とお腹が膨れたのだが、話のねたとしてDさんお勧めのラーメン屋に行った。亀戸天神の「菜苑」というラーメン屋。混んでる。Dさんに「ご飯物とラーメンのどっちがいい?」と尋ねられたが、ご飯物は流石に食べられない。ラーメンならスルッと入るだろうと思った。・・・それが間違いだったと気がついたのは既に戦端が開かれた後の事。
デラックスラーメンというものを注文。Iさんはデラックスワンタンを注文。Dさんは純レバなる名前のモノを注文。それはレバーの炒め物。周囲にはそれの丼物である純レバ丼とラーメンを軽々と平らげる客が。
で、私のノルマがやってきた。見た目は大したことのないものだった。2センチ角のチャーシューがちょっと多いかな・・・というラーメン。味はおもったよりあっさりしている。これならば食べきれそうだ。・・・それが甘かった。
ラーメン丼の底をすくうと・・・麺と同じ量はあろうかとういうチャーシュー角の大軍。レンゲで掬っても、掬っても、掬っても・・・無くならない。これは1つの恐怖。負けるのか・・・こんなところで負けてしまうのか・・・負けた(沈)。
最初の見た目に油断した私の完敗だった。
傷心の私を慰めてくれたのは、OMCイラスト完成のメール。ソーンに登録した「エマーン人の女の子」のバストアップ。「かんちゃん」さんにお願いしたのだが・・・その出来は素晴らしい。あのトンデモな発注文章でここまできちんとキャラクターを把握していただけるとは。「付いて行きます〜☆」という感じ。
エマーン人のツナギ状衣装もきちんと描いてもらっているし、あの触覚も。
落ち込んでいたり、喜んだり、傷心したり、舞い上がったりと振幅の大きな一日だった。
どうやら新橋駅で落としたらしい。届けてくれた方に感謝〜(嬉)。蒲田駅に届いているらしい。
早めに会社を出て、受け取りに。お盆休みの関係で緑の窓口は混んでいた。ようやく受領。やたー!5OMCぐらい戻ってきた換算。
この嬉しさを・・・発注に向けよう(駄目)。
神田駅にでて待ち合わせ。先日有明で右隣にサークル参加していたDさんらと呑み。彼のお勧めの地鶏を食わせてくれる店。コクのある肉は確かにブロイラーとは違う。
残念だったのは翌日からお休みであるために、在庫がなくて頼めないものがわらわらと。神田や新橋で長期休日前に店に入るリスクだなぁ。
Dさんはこんど仙台に遊びにいくらしい。ならば、あのお勧めの店を教えないと・・・あ、名前を忘れた。・・・ということで後で連絡することに。Iさんから「水曜どうでしょう」についての最新情報を入手。
北海道民で知らぬ人はいない、この番組。秋に一旦終るという。そして練りに練ったDVDが発売されるらしい。相当力が入っているものらしい。買わないと。ついでにPS2でも何でもいいからDVDプレイヤーも買わないと(汗)。
割とお腹が膨れたのだが、話のねたとしてDさんお勧めのラーメン屋に行った。亀戸天神の「菜苑」というラーメン屋。混んでる。Dさんに「ご飯物とラーメンのどっちがいい?」と尋ねられたが、ご飯物は流石に食べられない。ラーメンならスルッと入るだろうと思った。・・・それが間違いだったと気がついたのは既に戦端が開かれた後の事。
デラックスラーメンというものを注文。Iさんはデラックスワンタンを注文。Dさんは純レバなる名前のモノを注文。それはレバーの炒め物。周囲にはそれの丼物である純レバ丼とラーメンを軽々と平らげる客が。
で、私のノルマがやってきた。見た目は大したことのないものだった。2センチ角のチャーシューがちょっと多いかな・・・というラーメン。味はおもったよりあっさりしている。これならば食べきれそうだ。・・・それが甘かった。
ラーメン丼の底をすくうと・・・麺と同じ量はあろうかとういうチャーシュー角の大軍。レンゲで掬っても、掬っても、掬っても・・・無くならない。これは1つの恐怖。負けるのか・・・こんなところで負けてしまうのか・・・負けた(沈)。
最初の見た目に油断した私の完敗だった。
傷心の私を慰めてくれたのは、OMCイラスト完成のメール。ソーンに登録した「エマーン人の女の子」のバストアップ。「かんちゃん」さんにお願いしたのだが・・・その出来は素晴らしい。あのトンデモな発注文章でここまできちんとキャラクターを把握していただけるとは。「付いて行きます〜☆」という感じ。
エマーン人のツナギ状衣装もきちんと描いてもらっているし、あの触覚も。
落ち込んでいたり、喜んだり、傷心したり、舞い上がったりと振幅の大きな一日だった。
いぬもあるけば・・・「発注」
2002年8月12日 定期券を落とした。金銭的なダメージよりも、トホホな自分に対する精神的ダメージの方が大きい。もって行き場のないモヤモヤした気持ちを晴らすために、かねてから検討していたOMCの組イラスト発注を実行することにした。
みろりろ(略)さんとやまなねこさんにWT1の2PCのツインピンナップをそれぞれ。両方とも海水浴の設定なのだが、背景と状況を敢えて変えた。それはその光景が現実ではなく、二人それぞれの妄想によるものだという企画設定から。キャラに合わせて、片方は健全に、もう1つはちょっとエッチな感じに。みろりろ(略)さんは新規登録絵師さんでやまなねこさんは今1つ発注が伸び悩んでいる絵師さん。私の発注が二人の絵師さんへの注目を増してくれればいいのだけれど。そんなメタゲーム的なことを考えていた。
みろりろ(略)さんとやまなねこさんにWT1の2PCのツインピンナップをそれぞれ。両方とも海水浴の設定なのだが、背景と状況を敢えて変えた。それはその光景が現実ではなく、二人それぞれの妄想によるものだという企画設定から。キャラに合わせて、片方は健全に、もう1つはちょっとエッチな感じに。みろりろ(略)さんは新規登録絵師さんでやまなねこさんは今1つ発注が伸び悩んでいる絵師さん。私の発注が二人の絵師さんへの注目を増してくれればいいのだけれど。そんなメタゲーム的なことを考えていた。
いぬもあるけば・・・「寝坊」
2002年8月11日昼に出かける予定だったが、ここ数日の無理の反動が来て、昼過ぎまで寝てしまった。
起きて片づけしながら、昨日購入した本を確認。キルシェのみとせさんのピンクハウス本や日向あずささんの制服本など・・・。ふと、買った覚えが余り無い本が1つ。MMORPGのラグナロックのPC紹介本。PBMサークルを回ったが、あそこにはラグナロックのサークルは無かったはず。一体何故??そして日向あずささんの隣のメイドさん達のサークルで買ったことを思い出した。「制服系のサークルでラグナロックの本かぁ・・・」とちょっと意外に思いながらパラパラとページを捲る・・・。手が止まった。え?この絵柄はどこかで・・・
おくづけを見て、愕然。OMC絵師(最近は開けてないが)の水上カオリさんが共同参加しているサークルであることが判明。では、あのメイドさん達の中に・・・(遠い目)
ダリエさんのオフィシャルサイトのBBSに書かれていた書き込みを読んで考えた。
「負い目について、負い目を感じている人について考える」
いぬもあるけば・・・「落とし物」
2002年8月10日 荷物を背負い、新橋駅を出て、お茶とお握りを購入。新交通ゆりかもめに乗車。8時半前に国際展示場正門駅に到着。入り口手前の出店で「カタログ」という名の鈍器を購入。電話帳よりも殺傷力がありそう・・・。
入り口でチケットを渡し、西館に。机の上のチラシ群は先行偵察部隊の大井さんによって片づけられていた。助かる。いそいそと見本本の作成し、ブロック担当者に収める。事務処理は終わった。さて・・・製本だ!(爆)。残りのコピーした紙をステップラーで留める。新刊と在庫を並べ、それを取り囲むようにCDケースを置く。
大井さんが、エプロンの事を思い出させてくれたので、赤のダリエエプロンを装着。大井さんは黒。決して、ペ○ルックなどと言うなかれ(泣)。
左隣のサークルは谷山浩子ファンサークルらしい。右隣は・・・判っている・・・。こむろゆいファンサークル。フッ・・・知り合いのDunnaさんのサークルだ。しかし、なぜ隣にっ!マイナーアーテイストファンサークルが集められただけということなのだろうが・・・。
10時。開場。でも邦楽系にはほとんど人はいないので、のんびりムード。「カタログ」でサークルチェックしたり、左隣の店番の人と話し込んだり。店番の女性は別に谷山さんのファンという訳でもないらしい。
ドール関係のサークルと映画ファンサークルの申し込みをしたのだが、両方とも落選したという。まだ一度も当選したことがないと聞いて驚いた。最近ドール系も人気らしいが、そこまで駄目だとは。自分で描いたイラストをケータイの待ち受け画像にしているというので見せてもらった。驚いた。指輪物語のアルゴランなのだが、実写画像に見える。リアルな絵を描くのがお得意のようだ。アルゴランの俳優さんのファンなのか確認したところ、指輪物語のファンとしてイラスト化したらしい。次は受かるといいですね〜。
お昼近くになって、ようやく人がやってきた。でも奥井亜紀さん、奥華子さん、ソーイングマシーンなどマイナーなアーテイストの紹介サークルは拙いコピー紙しかないこと以上に足を留める人がいない。ようやく表れたお客は、windfallのライブで顔なじみだった人だったり・・・(汗)。
インターネットが普及した今、情報提供型サークルの存在理由は・・・などと考え込んでしまったところ、お客さんが。奥井亜紀さんのファンらしい。新刊の内容を説明するに当たり、先日ライブがあったことを知らせたところ驚いていた。どうやらライブ活動を再開し、オフィシャルサイトがあることも知らなかったらしい。この8/31にもライブがあること、チケット前売りが既に始まっていることを伝えたところ喜んでくれた。高校生ぐらいだとまだネット環境が身近でなかったり、使いこなしていなかったりするのだろう。消えて行くアーティストが多い中、まさか新たにオフィシャルサイトが立ち上がっているとは考えもしなかったのだろう。私がここにいることで、彼女の中に小さな波紋を産み出したことになる。ファンとしてこれからどう行動するかは彼女次第。8/31のライブ(対バンあり)のライブに2.5k円を払うかどうかは微妙だ。だが、情報がなければそれを選択することも出来なかったはず。 とりあえず、一人は私がここに参加した意味を見出せる人がいたということ。
午後1時になって、店番を交代し、大回りして東館に移動。多数の参加者のため、一部一方通行になっている。せっせと歩いて、まずは顔なじみの日向あずささんのサークル「水星少女歌劇団」に顔を出すことに。
数名の人と談笑している。割り込むのもなんなので、しばらく待つことに。手持ち無沙汰なので、隣のサークルを覗いてみた。片方は長蛇の列が出来ている。半端な列じゃない。隠れ大手サークルの様だ。危うきに近寄らず。反対隣のサークルを覗く。と、そこにはメイド三人娘が〜っ(吐血)。これはネタになるな〜と思いながら、そのサークルの配布物を手に取る。CG集とオフセット本。CG集は1k円近くしていたので冷やかしで買えないなぁと、オフセット本を購入。
あずささんが一段落ついたので、未購入の制服本を購入。本人はチャイナメイド風にコーディネート。アクセサリーはアクセサリー自作サークルで気に入ったのがあったので購入したものらしい。現地調達〜。 津本さんのサークルに顔を出すために探していたら、通りでバッタリ。無事に挨拶できた。
PBMサークルが集まっているブロックで、品川プライベ関係の面子が集まっている。WT1本やMT13本、そしてOMC本が売っていたので購入。本日開催される品川プライベには恐らく参加できないので、今の内にとだべっていたら、MT13M1ディブやWT1の立川マスターのシナリオでお世話になっている「あくりょお」さんの姿が。はや〜。遠路遥遥いらしたのか。プレイングの相談やお話をゆっくりしたかったが、自分のサークルもあるので去らねばならぬ。うぐ。
長岡花火大会の際にお世話になった克弘さんのサークルに。仰木さんとたつみさんが売り子をしていた。ギルティ・ギアという格闘ゲームの小説本などが並べられている。一頻り和んだ後、自分のサークルに戻ろうとしたところ、ASOさん、はっけーん!
