いぬもあるけば・・・「一日目」
2004年1月10日 10時過ぎに家を出て、まずは郵便局に寄って軍資金を降ろす。ヴィクトリア蒲田店でガスボンベを、マルエツで計量カップと砂糖と塩を、光屋で清泉など4合瓶2本と菊姫の酒粕を購入。
東京駅に出て、バスツアーの集合場所まで歩く‥‥途中で浜邪屋さん達に出会う。彼は大崎まで『武器』を入手しに行ったらしい。なんでも相当破壊力のある『武器』のようだ。フルーツグラタンを美味しく頂く彼がほくそえむほどとなれば、どんなものか想像するのも‥‥(かたかた
集合場所には既に大勢が集まっていた。とはいえ、今回はバス1台。MT7のときのバス3台に比べたらこじんまりしたものだ。飯川さん、桜マスターそして龍河マスターに挨拶したりおしゃべりしたり。そろそろ全員集まった感じなので、バスに乗車。しかし、まだ来ない人がいる。その人は現れた。集合時間丁度に。さすがだ。狙ったのかしらん。
‥‥今年の寒イベ会場は水上温泉郷の「松の井ホテル」。バスツアーではなく、JR在来線でやってきた人達が既にロビーに‥‥ASOさんの姿が。新年の挨拶をこんなところで(ふ。
部屋はMT4C1ディブのPLさん達‥‥と言っても全員チャット仲間なので気心しれてる。イベントの開会式にはまだ時間があるので、露天温泉に行くことにした。(つづく)
東京駅に出て、バスツアーの集合場所まで歩く‥‥途中で浜邪屋さん達に出会う。彼は大崎まで『武器』を入手しに行ったらしい。なんでも相当破壊力のある『武器』のようだ。フルーツグラタンを美味しく頂く彼がほくそえむほどとなれば、どんなものか想像するのも‥‥(かたかた
集合場所には既に大勢が集まっていた。とはいえ、今回はバス1台。MT7のときのバス3台に比べたらこじんまりしたものだ。飯川さん、桜マスターそして龍河マスターに挨拶したりおしゃべりしたり。そろそろ全員集まった感じなので、バスに乗車。しかし、まだ来ない人がいる。その人は現れた。集合時間丁度に。さすがだ。狙ったのかしらん。
‥‥今年の寒イベ会場は水上温泉郷の「松の井ホテル」。バスツアーではなく、JR在来線でやってきた人達が既にロビーに‥‥ASOさんの姿が。新年の挨拶をこんなところで(ふ。
部屋はMT4C1ディブのPLさん達‥‥と言っても全員チャット仲間なので気心しれてる。イベントの開会式にはまだ時間があるので、露天温泉に行くことにした。(つづく)
いぬもあるけば・・・「旅の準備」
2004年1月9日出張先から帰宅。
録画したビデオを見る前に、明日からの旅行(?)の準備をしないと。
名札やペーパーなどを作りたかったが、結局な〜んにもないまま。
着替えやパーコレーター、両手鍋やらの調理道具をカバンに詰めたたぐらいで、結局大した事をしないまま就寝することに。
その分、明日の朝から買い物に走り回る事になりそうだ。
甘酒を現地で作るための材料。宴会のための酒‥‥などなど。
現地で通信が出来るといいのだが。最悪の場合を想定して、シグマリオン3だけでなくノートパソコンも持っていくことにした。
いぬもあるけば・・・「ずれ」
2004年1月7日「剣の天地」上下2巻読了。思ったほど人物が掘り下げられていない気がした。資料が少ないから仕方ないか。
夕食は黒磯駅前に新しく出来たラーメン屋「麺屋」に。ここ最近、黒磯市内で食べ物屋があちこちで出来ている。人口が急激に増えたとも聞かないし、となるとそれぞれの店でやっていけるのかしらんと他人事ながら心配になる。尤も、東京と違って低価格競争はなさそうなので、やっていけるのかもしれない。始めてきたときにはなかった小洒落た店も見かけるようになった。どうやら、Uターン組が出店しているみたいなのだが果たして。今回の出張ではそういう店に足を延ばす余裕がないから調査はできない。調べてみると面白そうなのだが。
夜、ビジネスホテルの一室でマリみての第1話を見た。予想通り、声のイメージが自分の脳内変換の声と違っている。問題はアニメの方に引きづられてしまうことだ。それが嫌で、アニメ化されても観ない、聞かないようにしているものもある。例えば、こち亀とか。気の強さは川村万梨亜さんの方があっていると思うが、上品さという事で伊藤美紀さんになったのだろう。構成やキャラの描写もツッコミたいところがあるが、第1話を観ての感想としては「思ったほど酷くない」というところか。学園や薔薇の館など漠然と想像してたものが明確な形として示されるのは強い。おそらく、これらの設定は作者に対しても影響を与えるだろう。
マリみてが原作ものとして意識した作りだったこともあって、その次の番組の十兵衛ちゃん2がアニメそのものの快楽を味わえてしまった。アニメ作品そのものとしては、どう見ても後者の方が面白い。しかし、まさかあの世界的なアニメーターであるユーリ・ノルシュテインに声優をやらせてしまうとは。シュワちゃんのカップヌードルのCM初出演を観たとき並の衝撃が‥‥(汗)。
いぬもあるけば・・・「丼サラダ」
2004年1月6日 出張。混まない時間に移動したいと考えると、早めに出なければならない。勢い、睡眠時間が短くなって出張初日の午前中は非常に効率が悪い。
夕食は黒磯市民文化会館近くにある「サラダ屋」というお店に。昔、インド人の人がカレー屋をやっていたテナントだったのだが、いつのまにか閉店してしまったようだ。
「サラダ屋」という名前がアヤシイ。外からみるに内装は普通の喫茶店だからだ。惣菜屋という感じではない。どうやらサラダ主体のメニューらしいのだが果たして。ちょっと戦々恐々としながら店に入った。
一応、食事をする店のようだったので安心。薪ストーブが空間演出として使用されているのだが、換気が悪いのかときどき店全体が煙ったくなる。メニューを見た。・・・サラダしかない(汗。サラダをツマミに飲む場所なのかもと焦ったところ、食事としてのものもあった。が、その名前が怪しい。例えば「チーズチキンどんぶりサラダ」とか。「チーズチキンどんぶり」ならば想像がつくが、その後にサラダという単語がつく。日本語文法からして普通最後の物が主。どんぶりに盛られたサラダ?説明文を見ると、ごはん物らしい。別に興味があったものは今日はやっていないということで、その「チーズチキンどんぶりサラダ」を頼んだ。
