いぬもあるけば・・・「微妙、微妙」
2002年9月25日 MT13リプレイ、ダウンロード。
M1は・・・やぱし甘かった。情報リークを防ぎきれなくて、勝ちながら負けという状態。自分達だけでは問題が解決できないのではという焦りがここにきて出ているなぁ。
個々に見れば、しっかりPC描写もされ、それなりに目的も果たしているので十分なリターンなのだが、「活躍」という言葉からは程遠いことので力不足を改めて把握してしまうという感じか。とりあえず、私信を書かないと・・・。
S4はマスター交代2回目。脇役的な言動をプレイングとしたため、そのように使ってもらった。場の雰囲気を生み出すのに貢献していたと思う。魔術師キャラとして当面の目標だった四大精霊魔術師(地水火風:一流)への成長が果たせたので、そろそろ動こう。 プレイングの主の相談は・・・東イベ会場で行われるのかな。
M1は・・・やぱし甘かった。情報リークを防ぎきれなくて、勝ちながら負けという状態。自分達だけでは問題が解決できないのではという焦りがここにきて出ているなぁ。
個々に見れば、しっかりPC描写もされ、それなりに目的も果たしているので十分なリターンなのだが、「活躍」という言葉からは程遠いことので力不足を改めて把握してしまうという感じか。とりあえず、私信を書かないと・・・。
S4はマスター交代2回目。脇役的な言動をプレイングとしたため、そのように使ってもらった。場の雰囲気を生み出すのに貢献していたと思う。魔術師キャラとして当面の目標だった四大精霊魔術師(地水火風:一流)への成長が果たせたので、そろそろ動こう。 プレイングの主の相談は・・・東イベ会場で行われるのかな。
いぬもあるけば・・・「徒労感」
2002年9月24日 旅の疲れか・・・メールを読んで徒労感を覚えるとは。
月一OMCの発注。秋をテーマにした、キャラに合わない幻想的なシチュエーション。「満月の夜」「魔女の宴」をキーワードに、かわはらひさぎさんに依頼。さて、どうなるかしらん。
『満月の夜。魔女の宴。月光に輝く薄野原。兎、猫、狐など周囲の動物を観客にして、優雅に踊る。いつものコミカルさはなく、優美で幻想的な雰囲気。衣装は軽くゴシック調な黒いワンピース。』
月一OMCの発注。秋をテーマにした、キャラに合わない幻想的なシチュエーション。「満月の夜」「魔女の宴」をキーワードに、かわはらひさぎさんに依頼。さて、どうなるかしらん。
『満月の夜。魔女の宴。月光に輝く薄野原。兎、猫、狐など周囲の動物を観客にして、優雅に踊る。いつものコミカルさはなく、優美で幻想的な雰囲気。衣装は軽くゴシック調な黒いワンピース。』
いぬもあるけば・・・「ジンギスカン・グライダー」
2002年9月23日 気が付くと、滝川市にいた。松尾ジンギスカンといえば、北海道民で知らない人はいないはず。その本店がここ滝川市にある。先日のメンバー中の有志3名が、ビール呑み放題、ジンギスカン鍋食べ放題コースの昼食を摂ることとなった。食べ放題コースをよく「バイキング」というがこの場合「ジンギスカンバイキング」とか言うのだろうか(違)などと哲学的考察をしつつ、周囲のお客がつけているビニール製エプロンを着けるか着けまいか迷っている私。朝、ホテルでサービス期間のため無料のバイキング朝食を食べてしまい、ここではほぼ敗北。元は取れていなかったなぁ。それでも「本店で食す」というイベントをこなした満足感があった。紅白の切り餅を入れるのにちょっと驚いたなぁ。
ダグラスさんの車で、神楽月さんに案内され、飯田さんの勤め先に襲撃。実際は入り口の前で記念撮影しただけ。神楽月さんの職場も同様。その後、フラフラと滝川市内を彷徨う。空を見上げると、何かが見える。空知川縁の公園に車を止めた。河川敷を見下ろせるところに出ると、滑走路が見えた。滝川航空公園[->http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/kyouikubu/sky/sky.html]。空を飛んでいたのは多数のグライダーだった。引っ越してかなりたっている神楽月さんも、空を滑空するグライダーは見慣れているが、ここに足を伸ばしたことはなかったという。
セスナ機で牽引して空に舞いあがるもの、芝生の上に軽やかにランディングするもの。こんなにも簡単に空に行けるものなのかと驚いた。3人はしばらくぼうっと見ていた。しかし、セスナ機の離陸には驚いた。「てぽてぽと歩いて・・・ジャンプ」という感じ。えっ、あれで飛んじゃうの?って。ある人を思い浮かべたのはナイショ。
近くにクラブハウスらしきものがあるので、中を見学することに。機体が飾られていて近くで見る事が出来る。計器類を思わずチェックしてしまう私。
パンフレットを見ると、スクールが開催されていて、体験飛行もできるようだ。時間に余裕があれば、飛んでみたかった。パラグライダーとはまた違う感覚なのだろう。え?また来れば良いって?
神楽月さんとお別れし、車は新千歳空港に向かった。田圃で首を垂れる稲穂が夕日に染まる。ふと東の空を見ると虹が。贅沢だなぁ。
19時過ぎに到着。これから夜勤を控えているダグラスさん(多謝)と別れ、JAS122便で羽田に。
ダグラスさんの車で、神楽月さんに案内され、飯田さんの勤め先に襲撃。実際は入り口の前で記念撮影しただけ。神楽月さんの職場も同様。その後、フラフラと滝川市内を彷徨う。空を見上げると、何かが見える。空知川縁の公園に車を止めた。河川敷を見下ろせるところに出ると、滑走路が見えた。滝川航空公園[->http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/kyouikubu/sky/sky.html]。空を飛んでいたのは多数のグライダーだった。引っ越してかなりたっている神楽月さんも、空を滑空するグライダーは見慣れているが、ここに足を伸ばしたことはなかったという。
セスナ機で牽引して空に舞いあがるもの、芝生の上に軽やかにランディングするもの。こんなにも簡単に空に行けるものなのかと驚いた。3人はしばらくぼうっと見ていた。しかし、セスナ機の離陸には驚いた。「てぽてぽと歩いて・・・ジャンプ」という感じ。えっ、あれで飛んじゃうの?って。ある人を思い浮かべたのはナイショ。
近くにクラブハウスらしきものがあるので、中を見学することに。機体が飾られていて近くで見る事が出来る。計器類を思わずチェックしてしまう私。
パンフレットを見ると、スクールが開催されていて、体験飛行もできるようだ。時間に余裕があれば、飛んでみたかった。パラグライダーとはまた違う感覚なのだろう。え?また来れば良いって?
神楽月さんとお別れし、車は新千歳空港に向かった。田圃で首を垂れる稲穂が夕日に染まる。ふと東の空を見ると虹が。贅沢だなぁ。
19時過ぎに到着。これから夜勤を控えているダグラスさん(多謝)と別れ、JAS122便で羽田に。
いぬもあるけば・・・「お見舞い」
2002年9月22日 ネット散策中にいつものように気を失って‥‥4時過ぎに意識を取り戻した。助かった。30分遅れていたらやばかった。慌ててシャワーで汗を流し、着替えて家を出る‥‥前にあぬびーさん達にメールを打たないと。昨日、不躾にもいきなりメールを打ったため、連絡が取りきれていない。少なくともこちらの予定を伝えないとフラグが立ちようもない。限界時間5分前に送信。
睡眠不足のためか体調が思わしくない。微妙に寒気がする。JAS103便に乗り込んだはいいが、読書に興じることが出来ず、寒気と戦うことに。効くか効かないか判らないが、自己催眠もどきで代謝を促しつつ‥‥グゥ‥‥。
新千歳空港に着いたのは8時半。札幌駅に9時過ぎに到着。この期に及んで、見舞い先が退院していたらお笑いなので、病院に確認の電話を入れた。昨日のうちに電話しろという突っ込みは無視してみよう(汗)。とまれ、彼はまだ入院中であることが判った。お土産を物色しよう。花や食べ物を持っていって大丈夫か判らない。自分が長期入院したら‥‥と想像し、暇つぶしになる書籍を購入することにした。普通の小説だけでなく、看護師さんに見られたら恥ずかしい本も買おうとしたのだが駅併設の本屋にはハーレクインはあってもボーイズラブな小説は見当たらなかった。残念。仕方ないので、錯乱しているとしか思えないような滅茶苦茶な選び方で本を選ぶ。海洋冒険小説、歴史伝奇物、とりみきのSF漫画、内村鑑三の「デンマルク国の話」、あと少女漫画数冊。もちろん、冗談の判る人だと判ってのもの。これら1時間以上掛けて選らぶと流石に疲れる。昼食でも摂ろう。「ザンギ丼」という魅惑のネーミングに誘われて‥‥。
購入した少女漫画の内容がやばくないかと検分していたところ、ケータイが鳴る。風邪を引いているという話だったので合流は不可能かも知れないと思っていたが出てきて頂いた。ホッ。でも、まだ治りきっていないということで病院にはタクシーで向かうことに。割と風が吹いていたので、正解。大きくて綺麗な病院に着いた。
彼がどんな病室に入院しているのか全然判らなかったのでナースセンターで尋ねた。個室‥‥最悪、無菌室かも‥‥と思っていたら、4人相部屋だった。番号を教えてもらって病室に向かう。病室前に名札がある、彼の名前を見つける。確か、ベッドの並びに合わせて名札があるはず。あれ?別の人じゃないか‥‥違った、本人だった。彼も突然の来客に驚いたようだが、我々も驚いた。風貌が全く違う。街ですれ違っても気付かないだろう。滅茶苦茶痩せてる。
他の患者さんもいる病室ではなんだということで、談話室に移動した。そういうことをして大丈夫なのかとびっくり。
談話室で改めて互いに驚き合ってから、容体を尋ねたり、与太話をしたり。想像以上に治療効果が上がっているそうだ。非ホジキン病の治療法を予備治療として行っているのだが、その抗癌剤でほとんどの癌が消えているという。だから外泊も可能だったのか。もう退院なのかと尋ねたら、これから根治するための治療が控えているという。無菌室はそのときに入るのだという。お見舞いするに割といいタイミングだったようだ。今でも抗癌剤投与で髪の毛が薄くなっている。根治治療を行ったら、完全に髪が抜けてしまうらしいので、お見舞いするのに互いに気を遣ってしまうに違いない。