ここで、1つの企み。二つの方面の友人を結び付ける。そこまでいかないまでも、軌跡を交す。私を介さなければ、まず結びつかない接点。そういう訳で、ASOさんを連れていって彼女達の作品を紹介。付き合いで本を手に取ってパラパラ見てもらった。目的が買ってもらうことではないのでこれだけで十分。それからASOさんとPBM系サークルの所に戻り、屯している皆に挨拶してから西館に。途中、OMCの新人絵師さんの水原明さんのサークルを覗く。頼みたいのだが、PCの世界観や衣装などを知っているか不安だった。そこで本人を事前に知ることが出来れば・・・と思った次第。何とか描けそうな雰囲気。そのうちにお願いしたいものだ。
西館は暑くなっていた。4時過ぎまで店を開いていようと思ったのだが、この暑さには敵わない。大井さんが戻ってきたら撤収することにした。先程おしゃべりしたお隣の店番をしている人とまたおしゃべり。午後になって、この辺りにもコスプレしている人達の姿を見るようになった。コンピュータゲームのキャラクターらしいコスプレの人が多い。元ネタが判らないから、どれだけちゃんとしたものか判断つかない。と、判るコスプレの一団が・・・。「あずまんが大王」のぬいぐるみ喫茶のウェイトレスの一団・・・わ、レベル高い・・・。眼福〜♪ 思わずおしゃべりが止まってしまったほど。撮影会は大人気だったろうな。
大井さんが帰ってきた。先輩に頼まれた島田ひろかずさんの新刊を買って来てもらった。両隣のサークルに挨拶して撤収。大井さん、お疲れ様でした。ここで彼とは別れ、克弘さんのところに。和む。仰木さんが明日参加でその荷物を前日搬入の形で置くためにイベント終了まで待った。津本さんたちとも合流し、6名がビックサイトを出たのは16時半。湾岸大花火大会のための交通規制が始まっていた。荷物があるのでタクシーを使いたいが、会場では40分待ち。そこで青砥まで歩いてそこからタクシーを拾った。・・・まぁ、色々ありながらも東京駅到着。疲れたので思考能力が低下。最初に寄ろうと思った居酒屋が開いていないことが判ってからの行動は疲れのせいだろう。あちこちウロウロした挙げ句、テケトーな店に入った。それでもゆっくり腰を下ろしてビールが飲めればほっとする。OB会モードでおしゃべり。それほど魅力的な店でもなかったので、早々に上がった。各人まだ時間があるので、カラオケすることに。この面子だと「ぱせら」に行きたい。ちょっと遠いが上野まで行くことにした。
ホームで冗談で財布の中を見てみた。はれ?馴染みのものが見えない・・・定期券が・・・(汗)。どうやら、どこかで落としたようだ。12月31日まで有効の・・・とっても痛いんですが〜(涙)。
頭を切り替えて、カラオケ。この面子でのカラオケは久々。楽しかった。これからもずっとこの面子で遊んで行きたい。
入り口でチケットを渡し、西館に。机の上のチラシ群は先行偵察部隊の大井さんによって片づけられていた。助かる。いそいそと見本本の作成し、ブロック担当者に収める。事務処理は終わった。さて・・・製本だ!(爆)。残りのコピーした紙をステップラーで留める。新刊と在庫を並べ、それを取り囲むようにCDケースを置く。
大井さんが、エプロンの事を思い出させてくれたので、赤のダリエエプロンを装着。大井さんは黒。決して、ペ○ルックなどと言うなかれ(泣)。
左隣のサークルは谷山浩子ファンサークルらしい。右隣は・・・判っている・・・。こむろゆいファンサークル。フッ・・・知り合いのDunnaさんのサークルだ。しかし、なぜ隣にっ!マイナーアーテイストファンサークルが集められただけということなのだろうが・・・。
10時。開場。でも邦楽系にはほとんど人はいないので、のんびりムード。「カタログ」でサークルチェックしたり、左隣の店番の人と話し込んだり。店番の女性は別に谷山さんのファンという訳でもないらしい。
ドール関係のサークルと映画ファンサークルの申し込みをしたのだが、両方とも落選したという。まだ一度も当選したことがないと聞いて驚いた。最近ドール系も人気らしいが、そこまで駄目だとは。自分で描いたイラストをケータイの待ち受け画像にしているというので見せてもらった。驚いた。指輪物語のアルゴランなのだが、実写画像に見える。リアルな絵を描くのがお得意のようだ。アルゴランの俳優さんのファンなのか確認したところ、指輪物語のファンとしてイラスト化したらしい。次は受かるといいですね〜。
お昼近くになって、ようやく人がやってきた。でも奥井亜紀さん、奥華子さん、ソーイングマシーンなどマイナーなアーテイストの紹介サークルは拙いコピー紙しかないこと以上に足を留める人がいない。ようやく表れたお客は、windfallのライブで顔なじみだった人だったり・・・(汗)。
インターネットが普及した今、情報提供型サークルの存在理由は・・・などと考え込んでしまったところ、お客さんが。奥井亜紀さんのファンらしい。新刊の内容を説明するに当たり、先日ライブがあったことを知らせたところ驚いていた。どうやらライブ活動を再開し、オフィシャルサイトがあることも知らなかったらしい。この8/31にもライブがあること、チケット前売りが既に始まっていることを伝えたところ喜んでくれた。高校生ぐらいだとまだネット環境が身近でなかったり、使いこなしていなかったりするのだろう。消えて行くアーティストが多い中、まさか新たにオフィシャルサイトが立ち上がっているとは考えもしなかったのだろう。私がここにいることで、彼女の中に小さな波紋を産み出したことになる。ファンとしてこれからどう行動するかは彼女次第。8/31のライブ(対バンあり)のライブに2.5k円を払うかどうかは微妙だ。だが、情報がなければそれを選択することも出来なかったはず。 とりあえず、一人は私がここに参加した意味を見出せる人がいたということ。
午後1時になって、店番を交代し、大回りして東館に移動。多数の参加者のため、一部一方通行になっている。せっせと歩いて、まずは顔なじみの日向あずささんのサークル「水星少女歌劇団」に顔を出すことに。
数名の人と談笑している。割り込むのもなんなので、しばらく待つことに。手持ち無沙汰なので、隣のサークルを覗いてみた。片方は長蛇の列が出来ている。半端な列じゃない。隠れ大手サークルの様だ。危うきに近寄らず。反対隣のサークルを覗く。と、そこにはメイド三人娘が〜っ(吐血)。これはネタになるな〜と思いながら、そのサークルの配布物を手に取る。CG集とオフセット本。CG集は1k円近くしていたので冷やかしで買えないなぁと、オフセット本を購入。
あずささんが一段落ついたので、未購入の制服本を購入。本人はチャイナメイド風にコーディネート。アクセサリーはアクセサリー自作サークルで気に入ったのがあったので購入したものらしい。現地調達〜。 津本さんのサークルに顔を出すために探していたら、通りでバッタリ。無事に挨拶できた。
PBMサークルが集まっているブロックで、品川プライベ関係の面子が集まっている。WT1本やMT13本、そしてOMC本が売っていたので購入。本日開催される品川プライベには恐らく参加できないので、今の内にとだべっていたら、MT13M1ディブやWT1の立川マスターのシナリオでお世話になっている「あくりょお」さんの姿が。はや〜。遠路遥遥いらしたのか。プレイングの相談やお話をゆっくりしたかったが、自分のサークルもあるので去らねばならぬ。うぐ。
長岡花火大会の際にお世話になった克弘さんのサークルに。仰木さんとたつみさんが売り子をしていた。ギルティ・ギアという格闘ゲームの小説本などが並べられている。一頻り和んだ後、自分のサークルに戻ろうとしたところ、ASOさん、はっけーん!