出てきたものは普通の丼物に似ていた。違うのは普通ありえないほど丼上面に生野菜が載せられていること。チーズチキンはチーズを挟み込んだから揚げ。これはこれで美味しいのだが、冷たい生野菜、揚げたてのから揚げ、暖かいご飯という温度がそれぞれ異なるものが一緒になっていて、びみょ〜なものに。別々にしてくれていれば、普通の定食なのに一緒にするとこうも怪しくなるとわ。いや、主のサラダを食べずにごはん物を探したのが客として間違いだったということか。レストランでラーメンを頼むような。
昨日買い込んだ歴史小説を読んでいる。池波正太郎の「剣の天地」(新潮文庫)。主人公が戦国時代、私の実家の辺りを治めていた武将ということで興味を持った。私の出身中学は上泉町という町にある。その武将/剣豪の名は上泉伊勢守信綱。地元に関わる人物なのに、前橋や隣の大胡町ではほとんど知られていない。自分の通学路にあった、また中学のときの写生場所が菩提寺だと知ったのは地元を離れてから。地元の中世〜近世の歴史はさっぱり。
さて、小説だが‥‥う〜ん、当時の資料を集めた上での想像なのだろうが、いきなり飛びすぎている。というか、男女の話が先に来るか。このノリからして恐らく新聞小説だったのではと勘ぐってしまう。
夕食は黒磯市民文化会館近くにある「サラダ屋」というお店に。昔、インド人の人がカレー屋をやっていたテナントだったのだが、いつのまにか閉店してしまったようだ。
「サラダ屋」という名前がアヤシイ。外からみるに内装は普通の喫茶店だからだ。惣菜屋という感じではない。どうやらサラダ主体のメニューらしいのだが果たして。ちょっと戦々恐々としながら店に入った。
一応、食事をする店のようだったので安心。薪ストーブが空間演出として使用されているのだが、換気が悪いのかときどき店全体が煙ったくなる。メニューを見た。・・・サラダしかない(汗。サラダをツマミに飲む場所なのかもと焦ったところ、食事としてのものもあった。が、その名前が怪しい。例えば「チーズチキンどんぶりサラダ」とか。「チーズチキンどんぶり」ならば想像がつくが、その後にサラダという単語がつく。日本語文法からして普通最後の物が主。どんぶりに盛られたサラダ?説明文を見ると、ごはん物らしい。別に興味があったものは今日はやっていないということで、その「チーズチキンどんぶりサラダ」を頼んだ。
出てきたものは普通の丼物に似ていた。違うのは普通ありえないほど丼上面に生野菜が載せられていること。チーズチキンはチーズを挟み込んだから揚げ。これはこれで美味しいのだが、冷たい生野菜、揚げたてのから揚げ、暖かいご飯という温度がそれぞれ異なるものが一緒になっていて、びみょ〜なものに。別々にしてくれていれば、普通の定食なのに一緒にするとこうも怪しくなるとわ。いや、主のサラダを食べずにごはん物を探したのが客として間違いだったということか。レストランでラーメンを頼むような。
昨日買い込んだ歴史小説を読んでいる。池波正太郎の「剣の天地」(新潮文庫)。主人公が戦国時代、私の実家の辺りを治めていた武将ということで興味を持った。私の出身中学は上泉町という町にある。その武将/剣豪の名は上泉伊勢守信綱。地元に関わる人物なのに、前橋や隣の大胡町ではほとんど知られていない。自分の通学路にあった、また中学のときの写生場所が菩提寺だと知ったのは地元を離れてから。地元の中世〜近世の歴史はさっぱり。
さて、小説だが‥‥う〜ん、当時の資料を集めた上での想像なのだろうが、いきなり飛びすぎている。というか、男女の話が先に来るか。このノリからして恐らく新聞小説だったのではと勘ぐってしまう。
いぬもあるけば・・・「年賀DM」
2004年1月5日 仕事始め。とはいえ、お客に会う用事もないだろうからと、いつものラフな服装で出掛けた。朝礼時も上から作業着を羽織るのでそれほど問題はない。
明日からまた那須に出張なので、その準備に追われた。回数券を貰おうとおもったら、明日まで回数券の使用禁止期間であることが判明。まだお正月期間なのだなぁ。
組合に行き、先月中旬に届いていたライブチケットを受領。席の良さ、悪さは判らないが、興味本位で買ったものなのでいいだろう。2/1が愉しみだ。
会社宛にも年賀状が届いている。全てDMなのだが、1つ毛色の違うものが。和紙アートふしみからイベント開催のお知らせだった。銀座高島屋の催事場で「のざきふしみの世界」というタイトルで催し物を開催するとのこと。原宿の店を閉められて以降、連絡が途絶えていたのでDMが届いたことは嬉しいことだ。開催日程を確認すると、なんと明日まで。明日は出張に行くのだから、行くとしたら今日。今日から出張に出ていたら、絶対に行けない。自宅宛に送ってくれれば良かったのに。
そんな事を思い巡らせていたとき、ハッとした。蒲田や川崎界隈ならば許される服装で出社していることに。うぐ。こんなことならば、仕事始めらしくスーツで出社するんだった。
小汚い格好で出掛けるのと、それぐらいならば出掛けないのとを天秤に掛けた。「縁のはかなさ」を説く仏教説話にもあるように、これは出掛けるべきだろう。それに個展やイベントの開催者はどんな人が来てくれたかの前にどれだけの人が来てくれたかを気にする。素晴らしい装丁を施した本を永久に国立図書館に禁閲覧として収められるより、コピー誌でも大勢に読まれたほうが嬉しいが如く。
などと頭を空回りさせながら、定時に上がって銀座に。松坂屋に近づいて驚いた。小規模な催し物にも関わらず垂れ幕が掛かっていたから。
会場に行くと、前の店でみたものだけでない和紙を使った作品も展示されていた。写真では観たことのある和紙で作ったウェディングドレスとか。和紙アートふしみでは2つの方向性を出している。「和紙」という素材の可能性を探るというもの。ちぎり絵、バッグ、ウェディングドレスなどはこれ。それともう1つは、アレルギー体質の人に優しい素材であることを生かした高機能商品の開発。和紙のシーツや洗顔に使用する「化粧紙」などはこの方向。今回驚いたというか、行くところまで行ったなぁと思ったのは、ワコールと提携して開発したという和紙を使ったブラジャーなど。逆に言えば、それほどアレルギーに悩む人が増えているということなのかしらん。
最初、会場にはふしみさんもふみこさんの姿も無く、若い女性が切り盛りしているだけだった。てっきり高島屋関係の人だと思っていたら、和紙アートふしみに勤めている人だった。ふしみさんは今日は来られず、ふみこさんはこれから顔を出す予定だとのこと。ちょうど、前の店の顔なじみ客も訪れてきたので、それではと一緒にふみこさんを待つことに。しばらくして、ふみこさんが到着。商談などで東南アジア方面に行っていて、先程帰国したばかりという。パワーあるところは相変わらず。それでも旅の疲れらしきものが顔に窺えられた。余り頑張り過ぎない方がいいと思うが恐らく性分なのだろう。