物事を考える時間は沢山あるので、色々おもしろい企画を考えているらしい。早く退院して企画を実現してほしいものだ。
かなり長く話し込んでしまった。途中、検温を挟んで3時間以上。元気そのものだったが、疲れなかったろうか?一緒にいたあぬびーさん達も疲れた様子。もう少し早く切り上げた方が良かったかもしれない。彼に玄関まで見送ってもらって、タクシーに乗り込んだ。
一端、札幌駅に戻った。夕方にダグラスさん達と待ち合わせる手筈だったが、ちょっとお茶しようと、ミスドに入る。今、クッションプレゼントキャンペーンをやっていて彼女達もポイントを集めているらしい。ただのクッションか‥‥などと思いながら店頭で触ってみて驚いた。き、気持ちいい‥‥うーん、ちょっと欲しいかも。2個目のマシュマロクッションを手に入れて喜んでいるあぬびーさん達を見てそう思った。2つ目のドーナッツ(1つにしておけば良かった)と戦っていると、ダグラスさんから連絡が入る。大通り公園辺りにいるらしい。てくてく歩いて合流し、6名に。さて、どうしよう。夕食に行こう。エッ、さっきドーナッツ2つ食べたばかり‥‥。
今、札幌で食べたいものと言えば、スープカリーだ。東京圏で口にしたことはない。(どこかでひっそりやっているのかも知れないが
)札幌では当たり前にある食べ物らしい。私は「dancyu」で取り上げられて初めて、その存在を知った。讃岐うどんの次にブレイクする食べ物の1つだと考えている。もし食べられれば食べたいものだが、名の知れた店はあいにく車でないと行けない所ばかりらしい。とりあえずカレーを食べようと、テレビ塔の地下のスタンド式カレーショップでカレーライスを食べた。チャーシューが乗っている不思議なカレーを敢えて頼んで敗北。やはりドーナッツが効いていた。
折角だからと、テレビ塔の3階展望場に行った。更に上の有料展望フロアまで行く気にはならず、土産物屋をダラダラ見て回る。これが面白い。くだらないお土産物に心惹かれる。イクラ丼をプリントしたテーブルタオルとか。テレビ塔を模した「テレビ父さん」というキャラクター商品がいい。ほのぼのしたイラストが心和ませる。ポストカードやTシャツ、買って置けばよかった。
てくてく歩いて、ボーリング場に。親指が入るボールがあればいいが‥‥。ジュースを賭けてゲーム開始。スコアはメタメタだったが、楽しかったので良し。(リアルゴールド+カルピス)ジュースを奢ってもらった〜(嬉)。階下の広いゲーセンで最新ゲーム機チェック。WBSで紹介されていたTCGタイプのサッカーゲームを始めて見た。面白そう。少し前までSF設定でしかなかったことがこうやって実現されているんだから。GGX台周辺に大勢の人の気配。振り向いてみると、どこか帰りのお姉さん達がカイ・キスクが映っている画面を鑑賞していた。うーむ。ちゃんと遍在しているのだなぁ。完全に回復しきれていないあぬびーさん達とはここでお別れ。どうも、ありがとうございました。
夜はこれからという話だが、その前にチェックインさせてもらった。チサンホテルすすきの。ネット予約で4K円。前とは違ってきちんと寝られるといいなぁ。
で、再出撃。目的地はダリエガーデンのダリエチャット内で元マネージャーのASさんにお教えした所。入って驚いたのはノートパソコンを広げている女性が‥‥先回りしていたメンバーだった。どうやら私の堕ちて行く様子をリアルタイムにチャットに書き込もうとしているらしい。それって一体‥‥。
かくして出てきた「品々」。そこで展開されたのは‥‥めくるめく(味覚の)官能の世界。洋酒と甘い物が好きな人には堪らない。東京圏に出来たら大変なことになる。入場制限が必要になるかもしれないな。札幌でも余り知られていない、教えたいけど教えたくない店だと一行が言っていたのも肯ける。そんな訳で、この店の名について語ることを禁止されている。その美味しさの詳細も余り書かない方がいいのかな?個別にお問い合わせを。一緒に北海道旅行に行きましょう(爆)。ちなみに堕ちるところをしっかりレポートされましたです。ハイ(汗)。
睡眠不足のためか体調が思わしくない。微妙に寒気がする。JAS103便に乗り込んだはいいが、読書に興じることが出来ず、寒気と戦うことに。効くか効かないか判らないが、自己催眠もどきで代謝を促しつつ‥‥グゥ‥‥。
新千歳空港に着いたのは8時半。札幌駅に9時過ぎに到着。この期に及んで、見舞い先が退院していたらお笑いなので、病院に確認の電話を入れた。昨日のうちに電話しろという突っ込みは無視してみよう(汗)。とまれ、彼はまだ入院中であることが判った。お土産を物色しよう。花や食べ物を持っていって大丈夫か判らない。自分が長期入院したら‥‥と想像し、暇つぶしになる書籍を購入することにした。普通の小説だけでなく、看護師さんに見られたら恥ずかしい本も買おうとしたのだが駅併設の本屋にはハーレクインはあってもボーイズラブな小説は見当たらなかった。残念。仕方ないので、錯乱しているとしか思えないような滅茶苦茶な選び方で本を選ぶ。海洋冒険小説、歴史伝奇物、とりみきのSF漫画、内村鑑三の「デンマルク国の話」、あと少女漫画数冊。もちろん、冗談の判る人だと判ってのもの。これら1時間以上掛けて選らぶと流石に疲れる。昼食でも摂ろう。「ザンギ丼」という魅惑のネーミングに誘われて‥‥。
購入した少女漫画の内容がやばくないかと検分していたところ、ケータイが鳴る。風邪を引いているという話だったので合流は不可能かも知れないと思っていたが出てきて頂いた。ホッ。でも、まだ治りきっていないということで病院にはタクシーで向かうことに。割と風が吹いていたので、正解。大きくて綺麗な病院に着いた。
彼がどんな病室に入院しているのか全然判らなかったのでナースセンターで尋ねた。個室‥‥最悪、無菌室かも‥‥と思っていたら、4人相部屋だった。番号を教えてもらって病室に向かう。病室前に名札がある、彼の名前を見つける。確か、ベッドの並びに合わせて名札があるはず。あれ?別の人じゃないか‥‥違った、本人だった。彼も突然の来客に驚いたようだが、我々も驚いた。風貌が全く違う。街ですれ違っても気付かないだろう。滅茶苦茶痩せてる。
他の患者さんもいる病室ではなんだということで、談話室に移動した。そういうことをして大丈夫なのかとびっくり。
談話室で改めて互いに驚き合ってから、容体を尋ねたり、与太話をしたり。想像以上に治療効果が上がっているそうだ。非ホジキン病の治療法を予備治療として行っているのだが、その抗癌剤でほとんどの癌が消えているという。だから外泊も可能だったのか。もう退院なのかと尋ねたら、これから根治するための治療が控えているという。無菌室はそのときに入るのだという。お見舞いするに割といいタイミングだったようだ。今でも抗癌剤投与で髪の毛が薄くなっている。根治治療を行ったら、完全に髪が抜けてしまうらしいので、お見舞いするのに互いに気を遣ってしまうに違いない。
物事を考える時間は沢山あるので、色々おもしろい企画を考えているらしい。早く退院して企画を実現してほしいものだ。
かなり長く話し込んでしまった。途中、検温を挟んで3時間以上。元気そのものだったが、疲れなかったろうか?一緒にいたあぬびーさん達も疲れた様子。もう少し早く切り上げた方が良かったかもしれない。彼に玄関まで見送ってもらって、タクシーに乗り込んだ。
一端、札幌駅に戻った。夕方にダグラスさん達と待ち合わせる手筈だったが、ちょっとお茶しようと、ミスドに入る。今、クッションプレゼントキャンペーンをやっていて彼女達もポイントを集めているらしい。ただのクッションか‥‥などと思いながら店頭で触ってみて驚いた。き、気持ちいい‥‥うーん、ちょっと欲しいかも。2個目のマシュマロクッションを手に入れて喜んでいるあぬびーさん達を見てそう思った。2つ目のドーナッツ(1つにしておけば良かった)と戦っていると、ダグラスさんから連絡が入る。大通り公園辺りにいるらしい。てくてく歩いて合流し、6名に。さて、どうしよう。夕食に行こう。エッ、さっきドーナッツ2つ食べたばかり‥‥。
今、札幌で食べたいものと言えば、スープカリーだ。東京圏で口にしたことはない。(どこかでひっそりやっているのかも知れないが
)札幌では当たり前にある食べ物らしい。私は「dancyu」で取り上げられて初めて、その存在を知った。讃岐うどんの次にブレイクする食べ物の1つだと考えている。もし食べられれば食べたいものだが、名の知れた店はあいにく車でないと行けない所ばかりらしい。とりあえずカレーを食べようと、テレビ塔の地下のスタンド式カレーショップでカレーライスを食べた。チャーシューが乗っている不思議なカレーを敢えて頼んで敗北。やはりドーナッツが効いていた。
折角だからと、テレビ塔の3階展望場に行った。更に上の有料展望フロアまで行く気にはならず、土産物屋をダラダラ見て回る。これが面白い。くだらないお土産物に心惹かれる。イクラ丼をプリントしたテーブルタオルとか。テレビ塔を模した「テレビ父さん」というキャラクター商品がいい。ほのぼのしたイラストが心和ませる。ポストカードやTシャツ、買って置けばよかった。
てくてく歩いて、ボーリング場に。親指が入るボールがあればいいが‥‥。ジュースを賭けてゲーム開始。スコアはメタメタだったが、楽しかったので良し。(リアルゴールド+カルピス)ジュースを奢ってもらった〜(嬉)。階下の広いゲーセンで最新ゲーム機チェック。WBSで紹介されていたTCGタイプのサッカーゲームを始めて見た。面白そう。少し前までSF設定でしかなかったことがこうやって実現されているんだから。GGX台周辺に大勢の人の気配。振り向いてみると、どこか帰りのお姉さん達がカイ・キスクが映っている画面を鑑賞していた。うーむ。ちゃんと遍在しているのだなぁ。完全に回復しきれていないあぬびーさん達とはここでお別れ。どうも、ありがとうございました。
夜はこれからという話だが、その前にチェックインさせてもらった。チサンホテルすすきの。ネット予約で4K円。前とは違ってきちんと寝られるといいなぁ。