ここで、1つの企み。二つの方面の友人を結び付ける。そこまでいかないまでも、軌跡を交す。私を介さなければ、まず結びつかない接点。そういう訳で、ASOさんを連れていって彼女達の作品を紹介。付き合いで本を手に取ってパラパラ見てもらった。目的が買ってもらうことではないのでこれだけで十分。それからASOさんとPBM系サークルの所に戻り、屯している皆に挨拶してから西館に。途中、OMCの新人絵師さんの水原明さんのサークルを覗く。頼みたいのだが、PCの世界観や衣装などを知っているか不安だった。そこで本人を事前に知ることが出来れば・・・と思った次第。何とか描けそうな雰囲気。そのうちにお願いしたいものだ。
西館は暑くなっていた。4時過ぎまで店を開いていようと思ったのだが、この暑さには敵わない。大井さんが戻ってきたら撤収することにした。先程おしゃべりしたお隣の店番をしている人とまたおしゃべり。午後になって、この辺りにもコスプレしている人達の姿を見るようになった。コンピュータゲームのキャラクターらしいコスプレの人が多い。元ネタが判らないから、どれだけちゃんとしたものか判断つかない。と、判るコスプレの一団が・・・。「あずまんが大王」のぬいぐるみ喫茶のウェイトレスの一団・・・わ、レベル高い・・・。眼福〜♪ 思わずおしゃべりが止まってしまったほど。撮影会は大人気だったろうな。
大井さんが帰ってきた。先輩に頼まれた島田ひろかずさんの新刊を買って来てもらった。両隣のサークルに挨拶して撤収。大井さん、お疲れ様でした。ここで彼とは別れ、克弘さんのところに。和む。仰木さんが明日参加でその荷物を前日搬入の形で置くためにイベント終了まで待った。津本さんたちとも合流し、6名がビックサイトを出たのは16時半。湾岸大花火大会のための交通規制が始まっていた。荷物があるのでタクシーを使いたいが、会場では40分待ち。そこで青砥まで歩いてそこからタクシーを拾った。・・・まぁ、色々ありながらも東京駅到着。疲れたので思考能力が低下。最初に寄ろうと思った居酒屋が開いていないことが判ってからの行動は疲れのせいだろう。あちこちウロウロした挙げ句、テケトーな店に入った。それでもゆっくり腰を下ろしてビールが飲めればほっとする。OB会モードでおしゃべり。それほど魅力的な店でもなかったので、早々に上がった。各人まだ時間があるので、カラオケすることに。この面子だと「ぱせら」に行きたい。ちょっと遠いが上野まで行くことにした。
ホームで冗談で財布の中を見てみた。はれ?馴染みのものが見えない・・・定期券が・・・(汗)。どうやら、どこかで落としたようだ。12月31日まで有効の・・・とっても痛いんですが〜(涙)。
頭を切り替えて、カラオケ。この面子でのカラオケは久々。楽しかった。これからもずっとこの面子で遊んで行きたい。
いぬもあるけば・・・「修羅場」
2002年8月9日 自室に帰ってから、明日の為の情報収集と原稿作成に追われた。「予定では、全て終えていて、今夜は呑みの予定だったのに〜!」とココロの中で叫ぶも、真っ白な画面が冷笑するだけ・・・。
奥井亜紀さんの情報収集をして、後悔。もっと前からチェックしておけば・・・見逃したライブの情報を今更入手する辛さ。他に取り上げるアーティストの最新情報を確認。こういうことをしていると、情報収集に関しては本当に便利になったと実感する。尤も、その分、1つの情報が持つ価値も変わってしまっているのだが。
ライブレポートの原稿を新たに書き起こす余裕もないので、この日記の過去ログを加工して張りつけることにした。や、日記を書き続けておいて良かった。
24時を過ぎてから、書き足りない部分を書いたり、文章配置を考えたりして完成したのは空も白みかけてから。フッ・・・どうにか今回も体裁を整えることができそう。
完徹状態で荷物を纏めて出撃。無事に出来たので気分が高揚していた。これが良くなかった・・・
奥井亜紀さんの情報収集をして、後悔。もっと前からチェックしておけば・・・見逃したライブの情報を今更入手する辛さ。他に取り上げるアーティストの最新情報を確認。こういうことをしていると、情報収集に関しては本当に便利になったと実感する。尤も、その分、1つの情報が持つ価値も変わってしまっているのだが。
ライブレポートの原稿を新たに書き起こす余裕もないので、この日記の過去ログを加工して張りつけることにした。や、日記を書き続けておいて良かった。
24時を過ぎてから、書き足りない部分を書いたり、文章配置を考えたりして完成したのは空も白みかけてから。フッ・・・どうにか今回も体裁を整えることができそう。
完徹状態で荷物を纏めて出撃。無事に出来たので気分が高揚していた。これが良くなかった・・・
いぬもあるけば・・・「ぐりーんぐりーん」
2002年8月8日 NHK教育「真剣10代しゃべり場」の再放送を見た。
PBMゲーマーとしては、この番組とテーマミュージックの関連性に興味があった。以前と変わって、今はIn the Soupがカバーした「グリーングリーン」がテーマミュージックになっている。で、何故「グリーングリーン」なのかと思っていた。その疑問が今回の番組を見て解けてしまったような気がする。
今期メンバー最後の回ということでスペシャル版として次々3名の大人が議題を持ってきて、その議題について話し合うという構成。卒業試験的なニュアンスを持たせた回だった。
他の番組もそうだが、この番組も見方によって得る出力が変わってくる。
ハイティーンの意見や考えで構成される番組だと捉えれば、抽出に偏りがあるが、今の「若者」の考えの一端を見ると言える。
彼らの言葉の裏にオトナ社会の現状認識が炙り出されていると捉えれば、もっと広く社会一般をサンプリングしているとも言える。
番組で炙り出された姿は想像以上に保守的な価値観を持った「若者」の姿だった。で、何故そんなに保守的なのか?彼らの言葉から探るに彼らが今得ている権利が生まれた前からあったためにそれらが「当たり前」のものだと認識している。「豊かさ」、「自由」そして「平和」が如何に脆く、保持し続けることが難しいものなのか知らない。しかし、そんな彼らの姿を個別に取り上げても意味がない。彼らは現代日本の価値観を体現しているだけだから。楽な生き方を求めれば、周りに流された方がいい。現状、最大限の利益を得ることも可能だ。
いつもと違う構成であることもあって、参加者達は意見交換の場としてではなく、オトナと言葉で遣り合うことに重心を置いている感じになってしまった。それが見えたときに、今日が最後かどうかに関わらず、この期のメンバーでのしゃべり場はお開きにした方がよいだろうと感じた。番組作成者も余計な事をした。
この卒業試験で彼らが所詮「坊や」であることが、昭かにされた気がする。見終わった感想は「・・・甘いなァ」。
で、グリーングリーンだ。歌詞をかみ締めながら、去り行く彼らに捧げよう。
PBMゲーマーとしては、この番組とテーマミュージックの関連性に興味があった。以前と変わって、今はIn the Soupがカバーした「グリーングリーン」がテーマミュージックになっている。で、何故「グリーングリーン」なのかと思っていた。その疑問が今回の番組を見て解けてしまったような気がする。
今期メンバー最後の回ということでスペシャル版として次々3名の大人が議題を持ってきて、その議題について話し合うという構成。卒業試験的なニュアンスを持たせた回だった。
他の番組もそうだが、この番組も見方によって得る出力が変わってくる。
ハイティーンの意見や考えで構成される番組だと捉えれば、抽出に偏りがあるが、今の「若者」の考えの一端を見ると言える。
彼らの言葉の裏にオトナ社会の現状認識が炙り出されていると捉えれば、もっと広く社会一般をサンプリングしているとも言える。
番組で炙り出された姿は想像以上に保守的な価値観を持った「若者」の姿だった。で、何故そんなに保守的なのか?彼らの言葉から探るに彼らが今得ている権利が生まれた前からあったためにそれらが「当たり前」のものだと認識している。「豊かさ」、「自由」そして「平和」が如何に脆く、保持し続けることが難しいものなのか知らない。しかし、そんな彼らの姿を個別に取り上げても意味がない。彼らは現代日本の価値観を体現しているだけだから。楽な生き方を求めれば、周りに流された方がいい。現状、最大限の利益を得ることも可能だ。
いつもと違う構成であることもあって、参加者達は意見交換の場としてではなく、オトナと言葉で遣り合うことに重心を置いている感じになってしまった。それが見えたときに、今日が最後かどうかに関わらず、この期のメンバーでのしゃべり場はお開きにした方がよいだろうと感じた。番組作成者も余計な事をした。
この卒業試験で彼らが所詮「坊や」であることが、昭かにされた気がする。見終わった感想は「・・・甘いなァ」。
で、グリーングリーンだ。歌詞をかみ締めながら、去り行く彼らに捧げよう。
いぬもあるけば・・・「鰻、転じて・・・」
2002年8月7日 朝、職場の先輩に鰻を食べに行こうと誘われた。蒲田に旨い店があるらしい。もちろん話に乗った。が、次第に話が大きくなり、気がつくと参加者7名。人数が多すぎて、暑気払いの呑み会になってしまった。
JR蒲田の駅ビル屋上にあるバドワイザーのビヤホール。そう、気がつくと目的が鰻からバドガールに180度転回していた(苦笑)。初めて訪れたのだが、笑える。アンミラと同じように場内撮影禁止。ビデオ、カメラ、写メールお断りだそうだ。
地表は暑いが屋上は心地良い風が吹いている。いつもより早い時間に退社したので日差しは弱いがまだ明るい。いい感じだ。
久々にバドワイザーを呑んだのだが、これほど軽いとは・・・。朝にトマトを1個食べただけだったので、お腹が減っていた。ガツガツ。ぐびぐび。
個人主義の職場であるためにこのような呑み会は本当に珍しい。今日はソーイングマシーンのライブの日だったが、レア度でこちらを優先したほど。鰻からバドガールになってしまったのは残念だが、楽しく飲めたからいいか。
JR蒲田の駅ビル屋上にあるバドワイザーのビヤホール。そう、気がつくと目的が鰻からバドガールに180度転回していた(苦笑)。初めて訪れたのだが、笑える。アンミラと同じように場内撮影禁止。ビデオ、カメラ、写メールお断りだそうだ。
地表は暑いが屋上は心地良い風が吹いている。いつもより早い時間に退社したので日差しは弱いがまだ明るい。いい感じだ。
久々にバドワイザーを呑んだのだが、これほど軽いとは・・・。朝にトマトを1個食べただけだったので、お腹が減っていた。ガツガツ。ぐびぐび。
個人主義の職場であるためにこのような呑み会は本当に珍しい。今日はソーイングマシーンのライブの日だったが、レア度でこちらを優先したほど。鰻からバドガールになってしまったのは残念だが、楽しく飲めたからいいか。
いぬもあるけば・・・「カタログ探し」
2002年8月6日 未だに『カタログ』を手に入れていない。なので自分のサークルの周囲に誰がいるのか判らない。ということで、JR蒲田駅ビル内の本屋に。カタログはなかった。代わりに雑誌、新書を購入してしまった。「新現実 vol.1」「わしズム vol.2」「精神科医を精神分析する 著:佐藤幹夫」。この3つは全てが同じで全てが異なっている。
新現実は東浩紀×大塚英志が責任編集の雑誌。戦略としてまずサブカル系に軸足を置いている事を踏まえて、『×』にどんな意味があるのかは知らないが・・・。個人的には面白い雑誌だ。だが、彼らが目指す戦略目標はどれだけ果たせるのだろうか?すでに彼らを知っている、もしくは彼らと文化・情報を一部共有する人には素直に入り込めるが、そうでない人には当たり前のように表れる単語に翻弄されてしまう。この雑誌ほ半分を占める二人の対談に出てくる注による解説もない単語。『月姫』、『ほしのこえ』、『ブロッコリー』、『動物化するポストモダン』『デ・ジ・キャラット』、『コゲどんぼ』、『物語消費論』、『KANON』、『木更津キャッツアイ』・・・
これらの単語が飛び出すというのは、こういう単語を使うことを選択して「世界」と「現実」を捉えようとしている訳だ。これらの単語にチューニングすることができる「受け手」が彼らの言葉を捉えることが出来る。 で、改めて彼らの戦略目標はそれの先にあるものなのだろうか?
新現実は東浩紀×大塚英志が責任編集の雑誌。戦略としてまずサブカル系に軸足を置いている事を踏まえて、『×』にどんな意味があるのかは知らないが・・・。個人的には面白い雑誌だ。だが、彼らが目指す戦略目標はどれだけ果たせるのだろうか?すでに彼らを知っている、もしくは彼らと文化・情報を一部共有する人には素直に入り込めるが、そうでない人には当たり前のように表れる単語に翻弄されてしまう。この雑誌ほ半分を占める二人の対談に出てくる注による解説もない単語。『月姫』、『ほしのこえ』、『ブロッコリー』、『動物化するポストモダン』『デ・ジ・キャラット』、『コゲどんぼ』、『物語消費論』、『KANON』、『木更津キャッツアイ』・・・
これらの単語が飛び出すというのは、こういう単語を使うことを選択して「世界」と「現実」を捉えようとしている訳だ。これらの単語にチューニングすることができる「受け手」が彼らの言葉を捉えることが出来る。 で、改めて彼らの戦略目標はそれの先にあるものなのだろうか?