3人それぞれ近状を話していたら、もう閉店時間。慌てて「化粧紙」を購入。寒イベで贈呈するものとして値段が手頃なので丁度良いと思ったのだ。消耗品だから後の処理に困るというものでもないし。これを買えたという点でも私には都合のよい催し物だった。
帰宅後、WT3のプレイング。ちょっとキレが良くない。なんとかなると思うが、もっとシリアスなシナリオならば失敗の可能性もあるな。
明日からまた那須に出張なので、その準備に追われた。回数券を貰おうとおもったら、明日まで回数券の使用禁止期間であることが判明。まだお正月期間なのだなぁ。
組合に行き、先月中旬に届いていたライブチケットを受領。席の良さ、悪さは判らないが、興味本位で買ったものなのでいいだろう。2/1が愉しみだ。
会社宛にも年賀状が届いている。全てDMなのだが、1つ毛色の違うものが。和紙アートふしみからイベント開催のお知らせだった。銀座高島屋の催事場で「のざきふしみの世界」というタイトルで催し物を開催するとのこと。原宿の店を閉められて以降、連絡が途絶えていたのでDMが届いたことは嬉しいことだ。開催日程を確認すると、なんと明日まで。明日は出張に行くのだから、行くとしたら今日。今日から出張に出ていたら、絶対に行けない。自宅宛に送ってくれれば良かったのに。
そんな事を思い巡らせていたとき、ハッとした。蒲田や川崎界隈ならば許される服装で出社していることに。うぐ。こんなことならば、仕事始めらしくスーツで出社するんだった。
小汚い格好で出掛けるのと、それぐらいならば出掛けないのとを天秤に掛けた。「縁のはかなさ」を説く仏教説話にもあるように、これは出掛けるべきだろう。それに個展やイベントの開催者はどんな人が来てくれたかの前にどれだけの人が来てくれたかを気にする。素晴らしい装丁を施した本を永久に国立図書館に禁閲覧として収められるより、コピー誌でも大勢に読まれたほうが嬉しいが如く。
などと頭を空回りさせながら、定時に上がって銀座に。松坂屋に近づいて驚いた。小規模な催し物にも関わらず垂れ幕が掛かっていたから。
会場に行くと、前の店でみたものだけでない和紙を使った作品も展示されていた。写真では観たことのある和紙で作ったウェディングドレスとか。和紙アートふしみでは2つの方向性を出している。「和紙」という素材の可能性を探るというもの。ちぎり絵、バッグ、ウェディングドレスなどはこれ。それともう1つは、アレルギー体質の人に優しい素材であることを生かした高機能商品の開発。和紙のシーツや洗顔に使用する「化粧紙」などはこの方向。今回驚いたというか、行くところまで行ったなぁと思ったのは、ワコールと提携して開発したという和紙を使ったブラジャーなど。逆に言えば、それほどアレルギーに悩む人が増えているということなのかしらん。
最初、会場にはふしみさんもふみこさんの姿も無く、若い女性が切り盛りしているだけだった。てっきり高島屋関係の人だと思っていたら、和紙アートふしみに勤めている人だった。ふしみさんは今日は来られず、ふみこさんはこれから顔を出す予定だとのこと。ちょうど、前の店の顔なじみ客も訪れてきたので、それではと一緒にふみこさんを待つことに。しばらくして、ふみこさんが到着。商談などで東南アジア方面に行っていて、先程帰国したばかりという。パワーあるところは相変わらず。それでも旅の疲れらしきものが顔に窺えられた。余り頑張り過ぎない方がいいと思うが恐らく性分なのだろう。
3人それぞれ近状を話していたら、もう閉店時間。慌てて「化粧紙」を購入。寒イベで贈呈するものとして値段が手頃なので丁度良いと思ったのだ。消耗品だから後の処理に困るというものでもないし。これを買えたという点でも私には都合のよい催し物だった。
帰宅後、WT3のプレイング。ちょっとキレが良くない。なんとかなると思うが、もっとシリアスなシナリオならば失敗の可能性もあるな。
いぬもあるけば・・・「締め切り直前」
2004年1月4日 WT3の「みっどないと」なシナリオのプレイング。状況を自分達で設定して、それを愉しむというもの面白い。それも一人ではなく知り合いと一緒にとなると尚更。例え、傍から見ていると「ダメ人間」にしか見えないとしても。他のPCはどうするのだろう。
あちらはきちんとまぢめに女の子女の子した言動をさせる。元々、そういうキャラなので。逢魔の方は狙撃役として配置。実弾だとシャレにコメディにならないので、初弾はペイント弾ということにした。
そんな感じでプレイングを上げた後、締め切り前日の今更になって寒イベの参加を申し込んだ。
金沢の知人が東京に演劇を観に来るという。だが、寒イベと同じ日程なのですれ違いだ。残念だなぁと思いながらメールの文面を見ていたら、なんと帰りはムーンライトえちごを使って帰るという。新潟観光をちょっとしてから帰るので、駅周辺で早朝開いている店とか教えてくれませんか?という内容。
う〜む。新潟駅周辺で早朝に開いている店って何かあったっけ‥‥(汗)。24Hファミレスがあればいいけれど、記憶にはないなぁ。頑張って西堀の方まで歩いて貰えれば確実にあるはず。美術館巡りをしたいというので、市美の場所を連絡。おすすめ喫茶店として、シュガーコートの場所を伝えた。気に入ってくれると思うので反応が愉しみだ。
あちらはきちんとまぢめに女の子女の子した言動をさせる。元々、そういうキャラなので。逢魔の方は狙撃役として配置。実弾だとシャレにコメディにならないので、初弾はペイント弾ということにした。
そんな感じでプレイングを上げた後、締め切り前日の今更になって寒イベの参加を申し込んだ。
金沢の知人が東京に演劇を観に来るという。だが、寒イベと同じ日程なのですれ違いだ。残念だなぁと思いながらメールの文面を見ていたら、なんと帰りはムーンライトえちごを使って帰るという。新潟観光をちょっとしてから帰るので、駅周辺で早朝開いている店とか教えてくれませんか?という内容。
う〜む。新潟駅周辺で早朝に開いている店って何かあったっけ‥‥(汗)。24Hファミレスがあればいいけれど、記憶にはないなぁ。頑張って西堀の方まで歩いて貰えれば確実にあるはず。美術館巡りをしたいというので、市美の場所を連絡。おすすめ喫茶店として、シュガーコートの場所を伝えた。気に入ってくれると思うので反応が愉しみだ。
いぬもあるけば・・・「さんぽ」
2004年1月3日 実家を離れる前にしなければいけないことがある。