で、再出撃。目的地はダリエガーデンのダリエチャット内で元マネージャーのASさんにお教えした所。入って驚いたのはノートパソコンを広げている女性が‥‥先回りしていたメンバーだった。どうやら私の堕ちて行く様子をリアルタイムにチャットに書き込もうとしているらしい。それって一体‥‥。
かくして出てきた「品々」。そこで展開されたのは‥‥めくるめく(味覚の)官能の世界。洋酒と甘い物が好きな人には堪らない。東京圏に出来たら大変なことになる。入場制限が必要になるかもしれないな。札幌でも余り知られていない、教えたいけど教えたくない店だと一行が言っていたのも肯ける。そんな訳で、この店の名について語ることを禁止されている。その美味しさの詳細も余り書かない方がいいのかな?個別にお問い合わせを。一緒に北海道旅行に行きましょう(爆)。ちなみに堕ちるところをしっかりレポートされましたです。ハイ(汗)。
いぬもあるけば・・・「意地悪アドベンチャーゲーム」
2002年9月21日 部品メーカーからX線CT画像のデータファイルがzipで固められて送られてきた。送付先のコメントに「見ることができないのですが」などと訳の判らないことが書いてあった。どうやらX線CT撮影は別会社で行われ、それを転送しているようだ。ZIPファイルでのやりとりは余りなかったので、それが原因ではまっているのかしらんと思った。
解凍は簡単にできた。******.jpgという名のファイルが2つ。早速、ビュアーで見て‥‥見られない(汗)。何故?JPEGファイルならば見ることができるはずなのに‥‥一体。「種類を特定できません」と返されるだけ。客先に送らなければならないという事が判明して、焦燥感がいい感じに出てきた。もしかしたら、データが何かの拍子に破壊されているのかも知れない。となると‥‥(汗)。壊れているか壊れていないかを判別しないと対処のしようがない。ともかくバイナリエディタで確認するとかしないとなぁ。自分のパソコンにはバイナリエディタはインストールされていない。そこから始めなきゃならないのか‥‥これは時間が掛かりそうだ。
思えば、何故「あんなこと」をしたのだろうか。偶々立ち上げていたテキストエディタに件のファイルを放り込んだのだ。どうせ怪しい文字列が乱舞しているだけだろうことは認識していた。だが、実際に描写されたのはJPEGファイルに見られる文字列ではなかった。
>(This file must be converted with BinHex 4.0)
>:#e405c%`0$BZDR"R!%**6N&YC’pc!*!$!N#F!*!%[p$rf2rJ!""+4NP’!!’3!`"
最初は完全に破壊された別のファイルだと思ったが、改行位置が一定であったことと最初の一行からある考えが浮かんだ。「これはテキストファイルにエンコードされたファイルでは?」と
パソコン通信時代にバイナリデータをやり取りするのに「ish」というツールでバイナリ−テキスト変換(エンコード)してBBSにアップするという方法があった。受信者はこのテキストデータを1ファイル(ishファイル)として「ish」でテキスト−バイナリ変換(デコード)してバイナリデータを受け取る。そのishファイルと同じ臭いがした。
googleで「BinHex 4.0」を検索したところ、ヒット。予想通り。問題はフォーマットがMACでよく使われるものだったということ。MAC機では標準に入っているがWIN機には入っていない。そして、会社にMAC機はなかった。
更に検索したところ、どうにか「BinHex 4.0」でエンコードされたファイルをWIN機上でデコードできるツールを見つけた。ダウンロードしてインストール。件のファイルを処理して、ヴュアーで確認。
‥‥きちんと画像が出力された。
後から振り返えれば下らない事だ。が、トラブルってのはこんな風に何気ないことが切っ掛けで解決されることが多い気がする。気が付かなければ全然フラグが立たない。意地悪なアドベンチャーゲームの様に。
ぴあの窓口に何回か訪れて入手できなかった「10/19 新潟百歌@古町ジョイア・ミーア」のチケット。ローソンで簡単に手に入った。フライヤーではぴあでも取り扱っていることになっていたが実は違ったようだ。私の記憶によると会場はライブハウスではなく、イタ飯屋だったはず。どんなステージになるのだろう?六本木スイートベイジアみたいな感じなのかしらん。
当初の予定では、明日は新蕎麦を食べに旅立つ予定だったのだが、入院している友人を見舞う機会を逸してしまいそうだったので急遽予定を変更することにした。都合を付けてもらう事になっている先様には失礼してしまう。後で借りを返さないと。
解凍は簡単にできた。******.jpgという名のファイルが2つ。早速、ビュアーで見て‥‥見られない(汗)。何故?JPEGファイルならば見ることができるはずなのに‥‥一体。「種類を特定できません」と返されるだけ。客先に送らなければならないという事が判明して、焦燥感がいい感じに出てきた。もしかしたら、データが何かの拍子に破壊されているのかも知れない。となると‥‥(汗)。壊れているか壊れていないかを判別しないと対処のしようがない。ともかくバイナリエディタで確認するとかしないとなぁ。自分のパソコンにはバイナリエディタはインストールされていない。そこから始めなきゃならないのか‥‥これは時間が掛かりそうだ。
思えば、何故「あんなこと」をしたのだろうか。偶々立ち上げていたテキストエディタに件のファイルを放り込んだのだ。どうせ怪しい文字列が乱舞しているだけだろうことは認識していた。だが、実際に描写されたのはJPEGファイルに見られる文字列ではなかった。
>(This file must be converted with BinHex 4.0)
>:#e405c%`0$BZDR"R!%**6N&YC’pc!*!$!N#F!*!%[p$rf2rJ!""+4NP’!!’3!`"
最初は完全に破壊された別のファイルだと思ったが、改行位置が一定であったことと最初の一行からある考えが浮かんだ。「これはテキストファイルにエンコードされたファイルでは?」と
パソコン通信時代にバイナリデータをやり取りするのに「ish」というツールでバイナリ−テキスト変換(エンコード)してBBSにアップするという方法があった。受信者はこのテキストデータを1ファイル(ishファイル)として「ish」でテキスト−バイナリ変換(デコード)してバイナリデータを受け取る。そのishファイルと同じ臭いがした。
googleで「BinHex 4.0」を検索したところ、ヒット。予想通り。問題はフォーマットがMACでよく使われるものだったということ。MAC機では標準に入っているがWIN機には入っていない。そして、会社にMAC機はなかった。
更に検索したところ、どうにか「BinHex 4.0」でエンコードされたファイルをWIN機上でデコードできるツールを見つけた。ダウンロードしてインストール。件のファイルを処理して、ヴュアーで確認。
‥‥きちんと画像が出力された。
後から振り返えれば下らない事だ。が、トラブルってのはこんな風に何気ないことが切っ掛けで解決されることが多い気がする。気が付かなければ全然フラグが立たない。意地悪なアドベンチャーゲームの様に。
ぴあの窓口に何回か訪れて入手できなかった「10/19 新潟百歌@古町ジョイア・ミーア」のチケット。ローソンで簡単に手に入った。フライヤーではぴあでも取り扱っていることになっていたが実は違ったようだ。私の記憶によると会場はライブハウスではなく、イタ飯屋だったはず。どんなステージになるのだろう?六本木スイートベイジアみたいな感じなのかしらん。
当初の予定では、明日は新蕎麦を食べに旅立つ予定だったのだが、入院している友人を見舞う機会を逸してしまいそうだったので急遽予定を変更することにした。都合を付けてもらう事になっている先様には失礼してしまう。後で借りを返さないと。
いぬもあるけば・・・「屋上」
2002年9月20日 会社の屋上に始めて上がった。屋上で行った実験の手伝い。合間に周囲を見回す。羽田空港を離着陸する飛行機が遠いこともあって、ゆっくり空中を動いているように見える。
この方角の視野内のどこかに湾岸スタジオもあるのだと思うとちょっと不思議な気分になる。見えはしないが、今現在、あの人がこの空の下で生きている。東京、群馬、新潟、北海道・・・空気を介して、繋がっている。
この方角の視野内のどこかに湾岸スタジオもあるのだと思うとちょっと不思議な気分になる。見えはしないが、今現在、あの人がこの空の下で生きている。東京、群馬、新潟、北海道・・・空気を介して、繋がっている。
いぬもあるけば・・・「『名物』に通じるもの」
2002年9月19日 今日のゼミの資料は先生が先日参加した一般公開パネルディスカッション「茶の湯の未来」の中のチラシ。
「茶道具とはどういうものか?」と根本に立ち戻って定義しなおす試みが観られる。
利休の頃の茶道具は「見出されたもの」だった。名物として初めから存在するものではなく、人によって能動的に発見されたもの。一般の中から抜き出すイメージ。そこには選別行為がある。選別・・・つまりそのためのパラメータが存在していた。それは製作年や物の真贋でもなく、物自体がもつ「形(なり)」「比(ころ)」「様子(ようす)」。特に重視されたのが比。つまり、使い易い大きさ。茶を立てる道具として使い易い大きさの焼き物を色々ある中からひょうと拾い上げて使った・・・というイメージ。
スライド上映の最初は観応2年(1351)の「慕帰絵」。初期の茶道具が見受けられる。
灰かつぎ天目の写真。名物を示すパラメータ「手形」「なだれ」「糸きり」が見て取れる。何故、これがパラメータなのか。写真をみると理解できる。その不完全性と偶然性に面白味を観たのだろう。つまり、「良いもの=面白いもの」なのだ。上映された「やぶれ袋」は見飽きない面白味があった。
湯木美術館の「館蔵りくえすと展」で重文『みほつくし茄子』が観られる。この美術館は日本料理「吉兆」の創業者・湯木貞一さんが収集したコレクションが収蔵・展示されている美術館。10/29〜11/5辺りだという。思ったより展示期間が短い。
京都国立博物館の特別展覧会「日本人と茶 −その歴史・その美意識−」が開催されている。なかなか面白いという話だ。