いぬもあるけば・・・「休みボケ」
2002年8月5日 流石に一週間も休んだ後だと体と意識を仕事をするモードに切り替えにくい。昨日、多少雨に濡れた事もあるのだろうか風邪ひきとまではいかないまでも。体力がいつもより落ちているのを感じる。
不調さを抱えて、どうにか退社時間になったときに届いた1通のメール。うわ・・・これはヤバイ。下手をすると大騒ぎになる可能性がある・・・。もしかしたら、今週は「忙しい」ことになるやもしれないと覚悟させられた。
不調さを抱えて、どうにか退社時間になったときに届いた1通のメール。うわ・・・これはヤバイ。下手をすると大騒ぎになる可能性がある・・・。もしかしたら、今週は「忙しい」ことになるやもしれないと覚悟させられた。
いぬもあるけば・・・「豪雨」
2002年8月4日 帰りも在来線で帰るつもりだった。電車に乗り込み、疲れであっという間に眠り込んだ。周りのざわつく雰囲気に目が覚めた。どうやら石内駅らしい。駅の放送が聞こえる。湯沢の集中豪雨の影響で石内−越後湯沢間の運転を見合わせているという。1時間近くは掛かりそう。時刻表を取り出して確認。これでは夕方駆けつけるライブに間に合わない。間に合うには越後湯沢駅から高崎まで新幹線を使わなければならない。が、本当に1時間で運転再開するのか・・・。と、隣のおじさんがケータイでタクシーを呼んだ。「一緒に行きますか?お金はいりませんよ。」これぞ渡りに舟。無事に越後湯沢駅に到着。おじさんに礼を言って、一旦別れたが新幹線ホームで再開。さすがに混んでいて隣の席にはならなかったが同じ車両に。
新幹線車両内の文字放送の朝日新聞ニュース。文字が少しづつ流れるように見えてくるのだが。「観 光 バ ス と 乗 用 ・・・・」
こう来れば次に何が来るのかは簡単に判る。「・・・者 が 正 面 衝 突・・・」大変な事故だ〜!!
事故の当事者のことを思うと笑ってはいけないが、それにしても・・・。そんなこんなで高崎駅。先程のおじさんに改めてお別れ。
高崎駅も電源故障で車両の入線が遅れていた。せっかく新幹線に乗ったのに高崎線がダメだったら痛過ぎる。幸い、赤羽駅に着いたときには遅れは取り戻せていた。車中で時間潰しにチャットをしていた。そのときにこんなことを書き込んだ。「こうもトラブルが続くとね〜。更に何かトラブルが起こる気がして・・・渋谷で雷雨に遭ったりとか・・・(苦笑)」
渋谷スペイン坂にあるライブハウス「屋根裏」。「21世紀型普段着ギャルバンド」グリーンホーンのライブ。着いたのは1つ前のバンド「ピギーバンク」の演奏中だった。このバンド、割とツボ((c). あさみ)だったのでCDを買う事に。グリーンホーンの登場に野郎の掛け声が幾つか。セカンドアルバム発売後のライブだったので新曲が多く演奏された。危うさはなく、きちっとしたライブだった。
それ以後のノイズ系バンドの音でダメージを受けてしまい、最後のバンドの演奏途中に退出した。階段を上がって外に出ると・・・叩き付けるような雨。そして空とビルを照らす閃光。雷雨だった・・・
新幹線車両内の文字放送の朝日新聞ニュース。文字が少しづつ流れるように見えてくるのだが。「観 光 バ ス と 乗 用 ・・・・」
こう来れば次に何が来るのかは簡単に判る。「・・・者 が 正 面 衝 突・・・」大変な事故だ〜!!
事故の当事者のことを思うと笑ってはいけないが、それにしても・・・。そんなこんなで高崎駅。先程のおじさんに改めてお別れ。
高崎駅も電源故障で車両の入線が遅れていた。せっかく新幹線に乗ったのに高崎線がダメだったら痛過ぎる。幸い、赤羽駅に着いたときには遅れは取り戻せていた。車中で時間潰しにチャットをしていた。そのときにこんなことを書き込んだ。「こうもトラブルが続くとね〜。更に何かトラブルが起こる気がして・・・渋谷で雷雨に遭ったりとか・・・(苦笑)」
渋谷スペイン坂にあるライブハウス「屋根裏」。「21世紀型普段着ギャルバンド」グリーンホーンのライブ。着いたのは1つ前のバンド「ピギーバンク」の演奏中だった。このバンド、割とツボ((c). あさみ)だったのでCDを買う事に。グリーンホーンの登場に野郎の掛け声が幾つか。セカンドアルバム発売後のライブだったので新曲が多く演奏された。危うさはなく、きちっとしたライブだった。
それ以後のノイズ系バンドの音でダメージを受けてしまい、最後のバンドの演奏途中に退出した。階段を上がって外に出ると・・・叩き付けるような雨。そして空とビルを照らす閃光。雷雨だった・・・
いぬもあるけば・・・「二日目」
2002年8月3日 昨日の天気が嘘のように晴れている。今日はばっちり花火を見られるだろう。と、いうことで今日も見ることに決定。
昼間は弥彦に。弥彦神社をお参りする。主神を度忘れしてしまったのを口実に巫女さんに尋ねる(違)。綺麗な巫女さんはすらすらと答えてくれた。さすが〜!
出雲大社で「出雲大社と私」というコンセプトで『本体』を撮影した。それと同じコンセプトで「弥彦神社と私」を撮影。参拝客から怪しい目で見られる。
近くの店で味噌と醤油が喧嘩するという説明に惹かれて「喧嘩ラーメン」を食べた。美味しかった。けど・・・想像していたのと違う〜(涙)。割り切れないものを感じながら、以前一人旅したときに利用した冥加屋で日帰り温泉を楽しんだ。15分だけ貸し切り状態だった。どうやら、昼間海水浴、夕方花火見物、深夜帰宅という企画の学生サークル旅行らしい。女湯の方にも団体さんが入ったらしい。
土産物屋で枝豆シェラートを食べた。「ずんだジェラート」と言ったら味がよく伝わるかも。
車は信濃川分水に沿った道を行く。学生最後の冬の奇跡的に無傷だった事故の事を思い出してみたり。
花火大会の会場に昨日よりちょっと早く来たのだが、やはり平地に座る場所はない。昨日と比べていい天気だし、土曜日だ地元の人も観光客も昨日より多い。それでも昨日よりは斜度の緩い場所に座ることができた。鞄をテーブル代わりにして、摘みを置いてビールを飲む。
長岡花火大会二日目。花火の煙よりも煙草の煙に悩まされた(苦笑)。ナイアガラ2つ、尺玉96連発、ベスビアス、ワイドスターマインなど内容は違うが同様の規模のものは昨日と同じプログラム。1つだけ違った。最初の三尺玉打ち上げが失敗した。地上すぐ近くで爆発。長生橋の向こうに大きな火の半球が現われたときには違う花火だと思ったぐらいだった。2度目の打ち上げが成功したのでなにより。
最後のベスビアス大スターマインは空襲で亡くなった人を鎮魂するための灯篭流しが諸事情(環境保全?)の為に中止になった代りに打ち上げられたもの。思い出した。長岡花火大会は鎮魂の花火大会なのだ。
やっぱり天気のいい夜に見るのがいいね。満足して市街地に戻り、もつ鍋屋「たつみ」で呑み直す。鍋の最後におじやにしようとご飯を頼むと卵がついてきた。片手で割れるか・・・とやってみたら・・・ゆで卵だった。爆笑。もちろん、店員の勘違い。生卵を改めて受け取って美味しく頂いた。
昼間は弥彦に。弥彦神社をお参りする。主神を度忘れしてしまったのを口実に巫女さんに尋ねる(違)。綺麗な巫女さんはすらすらと答えてくれた。さすが〜!
出雲大社で「出雲大社と私」というコンセプトで『本体』を撮影した。それと同じコンセプトで「弥彦神社と私」を撮影。参拝客から怪しい目で見られる。
近くの店で味噌と醤油が喧嘩するという説明に惹かれて「喧嘩ラーメン」を食べた。美味しかった。けど・・・想像していたのと違う〜(涙)。割り切れないものを感じながら、以前一人旅したときに利用した冥加屋で日帰り温泉を楽しんだ。15分だけ貸し切り状態だった。どうやら、昼間海水浴、夕方花火見物、深夜帰宅という企画の学生サークル旅行らしい。女湯の方にも団体さんが入ったらしい。
土産物屋で枝豆シェラートを食べた。「ずんだジェラート」と言ったら味がよく伝わるかも。
車は信濃川分水に沿った道を行く。学生最後の冬の奇跡的に無傷だった事故の事を思い出してみたり。
花火大会の会場に昨日よりちょっと早く来たのだが、やはり平地に座る場所はない。昨日と比べていい天気だし、土曜日だ地元の人も観光客も昨日より多い。それでも昨日よりは斜度の緩い場所に座ることができた。鞄をテーブル代わりにして、摘みを置いてビールを飲む。
長岡花火大会二日目。花火の煙よりも煙草の煙に悩まされた(苦笑)。ナイアガラ2つ、尺玉96連発、ベスビアス、ワイドスターマインなど内容は違うが同様の規模のものは昨日と同じプログラム。1つだけ違った。最初の三尺玉打ち上げが失敗した。地上すぐ近くで爆発。長生橋の向こうに大きな火の半球が現われたときには違う花火だと思ったぐらいだった。2度目の打ち上げが成功したのでなにより。
最後のベスビアス大スターマインは空襲で亡くなった人を鎮魂するための灯篭流しが諸事情(環境保全?)の為に中止になった代りに打ち上げられたもの。思い出した。長岡花火大会は鎮魂の花火大会なのだ。
やっぱり天気のいい夜に見るのがいいね。満足して市街地に戻り、もつ鍋屋「たつみ」で呑み直す。鍋の最後におじやにしようとご飯を頼むと卵がついてきた。片手で割れるか・・・とやってみたら・・・ゆで卵だった。爆笑。もちろん、店員の勘違い。生卵を改めて受け取って美味しく頂いた。
いぬもあるけば・・・「静寂」
2002年8月2日 準備やなんやで寝たのは4時。で、なぜ5時半発の南武線に乗っているのだろ。<自分
京浜東北線−高崎線−上越線−信越線と在来線を乗り継いで、長岡に着いたのは12時5分。