「ポン太の篭絡」。なんだか判らないなァ。ポン太は実家で買っている雑種犬。まるでタヌキのような顔つきなのでポン太と名づけられた。そのポン太だが、私が大晦日に帰ってきたときに吼えてきた。余り吼えないのに、何故?と母親が首を傾げる。ともかく、すっかり忘れられていることは確かだ。次に帰ってきたときに吼えられないぐらいにはしておきたい。そこで、散歩に連れ出すことにした。
近所をちょっと回っただけだが、子供の頃に感じた遠さが今や全然大したことがないのに気付く。実際に動くことで今の身体に感じさせるこれは、一種の行動療法か。
県道大胡渋川線まで出ると歩道の整備が今一なので散歩には不適当。そこでその手前から東に曲がり、落ち窪んだ場所ゆえに耕作に向かないとずっと荒地だったところに行った。今は、例の「代償」のお陰で公園モドキになっている。モドキといったのは、実際に歩いてみて管理がきちんとされていないことを知ったから。釣りも出来る池の周囲にめぐらした木道がボロボロになっている。そのうち、誰かが転んだり、踏み抜いたりして怪我をするのではないかと心配してしまう。作っただけ・・・という感じがいとすさまじ。とはいえ、私はここに住民票はなく、作るという計画が上がったのも、作られたのも私がいない間。異邦人の呟きか。
さんぽから戻ったら、わたわた荷物をまとめて撤収準備。17時頃に前橋駅に。送ってもらった車中でちょっと険悪な雰囲気になってしまったが、仕方ない。
前橋発上野行きの高崎線に揺られて帰宅。
荷物を展開する間もなく、WT3のプレイング。どうにか締め切りには間に合った。落ち着いて、届いていた年賀状を手にする。ドタバタがあって、年賀状は出せなかった。さて、近しい人にはお返事を出したいが、その余裕があるだろうか。
とある方からのご好意によるプレゼントを受領するのに失敗してしまった。受け取れない事情をメールすればよかったのかもしれない。う〜ん、残念(涙)。
「ポン太の篭絡」。なんだか判らないなァ。ポン太は実家で買っている雑種犬。まるでタヌキのような顔つきなのでポン太と名づけられた。そのポン太だが、私が大晦日に帰ってきたときに吼えてきた。余り吼えないのに、何故?と母親が首を傾げる。ともかく、すっかり忘れられていることは確かだ。次に帰ってきたときに吼えられないぐらいにはしておきたい。そこで、散歩に連れ出すことにした。
近所をちょっと回っただけだが、子供の頃に感じた遠さが今や全然大したことがないのに気付く。実際に動くことで今の身体に感じさせるこれは、一種の行動療法か。
県道大胡渋川線まで出ると歩道の整備が今一なので散歩には不適当。そこでその手前から東に曲がり、落ち窪んだ場所ゆえに耕作に向かないとずっと荒地だったところに行った。今は、例の「代償」のお陰で公園モドキになっている。モドキといったのは、実際に歩いてみて管理がきちんとされていないことを知ったから。釣りも出来る池の周囲にめぐらした木道がボロボロになっている。そのうち、誰かが転んだり、踏み抜いたりして怪我をするのではないかと心配してしまう。作っただけ・・・という感じがいとすさまじ。とはいえ、私はここに住民票はなく、作るという計画が上がったのも、作られたのも私がいない間。異邦人の呟きか。
さんぽから戻ったら、わたわた荷物をまとめて撤収準備。17時頃に前橋駅に。送ってもらった車中でちょっと険悪な雰囲気になってしまったが、仕方ない。
前橋発上野行きの高崎線に揺られて帰宅。
荷物を展開する間もなく、WT3のプレイング。どうにか締め切りには間に合った。落ち着いて、届いていた年賀状を手にする。ドタバタがあって、年賀状は出せなかった。さて、近しい人にはお返事を出したいが、その余裕があるだろうか。
とある方からのご好意によるプレゼントを受領するのに失敗してしまった。受け取れない事情をメールすればよかったのかもしれない。う〜ん、残念(涙)。
いぬもあるけば・・・「こすぷれ」
2004年1月2日 変に早い時間に目が覚めた。事実はチャット中にON寝してしまい、目が覚めたという事。そのまま寝付けず、読書に興じた。といっても、冬コミの獲物である、サークルクロスロードの「マリみて」小説本。「あなたはあこがれ、私は絆」は面白かった。キャラの動きが自然なのがいい。読み終わった頃に朝食を取って、二度寝(ぉ。
お昼過ぎ、今着ないと着る機会を逸すると思い、持ってきた着物を着ることに。と、まだ、糸を抜いていなかった。どうにか着付けた。着付けと言っても男の着物は楽なもので。襦袢がきちんとしていなくてずれかけているが、まあなんとか。近所の鎮守さまにお参りして、とりあえず「正月に着物を着る」というフラグを立てられた。
夕方、中学の頃の部活のOB会に参加。このOB会も結成されてから20年目だという。何か大きな事をしたいと幹事がいったところで、桃の木川の水質調査とか思ったのは駄目でつか‥‥。
OB会と言っても、上限は40歳ぐらいだろうか?まだ当時顧問の先生がお元気なぐらい。それでも、会員の中では亡くなった人もいる。3年上の先輩が過労死で亡くなったことを知った。
今後、OB会のBBSでも立ち上げようという話になった。幸い、自分でサイトを持っている人がいる。その先輩は不思議な縁で「世界のリフティング王」というサイトを運営している。ペレなどに認められている技術を持っているが、日本ではまだ余り認知されていない技術を広めようとしている二人をサポートしているらしい。子供が教わったという縁だけらしいから面白い。
お昼過ぎ、今着ないと着る機会を逸すると思い、持ってきた着物を着ることに。と、まだ、糸を抜いていなかった。どうにか着付けた。着付けと言っても男の着物は楽なもので。襦袢がきちんとしていなくてずれかけているが、まあなんとか。近所の鎮守さまにお参りして、とりあえず「正月に着物を着る」というフラグを立てられた。
夕方、中学の頃の部活のOB会に参加。このOB会も結成されてから20年目だという。何か大きな事をしたいと幹事がいったところで、桃の木川の水質調査とか思ったのは駄目でつか‥‥。
OB会と言っても、上限は40歳ぐらいだろうか?まだ当時顧問の先生がお元気なぐらい。それでも、会員の中では亡くなった人もいる。3年上の先輩が過労死で亡くなったことを知った。
今後、OB会のBBSでも立ち上げようという話になった。幸い、自分でサイトを持っている人がいる。その先輩は不思議な縁で「世界のリフティング王」というサイトを運営している。ペレなどに認められている技術を持っているが、日本ではまだ余り認知されていない技術を広めようとしている二人をサポートしているらしい。子供が教わったという縁だけらしいから面白い。