墨跡は「字数、行数、配置」が命だった。その文の内容や書いた人ではなく。
面白味を感じるのにパターンがあったというのは興味深い。パターン、つまり「型」だ。そこから、武術も含めた伝統文化が持つ「型」の意味に思考が飛ぶ。
「型」重視の思想は今も現存している。高尚な例を挙げても仕方ない。最も卑近なものに真実がある。
『萌え』
「茶道具とはどういうものか?」と根本に立ち戻って定義しなおす試みが観られる。
利休の頃の茶道具は「見出されたもの」だった。名物として初めから存在するものではなく、人によって能動的に発見されたもの。一般の中から抜き出すイメージ。そこには選別行為がある。選別・・・つまりそのためのパラメータが存在していた。それは製作年や物の真贋でもなく、物自体がもつ「形(なり)」「比(ころ)」「様子(ようす)」。特に重視されたのが比。つまり、使い易い大きさ。茶を立てる道具として使い易い大きさの焼き物を色々ある中からひょうと拾い上げて使った・・・というイメージ。
スライド上映の最初は観応2年(1351)の「慕帰絵」。初期の茶道具が見受けられる。
灰かつぎ天目の写真。名物を示すパラメータ「手形」「なだれ」「糸きり」が見て取れる。何故、これがパラメータなのか。写真をみると理解できる。その不完全性と偶然性に面白味を観たのだろう。つまり、「良いもの=面白いもの」なのだ。上映された「やぶれ袋」は見飽きない面白味があった。
湯木美術館の「館蔵りくえすと展」で重文『みほつくし茄子』が観られる。この美術館は日本料理「吉兆」の創業者・湯木貞一さんが収集したコレクションが収蔵・展示されている美術館。10/29〜11/5辺りだという。思ったより展示期間が短い。
京都国立博物館の特別展覧会「日本人と茶 −その歴史・その美意識−」が開催されている。なかなか面白いという話だ。
墨跡は「字数、行数、配置」が命だった。その文の内容や書いた人ではなく。
面白味を感じるのにパターンがあったというのは興味深い。パターン、つまり「型」だ。そこから、武術も含めた伝統文化が持つ「型」の意味に思考が飛ぶ。
「型」重視の思想は今も現存している。高尚な例を挙げても仕方ない。最も卑近なものに真実がある。
『萌え』
いぬもあるけば・・・「ハラハラ」
2002年9月18日 久々の吉祥寺。足早にスターパインズカフェに。階段を降りると、奥華子さんのマネージャーさんが受け付けしていた。名前を告げて予約を確認した。昨日、ちょっとトラブルが発生していたので予約できているか微妙だった。マネージャーさんは誰だか判ったらしく、非常に恐縮して謝りの言葉を述べた。無事に予約できていればそれでいいので、その話は終わり。座席はかなり埋まっていたが、一人ならば座れる。前方中央の割と良い席を占めることができた。
アコーステイックな「詩百の木 67」というライブイベント。一番手は「歌姫楽団」。どんな音楽かと思ったら、ビックバンド系・・・とでもいうか。初っ端から盛り上げる力を持っている。バンドの名前と音楽がずれている。もっと良い名前にした方がいい気がする。
川久保秀一さんと原田博行さん。川久保さんのフライヤーに「協賛:川崎市理容組合」とあった。これって一体。音楽は70〜80年代フォークを彷彿とさせる。甘く歌い上げるそれは、京都から来た原田さんのさっぱりしたのと対照的。持ち時間をMCで遥かに超えてしまったのは御愛敬か。
奥華子さんの演奏は事務所が手配したのか、ビデオ撮影されていた。いつもと違うと思ったのは、メイクアップや衣装が違っていたこと。最初からギターの伴奏もある。今日のライブは個々の時間が長く取られているということで、じっくり聴かせるものであることは事前に知っていたがこれほど力が入っているとは。聴衆としてだけではなく、ファンとして「どうかとちりませんように」とハラハラしながら聴いていたことはバツグンに秘密だ。
良いライブだった。90点の出来栄え。偶に声が上ずることがなければ・・・。早く不安定さをなくして、ワンマンライブを開ければいいのだが。
今回のライブで印象的だった曲は2つ。夏の終わりは寂しさから曲が沢山できると言って歌った新曲「raniy day」。いつもと違う曲の進行に、別の面が切り開かれるのではと期待させてくれた。もう1つはライブ最後の「楔」。この曲を最後に持ってくるとは思わなかった。突かれてしまった。最後まで聞かないと意味がない。劇団カタコンベの「死人と踊れ」みたいな詩。演奏が終わって客席に明かりが戻ってきたときに目撃した。別の出演者の演奏を聴きに来た女性が数名、涙しているのを。
最後はsalyuさん。どこかで名前を見かけた気がしていた。フライヤーを見て、気が付いた。映画「リリィ・シュシュのすべて」・・・か。観ていないが、岩井俊二監督の作品であることは知っている。なるほど。透明なものを持つ音楽。だが、睡眠不足の所にビールを流し込んだこともあって、心地良い音楽は私に舟を漕がせる結果に・・・。多分、豪快に頭を揺らしていたのでは(汗)。
アコーステイックな「詩百の木 67」というライブイベント。一番手は「歌姫楽団」。どんな音楽かと思ったら、ビックバンド系・・・とでもいうか。初っ端から盛り上げる力を持っている。バンドの名前と音楽がずれている。もっと良い名前にした方がいい気がする。
川久保秀一さんと原田博行さん。川久保さんのフライヤーに「協賛:川崎市理容組合」とあった。これって一体。音楽は70〜80年代フォークを彷彿とさせる。甘く歌い上げるそれは、京都から来た原田さんのさっぱりしたのと対照的。持ち時間をMCで遥かに超えてしまったのは御愛敬か。
奥華子さんの演奏は事務所が手配したのか、ビデオ撮影されていた。いつもと違うと思ったのは、メイクアップや衣装が違っていたこと。最初からギターの伴奏もある。今日のライブは個々の時間が長く取られているということで、じっくり聴かせるものであることは事前に知っていたがこれほど力が入っているとは。聴衆としてだけではなく、ファンとして「どうかとちりませんように」とハラハラしながら聴いていたことはバツグンに秘密だ。
良いライブだった。90点の出来栄え。偶に声が上ずることがなければ・・・。早く不安定さをなくして、ワンマンライブを開ければいいのだが。
今回のライブで印象的だった曲は2つ。夏の終わりは寂しさから曲が沢山できると言って歌った新曲「raniy day」。いつもと違う曲の進行に、別の面が切り開かれるのではと期待させてくれた。もう1つはライブ最後の「楔」。この曲を最後に持ってくるとは思わなかった。突かれてしまった。最後まで聞かないと意味がない。劇団カタコンベの「死人と踊れ」みたいな詩。演奏が終わって客席に明かりが戻ってきたときに目撃した。別の出演者の演奏を聴きに来た女性が数名、涙しているのを。
最後はsalyuさん。どこかで名前を見かけた気がしていた。フライヤーを見て、気が付いた。映画「リリィ・シュシュのすべて」・・・か。観ていないが、岩井俊二監督の作品であることは知っている。なるほど。透明なものを持つ音楽。だが、睡眠不足の所にビールを流し込んだこともあって、心地良い音楽は私に舟を漕がせる結果に・・・。多分、豪快に頭を揺らしていたのでは(汗)。
いぬもあるけば・・・「勘違い」
2002年9月17日 「もし恋人が『拉致』されたら、私はどう考え、何をする?恋人に対して何ができる?」
学生の時に、自分の思いを確かめるために自らに強いた一思考実験(ロールプレイ)。
日本海の海岸線から数キロの所に住んでいた当時の私にとって、このロールプレイは決して非現実的な、荒唐無稽な設定ではなかった。
その実験結果は・・・
日朝会談。
明かされた悲劇的真実。
その後のTVで映し出された映像で一番ショッキングだったのは、元工作員にレポーターがマイクを向けて迫ろうとしたところ、「くたばれ」と吐き捨てるように行って消えた映像。それで気が付いたのだ。まだ「戦後」ではなかったのだ。私達は勘違いしていた。日本は戦争とは無関係な「平和」な国なのだと。頭では「平和とは、前線でないということを意味する言葉である」ことを判っているつもりだったが、実際には理解していなかった。
同時多発テロ後の私達は、テロに脅え、ヒステリックになっているアメリカを見ている。仮想敵国を叩くことが本当に「解決」になるのか。いわゆる「最終的解決」でもしなければ、その「恐怖」は収まらないだろう。
そのアメリカを他山の石として、日本はどう動くか。本当に「戦後」になり、「もう戦後ではない」を口にできるようにするにはしなければならないことがある。あの国と国交正常化して、ようやく「戦後」が終わるのだ。不審船も拉致も「戦時行為」として把握すれば、その動機の理解は容易だ。けりがついていないから、「恨」もあり続ける。太平洋戦争の恨みと憎しみという、日本人からすれば「亡霊」のようなものを元にした行為。
他山の石を見ていると思う。在日の方に対しての愚かな鬱憤晴らしが起こりませんように。
学生の時に、自分の思いを確かめるために自らに強いた一思考実験(ロールプレイ)。
日本海の海岸線から数キロの所に住んでいた当時の私にとって、このロールプレイは決して非現実的な、荒唐無稽な設定ではなかった。
その実験結果は・・・
日朝会談。
明かされた悲劇的真実。
その後のTVで映し出された映像で一番ショッキングだったのは、元工作員にレポーターがマイクを向けて迫ろうとしたところ、「くたばれ」と吐き捨てるように行って消えた映像。それで気が付いたのだ。まだ「戦後」ではなかったのだ。私達は勘違いしていた。日本は戦争とは無関係な「平和」な国なのだと。頭では「平和とは、前線でないということを意味する言葉である」ことを判っているつもりだったが、実際には理解していなかった。
同時多発テロ後の私達は、テロに脅え、ヒステリックになっているアメリカを見ている。仮想敵国を叩くことが本当に「解決」になるのか。いわゆる「最終的解決」でもしなければ、その「恐怖」は収まらないだろう。