待ち合わせ時刻まで2時間ある。お昼でも食べようと周囲を歩く。駅前大通りでは長岡まつりの催し物として子供パレードをやっている。足が向かった先は、へぎそばの『小嶋屋』。観光客が大勢並んでいる。15分待って、野菜天ざるを頼む。つるりとした喉越しを楽しんだ。その後、近くのネットカフェから日記を更新しようとしたのだが、その店のパソコンには1台もPCMCIAカードスロットがあるパソコンがないことが判り、断念。催し物会場の出店でもち豚の串焼き片手にエチゴビールを呑んだ。(これが失敗。寝不足によるダメージが表に出てきた。)
そろそろ時間だと思って、ケータイを見ると着信記録がある。いつのまに・・・。すぐに連絡したところ、最初に合流するOさんが体調不良で遅れるという。そこでKさんとのみの合流を図る。交通規制のために合流できたのはそれから1時間以上たってから。それにしても観光客が多い。
時間潰しに、周囲をドライブ。笹が入った素麺を出す店の敷地内で湧き出す名水を呑んだり、「ミンク米」とはなんぞや?と怖い考えになってみたり。とてもモダンな小学校が印象的だった。
そろそろ場所取りしようと、長岡市内に戻る。市内を流れる柿川沿いに歩く。長閑な光景が続くが、1945年8月1日の長岡空襲の際には多数の人がここで生き絶えたという。そんな話を教えてもらいながら歩いていると、川の反対側にまだ新しくきちんと整備された公園が見えてきた。小さな噴水とその流れが涼しさを感じさせ、水遊びしたくなる。けれどちょっとキレイすぎる気もした。人が誰もいない。長岡まつりに近くの子供達全てが動員されたのかしらん。そんなことを考えていたところ、「あれは『平和の森公園』ですよ」とKさんが教えてくれた。先程の話がリンクする。「・・・ということは・・・」ヤラレタ。
振り返って、もう一度見る。 キレイな公園。 夏の日差し。 ・・・そして、誰もいない。
ツアー客などの団体さん達と一緒に大手大橋近くまで歩き、信濃川河川敷に出た。流石に夕方となると殆どの場所はシートで埋め尽くされている。ごつい三脚を構える人達の足元の斜面ぐらいしかあいていない。4名が座れるぐらいの場所を見つけてシートを広げる。体調を崩して遅れたOさんと仕事を終えて駆け付けたTさん。二人とも無事に合流成功。
天候が怪しいがどうにか初日の花火大会は開催された。西の方を見るとやばそうな黒い雲が見えるが・・・。その予想は当たった。
大手大橋の「ナイアガラ大スターマイン」で幕が開ける。数も時間も通常のスターマインの倍ちかく打ち上げる「ベスビアス大型スターマイン」。市政96年を記念した「尺玉96連発」。長岡の花火大会は400kgの重さの玉が直径750mの花を咲かせる「正三尺玉」が有名だが、河川敷にまでやってきて観る醍醐味はこれらの花火だろう。観る者を文字どおり圧倒するような、恐怖すら感じさせるようなスターマインはここでしか観たことがない。特に「ベスビアス超大型スターマイン」と言ったら・・・。この横綱級の花火の打ち上げに際し案内放送でファンファーレが鳴るのに、3個所から次々尺玉が打ち上げられる「尺玉96連発」にファンファーレが鳴らないというところにも表れている。
風が余りないので煙が流れてくれない。ワイドスターマインなど見ごたえのあるものも盛り上がれば盛り上がるほど前に打ち上げた花火と自身の煙で見えなくなる。
そして、やはり天候は持たなかった。パラパラと雨粒が落ちてくる程度、シトシトと降ってくる程度ならばまだいいが、
短時間とはいえザーザー降られると流石にキツイ。濡れたらヤバイ鞄を抱え込むようにして、こんなこともあろうかとコンビニで買っておいたビニール傘を展開。しかし4人に対して2本しかない。最低限の濡れを防ぐしかできない。シートにも雨水が溜まる。フッ・・・また水も滴る・・・(ォ
雨の間も打ち上げは続けられる。一時は2回目のナイアガラはともかく、三尺玉は中止になるのではと思ったほどだった。幸い、激しい雨も止み、2回目の三尺玉も無事に打ち上げられた。
今日最後の花火は各地の有名花火師の自信作を10号(尺玉)を打ち上げるデザイン花火。そういえば、個人がメッセージを添えて打ち上げるメッセージ花火である花火師さんのファンからの花火があったなぁ。
1発ずつなのだが、色が観たことのない色だったり、演出が凝っていたりで毎回楽しみにしている企画の1つ。今日も1つお気に入りのがあった。
留まる煙と強い雨がなければ良かったのに・・・と少し残念に思いながら、道すがら開いてた鉄板焼き屋で食事と呑み直し。
うーん。どうしよう。明日、晴れたらまた花火を観ようかしらん。
京浜東北線−高崎線−上越線−信越線と在来線を乗り継いで、長岡に着いたのは12時5分。
待ち合わせ時刻まで2時間ある。お昼でも食べようと周囲を歩く。駅前大通りでは長岡まつりの催し物として子供パレードをやっている。足が向かった先は、へぎそばの『小嶋屋』。観光客が大勢並んでいる。15分待って、野菜天ざるを頼む。つるりとした喉越しを楽しんだ。その後、近くのネットカフェから日記を更新しようとしたのだが、その店のパソコンには1台もPCMCIAカードスロットがあるパソコンがないことが判り、断念。催し物会場の出店でもち豚の串焼き片手にエチゴビールを呑んだ。(これが失敗。寝不足によるダメージが表に出てきた。)
そろそろ時間だと思って、ケータイを見ると着信記録がある。いつのまに・・・。すぐに連絡したところ、最初に合流するOさんが体調不良で遅れるという。そこでKさんとのみの合流を図る。交通規制のために合流できたのはそれから1時間以上たってから。それにしても観光客が多い。
時間潰しに、周囲をドライブ。笹が入った素麺を出す店の敷地内で湧き出す名水を呑んだり、「ミンク米」とはなんぞや?と怖い考えになってみたり。とてもモダンな小学校が印象的だった。
そろそろ場所取りしようと、長岡市内に戻る。市内を流れる柿川沿いに歩く。長閑な光景が続くが、1945年8月1日の長岡空襲の際には多数の人がここで生き絶えたという。そんな話を教えてもらいながら歩いていると、川の反対側にまだ新しくきちんと整備された公園が見えてきた。小さな噴水とその流れが涼しさを感じさせ、水遊びしたくなる。けれどちょっとキレイすぎる気もした。人が誰もいない。長岡まつりに近くの子供達全てが動員されたのかしらん。そんなことを考えていたところ、「あれは『平和の森公園』ですよ」とKさんが教えてくれた。先程の話がリンクする。「・・・ということは・・・」ヤラレタ。
振り返って、もう一度見る。 キレイな公園。 夏の日差し。 ・・・そして、誰もいない。
ツアー客などの団体さん達と一緒に大手大橋近くまで歩き、信濃川河川敷に出た。流石に夕方となると殆どの場所はシートで埋め尽くされている。ごつい三脚を構える人達の足元の斜面ぐらいしかあいていない。4名が座れるぐらいの場所を見つけてシートを広げる。体調を崩して遅れたOさんと仕事を終えて駆け付けたTさん。二人とも無事に合流成功。
天候が怪しいがどうにか初日の花火大会は開催された。西の方を見るとやばそうな黒い雲が見えるが・・・。その予想は当たった。
大手大橋の「ナイアガラ大スターマイン」で幕が開ける。数も時間も通常のスターマインの倍ちかく打ち上げる「ベスビアス大型スターマイン」。市政96年を記念した「尺玉96連発」。長岡の花火大会は400kgの重さの玉が直径750mの花を咲かせる「正三尺玉」が有名だが、河川敷にまでやってきて観る醍醐味はこれらの花火だろう。観る者を文字どおり圧倒するような、恐怖すら感じさせるようなスターマインはここでしか観たことがない。特に「ベスビアス超大型スターマイン」と言ったら・・・。この横綱級の花火の打ち上げに際し案内放送でファンファーレが鳴るのに、3個所から次々尺玉が打ち上げられる「尺玉96連発」にファンファーレが鳴らないというところにも表れている。
風が余りないので煙が流れてくれない。ワイドスターマインなど見ごたえのあるものも盛り上がれば盛り上がるほど前に打ち上げた花火と自身の煙で見えなくなる。
そして、やはり天候は持たなかった。パラパラと雨粒が落ちてくる程度、シトシトと降ってくる程度ならばまだいいが、
短時間とはいえザーザー降られると流石にキツイ。濡れたらヤバイ鞄を抱え込むようにして、こんなこともあろうかとコンビニで買っておいたビニール傘を展開。しかし4人に対して2本しかない。最低限の濡れを防ぐしかできない。シートにも雨水が溜まる。フッ・・・また水も滴る・・・(ォ
雨の間も打ち上げは続けられる。一時は2回目のナイアガラはともかく、三尺玉は中止になるのではと思ったほどだった。幸い、激しい雨も止み、2回目の三尺玉も無事に打ち上げられた。
今日最後の花火は各地の有名花火師の自信作を10号(尺玉)を打ち上げるデザイン花火。そういえば、個人がメッセージを添えて打ち上げるメッセージ花火である花火師さんのファンからの花火があったなぁ。
1発ずつなのだが、色が観たことのない色だったり、演出が凝っていたりで毎回楽しみにしている企画の1つ。今日も1つお気に入りのがあった。
留まる煙と強い雨がなければ良かったのに・・・と少し残念に思いながら、道すがら開いてた鉄板焼き屋で食事と呑み直し。
うーん。どうしよう。明日、晴れたらまた花火を観ようかしらん。
いぬもあるけば・・・「リバイバル」
2002年8月1日 夏休み期間だからだろうか、朝8時半から2本ずつ「X」というアニメがテレビ神奈川で放送されている。「地の龍」側が地球の再生の為に人類を滅ぼす目的で、対抗勢力の人類を守ろうとしている「天の龍」側の者と戦うという展開の途中の第十八話「新生」。サツキが護刀に問いかける。「どうして人間を殺しちゃいけないの?」
そういう状況で入ったCMが「丹沢の自然を元に戻そう」という『丹沢リバイバルキャンペーン』。思わず笑った。ジョーク効いてるなぁ。そうだよねぇ。自然を大切に〜♪