いぬもあるけば・・・「元旦」
2004年1月1日 昨日は何年ぶりかに紅白歌合戦を観た。年末中に帰省することもここ数年なかった。
年明けて、チャットでまずはあけおめの挨拶。BBSへのあけおめ書き込みはお昼頃に。
昼過ぎに弟も帰省してきた。その第一声。「太った?年取った?親父そっくりになった〜(笑)」うるさ〜い!出張太りじゃ〜!!お前はかあさん似だからって〜〜!!!ぜいぜい‥‥
吉崎観音さんに入れ込んでいる弟はフリーの雑誌デザイナーをしている。ほとんど外出しないというので太ると思いきや、食欲がわかないからと一日一食の生活だという。それって‥‥
夕方、父親と二人で近所に出来た市営の温泉施設に行った。出来た事情が判ってなんとも‥‥。鋼の錬金術師の事を思い出した。「等価交換の法則:何かを得るためにはそれに見合った代償が必要。」
施設はまだオープンしたばかりで、新しく、キレイだ。オープンしたでなのでお客も多い。温泉に入り、休憩所で休んでいるときに思った。「それでも、近くにこういう施設が出来たことは良い事が多い。少なくとも、高齢者にとっては。病院以外で近所の知り合いと顔を会わせる公的な場所が出来たという点で。」
夜、シグマリオン3でチャットに入ったら、前橋在住の彩風さんのお母さんが休憩所の食堂でパートをしていることが判った。そして‥‥私がいた時間も働いていたらしい。もしかして視認されてた‥‥(かたかた)
年明けて、チャットでまずはあけおめの挨拶。BBSへのあけおめ書き込みはお昼頃に。
昼過ぎに弟も帰省してきた。その第一声。「太った?年取った?親父そっくりになった〜(笑)」うるさ〜い!出張太りじゃ〜!!お前はかあさん似だからって〜〜!!!ぜいぜい‥‥
吉崎観音さんに入れ込んでいる弟はフリーの雑誌デザイナーをしている。ほとんど外出しないというので太ると思いきや、食欲がわかないからと一日一食の生活だという。それって‥‥
夕方、父親と二人で近所に出来た市営の温泉施設に行った。出来た事情が判ってなんとも‥‥。鋼の錬金術師の事を思い出した。「等価交換の法則:何かを得るためにはそれに見合った代償が必要。」
施設はまだオープンしたばかりで、新しく、キレイだ。オープンしたでなのでお客も多い。温泉に入り、休憩所で休んでいるときに思った。「それでも、近くにこういう施設が出来たことは良い事が多い。少なくとも、高齢者にとっては。病院以外で近所の知り合いと顔を会わせる公的な場所が出来たという点で。」
夜、シグマリオン3でチャットに入ったら、前橋在住の彩風さんのお母さんが休憩所の食堂でパートをしていることが判った。そして‥‥私がいた時間も働いていたらしい。もしかして視認されてた‥‥(かたかた)
いぬもあるけば・・・「帰省」
2003年12月31日 早起きして酷い状態になっている部屋を片付けるつもりだったが(以下略)。
荷物になるので迷ったが、背中を押されて先日受け取った着物一式を持って行くことにした。
そんな訳で大荷物に。昨日、「いざかや」に行く途中の和菓子屋でかったトラ焼きを土産に。
上野駅から高崎線に乗る。途中、赤羽駅で町田さんと乗り合わせる。昨日、帰省するなら一緒に帰りましょうという話になったのだ。
車中でキエフの話を聞いた。あちらの郷土料理は地政学的に判りやすく、少しフランスの影響のあるロシア料理という感じだったらしい。いつか銀座の「ダリエ」に行って食べてみよう。
キエフ料理の話から、日食旅行の話を絡めてトルコ料理の話に。トルコ料理は美味しいという点で一致して、後日渋谷かどこかの店に行くことを約束。
町田さんと高崎駅で別れて、国際色豊かな両毛線に。親と連絡が取れなかったので迎え無し。上毛電鉄の中央前橋駅までの寂しい道のりを、荷物を引き摺りながら歩く。駅の待合室にあった県の「県央地域交通連携推進の考え方」を伝えるチラシと市の温泉のチラシを手にとってみた。
地方にとって、公共的な交通網を財政破綻なく営業していく事は今後更に重要な事になるだろう。安全なロボットカーの開発が進めばともかく、もうすぐ訪れる未曾有の高齢化社会を考えると、今の自家用車だけに頼った交通は破綻する気がする。自動車の運転手の半分が60歳以上、80歳以上の老人の大部分も買い物や通院に自動車を使うという状況は相当危なっかしい。群馬のように余りに発達した自動車社会では、何かの事情で家族全員が車を運転できなくなると、日常の買い物すら不便になってしまう。また、中心市街地は自動車利用者にとって混んでいたり、駐車場がなかったりで利用しずらく、勢い郊外店に流れてゆく。郊外に分散される事事態は悪いことではないが、それによって「中央」が無くなり人が集まる場であるから成立している雑多な店が存在できなくなってゆく。商業地というものがなくなれば、雇用にも影響が出てくる。
県のチラシはそのような危機意識を元にして、打開策を模索するものだった。交通網は人間で言えば血管みたいなもので、血の巡りを良くする事によって活力を蘇らせる事が可能だろう。ちょっと安心した。少なくともそれぐらいの事を考えている人がいるのだということが判ったからだ。すでに相当血栓が出来ているが来る脳溢血は出来れば避けて欲しいものだ。
市のチラシは温泉のチラシだった。はて、どこに温泉が出来たのやら‥‥え゛?実家の近くじゃないか‥‥一体。
循環器センター駅を降りて、薄暗い道を歩く。地元に住んでいたときには駅から実家まで歩くのはとても面倒に感じていた。「自転車かそうでなければ、自動車。徒歩なんてありえない」という塩梅に。東京圏で暮らす事で徒歩に抵抗が無くなったというのはなんとも皮肉な話だ。
そんな事を考えながら、「開発」によってコンクリートで固められた「小川」の脇道を通って、実家に辿り着いた。
荷物になるので迷ったが、背中を押されて先日受け取った着物一式を持って行くことにした。
そんな訳で大荷物に。昨日、「いざかや」に行く途中の和菓子屋でかったトラ焼きを土産に。
上野駅から高崎線に乗る。途中、赤羽駅で町田さんと乗り合わせる。昨日、帰省するなら一緒に帰りましょうという話になったのだ。
車中でキエフの話を聞いた。あちらの郷土料理は地政学的に判りやすく、少しフランスの影響のあるロシア料理という感じだったらしい。いつか銀座の「ダリエ」に行って食べてみよう。