そのアメリカを他山の石として、日本はどう動くか。本当に「戦後」になり、「もう戦後ではない」を口にできるようにするにはしなければならないことがある。あの国と国交正常化して、ようやく「戦後」が終わるのだ。不審船も拉致も「戦時行為」として把握すれば、その動機の理解は容易だ。けりがついていないから、「恨」もあり続ける。太平洋戦争の恨みと憎しみという、日本人からすれば「亡霊」のようなものを元にした行為。
他山の石を見ていると思う。在日の方に対しての愚かな鬱憤晴らしが起こりませんように。
いぬもあるけば・・・「休養」
2002年9月16日 昨日、一昨日と遊び過ぎた。財力と体力の予算を使い切ったので、本日は休養日とした。
気だるい朝。何気なくTVを付けると、NHK教育の「おかあさんといっしょ」が。思い出した。今月のうたは確か・・・
聞こえてきた三拍子のイントロ。ザバダックらしい音楽[->http://www.nhk.or.jp/kids/okaa/uta/index.html]。
朝から得した気分に。
昼。ヴィンチ村の雑誌を読みふける。「絶対泣ける感涙本」の読者投票のトップがワンピースってのはどうなんだ?熱い物語で私も好きだが、トップというのは・・・。読者の年齢層をまんべんなく押さえるのはマンガであるということなのだろう。
久々にこの雑誌を読んで良かったのは、嫌いだった宮台真司が許せるようになってきたことか。曝け出された惑える万年青年の姿。数年前の文章とは違う雰囲気を感じる。人は変わるものなのだという事が判り、その瞬間、嫌っていた気持ちも融け去っていた。今の、そして今後の「宮台真司」というPCが描く作品を鑑賞したいと思う。
夜。ETV「老いをどう生きるか」のオープニングテーマが村松健さんの曲であることに気が付く。エコノミストの竹内さん。同世代のおばあさん達と合コンをした話。最初はテーブルの向こうにいるのはおばあさんだけど、「10分すると当時の姿が思い起こされて」どきどきするという。それは良く判る。RPGマスターとして訓練する中で、目の前の人を過去と未来をダブらせて「観る」ようになった。赤ちゃんの中に、死の階を。老女の中に、少女の煌きを。美女の笑みの中に、老いを。老獪な政治屋の中に、無邪気さを。死の中に生を。生の中に死を。
気だるい朝。何気なくTVを付けると、NHK教育の「おかあさんといっしょ」が。思い出した。今月のうたは確か・・・
聞こえてきた三拍子のイントロ。ザバダックらしい音楽[->http://www.nhk.or.jp/kids/okaa/uta/index.html]。
朝から得した気分に。
昼。ヴィンチ村の雑誌を読みふける。「絶対泣ける感涙本」の読者投票のトップがワンピースってのはどうなんだ?熱い物語で私も好きだが、トップというのは・・・。読者の年齢層をまんべんなく押さえるのはマンガであるということなのだろう。
久々にこの雑誌を読んで良かったのは、嫌いだった宮台真司が許せるようになってきたことか。曝け出された惑える万年青年の姿。数年前の文章とは違う雰囲気を感じる。人は変わるものなのだという事が判り、その瞬間、嫌っていた気持ちも融け去っていた。今の、そして今後の「宮台真司」というPCが描く作品を鑑賞したいと思う。
夜。ETV「老いをどう生きるか」のオープニングテーマが村松健さんの曲であることに気が付く。エコノミストの竹内さん。同世代のおばあさん達と合コンをした話。最初はテーブルの向こうにいるのはおばあさんだけど、「10分すると当時の姿が思い起こされて」どきどきするという。それは良く判る。RPGマスターとして訓練する中で、目の前の人を過去と未来をダブらせて「観る」ようになった。赤ちゃんの中に、死の階を。老女の中に、少女の煌きを。美女の笑みの中に、老いを。老獪な政治屋の中に、無邪気さを。死の中に生を。生の中に死を。
いぬもあるけば・・・「ぐるぐる」
2002年9月15日 また、呑み過ぎた。
どうせ今日も芸祭に行くのだから、展示作品を見たり、小演奏会を聴いたりしようとしていたのに‥‥。昨日と同じぐらいに到着。
ガムランの音が聞こえる。5号館のピロテイーで「ジャワガムラン・クラブ」が演奏していた。踊り子さんがちょこちょこと踊る。ぐるんぐるんと回るグルーブが心地良い。
声楽科の模擬店らしい「La voce」で軽くパスタを食べてから改めて5号館の109教室に入る。階段教室が学生時代を思い出させる。一つおきに机の上にワインボトルが置いてある。どうやらセルフサービスで呑んでくれというものらしい。昨日の酒がちょっと残っていたので1杯だけ‥‥。
夜楽塾(音楽編)。元々は美術の方の企画が先行してあり、それの音楽編が出来ないかと企画されたもの。それぞれの業界で名の知れた人達がジャンルを越えて芸術を語り合うという趣向だったらしい。終了時間はあってないようなもの。音楽編は「学内外から応募されたオリジナル曲が流れ、スクリーンに譜面や絵が映し出される。それを元にゲストが作品を講評したり、全学生に共通の話題、日頃から考えていることを語り合ったり‥‥」という企画。ゲストは千住明さんとサエキケンゾウさん。この組み合せで十分面白そうな事が起こりそうな予感がする。
応募作品は最初は芸大の作曲科、それ以外の科、芸大以外の音楽大学、音大以外の大学という応募者の立場を順序に発表された。これ自体に趣向がある。千住さんの口からでてきた言葉の切れ端。『職人』、『アーティスト』、『視点の違い』、『アカデミズムと実用音楽』、『観念』、『感覚』・・・
自身、アカデミックな音楽と実用音楽の狭間でせめぎあってきた人。その立場から芸大生に向けて発する言葉はどんな思いと意図があるだろうか。
サエキケンゾウさんは程良い位置から、巧妙なコメントを差し込む。
興味深かったのは、応募作品を試聴するに際し、会場にきている応募者をステージに上げたこと。普通、批評に際し、作品と作者の間に一本の線を入れて行う。そこに「高い芸術は匿名性を持つ」という思想が垣間見える。作者は作品に従属する。作者=『作品』を作った人。対して、今回は先に作者が挙げられた。作品は作者に従属する。作品=「この作者」が作ったもの。
視聴者は作者の存在を無視して視聴することが難しくなる。バイアスの掛かった視聴。
「作者のルックスで聞こえ方が違う」 この指摘が意味するものは何か? 作品は『複製』されるが、作者は『複製』されない?
何気ないコメントの中に潜むもの。コメントには発信者と想定受信者という情報が含まれている。では、芸大生はこの塾で何を受け取るか?
サンプリング技術と電子楽器の発達は「複製の音楽」を容易にした。ミリマリズム。「繰り返しの音楽」。「循環」は気持ちいい。リズムに乗っての音楽はいくらでも聞き続けられる。例えば、ガムランのように。気持ち良さに潜む危険。
繰り返される演奏。時間軸と空間軸を極端に長くして見下ろせば、全世界で繰り返されるクラシック音楽。ぐるぐるぐる。有限性と無限性。可能性と必然性。ぐるぐるぐる。
繰り返される言葉。時間軸と空間軸を極端に長くして見下ろせば、全世界で繰り返される愛の言葉。ぐるぐるぐる。有限性と無限性。可能性と必然性。ぐるぐるぐる。
アウラ?
また、呑み過ぎた。
どうせ今日も芸祭に行くのだから、展示作品を見たり、小演奏会を聴いたりしようとしていたのに‥‥。昨日と同じぐらいに到着。
ガムランの音が聞こえる。5号館のピロテイーで「ジャワガムラン・クラブ」が演奏していた。踊り子さんがちょこちょこと踊る。ぐるんぐるんと回るグルーブが心地良い。
声楽科の模擬店らしい「La voce」で軽くパスタを食べてから改めて5号館の109教室に入る。階段教室が学生時代を思い出させる。一つおきに机の上にワインボトルが置いてある。どうやらセルフサービスで呑んでくれというものらしい。昨日の酒がちょっと残っていたので1杯だけ‥‥。
夜楽塾(音楽編)。元々は美術の方の企画が先行してあり、それの音楽編が出来ないかと企画されたもの。それぞれの業界で名の知れた人達がジャンルを越えて芸術を語り合うという趣向だったらしい。終了時間はあってないようなもの。音楽編は「学内外から応募されたオリジナル曲が流れ、スクリーンに譜面や絵が映し出される。それを元にゲストが作品を講評したり、全学生に共通の話題、日頃から考えていることを語り合ったり‥‥」という企画。ゲストは千住明さんとサエキケンゾウさん。この組み合せで十分面白そうな事が起こりそうな予感がする。
応募作品は最初は芸大の作曲科、それ以外の科、芸大以外の音楽大学、音大以外の大学という応募者の立場を順序に発表された。これ自体に趣向がある。千住さんの口からでてきた言葉の切れ端。『職人』、『アーティスト』、『視点の違い』、『アカデミズムと実用音楽』、『観念』、『感覚』・・・
自身、アカデミックな音楽と実用音楽の狭間でせめぎあってきた人。その立場から芸大生に向けて発する言葉はどんな思いと意図があるだろうか。
サエキケンゾウさんは程良い位置から、巧妙なコメントを差し込む。
興味深かったのは、応募作品を試聴するに際し、会場にきている応募者をステージに上げたこと。普通、批評に際し、作品と作者の間に一本の線を入れて行う。そこに「高い芸術は匿名性を持つ」という思想が垣間見える。作者は作品に従属する。作者=『作品』を作った人。対して、今回は先に作者が挙げられた。作品は作者に従属する。作品=「この作者」が作ったもの。
視聴者は作者の存在を無視して視聴することが難しくなる。バイアスの掛かった視聴。
「作者のルックスで聞こえ方が違う」 この指摘が意味するものは何か? 作品は『複製』されるが、作者は『複製』されない?
何気ないコメントの中に潜むもの。コメントには発信者と想定受信者という情報が含まれている。では、芸大生はこの塾で何を受け取るか?
サンプリング技術と電子楽器の発達は「複製の音楽」を容易にした。ミリマリズム。「繰り返しの音楽」。「循環」は気持ちいい。リズムに乗っての音楽はいくらでも聞き続けられる。例えば、ガムランのように。気持ち良さに潜む危険。
繰り返される演奏。時間軸と空間軸を極端に長くして見下ろせば、全世界で繰り返されるクラシック音楽。ぐるぐるぐる。有限性と無限性。可能性と必然性。ぐるぐるぐる。
繰り返される言葉。時間軸と空間軸を極端に長くして見下ろせば、全世界で繰り返される愛の言葉。ぐるぐるぐる。有限性と無限性。可能性と必然性。ぐるぐるぐる。
アウラ?