夕方、仰木さんの原稿アップを祝っての呑み。場所は前から行きたかった居酒屋の1つ、門前仲町の「浅七」。ここは日本酒を呑まない人お断りを表しているだけあって、肴がかなり渋いと聞いている。私はともかく仰木さんが最初から日本酒で平気なのか不安だったが量は飲めないけれど、別に日本酒でも大丈夫とのこと。
店に入ると、8席ほどのカウンターと小上がりに4つほどテーブルが見える。カウンターは埋まっていたのでテーブルに。群馬泉 純米の「冷たいの」と〆張鶴 純の「ひや」、そして雨後の月 純米吟醸の「ひや」を1合ずつ。突き出しに出てきた厚焼き卵が中々。肴に鮪のヅケ、キスの酒塩火どり、切り穴子のにこごり、冷奴、冷やし茄子、などを頼む。上州の酒というと桂川と赤城山が馴染みで群馬泉は滅多に口にしない。興味本位で呑んでみたのだが、冷酒として美味しかった。お澗にするとまた違うのだろう。逆に〆張鶴がぼけた感じだった。期待が大きかったのと、呑んだ順番によるものと思われる。雨後の月は美味しく頂いた。肴はやはり渋い。ヅケは味が濃厚で1切れで相当呑める。キスの酒塩火どりは思った以上に上品。にこごりは添えた若芽と共に。冷やし茄子も味が染みている。これに比べると冷奴は特製のタレを掛ける工夫があるが、冷奴そのものにそれほど力がないので普通。尤も、たまははきで出てくる冷奴が基準なので酷な評価ではあるのだが。
仰木さんのデニーズでの楽しい執筆生活(汗)を教えてもらう。同好の士が同じテーブルでノートパソコンを広げて、必死に文字を打っている様は壮観だったろうなぁ。どうやら新生活にも慣れてきているようで良かった。
気がつくと、閉店時間。テーブルに座ったまま勘定をしてもらう。それほど食べなかったこともあって、思った以上に安く済んだ。これも良い店の条件だなぁ。
店を出ると、道が少し湿っている。空に閃光が。花火・・・じゃないな。これは雷雨になりそうだ。いそいで、門前仲町駅に向かった。仰木さんはこれから自宅近くのゲーセンで自粛していた格ゲーをするのだという。気合、入っているな〜。私は明日からの旅行の準備もあるのでお別れ。それでは、また。
そういう状況で入ったCMが「丹沢の自然を元に戻そう」という『丹沢リバイバルキャンペーン』。思わず笑った。ジョーク効いてるなぁ。そうだよねぇ。自然を大切に〜♪
夕方、仰木さんの原稿アップを祝っての呑み。場所は前から行きたかった居酒屋の1つ、門前仲町の「浅七」。ここは日本酒を呑まない人お断りを表しているだけあって、肴がかなり渋いと聞いている。私はともかく仰木さんが最初から日本酒で平気なのか不安だったが量は飲めないけれど、別に日本酒でも大丈夫とのこと。
店に入ると、8席ほどのカウンターと小上がりに4つほどテーブルが見える。カウンターは埋まっていたのでテーブルに。群馬泉 純米の「冷たいの」と〆張鶴 純の「ひや」、そして雨後の月 純米吟醸の「ひや」を1合ずつ。突き出しに出てきた厚焼き卵が中々。肴に鮪のヅケ、キスの酒塩火どり、切り穴子のにこごり、冷奴、冷やし茄子、などを頼む。上州の酒というと桂川と赤城山が馴染みで群馬泉は滅多に口にしない。興味本位で呑んでみたのだが、冷酒として美味しかった。お澗にするとまた違うのだろう。逆に〆張鶴がぼけた感じだった。期待が大きかったのと、呑んだ順番によるものと思われる。雨後の月は美味しく頂いた。肴はやはり渋い。ヅケは味が濃厚で1切れで相当呑める。キスの酒塩火どりは思った以上に上品。にこごりは添えた若芽と共に。冷やし茄子も味が染みている。これに比べると冷奴は特製のタレを掛ける工夫があるが、冷奴そのものにそれほど力がないので普通。尤も、たまははきで出てくる冷奴が基準なので酷な評価ではあるのだが。
仰木さんのデニーズでの楽しい執筆生活(汗)を教えてもらう。同好の士が同じテーブルでノートパソコンを広げて、必死に文字を打っている様は壮観だったろうなぁ。どうやら新生活にも慣れてきているようで良かった。
気がつくと、閉店時間。テーブルに座ったまま勘定をしてもらう。それほど食べなかったこともあって、思った以上に安く済んだ。これも良い店の条件だなぁ。
店を出ると、道が少し湿っている。空に閃光が。花火・・・じゃないな。これは雷雨になりそうだ。いそいで、門前仲町駅に向かった。仰木さんはこれから自宅近くのゲーセンで自粛していた格ゲーをするのだという。気合、入っているな〜。私は明日からの旅行の準備もあるのでお別れ。それでは、また。
いぬもあるけば・・・「チンドン」
2002年7月31日川崎駅の地下街アゼリアの中央広場に出たところ、チンドン屋の演奏が聞こえた。どうやら川崎ケイリンの宣伝らしい。
「チンドン屋といえば、8/24のエッグサイト祭でザバダックと一緒に共演するユニットが・・・」などと考えながら近づいて驚いた。その名前を思い出していたユニット「かぼちゃ商会」の面々だったからだ。実際にチンドン屋として営業していると、前に観たライブで言っていたが・・・。自分が夏休みで偶々この時間アゼリアにいたから観ることができた。ちょっとでも違えば観ることはなかったろう。不思議な気分になった。
演奏が終了したので、その場を離れ、京急川崎駅の近くの理髪店で散髪。これで頭が蒸さなくなるかしらん。
喫茶マユールでシナモンシュガーセットを注文。本を読んだり、ネットで他の人のアクションを確認したり。今日はPBM「オリュンポスの刃」のアクション締め切り日。未だ、アクション内容が思い付かないので、アップされている他のPCの行動を確認して、PCが降りてくるのを待っていた。
結局、マユールにいる間に降りてこなかったので、昨日本を置き忘れたガストに本を取りついでに寄ることにした。締切2時間ぐらい前になって漸く方向が見えてきた。他のPLさんに見てもらっても愉しめるようなもの。成功・失敗はともかく。
大井さんから「僕はもうアップしたぞ〜。がんばれ〜。」と励ましの電話が。ほぼ出来つつあるから大丈夫だよ〜。
カウンターを取られないようにという訳ではないが、締切ギリギリにアップした。うむ。怪物体の俗称名付けの栄誉は誰の手に。対抗案はもっと可愛い名前だろうか。それよりもそんな変な事を考えるPLは私だけ過ぎて無視されたりして・・・(汗)
週刊CHINTAIで色々な場所の物件を見てみる。うーむ。どこでも家賃の最低ランクは変わらないな。となると、どこに行っても今以上に厳しくなるのか、財政が。ライフスタイルを再確認しないと、半年後に嵌りそうだ。
いぬもあるけば・・・「態度価値」
2002年7月30日 夕方、涼を求めて尻手駅前のガストに入る。進まない日記の作成と読書をするために。
本を読みながら考えた。「仕事」「労働」という日本語そのものが持つイデオロギーと呪。この2つの単語の「仕」と「労」という文字から「仕える」「労する」という言葉が連想される。そして従属と苦役のイメージが浮び、自立と充足のイメージは外付けの概念で導き出さなければならない。このイメージ構成の順番が実体を表しているとも言える。精神的持続力を育む環境で育った人はこの順番で「何か」を得ることが出来るかもしれないが、そのような環境に無縁の人は最初のイメージで躓いてしまう可能性がある。その場合、躓く人が悪いのだろうか?
「仕事」を「志事」、「労働」を「朗動」と言葉遊びしてみる。この造語に対して感じるものを考察することで何か見えてくるかもしれない。
言葉によって<世界>を把握する。把握された「世界」は<世界>の写像。ならば投影面を変えることで把握される「世界」は変わる?
・「フランクルを学ぶ人のために 編:山田邦男 世界思想社」
本を読んでいると、別の事がいきなり思い浮かびリンクすることがある。この本を読んでいるときにそういう体験をした。
「態度価値」についての記述を読んでいるとき。態度価値について意味することは知っている。知らないものを知るためではなく、内容確認の気持ちで読んでいた。そのときにバッと先日のN君とのチャットが思い出された。いつもの軽いノリで終始したチャット。果たしてあの軽いノリは「いつもの」ノリだったのか?3ヶ月からそれ以上の入院を控えて。私はきちんと受け取っていたのだろうか?
そして・・・今更ながらグーグルで「ホジキン病」を検索することになる・・・・・・
本を読みながら考えた。「仕事」「労働」という日本語そのものが持つイデオロギーと呪。この2つの単語の「仕」と「労」という文字から「仕える」「労する」という言葉が連想される。そして従属と苦役のイメージが浮び、自立と充足のイメージは外付けの概念で導き出さなければならない。このイメージ構成の順番が実体を表しているとも言える。精神的持続力を育む環境で育った人はこの順番で「何か」を得ることが出来るかもしれないが、そのような環境に無縁の人は最初のイメージで躓いてしまう可能性がある。その場合、躓く人が悪いのだろうか?
「仕事」を「志事」、「労働」を「朗動」と言葉遊びしてみる。この造語に対して感じるものを考察することで何か見えてくるかもしれない。
言葉によって<世界>を把握する。把握された「世界」は<世界>の写像。ならば投影面を変えることで把握される「世界」は変わる?
・「フランクルを学ぶ人のために 編:山田邦男 世界思想社」
本を読んでいると、別の事がいきなり思い浮かびリンクすることがある。この本を読んでいるときにそういう体験をした。
「態度価値」についての記述を読んでいるとき。態度価値について意味することは知っている。知らないものを知るためではなく、内容確認の気持ちで読んでいた。そのときにバッと先日のN君とのチャットが思い出された。いつもの軽いノリで終始したチャット。果たしてあの軽いノリは「いつもの」ノリだったのか?3ヶ月からそれ以上の入院を控えて。私はきちんと受け取っていたのだろうか?