キエフ料理の話から、日食旅行の話を絡めてトルコ料理の話に。トルコ料理は美味しいという点で一致して、後日渋谷かどこかの店に行くことを約束。
町田さんと高崎駅で別れて、国際色豊かな両毛線に。親と連絡が取れなかったので迎え無し。上毛電鉄の中央前橋駅までの寂しい道のりを、荷物を引き摺りながら歩く。駅の待合室にあった県の「県央地域交通連携推進の考え方」を伝えるチラシと市の温泉のチラシを手にとってみた。
地方にとって、公共的な交通網を財政破綻なく営業していく事は今後更に重要な事になるだろう。安全なロボットカーの開発が進めばともかく、もうすぐ訪れる未曾有の高齢化社会を考えると、今の自家用車だけに頼った交通は破綻する気がする。自動車の運転手の半分が60歳以上、80歳以上の老人の大部分も買い物や通院に自動車を使うという状況は相当危なっかしい。群馬のように余りに発達した自動車社会では、何かの事情で家族全員が車を運転できなくなると、日常の買い物すら不便になってしまう。また、中心市街地は自動車利用者にとって混んでいたり、駐車場がなかったりで利用しずらく、勢い郊外店に流れてゆく。郊外に分散される事事態は悪いことではないが、それによって「中央」が無くなり人が集まる場であるから成立している雑多な店が存在できなくなってゆく。商業地というものがなくなれば、雇用にも影響が出てくる。
県のチラシはそのような危機意識を元にして、打開策を模索するものだった。交通網は人間で言えば血管みたいなもので、血の巡りを良くする事によって活力を蘇らせる事が可能だろう。ちょっと安心した。少なくともそれぐらいの事を考えている人がいるのだということが判ったからだ。すでに相当血栓が出来ているが来る脳溢血は出来れば避けて欲しいものだ。
市のチラシは温泉のチラシだった。はて、どこに温泉が出来たのやら‥‥え゛?実家の近くじゃないか‥‥一体。
循環器センター駅を降りて、薄暗い道を歩く。地元に住んでいたときには駅から実家まで歩くのはとても面倒に感じていた。「自転車かそうでなければ、自動車。徒歩なんてありえない」という塩梅に。東京圏で暮らす事で徒歩に抵抗が無くなったというのはなんとも皮肉な話だ。
そんな事を考えながら、「開発」によってコンクリートで固められた「小川」の脇道を通って、実家に辿り着いた。
いぬもあるけば・・・「ガイド」
2003年12月30日 「徹夜ー>夜更かしー>ON寝」という流れで危うく寝坊しかけた。11時過ぎに家を出発。目的地は昨日と同じ有明ビックサイト。町田さんの知り合いのドイツ人にコミックマーケット(以下コミケとする)を案内することに。
国際展示場駅に着いたので町田さんにケータイメールしてみると、どうやら私より少し後に国際展示場駅に着いたようだ。そこでビックサイトへの階段下で張り込みすることに。無事に二人と合流。当のドイツ人の彼は留学生ということで日本語が堪能だった。そのため、私自身の言葉で説明することができた。町田さんがドイツで行った展示会でお世話になった人と聞いていたので、40代ぐらいだと思っていたが、実際は30前後ではないだろうか。
まずは、西館屋上のコスプレ広場に。私自身、最近ここには訪れていないのでこれほど沢山の人がいるとは思わなかった。3日目だからか、特撮ものやギャルゲーの制服姿などが目に付く。アニメは割りと詳しそうだが、流石にギャルゲーは詳しくはないだろうから何のコスプレかを説明するのはちょっと難しかった。
彼からいくつかの質問があった。コスプレイヤーの中心年齢とその幅、ドイツでもコスプレイヤーはいるがここまでの規模で集まることはない。何故ここまでコスプレが広まっているのか?など。
中心年齢は高校、大学生辺りで下は小学生、上は30代ぐらいだろう。アメリカのSF大会でSF映画(スーパーマン、スターウォーズ、スタートレックなど)のキャラクターを模したマスカレードが発祥だが、それが日本SF大会で紹介され、ジャパニメーションのキャラクターを模すと言う独自の発展を遂げてきた。2次元のキャラクターの3次元化。振り返ると、マスカレード(仮装)からコスプレという名称の変化にも意味があると考えられる。「仮装」という言葉には仮装する本人に強度があるが、コスプレという言葉にはより「なりきる」ことに強度がある。比較文化論的には能と似たようなものかもしれない。
「コスプレ」という単語が今では普通に使われる言葉だが、20年ちょっと前まではSF誌、アニメ誌、ヲタク系サブカル誌ぐらいでしか目にしなかったろう。コミケでもどちらかというと異端者だった。それが変わったのは、うる星やつらのラムのコスプレで注目を浴びた一本木蛮さんが出てきた辺りだろうか。トラ柄のビキニ姿での闊歩は今でもキワドイ。彼女がそれをなし得た背景に、80年代の女性に対する抑圧の解放の流れを見ることもできるが、それは置いておいて。サッカーでカズが果たした役割が大きかったのと同様に、コスプレで一本木蛮さんが果たした役割も大きい。
そして、コスプレがコミケを中心に発展したことは偶然ではない。年に2回開催されるコミケは「祭り」としての機能を持っている。「ハレ」であるから、非日常的な行為を行う自分自身を許せる。コスプレは決定的に非日常だからだ。コスプレをしている時は誰でもヒーロー意識やヒロイン意識を味わえる。多くのカメラが向けられることもある。「祭り」だから何でもという訳ではない。コミケの元々の形態は同人誌即売会である。コミケの理念として「同人:志を同じくするもの」の集まりというものがあり、会場にいる人は売り手でもなく客でもない、「参加者」とされる。つまり、この空間にいる人達はそれだけで皆、仲間なのだ。そのような揺りかごとして安心感を与える場だからこそ、中高生も安心してキワドイコスプレできる。逆にいえば、そういう幻想が壊れたとき、全てが瓦解してしまう危険性もある。それは例えば、置き引きやスリなどの犯罪の発生など。イベントで若年層がコスプレを愉しむことができるというのは、その会場と参加者が安全であるということだろう。その点でも日本的と言える。 そんな感じで町田さんが戻ってくるまで常識的な知識を元に回答していた。
さて、町田さんが戻ってきたので、西館に入った。いきなり企業ブース。冬で良かった。夏のあの臭いがない。ガイナックスの出店などを回って東館へ。彼はドイツで映画祭を催したいらしく、ジャパニメーションのプロダクションにコンタクトを取っているらしい。