また、呑み過ぎた。
いぬもあるけば・・・「学祭ライブと茄子鍋」
2002年9月14日 15時に上野駅に到着。急ぎ足で目的地に向かった。道すがら国立東京博物館前に大勢の人が屯しているのが見える、キリスト教系教団の説教。聴衆は・・・上野公園に住んでいる方々。その向こうのテントに炊き出しの設備が見える。思うところがあったが、足早に立ち去る。
目的地は東京藝術大学。昨日から明日まで、学祭である芸術祭が開催されている。 学内のバンドや有志によるライブイベントに縁あってソーイングマシーンが参加する。ライブ会場は美術棟側。大学美術館を右に見ながら奥に向かうと、実行委員が学祭パンフを売っていた。さすが芸大。ちょっと凝った装丁。パンフと共に明日行われる「夜楽塾 音楽編」のチケットも購入。ちなみに今日の講演会は浅利慶太さんだった。事前に知っていたら見に行ったのに〜。
ステージは中庭に作られていた。会場の周囲を9個の模擬店が囲んでいる。決して広くない。いや狭いと言ってもいい。それが意外だったが、このイベントの位置を表している気がしてある意味納得もした。模擬店だが外装や内装に凝っているものもあったが、予算の関係だろう物凄く立派なものはない。大概が売り場だけでなく、座れる場所を設置している。きちんと屋根付きで。今頃は雨が多いのでそのためにこういう形式が多いのだろう。実際、昨日は雨だった。
デザイン科によるTシャツ販売というものもあったが、大概は食べ物の模擬店。エスニック系、餃子、沖縄料理の模擬店が印象深い。ライブ前にアイドリングしようと思ったが、ほとんどの店でビールしか置いていない。この薄ら寒い中、ビールはちょっと飲む気がしない。沖縄料理の模擬店が泡盛を売っている。シークァーサー泡盛のお湯割を頼んだ。熱いぐらいが丁度良い。時間潰しにチャットをしながら結局2杯空けた。
ソーイングマシーンのステージは30分近く遅れ、16時過ぎから。展示企画を見てくれば良かったと思ったのは後の祭り。ステージの直ぐ前がガラガラなので、浮いているだろうを意識しながら前に出た。始まってしまえばそれも余り気にならない。彼らの演奏がどのように受け入れられるかが気になる。それはメンバーもそうだったに違いない。昼の野外ライブはお客の顔が良く見えるはず。反応がダイレクトに伝わってしまう訳だ。
最初はぎこちないところがあったが、次第にこなれてきて、中盤からはいつものノリの演奏だった。学生達に受け入れられたかはどうでもいいという気持ちになった。久々だったがやっぱりいいねぇ。私の視界内では大盛り上がりだった。
ライブ終了後、模擬店の間の片隅でゲリラ的に出している模擬店があった。「多摩自慢」の酒樽がテーブルの上にドンと置いてある。どうしたのかと尋ねたら、醸造所に行って直接買ってきたらしい。学生であることもあって、購買価格はおまけしてもらったと。こんなところで多摩自慢の樽酒が飲めるとは。早速、飲ませてもらった。ごきゅごきゅ。ソーイングマシーンの永井さんは個人的に余りに地元の酒なので飲もうとは思わなかったようだ。地元というのはそういうものだね。
ライブの打ち上げを模擬店でやろうと、空いている模擬店を探す。面白いのはライブステージ周辺以外の所に模擬店が多数あること。裏道っぽいところにバラック小屋よろしく店が乱立している。お金を儲けるのももちろんだけれど、学内で好みの空間を作って楽しむという意識が強いのだろう。ある種、模擬店もイベントなのだ。
しばらく歩いて、中央棟と彫刻棟の間にある「黒澤ヒュッテ&トロピカルフィールド」という名の模擬店に落ち着く。サークルの人達しかいなくて、テーブルが空いていたから。どうやら軽音サークルらしく、店内に器材が置いてある。ライブハウスの模擬店。スケジュールを見るとしばらく演奏の予定はなさそうだった。永井さんが挨拶回りしていて中々戻ってこない。誰がいいだしたか判らないが、気が付くとメンバーの中の3名が器材を借りて演奏することに。これが見物だった。まさかJAZZを楽しめるとは。いつも演奏している音楽とは違う。仲間内でギターとベースを適当につま弾く「遊び」をノリに任せてやっているという感じ。模擬店の店員もキーボードで入ったり、ギタリストを交代したり。気が付くと道行く人が足を止めて人だかりが出来ていた。
なんやかんやで30分ぐらい演奏を聞いていたろうか。面白いものを見聞きすることが出来た。永井さんが戻ってきて、打ち上げの乾杯をしたのだが、私はそろそろ別件があるのでその場を後にした。
たまははきに到着したのは19時半。座敷では面々がテーブルを囲んで鍋をしている。どうやら程よく煮えた辺りに着いたようだ。「茄子鍋」。新鮮で美味しい茄子を薄くスライスして、これを軽く煮込んで頂く。何回か開催されていたイベントだが一度も参加できなかった。ようやくありつく事ができる。もちろん鍋には茄子以外にも入っている。ねぎまがネギが主役であるように、この鍋は茄子が主役なのだ。美味しい。食べ放題、飲み放題だったのだが、先程まで呑んでいたこともあって既に許容量一杯。眠気が襲ってくる。
一昨日、たまははきはテレビ東京系の番組の取材を受けたらしい。居酒屋特集なのか判らないが、ギャラリー猫町の一件もあるし実際に放映されるかどうかは怪しいところ。放映予定は月末の夜遅くらしい。ハマラジャとかその辺りの時間帯?記憶朦朧。
睡魔と闘いながら、帰宅。乗り過ごしはせずに済んだ。
目的地は東京藝術大学。昨日から明日まで、学祭である芸術祭が開催されている。 学内のバンドや有志によるライブイベントに縁あってソーイングマシーンが参加する。ライブ会場は美術棟側。大学美術館を右に見ながら奥に向かうと、実行委員が学祭パンフを売っていた。さすが芸大。ちょっと凝った装丁。パンフと共に明日行われる「夜楽塾 音楽編」のチケットも購入。ちなみに今日の講演会は浅利慶太さんだった。事前に知っていたら見に行ったのに〜。
ステージは中庭に作られていた。会場の周囲を9個の模擬店が囲んでいる。決して広くない。いや狭いと言ってもいい。それが意外だったが、このイベントの位置を表している気がしてある意味納得もした。模擬店だが外装や内装に凝っているものもあったが、予算の関係だろう物凄く立派なものはない。大概が売り場だけでなく、座れる場所を設置している。きちんと屋根付きで。今頃は雨が多いのでそのためにこういう形式が多いのだろう。実際、昨日は雨だった。
デザイン科によるTシャツ販売というものもあったが、大概は食べ物の模擬店。エスニック系、餃子、沖縄料理の模擬店が印象深い。ライブ前にアイドリングしようと思ったが、ほとんどの店でビールしか置いていない。この薄ら寒い中、ビールはちょっと飲む気がしない。沖縄料理の模擬店が泡盛を売っている。シークァーサー泡盛のお湯割を頼んだ。熱いぐらいが丁度良い。時間潰しにチャットをしながら結局2杯空けた。
ソーイングマシーンのステージは30分近く遅れ、16時過ぎから。展示企画を見てくれば良かったと思ったのは後の祭り。ステージの直ぐ前がガラガラなので、浮いているだろうを意識しながら前に出た。始まってしまえばそれも余り気にならない。彼らの演奏がどのように受け入れられるかが気になる。それはメンバーもそうだったに違いない。昼の野外ライブはお客の顔が良く見えるはず。反応がダイレクトに伝わってしまう訳だ。
最初はぎこちないところがあったが、次第にこなれてきて、中盤からはいつものノリの演奏だった。学生達に受け入れられたかはどうでもいいという気持ちになった。久々だったがやっぱりいいねぇ。私の視界内では大盛り上がりだった。
ライブ終了後、模擬店の間の片隅でゲリラ的に出している模擬店があった。「多摩自慢」の酒樽がテーブルの上にドンと置いてある。どうしたのかと尋ねたら、醸造所に行って直接買ってきたらしい。学生であることもあって、購買価格はおまけしてもらったと。こんなところで多摩自慢の樽酒が飲めるとは。早速、飲ませてもらった。ごきゅごきゅ。ソーイングマシーンの永井さんは個人的に余りに地元の酒なので飲もうとは思わなかったようだ。地元というのはそういうものだね。
ライブの打ち上げを模擬店でやろうと、空いている模擬店を探す。面白いのはライブステージ周辺以外の所に模擬店が多数あること。裏道っぽいところにバラック小屋よろしく店が乱立している。お金を儲けるのももちろんだけれど、学内で好みの空間を作って楽しむという意識が強いのだろう。ある種、模擬店もイベントなのだ。
しばらく歩いて、中央棟と彫刻棟の間にある「黒澤ヒュッテ&トロピカルフィールド」という名の模擬店に落ち着く。サークルの人達しかいなくて、テーブルが空いていたから。どうやら軽音サークルらしく、店内に器材が置いてある。ライブハウスの模擬店。スケジュールを見るとしばらく演奏の予定はなさそうだった。永井さんが挨拶回りしていて中々戻ってこない。誰がいいだしたか判らないが、気が付くとメンバーの中の3名が器材を借りて演奏することに。これが見物だった。まさかJAZZを楽しめるとは。いつも演奏している音楽とは違う。仲間内でギターとベースを適当につま弾く「遊び」をノリに任せてやっているという感じ。模擬店の店員もキーボードで入ったり、ギタリストを交代したり。気が付くと道行く人が足を止めて人だかりが出来ていた。
なんやかんやで30分ぐらい演奏を聞いていたろうか。面白いものを見聞きすることが出来た。永井さんが戻ってきて、打ち上げの乾杯をしたのだが、私はそろそろ別件があるのでその場を後にした。
たまははきに到着したのは19時半。座敷では面々がテーブルを囲んで鍋をしている。どうやら程よく煮えた辺りに着いたようだ。「茄子鍋」。新鮮で美味しい茄子を薄くスライスして、これを軽く煮込んで頂く。何回か開催されていたイベントだが一度も参加できなかった。ようやくありつく事ができる。もちろん鍋には茄子以外にも入っている。ねぎまがネギが主役であるように、この鍋は茄子が主役なのだ。美味しい。食べ放題、飲み放題だったのだが、先程まで呑んでいたこともあって既に許容量一杯。眠気が襲ってくる。