そして・・・今更ながらグーグルで「ホジキン病」を検索することになる・・・・・・
いぬもあるけば・・・「すぎ丸」
2002年7月29日 今日も休みで良かった。昨夜、自分が思った以上に呑んでいたようだ。考えてみれば、18時半から24時過ぎまで呑んでいたのだから当たり前か。いつもの一合ぐい飲みではなく、お猪口なのでどれだけ呑んだのか判らないというのが敗因。
朝ご飯として豆ご飯を頂くが、胃の調子が良くなく食べるのを断念。汁物だけを頂いた。まさか残してしまうとは、そのときに胃の不調を認識。
パリッとYシャツを着たかんぞうさんの出勤を見送って・・・また横にならさせて貰う。こんな時間まで厄介になるのは余りに非常識であることを感じつつ。追い出されても仕方ないものなぁ。自室まで帰るならば、ラッシュになる前の早朝。すでにタイミングを逸している。
幸い?もしくは気を遣ってだろうか、てつやさんは自宅で作業。猫達が気がかりというのもある。家猫のちこちゃんとお京ちゃんが元気ない。以前のはつらつさと比べると別の猫のようにだるそうだ。猫エイズの予防接種をして、発熱しているという。食事も余り摂らないで、部屋の隅でうずくまっている。体重が小さいから影響も大きいのだろうな。
猫の保険証を見せてもらった。猫の健康保険があるのだ。「まるでドリトル先生の世界・・・」と思ったが、診療代が数万円になったりすることもあることを考えると決してお遊びなものではない。
歳を取ればなおさら病院に連れて行きたい機会が増える。そのときに飼い主の経済的理由で通院を断念してしまうのは避けたい。それがてつやさん達が加入した理由だ。まだ2匹だからどうにかなるというのもある。二匹で月5K円弱とのこと。ドコモ携帯のプランAぐらいか。
そろそろお暇しないと・・・と考えていたら、てつやさんが仕事のトラブルで突然一日暇になってしまった。せっかくなのでお昼を食べるついでに、猫の首輪を買いに行くという。お昼というので、松ちゃんのお店を思い出した。阿佐ヶ谷にあるその店の話をしたところ、行ってみようということに。富士見が丘から浜田山に出て、浜田山駅発阿佐ヶ谷駅行きの杉並区営のコミュニティバス「すぎ丸」に乗った。小さなバスが主要幹線ではない狭い道をくねくね進む。よく曲がれると感嘆するぐらい。気分はネコバスですか〜。途中、心惹かれる光景がたくさんあった。「撮影しに来たいなぁ。」と思っているうちに阿佐ヶ谷駅に。童話に出てくるようなバス路線だった。
パールセンターという駅前商店街に入り、「あの肉」を売っている肉屋の路地に入ると松ちゃんのスパゲッティのお店。まだランチをやっていたので、私はナスとベーコンのペペロンチーノのセットを頼んだ。この店のサラダが好きなので、セットがなければ大盛りのLサイズを頼むつもりだった。ドレッシングが好み〜。セットのサラダを胃の調子が・・・と言っていたのを忘れてもしゃもしゃ平らげる。ペペロンチーノも無事制覇。てつやさんも気に入ってくれたみたい。
てつやさんが食前に飲んだ桑の葉エキスが元で、コーヒーを飲みながら健康食品の話をした。桑の葉エキスは抹茶も含まれていて、青臭さはなく抹茶の感覚で飲める。糖尿病気質の人の体調を調えるのにいいらしい。子供の頃には馴染み深かった桑とこういう形で再び会うとは。ビール酵母は体力維持にいいらしい。寝付かれず、起床が辛かったかんぞうさんが、寝つきと目覚めがよくなったという。ちょっと興味が沸く。はっ。これがいわゆる口コミ効果かしらん。(口コミといえば、カスピ海ヨーグルトを私も食べてみたい。とてもPBM的な、ネットワーク的な広まり方をしている食べ物。普及の様子を研究調査している社会学者とかいないかなぁ。)
と、私の肩を叩く人がいる。誰だろうと振り返ったら、松ちゃんだった。先程までいなかったので、今日はいないのだろうと思っていた。昨日のたまははきの事を話したら、職場の送別会があったのでいけなかったという。馴染み客が纏まって集まったイベントに行けなかったことを残念がっていた。10日に有志で「茄子鍋の会」が行われるので、それに参加してみてはと言った。都合が付けば参加するみたい。私は・・・無理だろうなぁ。去年も駄目だった・・・。
「またね」と店を出て、商店街で猫の首輪を探す。が、ペットショップは見当たらない。そこで新宿に出ることに。小田急百貨店の8階のペットショップで首輪を発見。日頃ペットショップに足を運ばないので、見るもの全てが面白い。
同じ階でブランドの食器を見て回る。そういうことをすること自体久々なので面白い。場所柄、贈り物としての商品が多い。「特に目的もなく、だらだら商品を見て回る」という行為そのものを楽しんだ。
地下の食料品売り場の健康食品コーナーでタブレット状になったビール酵母を買う。話を聞いたのも縁だと思ったから。そして、お酒コーナーで鶴の友純米を探す。なかった。5、6年ほど前に一度見つけて買った記憶があるのだが、さすがに手に入らないか。あのこと自体、信じられなかったのだから仕方ない。そのまま帰ろうとしたら・・・「黒崎茶豆あります」の張り紙発見。5分後。朝取りの茶豆1パック1K円を買っていた。この枝豆は普通のとは違う。近くの店では売っていない、隠れた新潟特産。デパチカらしい商品。値段もデパチカらしいが(汗)。
そんなこんなでてつやさんと新宿駅でお別れ。大変、お世話になりました。呆れていなければ、「コンゴトモ ヨロシク・・・」。
朝ご飯として豆ご飯を頂くが、胃の調子が良くなく食べるのを断念。汁物だけを頂いた。まさか残してしまうとは、そのときに胃の不調を認識。
パリッとYシャツを着たかんぞうさんの出勤を見送って・・・また横にならさせて貰う。こんな時間まで厄介になるのは余りに非常識であることを感じつつ。追い出されても仕方ないものなぁ。自室まで帰るならば、ラッシュになる前の早朝。すでにタイミングを逸している。
幸い?もしくは気を遣ってだろうか、てつやさんは自宅で作業。猫達が気がかりというのもある。家猫のちこちゃんとお京ちゃんが元気ない。以前のはつらつさと比べると別の猫のようにだるそうだ。猫エイズの予防接種をして、発熱しているという。食事も余り摂らないで、部屋の隅でうずくまっている。体重が小さいから影響も大きいのだろうな。
猫の保険証を見せてもらった。猫の健康保険があるのだ。「まるでドリトル先生の世界・・・」と思ったが、診療代が数万円になったりすることもあることを考えると決してお遊びなものではない。
歳を取ればなおさら病院に連れて行きたい機会が増える。そのときに飼い主の経済的理由で通院を断念してしまうのは避けたい。それがてつやさん達が加入した理由だ。まだ2匹だからどうにかなるというのもある。二匹で月5K円弱とのこと。ドコモ携帯のプランAぐらいか。
そろそろお暇しないと・・・と考えていたら、てつやさんが仕事のトラブルで突然一日暇になってしまった。せっかくなのでお昼を食べるついでに、猫の首輪を買いに行くという。お昼というので、松ちゃんのお店を思い出した。阿佐ヶ谷にあるその店の話をしたところ、行ってみようということに。富士見が丘から浜田山に出て、浜田山駅発阿佐ヶ谷駅行きの杉並区営のコミュニティバス「すぎ丸」に乗った。小さなバスが主要幹線ではない狭い道をくねくね進む。よく曲がれると感嘆するぐらい。気分はネコバスですか〜。途中、心惹かれる光景がたくさんあった。「撮影しに来たいなぁ。」と思っているうちに阿佐ヶ谷駅に。童話に出てくるようなバス路線だった。
パールセンターという駅前商店街に入り、「あの肉」を売っている肉屋の路地に入ると松ちゃんのスパゲッティのお店。まだランチをやっていたので、私はナスとベーコンのペペロンチーノのセットを頼んだ。この店のサラダが好きなので、セットがなければ大盛りのLサイズを頼むつもりだった。ドレッシングが好み〜。セットのサラダを胃の調子が・・・と言っていたのを忘れてもしゃもしゃ平らげる。ペペロンチーノも無事制覇。てつやさんも気に入ってくれたみたい。
てつやさんが食前に飲んだ桑の葉エキスが元で、コーヒーを飲みながら健康食品の話をした。桑の葉エキスは抹茶も含まれていて、青臭さはなく抹茶の感覚で飲める。糖尿病気質の人の体調を調えるのにいいらしい。子供の頃には馴染み深かった桑とこういう形で再び会うとは。ビール酵母は体力維持にいいらしい。寝付かれず、起床が辛かったかんぞうさんが、寝つきと目覚めがよくなったという。ちょっと興味が沸く。はっ。これがいわゆる口コミ効果かしらん。(口コミといえば、カスピ海ヨーグルトを私も食べてみたい。とてもPBM的な、ネットワーク的な広まり方をしている食べ物。普及の様子を研究調査している社会学者とかいないかなぁ。)
と、私の肩を叩く人がいる。誰だろうと振り返ったら、松ちゃんだった。先程までいなかったので、今日はいないのだろうと思っていた。昨日のたまははきの事を話したら、職場の送別会があったのでいけなかったという。馴染み客が纏まって集まったイベントに行けなかったことを残念がっていた。10日に有志で「茄子鍋の会」が行われるので、それに参加してみてはと言った。都合が付けば参加するみたい。私は・・・無理だろうなぁ。去年も駄目だった・・・。
「またね」と店を出て、商店街で猫の首輪を探す。が、ペットショップは見当たらない。そこで新宿に出ることに。小田急百貨店の8階のペットショップで首輪を発見。日頃ペットショップに足を運ばないので、見るもの全てが面白い。
同じ階でブランドの食器を見て回る。そういうことをすること自体久々なので面白い。場所柄、贈り物としての商品が多い。「特に目的もなく、だらだら商品を見て回る」という行為そのものを楽しんだ。
地下の食料品売り場の健康食品コーナーでタブレット状になったビール酵母を買う。話を聞いたのも縁だと思ったから。そして、お酒コーナーで鶴の友純米を探す。なかった。5、6年ほど前に一度見つけて買った記憶があるのだが、さすがに手に入らないか。あのこと自体、信じられなかったのだから仕方ない。そのまま帰ろうとしたら・・・「黒崎茶豆あります」の張り紙発見。5分後。朝取りの茶豆1パック1K円を買っていた。この枝豆は普通のとは違う。近くの店では売っていない、隠れた新潟特産。デパチカらしい商品。値段もデパチカらしいが(汗)。
そんなこんなでてつやさんと新宿駅でお別れ。大変、お世話になりました。呆れていなければ、「コンゴトモ ヨロシク・・・」。
いぬもあるけば・・・「粛々と実行」
2002年7月28日 ちょっと出遅れた。綾瀬駅についたのが開催時刻の13時。足立区勤労福祉会館和室で行われたオリュンポスの刃プライベ。10数名ほど集まった。自己紹介をした後、だらぽわとおしゃべり。北九州から駆け付けたなんて凄い・・・。
と、もう時間。次の目的地に行かないと。本当に顔見せだけの参加。急いで綾瀬駅に戻り、上野駅に。目的地の東京芸術大学 大学美術館に15時丁度に到着。風邪で来れなくなった方以外、全員遅れなしというのはさすが。揃ったところで先生からチケットを頂き、説明用にトランシーバーを受け取り、展示室にはいった。
7/16〜9/16まで開催されている「アフガニスタン 悠久の歴史展」。バルセロナやバリで実施された展示に近年の戦禍によってアフガニスタンから流出した文化財「文化難民」や現地文化財の悲惨な状況を伝える映像なども含めての展示。平山郁夫芸大学長の意向がかなり入っているのが判る。それは平山郁夫氏が現地でスケッチした作品も展示されているところ。自分のファンの方も見に来てくれるのではという戦略だろう。
最初に地下2階の展示室に。ここには、戦禍の合間の盗掘や盗難により海外に持ち出された文化財を流出文化財保護日本委員会が交渉して入手したものが展示されている。アフガニスタンが平和になったときに全て返却することになっており、この展示会の精神を示す展示になっている。海外と言ったが、ここに展示してあるのはおそらくほとんど日本で見つかったものだろう。バーミアン石窟寺院の大仏破壊は記憶に新しいが、石窟寺院の横穴には沢山の壁画がある。ムスリムのアフガニスタン人には無意味だが、東国の金持ち仏教国に持っていけばいい金になる。実際、買うし。・・・という訳で、仏教壁画の仏様の顔の部分だけが大量に日本に密輸入されるという構図。