東館。町田さんがシルバーアクセサリーに興味があるということで、アクセサリーを即売しているサークルに。ここ数年、アクセサリーやドールとその衣装を扱うサークルが増えてきている。そこだけ別の空間になっているのが面白い。
途中で制服系の中に日向梓さんのサークル「水星少女歌劇団」が。二人に先に行ってもらい、挨拶。新刊は北海道旅行中に取材したお店の本とか。あ、プリムヴェールにも行ったのね‥‥というか行かないはずがないか(苦笑)。
その後、創作少女系を見て回ってから、町田さんが西原さんのサークルの新刊が欲しいということで、そのサークルを探す‥‥つもりが気がついたら、男性向け創作の中に。ロリエロ系のサークルの看板を見つつ「こういう本をつくったら、ドイツでは逮捕されます」という話に汗を流しながら、脱出。結局、『壁』であることが判った。「壁」という術語を説明しながら、目的地に。創作少年系を見ながら東1,2,3館を出た。そういえば、フランス人の人がサークル参加していたなぁ。日本風の漫画を描いていた。
通路を隔てた向かいの東3,4,5館に入った。目的は評論系。評論系がある意味で最も面白いところかもしれない。コミケほどの規模だからこそ即売会に参加できる、雑学系や実録裏話系。看護士、弁護士、教師や郵便局員、公務員などの裏話や自分の株式投資の話を本にしたり、自分で調査した美味しいお店ガイドなどなんでもあり。ここで風嶋みやさんにあった。ある実録サークルに参加していた。何故か置いてあるHD社追悼本を購入。表紙のイラスト、観たことあるなぁ。OMC絵師のあしゆさんか。あの方もPBMゲーマーだったのか。初日に会えなかったので、ここで会えて良かった。そういえば、もう一人、このジャンルに知人がいるはず。いた。今回も「ふーぞくのお時間」ということで、風俗関係に勤めている人へのインタビュー本を出していた。その辺りは風俗関係の人のサークルが連なっている。前回、本を買ったサークルも今回もあった。風俗嬢の体験談本。こうやって本にする事で、事象を客体化することができる。女性同性愛者の実録本も然り。今回の評論系で最も面白かったのは「出会い系サイトの実態の暴露本」。ほぼ全てがサクラのアルバイターがPBMさながらにロールプレイして相手の課金を継続させるメールを送っているという話。いくつかのサークルが似たような内容の本を出しているところからして業界標準なのだろう。写真なども別のところから購入したもの。さながらどころか、完全にPBMと同じ。違うのはPBMはお互いそれが架空であることを知っているけれど、出会い系は非対称だということ。つまり、出会い系とは「まるで本当の異性とメールをしているような気にさせてくれる」サービス。PBMは絶滅するだろうと思っていたのだが、まさかこのような形の異種が存在しているとは。逆に言えば、その辺りを「完全に」割り切ってやれば、それなりに面白いケータイゲームなのかもしれない。少なくともディスプレイの向こうには、茶髪の男性かもしれないが、人間がいるのだから。
それ以外にも「マリみて」の制服の型紙(青焼)とか、サザエさんパロディやドラえもんパロディなど。サークル「LOVE HUNTER」の「萌えドラ1」というドラミちゃん本は目から鱗。っていうか、これは猫耳兄妹本といった方が正解か。最後に東京大学メイド研究会の「メイド学撮要 全訂版」を購入。力作だ。
‥‥と、こんな風に私は買っていった訳だが、町田さんたちは流石に見て回るだけ‥‥いや、先程の「出会い系の暴露本」とか自主制作映画の資料とか死化粧の本とかを買っていたなぁ。
混まない内に撤収。観光が出来るようにと交通手段として「ゆりかもめ」を選ぶ。お台場界隈に留学生向けの寮があるらしいのだが、人気がなくてガラガラらしい。まぁ、新宿とかに出るには不便だし、コンビニとかも余りなさそうだからなぁ。それだけでなく、お台場海浜公園などの様子をみて「何をしに人が集まるのか?」と質問されて困った。だって、何もないのだもの。「カップルがデートする」といっても実態は「カップルがぶらぶら買い物する」という貧弱な行動パターンしかない。ここにしかない施設があるわけでもなく。いきなり、外の人々が虚像に見えてきた。
新橋駅で町田さん達とお別れ。不十分な案内だったが、多少なりとも誤解なしに実態を把握してもらえれば幸いだ。「参加者」としてそう思う。
真っ直ぐ家に帰るつもりだったが、このまま帰るのも面白くないと、アキバに。20時近くまでマクドで時間を潰してから今年最後の営業の「いざかや」に。流石に冬コミ後であることと、最終営業日であることもあって混んでいた。23時まで呑んで店を後にする。年明けは出張や旅行の予定があるので中々来れないだろうなぁと思いながら。
国際展示場駅に着いたので町田さんにケータイメールしてみると、どうやら私より少し後に国際展示場駅に着いたようだ。そこでビックサイトへの階段下で張り込みすることに。無事に二人と合流。当のドイツ人の彼は留学生ということで日本語が堪能だった。そのため、私自身の言葉で説明することができた。町田さんがドイツで行った展示会でお世話になった人と聞いていたので、40代ぐらいだと思っていたが、実際は30前後ではないだろうか。
まずは、西館屋上のコスプレ広場に。私自身、最近ここには訪れていないのでこれほど沢山の人がいるとは思わなかった。3日目だからか、特撮ものやギャルゲーの制服姿などが目に付く。アニメは割りと詳しそうだが、流石にギャルゲーは詳しくはないだろうから何のコスプレかを説明するのはちょっと難しかった。
彼からいくつかの質問があった。コスプレイヤーの中心年齢とその幅、ドイツでもコスプレイヤーはいるがここまでの規模で集まることはない。何故ここまでコスプレが広まっているのか?など。
中心年齢は高校、大学生辺りで下は小学生、上は30代ぐらいだろう。アメリカのSF大会でSF映画(スーパーマン、スターウォーズ、スタートレックなど)のキャラクターを模したマスカレードが発祥だが、それが日本SF大会で紹介され、ジャパニメーションのキャラクターを模すと言う独自の発展を遂げてきた。2次元のキャラクターの3次元化。振り返ると、マスカレード(仮装)からコスプレという名称の変化にも意味があると考えられる。「仮装」という言葉には仮装する本人に強度があるが、コスプレという言葉にはより「なりきる」ことに強度がある。比較文化論的には能と似たようなものかもしれない。