一昨日、たまははきはテレビ東京系の番組の取材を受けたらしい。居酒屋特集なのか判らないが、ギャラリー猫町の一件もあるし実際に放映されるかどうかは怪しいところ。放映予定は月末の夜遅くらしい。ハマラジャとかその辺りの時間帯?記憶朦朧。
睡魔と闘いながら、帰宅。乗り過ごしはせずに済んだ。
いぬもあるけば・・・「一時撤退」
2002年9月13日徹夜作業の甲斐もなく・・・(涙)。
倉庫を漁っていたら、有り得ないはずの箱の中にずっと行方不明だった器材を発見。無目的に漁っていて見つけた訳で・・・おそらく真面目に有りそうな場所を探していたから見つからなかった訳で・・・(遠い目)
色々と気力を削がれる事が続いた。仕切り直しをしなければならないので、撤収することにした。
雨降る中、タクシーは走る。運ちゃんに、高原の紅葉の見頃について聞いてみた。9月下旬から10月上旬が面白いという。それ以降の紅葉はどこでも見られる紅葉。尤も、その頃に紅葉狩り客が来るけれど、地元の人にとっての紅葉狩りは終わっているらしい。那須観光で食べている運ちゃんは流石に色々見所を判っている。うーん、どうしようかな・・・
いぬもあるけば・・・「秋刀魚」
2002年9月12日 15時ぐらいから激しい雷雨。試験中だったのだが、落雷で電源が瞬断して試験器が止まった。おそらく事務室の方では悲鳴が上がっていたのではないだろうか。落雷が収まるまで試験中止。
雨脚が激しくなってきた。どうやら落雷は収まったようだ。ようやく試験を再開できると思ったが・・・今度は湿度上昇のためか屋外冷却器が上手く働かなく冷却水が規定温度を越えてしまい・・・試験器が止まった。
こうなると、しばらく放置して冷却水が冷えるのを待つしかない。ふぅ。
そんな訳でいつもより1時間早く夕食に出掛けようとした・・・が、借りる車がない。30分ほど待ってようやく出発。今日は、「なす野」に行ってみよう。テーブル席は埋まっていたのでカウンターに。久保田や八海山の瓶が目の前にある・・・呑めないのに・・・。
メニューを見ていると、「適当な刺し身などで定食もできますよ。」と言われたので、それにしてみることにした。「今はもう秋〜♪」ということで(謎)、秋刀魚刺身定食。黒磯くんだりで秋刀魚の刺し身はどうよ・・・と思っていたが、改めて日本の輸送技術の高さを確認。丁寧に皮を取られ、よく油が乗っていたため、ぱっと見で秋刀魚に見えない。箸を出そうとしたら、目の前に何かが巻かれた竹串が出てきた。削がれた皮が巻かれ、炎で炙られたもの。香ばしくて美味しい。意外性と共に感嘆。刺し身も美味しい。更に驚いたことに捨てられていたと思った腸がホイル焼きとして出てきた。醤油をちょっと垂らして頂く。これは・・・日本酒が欲しい・・・。
たかが秋刀魚と思っていたが、旬のものを高い技術で輸送され、確かな腕で調理されることでこれほど見事な料理に変わるとは。
かなり目から鱗が取れた夕食となった。
雨脚が激しくなってきた。どうやら落雷は収まったようだ。ようやく試験を再開できると思ったが・・・今度は湿度上昇のためか屋外冷却器が上手く働かなく冷却水が規定温度を越えてしまい・・・試験器が止まった。
こうなると、しばらく放置して冷却水が冷えるのを待つしかない。ふぅ。
そんな訳でいつもより1時間早く夕食に出掛けようとした・・・が、借りる車がない。30分ほど待ってようやく出発。今日は、「なす野」に行ってみよう。テーブル席は埋まっていたのでカウンターに。久保田や八海山の瓶が目の前にある・・・呑めないのに・・・。
メニューを見ていると、「適当な刺し身などで定食もできますよ。」と言われたので、それにしてみることにした。「今はもう秋〜♪」ということで(謎)、秋刀魚刺身定食。黒磯くんだりで秋刀魚の刺し身はどうよ・・・と思っていたが、改めて日本の輸送技術の高さを確認。丁寧に皮を取られ、よく油が乗っていたため、ぱっと見で秋刀魚に見えない。箸を出そうとしたら、目の前に何かが巻かれた竹串が出てきた。削がれた皮が巻かれ、炎で炙られたもの。香ばしくて美味しい。意外性と共に感嘆。刺し身も美味しい。更に驚いたことに捨てられていたと思った腸がホイル焼きとして出てきた。醤油をちょっと垂らして頂く。これは・・・日本酒が欲しい・・・。
たかが秋刀魚と思っていたが、旬のものを高い技術で輸送され、確かな腕で調理されることでこれほど見事な料理に変わるとは。
かなり目から鱗が取れた夕食となった。
いぬもあるけば・・・「お返事×2」
2002年9月11日 今日の夕食は楼蘭で。そう、また那須出張・・・
MT13プレイング締め切り。M1ディブはほぼ片が付いたので、S4ディブのプレイングを纏める。
S4はプレイング判定・リプレイ執筆役のマスターが正式に交代することになり、流れが一時止まってしまっている。ほとんどのPC/PLが大目標までの戦略を見失ってしまった格好。今迄、きちんと議論してこなかった事がここで昭かになってしまった。ロッチナのように「私が騎士だったならば、私が騎士だったならば〜っ」とうめきながら、昔語りをするという様子見プレイングに堕してしまった。将来を決める場で意見を述べるという手もあったのだが、長く国を見つめてきた老賢者にそれは相応しくない気がした。未来は・・・例え滅びが迫っていようとも・・・若者の手にあるのだから。
OMC絵師さんに私信を送ったお返事メールがT社経由で届いた。HARUKAさんとかんちゃんさん。ふに〜(嬉)
MT13プレイング締め切り。M1ディブはほぼ片が付いたので、S4ディブのプレイングを纏める。
S4はプレイング判定・リプレイ執筆役のマスターが正式に交代することになり、流れが一時止まってしまっている。ほとんどのPC/PLが大目標までの戦略を見失ってしまった格好。今迄、きちんと議論してこなかった事がここで昭かになってしまった。ロッチナのように「私が騎士だったならば、私が騎士だったならば〜っ」とうめきながら、昔語りをするという様子見プレイングに堕してしまった。将来を決める場で意見を述べるという手もあったのだが、長く国を見つめてきた老賢者にそれは相応しくない気がした。未来は・・・例え滅びが迫っていようとも・・・若者の手にあるのだから。
OMC絵師さんに私信を送ったお返事メールがT社経由で届いた。HARUKAさんとかんちゃんさん。ふに〜(嬉)
いぬもあるけば・・・「橋渡し役」
2002年9月10日 MT13のプレイング締め切りを控えて、今更ながら相談。
といってもM1は大きな作戦を実施するのが決定しているので、そのための戦術について説明するというもの。前回、どう考えても救われないと思われる敵方を何とかするために働きかけようと接触を試みるきっかけ作りをしたのだが、けんもほろろな結果に終わってしまった。行動に一貫性がないと判断されたのならば、それを持たせるためにPCに一目惚れでもさせようかと思ったぐらい(苦笑)。刃を交す以外の立場でしか接触することができないのか・・・と、いう感じでちょっと疲れたので今回は余り考えないプレイングとなった。キリコのように機械的に敵と戦い、政治的拠点を制圧するという。
平行作戦の方でPL間の連絡がつかないというトラブルが生じていた。締め切り前に連絡が取れないと、不完全なプレイングとなり作戦が失敗する確率が高くなる。片方のPLさんが忙しくて、ネット環境に接触できなかったのが原因。今日になってようやく連絡が取れた。これで例え失敗したとしても悔やむことが減る。
りおから久々に電話があった。住所を教えて欲しいとのこと。結婚披露パーティの招待状を出すためにと。10/26に渋谷は円山町にある店でパーティをするのだそうだが・・・話によると、お相手の友人がやたら多くほとんど男性ばかりなのだという。りおも三重からこちらに越して来て、関東圏でわざわざ呼べる友人もそう多くない。オフ会仲間に声を掛けるという感じになっているようだ。
現在、妊娠中。パーティの時期はすでに相当大きくなっているらしく、着るものがレンタルでなくて買う羽目になっているそうだ。パーティ用の装飾を施した衣装はないのだろうな。
他にも「文明の衝突」体験などの話を聞いた。両家の慣習の細かな違いがやはり気になるようだ。
久々だったので、1時間ほど話し込んでしまった。受話器を置き、約束のメールを送ってから気が付いた。10/26?何かイベントがあった気がする・・・あ゛!
といってもM1は大きな作戦を実施するのが決定しているので、そのための戦術について説明するというもの。前回、どう考えても救われないと思われる敵方を何とかするために働きかけようと接触を試みるきっかけ作りをしたのだが、けんもほろろな結果に終わってしまった。行動に一貫性がないと判断されたのならば、それを持たせるためにPCに一目惚れでもさせようかと思ったぐらい(苦笑)。刃を交す以外の立場でしか接触することができないのか・・・と、いう感じでちょっと疲れたので今回は余り考えないプレイングとなった。キリコのように機械的に敵と戦い、政治的拠点を制圧するという。
平行作戦の方でPL間の連絡がつかないというトラブルが生じていた。締め切り前に連絡が取れないと、不完全なプレイングとなり作戦が失敗する確率が高くなる。片方のPLさんが忙しくて、ネット環境に接触できなかったのが原因。今日になってようやく連絡が取れた。これで例え失敗したとしても悔やむことが減る。
りおから久々に電話があった。住所を教えて欲しいとのこと。結婚披露パーティの招待状を出すためにと。10/26に渋谷は円山町にある店でパーティをするのだそうだが・・・話によると、お相手の友人がやたら多くほとんど男性ばかりなのだという。りおも三重からこちらに越して来て、関東圏でわざわざ呼べる友人もそう多くない。オフ会仲間に声を掛けるという感じになっているようだ。
現在、妊娠中。パーティの時期はすでに相当大きくなっているらしく、着るものがレンタルでなくて買う羽目になっているそうだ。パーティ用の装飾を施した衣装はないのだろうな。
他にも「文明の衝突」体験などの話を聞いた。両家の慣習の細かな違いがやはり気になるようだ。
久々だったので、1時間ほど話し込んでしまった。受話器を置き、約束のメールを送ってから気が付いた。10/26?何かイベントがあった気がする・・・あ゛!