それ以外のも展示初日数日前にアフガニスタンから到着した、タリバンから隠し守られた文化財も展示されている。それらは到着が遅れたため、図録にも載っていないという。カブール美術館は爆撃や火事場泥棒などで大量の美術品が破壊・盗難の憂き目に遭っている。美術館自体も爆撃の爪あとが残ったまま。偶像崇拝を否定するイスラム原理主義のタリバンは目に見えるそれを感じるものを全て破壊しつくした。小さな仏像はハンマーで打ち壊された。(そういう「かつて仏像だったもの」も展示されている。)その破壊の手から逃れるために秘密の地下倉庫の保管箱に隠されていた。先生が現地に行って交渉して借り受ける時の様子がNHKのドキュメンタリーや日曜美術館(まさに今日の。知らなかったので録画できかなった。)などの番組で放送されたらしい。
TVでは紹介されなかったろう話を聞いた。保管箱の鍵そのものはそれほど複雑なものではないが、鍵穴が3つあったという。バラバラの場所に住んでいる鍵の守護者3名が揃った時に、箱は開かれた。
階を変えて、第二展示室に。本来の展示品。予想以外のものがあって驚かされた。 ラピスラズリの原石。アフガニスタンが原産だとは。 4000年前、石器時代の人形。とても洗練されたデザインで、今でも通用する。 かつて、古代ギリシアの植民地だったこともあり、ギリシア神話の像や壁画が残っている。
これらの展示品を見ることで、アフガニスタンがギリシア美術、仏教美術、そしてイスラム美術などが時代と共に重ねられた興味深い地であることが判る。 実際に見ていると不思議な気分になってくる。ギリシア的な表情の仏像を見たりすると特に。
第二展示室の展示は、かなり気を使っている。フランスのギメ国立東洋美術館から所蔵品を借り受けている。そこでの展示以上の物にしないと。例えば、小さな頭部像の展示ケースではマウントメイキング(もしくはアームチュア)と呼ばれている方法で展示されている。ピアノ線などを使わず、1本のポールで固定する方法で、すっきりして見やすく、欧米では普通に用いられているのだが、手間が掛かる方法であるため、日本では余り行われていない。貸与してくれた美術館の学芸員が展示の様子を確認にくること、そして大学付属美術館という展示方法に対して啓蒙的立場であるということから今回はこの方法を採用したという話だった。学芸員も大変なのだ。
壁画の現物の展示では、所蔵美術館から光源の光量制限がある。紫外線で退色しないように。その辺を理解した上で見てみよう。
最後の第三展示室には平山郁夫学長のアフガニスタンのスケッチなどが展示されていた。少々政治色も感じるが、それは大人として承知の上のもの。良いことを為そうとするための方便(用語通りの意で)。アフガニスタン復興の為の活動。ここに国民の総意がなければ活動に対して税金を投入できない。まずは国民に広く知ってもらうことが必要。入館者数は国民の関心の度合いのバロメータとも言える。そういう点を踏まえても、この展示会は成功していると思う。私が想像したよりも多くの観客の姿から。明日には天皇陛下もいらっしゃるという話だ。
鑑賞後、2階の喫茶室で一休み。「水も滴る」的体験。メトロポリタン美術館ツアーの積み立ての話。うーん、行きたいなぁ。
そのまま解散と思ったら、美術館の裏側を案内してもらうことに。会議室にある機能的で座り心地の良い椅子。工芸デザインの教材としての意味合いがある。備品選択にも教育的要素を含ませているのが美術大学らしい。先生の研究室も拝見。展示会関係の書類などを見せてもらった。レジストラーという博物館内の職業があることを知った。
大学組織のヒエラルキーを空間表現したのかしらと思うような部屋割り。教授の部屋が個室で助手の部屋が大部屋というのは普通だけど、教授の部屋が2階で助手の部屋が地下2階というのは冗談みたい。助手というのは大変らしい。2年契約で、その先の保証はない。2年間の内に自分の研究の結果を出さなければならない。汚れ作業が多かったり、芸術活動の後始末などのために、洗濯機やシャワールームがある。
地下3階にX線撮影室や一時保管庫や収蔵庫がある。保管庫や収蔵庫の大扉はダイヤルとカードの二重鍵で重々しい。蔵をイメージして大扉は漆塗り加工してある。収蔵庫の大扉は黒紫色でその脇の消火栓扉までも類似色で塗装されている。これに関しては逸話がある。通常赤いものなのだが、それでは周囲と余りに合わない。合せられないか?と消防署と相談したところ、消防署が定める資格保有者がいれば可能という。そこで、数名でその資格を取るための試験を受けて取得し、ようやく望みの塗装になった。
滅多に見られない設備を見学することで、美術館が只の展示スペースではなく研究の場であることが改めて判った。先生が案内した意図もそこにあるのだろう。
上野の地を去り、幡ヶ谷に。18時ちょっと過ぎにたまははきに到着。開店8周年イベント。会費3K円で鶴の友上白呑み放題。最初に非売品の鶴の友グリーンボトルをお銚子1杯分頂く。お祝いに相応しい。ツマミは適宜出てくる。お赤飯のお握りから始まって、美味しいものが次々に。
てつやさんとかんぞうさんがやってきた。イベントの話をしたところ参加したいというので誘ったのだ。かんぞうさんが体調を崩して参加が危ぶまれたがどうにか回復しての参加。おかみさんは先日の事を覚えていたらしく、「ああ、このあいだの山菜のときの人達ね」と。
結構呑んで、気がつくと終電時間を過ぎていた。てつやさん達の部屋にまた厄介になることに。・・・・・反省(汗)。
と、もう時間。次の目的地に行かないと。本当に顔見せだけの参加。急いで綾瀬駅に戻り、上野駅に。目的地の東京芸術大学 大学美術館に15時丁度に到着。風邪で来れなくなった方以外、全員遅れなしというのはさすが。揃ったところで先生からチケットを頂き、説明用にトランシーバーを受け取り、展示室にはいった。
7/16〜9/16まで開催されている「アフガニスタン 悠久の歴史展」。バルセロナやバリで実施された展示に近年の戦禍によってアフガニスタンから流出した文化財「文化難民」や現地文化財の悲惨な状況を伝える映像なども含めての展示。平山郁夫芸大学長の意向がかなり入っているのが判る。それは平山郁夫氏が現地でスケッチした作品も展示されているところ。自分のファンの方も見に来てくれるのではという戦略だろう。
最初に地下2階の展示室に。ここには、戦禍の合間の盗掘や盗難により海外に持ち出された文化財を流出文化財保護日本委員会が交渉して入手したものが展示されている。アフガニスタンが平和になったときに全て返却することになっており、この展示会の精神を示す展示になっている。海外と言ったが、ここに展示してあるのはおそらくほとんど日本で見つかったものだろう。バーミアン石窟寺院の大仏破壊は記憶に新しいが、石窟寺院の横穴には沢山の壁画がある。ムスリムのアフガニスタン人には無意味だが、東国の金持ち仏教国に持っていけばいい金になる。実際、買うし。・・・という訳で、仏教壁画の仏様の顔の部分だけが大量に日本に密輸入されるという構図。
それ以外のも展示初日数日前にアフガニスタンから到着した、タリバンから隠し守られた文化財も展示されている。それらは到着が遅れたため、図録にも載っていないという。カブール美術館は爆撃や火事場泥棒などで大量の美術品が破壊・盗難の憂き目に遭っている。美術館自体も爆撃の爪あとが残ったまま。偶像崇拝を否定するイスラム原理主義のタリバンは目に見えるそれを感じるものを全て破壊しつくした。小さな仏像はハンマーで打ち壊された。(そういう「かつて仏像だったもの」も展示されている。)その破壊の手から逃れるために秘密の地下倉庫の保管箱に隠されていた。先生が現地に行って交渉して借り受ける時の様子がNHKのドキュメンタリーや日曜美術館(まさに今日の。知らなかったので録画できかなった。)などの番組で放送されたらしい。
TVでは紹介されなかったろう話を聞いた。保管箱の鍵そのものはそれほど複雑なものではないが、鍵穴が3つあったという。バラバラの場所に住んでいる鍵の守護者3名が揃った時に、箱は開かれた。
階を変えて、第二展示室に。本来の展示品。予想以外のものがあって驚かされた。 ラピスラズリの原石。アフガニスタンが原産だとは。 4000年前、石器時代の人形。とても洗練されたデザインで、今でも通用する。 かつて、古代ギリシアの植民地だったこともあり、ギリシア神話の像や壁画が残っている。
これらの展示品を見ることで、アフガニスタンがギリシア美術、仏教美術、そしてイスラム美術などが時代と共に重ねられた興味深い地であることが判る。 実際に見ていると不思議な気分になってくる。ギリシア的な表情の仏像を見たりすると特に。
第二展示室の展示は、かなり気を使っている。フランスのギメ国立東洋美術館から所蔵品を借り受けている。そこでの展示以上の物にしないと。例えば、小さな頭部像の展示ケースではマウントメイキング(もしくはアームチュア)と呼ばれている方法で展示されている。ピアノ線などを使わず、1本のポールで固定する方法で、すっきりして見やすく、欧米では普通に用いられているのだが、手間が掛かる方法であるため、日本では余り行われていない。貸与してくれた美術館の学芸員が展示の様子を確認にくること、そして大学付属美術館という展示方法に対して啓蒙的立場であるということから今回はこの方法を採用したという話だった。学芸員も大変なのだ。
壁画の現物の展示では、所蔵美術館から光源の光量制限がある。紫外線で退色しないように。その辺を理解した上で見てみよう。
最後の第三展示室には平山郁夫学長のアフガニスタンのスケッチなどが展示されていた。少々政治色も感じるが、それは大人として承知の上のもの。良いことを為そうとするための方便(用語通りの意で)。アフガニスタン復興の為の活動。ここに国民の総意がなければ活動に対して税金を投入できない。まずは国民に広く知ってもらうことが必要。入館者数は国民の関心の度合いのバロメータとも言える。そういう点を踏まえても、この展示会は成功していると思う。私が想像したよりも多くの観客の姿から。明日には天皇陛下もいらっしゃるという話だ。
鑑賞後、2階の喫茶室で一休み。「水も滴る」的体験。メトロポリタン美術館ツアーの積み立ての話。うーん、行きたいなぁ。
そのまま解散と思ったら、美術館の裏側を案内してもらうことに。会議室にある機能的で座り心地の良い椅子。工芸デザインの教材としての意味合いがある。備品選択にも教育的要素を含ませているのが美術大学らしい。先生の研究室も拝見。展示会関係の書類などを見せてもらった。レジストラーという博物館内の職業があることを知った。
大学組織のヒエラルキーを空間表現したのかしらと思うような部屋割り。教授の部屋が個室で助手の部屋が大部屋というのは普通だけど、教授の部屋が2階で助手の部屋が地下2階というのは冗談みたい。助手というのは大変らしい。2年契約で、その先の保証はない。2年間の内に自分の研究の結果を出さなければならない。汚れ作業が多かったり、芸術活動の後始末などのために、洗濯機やシャワールームがある。
地下3階にX線撮影室や一時保管庫や収蔵庫がある。保管庫や収蔵庫の大扉はダイヤルとカードの二重鍵で重々しい。蔵をイメージして大扉は漆塗り加工してある。収蔵庫の大扉は黒紫色でその脇の消火栓扉までも類似色で塗装されている。これに関しては逸話がある。通常赤いものなのだが、それでは周囲と余りに合わない。合せられないか?と消防署と相談したところ、消防署が定める資格保有者がいれば可能という。そこで、数名でその資格を取るための試験を受けて取得し、ようやく望みの塗装になった。
滅多に見られない設備を見学することで、美術館が只の展示スペースではなく研究の場であることが改めて判った。先生が案内した意図もそこにあるのだろう。
上野の地を去り、幡ヶ谷に。18時ちょっと過ぎにたまははきに到着。開店8周年イベント。会費3K円で鶴の友上白呑み放題。最初に非売品の鶴の友グリーンボトルをお銚子1杯分頂く。お祝いに相応しい。ツマミは適宜出てくる。お赤飯のお握りから始まって、美味しいものが次々に。
てつやさんとかんぞうさんがやってきた。イベントの話をしたところ参加したいというので誘ったのだ。かんぞうさんが体調を崩して参加が危ぶまれたがどうにか回復しての参加。おかみさんは先日の事を覚えていたらしく、「ああ、このあいだの山菜のときの人達ね」と。
結構呑んで、気がつくと終電時間を過ぎていた。てつやさん達の部屋にまた厄介になることに。・・・・・反省(汗)。