いぬもあるけば・・・「戦友、墜つ」
2002年9月9日 ネットで日記を書き続けることはリスクを伴う。
その内容から個人が同定され、思わぬトラブルに巻き込まれることすらある。何気ない書き込みが敵を作ったり、知人を傷付けたりする可能性もある。
日記というのは条件としてちょっと特別だが、オンライン上で発言することのリスクはオフライン上でのそれと変わらないのではないだろうか?己の発言に対する論いや叩きがテキストとなってオンライン上に上がるのと、他人の舌鋒に貫かれたりや陰口により叩かれたりするのと。
インターネットで発言するということは全世界に向けて発言しているのと同じであることを日常的に意識するとき、様々な立場の人がいることを考慮すれば、その発言に傷付く人がいる可能性は否定できない。しかし、だからといって発言しないのが直ちに正しいことなのか?
誰も傷付けないで生きることが出来ないならば、それを承知した上で敢えて生きるのが誠実さなのだと思う。
同じ様にネットで日記を書いていた人、そう呼んでいいならば戦友がそれを閉鎖した。ショックを覚え、嫌な思いをしたのだろう。その状況には私も怒りと哀しみを覚える。だが同時に、いつか敢えて書き続ける強さを身に付けた時、この戦場に戻ってくることを、それが貴方にとって良いことなのか判らないままに願っている。
その内容から個人が同定され、思わぬトラブルに巻き込まれることすらある。何気ない書き込みが敵を作ったり、知人を傷付けたりする可能性もある。
日記というのは条件としてちょっと特別だが、オンライン上で発言することのリスクはオフライン上でのそれと変わらないのではないだろうか?己の発言に対する論いや叩きがテキストとなってオンライン上に上がるのと、他人の舌鋒に貫かれたりや陰口により叩かれたりするのと。
インターネットで発言するということは全世界に向けて発言しているのと同じであることを日常的に意識するとき、様々な立場の人がいることを考慮すれば、その発言に傷付く人がいる可能性は否定できない。しかし、だからといって発言しないのが直ちに正しいことなのか?
誰も傷付けないで生きることが出来ないならば、それを承知した上で敢えて生きるのが誠実さなのだと思う。
同じ様にネットで日記を書いていた人、そう呼んでいいならば戦友がそれを閉鎖した。ショックを覚え、嫌な思いをしたのだろう。その状況には私も怒りと哀しみを覚える。だが同時に、いつか敢えて書き続ける強さを身に付けた時、この戦場に戻ってくることを、それが貴方にとって良いことなのか判らないままに願っている。
いぬもあるけば・・・「フラフラ」
2002年9月8日 思ったより昨夜は呑んだみたいだ。大人しく、MT13のプレイングのためにまだ読み掛けの「フランクルを学ぶ人のために」を読んで過ごした。
もし高校生の時にフランクルに出会っていたならば、教師の道を敢えて進んだかもしれない。それだけ、彼の思想は力強い。
「彼(フランクル)が、教育者の役割として強調したのは、「目医者」ではなく、意味実現の「生きた実例」になることであった。・・・・・・求められるのは、自ら意味を模索し、格闘する「生きた実例」で在ることである。それは、恣意によるものではない。たとえば仕事、研究、教育といった、自らがおかれたその状況に臨む姿勢、究極的には人生への構えが問われているのである。とりわけ、大人は、自覚的に「子どもと共に生きる状況」にどのような姿勢で向き合い、この世界の在り様をどのように子どもに提示できるかが問われているといえよう。」
「・・・そもそも自らの生き方を不問に付して他者への生き方への援助は成り立ちえない。」
「子どもや教育を対象化して実体的に捉えるのではなく、いつもすでに子どもと共に生きる現実へと投げ出されているわれわれが、ダイナミックに変化するそのつどの状況下で −つまり、それはその子どもの存在の固有性と時間や場所の唯一性によって規定されるのだが− 「何が求められているのか」「何を呼びかけられているのか」を、そのつど自らの「良心」において聞き取り、それを行為によって「応答」する在り方・・・」
「大人が自らの人生から期待されていることに真摯に応答し、自らの「生の意味」の探求に格闘しながらそのつど実現していく姿が、子どもに感化を与えるということなのである。つまり、大人が、意味や価値を自ら生きることによって、その「意図せざる結果」として、子どももそのモデルをきっかけに自らの「生の意味」を発見することができるのである。」
(引用:フランクルの教育観 岡本哲雄)
もし高校生の時にフランクルに出会っていたならば、教師の道を敢えて進んだかもしれない。それだけ、彼の思想は力強い。
「彼(フランクル)が、教育者の役割として強調したのは、「目医者」ではなく、意味実現の「生きた実例」になることであった。・・・・・・求められるのは、自ら意味を模索し、格闘する「生きた実例」で在ることである。それは、恣意によるものではない。たとえば仕事、研究、教育といった、自らがおかれたその状況に臨む姿勢、究極的には人生への構えが問われているのである。とりわけ、大人は、自覚的に「子どもと共に生きる状況」にどのような姿勢で向き合い、この世界の在り様をどのように子どもに提示できるかが問われているといえよう。」
「・・・そもそも自らの生き方を不問に付して他者への生き方への援助は成り立ちえない。」
「子どもや教育を対象化して実体的に捉えるのではなく、いつもすでに子どもと共に生きる現実へと投げ出されているわれわれが、ダイナミックに変化するそのつどの状況下で −つまり、それはその子どもの存在の固有性と時間や場所の唯一性によって規定されるのだが− 「何が求められているのか」「何を呼びかけられているのか」を、そのつど自らの「良心」において聞き取り、それを行為によって「応答」する在り方・・・」
「大人が自らの人生から期待されていることに真摯に応答し、自らの「生の意味」の探求に格闘しながらそのつど実現していく姿が、子どもに感化を与えるということなのである。つまり、大人が、意味や価値を自ら生きることによって、その「意図せざる結果」として、子どももそのモデルをきっかけに自らの「生の意味」を発見することができるのである。」
(引用:フランクルの教育観 岡本哲雄)
いぬもあるけば・・・「暴食と豪雨」
2002年9月7日 大井町で行われた品川プライベに参加。いつもよりも混んでいたかな?濡葉さんなど久々な人にも会えた。MT13の行く末を話し合う。PCレベルは目先の事が大事だが、PLレベルでは終劇を意識して流れを確認することも大事。
今回も胸の中の棘が少し疼く。つくづく割り切れない奴。
品プラ終了後も蛍夜さんと大井町駅前で暫し話し込む。結局はお互い頑張ろうという事になるのだが。
蛍夜さんと別れて、近くの居酒屋で呑み始めている元品プラ酒豪会(?)のメンバーと呑み。呑みはそれほどでもないけど食べた食べた。大衆居酒屋で一人頭6k円行くというのはどうなんだろ。ラストオーダーを注文したころ、店の外から音が聞こえる。何かと思ったら・・・大雨だ。豪雨と言っていい。様子を見ていると笑えてくる。
結局、閉店まで粘ったが雨は止まない。一度、近くのローソンに駆け込む。ここで10/26の東京百歌のチケットを購入。雨足が弱まるのを待つ前に駅に向かった。折り畳み傘では頭が濡れないだけ〜。
今回も胸の中の棘が少し疼く。つくづく割り切れない奴。
品プラ終了後も蛍夜さんと大井町駅前で暫し話し込む。結局はお互い頑張ろうという事になるのだが。
蛍夜さんと別れて、近くの居酒屋で呑み始めている元品プラ酒豪会(?)のメンバーと呑み。呑みはそれほどでもないけど食べた食べた。大衆居酒屋で一人頭6k円行くというのはどうなんだろ。ラストオーダーを注文したころ、店の外から音が聞こえる。何かと思ったら・・・大雨だ。豪雨と言っていい。様子を見ていると笑えてくる。
結局、閉店まで粘ったが雨は止まない。一度、近くのローソンに駆け込む。ここで10/26の東京百歌のチケットを購入。雨足が弱まるのを待つ前に駅に向かった。折り畳み傘では頭が濡れないだけ〜。
いぬもあるけば・・・「夢を見た」
2002年9月6日ちょっと特別な日に夢をみた。それも大分終っている夢。
東イベと寒イベが融合したバブリーなイベントの夢。
ホテルをほぼ借り切って、芸能人やTCG業界の有名人(通訳付きという事はマジック?)を呼んだり、貴金属店に勤めるげーまーが自主企画で商品を大盤振る舞い。
これらのイベントの様子を観光地紹介のTV番組と融合。<タイアップ
TCGの説明やT社の企業情報紹介(経済番組風)、その後、温泉地のおみやげをレポーターが紹介。会場に行けなかったPLさんのインタビューコーナーまで。MT11などでお世話になったY川さんが登場してる〜。
当日PBM企画などのマスタリングをするか相談しているマスター陣。「イベント参加PLがマスターに何を求めているのか?」と喧々囂々。「パンフに書いたのだからやるべき派」と「それではマスターとPLが交流する余裕がないと否定する派」に分かれて。否定派に何故か魔龍斗さんらしき人の姿が・・・
温泉街を歩いていると、ホテルに向かう豪華な車に花嫁。それは実はOMCのコスプレイヤーだった!
などなど、妄想の塊のイベントの夢が・・・。どうやら定山渓温泉や水上温泉でホテルを貸しきった昔のイベントやこの間の日本SF大会などが融合したようだ。
でも・・・みんな面白そうな企画だったのだが・・・。「明日のTCG業界をリードする」という感じのTV番組は面白かったなぁ〜。
撤収作業をしながら工場をうろちょろしていると食堂の近くにミニバンが見える。移動パン屋さんのようだ。こんなところで売れるのかいなと近寄ったら・・・。なんとシェレンバウムの移動パン屋だった。お土産を何にしようか悩んでいたのだが、これで解決、漁るように買い求めた私。
急いで東京方面に戻ろうとしたのだが・・・余りに乗り換えのタイミングが悪くて、1次会には間に合わなかった。池袋駅についたときにはほぼ終っていた。
「残念な事があった友人を皆で励ます会」、まさか2次会であんな事になろうとは。池袋にZAOという一部で有名な喫茶店がある。「ZAO」と「金魚鉢」のand検索をすれば何が有名なのかは判る。2次会がそこだというだけで、嫌な予感はあった。かつて、パソコン通信の謎ネット23のオフ会もここで行われたことがあって・・・。
予感は当たった。数分後、私の目の前には金魚鉢があった。それは・・・まさに「戦い」というものだった。何度も破れそうになる場面があったがどうにか攻略。お願いだ〜。その様子をデジカメで撮るのは止めて〜(悲鳴)。
励ますどころか、当の本人に励まされていた気がする。それでいいのか?