「コスプレ」という単語が今では普通に使われる言葉だが、20年ちょっと前まではSF誌、アニメ誌、ヲタク系サブカル誌ぐらいでしか目にしなかったろう。コミケでもどちらかというと異端者だった。それが変わったのは、うる星やつらのラムのコスプレで注目を浴びた一本木蛮さんが出てきた辺りだろうか。トラ柄のビキニ姿での闊歩は今でもキワドイ。彼女がそれをなし得た背景に、80年代の女性に対する抑圧の解放の流れを見ることもできるが、それは置いておいて。サッカーでカズが果たした役割が大きかったのと同様に、コスプレで一本木蛮さんが果たした役割も大きい。
そして、コスプレがコミケを中心に発展したことは偶然ではない。年に2回開催されるコミケは「祭り」としての機能を持っている。「ハレ」であるから、非日常的な行為を行う自分自身を許せる。コスプレは決定的に非日常だからだ。コスプレをしている時は誰でもヒーロー意識やヒロイン意識を味わえる。多くのカメラが向けられることもある。「祭り」だから何でもという訳ではない。コミケの元々の形態は同人誌即売会である。コミケの理念として「同人:志を同じくするもの」の集まりというものがあり、会場にいる人は売り手でもなく客でもない、「参加者」とされる。つまり、この空間にいる人達はそれだけで皆、仲間なのだ。そのような揺りかごとして安心感を与える場だからこそ、中高生も安心してキワドイコスプレできる。逆にいえば、そういう幻想が壊れたとき、全てが瓦解してしまう危険性もある。それは例えば、置き引きやスリなどの犯罪の発生など。イベントで若年層がコスプレを愉しむことができるというのは、その会場と参加者が安全であるということだろう。その点でも日本的と言える。 そんな感じで町田さんが戻ってくるまで常識的な知識を元に回答していた。
さて、町田さんが戻ってきたので、西館に入った。いきなり企業ブース。冬で良かった。夏のあの臭いがない。ガイナックスの出店などを回って東館へ。彼はドイツで映画祭を催したいらしく、ジャパニメーションのプロダクションにコンタクトを取っているらしい。
東館。町田さんがシルバーアクセサリーに興味があるということで、アクセサリーを即売しているサークルに。ここ数年、アクセサリーやドールとその衣装を扱うサークルが増えてきている。そこだけ別の空間になっているのが面白い。
途中で制服系の中に日向梓さんのサークル「水星少女歌劇団」が。二人に先に行ってもらい、挨拶。新刊は北海道旅行中に取材したお店の本とか。あ、プリムヴェールにも行ったのね‥‥というか行かないはずがないか(苦笑)。
その後、創作少女系を見て回ってから、町田さんが西原さんのサークルの新刊が欲しいということで、そのサークルを探す‥‥つもりが気がついたら、男性向け創作の中に。ロリエロ系のサークルの看板を見つつ「こういう本をつくったら、ドイツでは逮捕されます」という話に汗を流しながら、脱出。結局、『壁』であることが判った。「壁」という術語を説明しながら、目的地に。創作少年系を見ながら東1,2,3館を出た。そういえば、フランス人の人がサークル参加していたなぁ。日本風の漫画を描いていた。
通路を隔てた向かいの東3,4,5館に入った。目的は評論系。評論系がある意味で最も面白いところかもしれない。コミケほどの規模だからこそ即売会に参加できる、雑学系や実録裏話系。看護士、弁護士、教師や郵便局員、公務員などの裏話や自分の株式投資の話を本にしたり、自分で調査した美味しいお店ガイドなどなんでもあり。ここで風嶋みやさんにあった。ある実録サークルに参加していた。何故か置いてあるHD社追悼本を購入。表紙のイラスト、観たことあるなぁ。OMC絵師のあしゆさんか。あの方もPBMゲーマーだったのか。初日に会えなかったので、ここで会えて良かった。そういえば、もう一人、このジャンルに知人がいるはず。いた。今回も「ふーぞくのお時間」ということで、風俗関係に勤めている人へのインタビュー本を出していた。その辺りは風俗関係の人のサークルが連なっている。前回、本を買ったサークルも今回もあった。風俗嬢の体験談本。こうやって本にする事で、事象を客体化することができる。女性同性愛者の実録本も然り。今回の評論系で最も面白かったのは「出会い系サイトの実態の暴露本」。ほぼ全てがサクラのアルバイターがPBMさながらにロールプレイして相手の課金を継続させるメールを送っているという話。いくつかのサークルが似たような内容の本を出しているところからして業界標準なのだろう。写真なども別のところから購入したもの。さながらどころか、完全にPBMと同じ。違うのはPBMはお互いそれが架空であることを知っているけれど、出会い系は非対称だということ。つまり、出会い系とは「まるで本当の異性とメールをしているような気にさせてくれる」サービス。PBMは絶滅するだろうと思っていたのだが、まさかこのような形の異種が存在しているとは。逆に言えば、その辺りを「完全に」割り切ってやれば、それなりに面白いケータイゲームなのかもしれない。少なくともディスプレイの向こうには、茶髪の男性かもしれないが、人間がいるのだから。
それ以外にも「マリみて」の制服の型紙(青焼)とか、サザエさんパロディやドラえもんパロディなど。サークル「LOVE HUNTER」の「萌えドラ1」というドラミちゃん本は目から鱗。っていうか、これは猫耳兄妹本といった方が正解か。最後に東京大学メイド研究会の「メイド学撮要 全訂版」を購入。力作だ。
‥‥と、こんな風に私は買っていった訳だが、町田さんたちは流石に見て回るだけ‥‥いや、先程の「出会い系の暴露本」とか自主制作映画の資料とか死化粧の本とかを買っていたなぁ。
混まない内に撤収。観光が出来るようにと交通手段として「ゆりかもめ」を選ぶ。お台場界隈に留学生向けの寮があるらしいのだが、人気がなくてガラガラらしい。まぁ、新宿とかに出るには不便だし、コンビニとかも余りなさそうだからなぁ。それだけでなく、お台場海浜公園などの様子をみて「何をしに人が集まるのか?」と質問されて困った。だって、何もないのだもの。「カップルがデートする」といっても実態は「カップルがぶらぶら買い物する」という貧弱な行動パターンしかない。ここにしかない施設があるわけでもなく。いきなり、外の人々が虚像に見えてきた。
新橋駅で町田さん達とお別れ。不十分な案内だったが、多少なりとも誤解なしに実態を把握してもらえれば幸いだ。「参加者」としてそう思う。
真っ直ぐ家に帰るつもりだったが、このまま帰るのも面白くないと、アキバに。20時近くまでマクドで時間を潰してから今年最後の営業の「いざかや」に。流石に冬コミ後であることと、最終営業日であることもあって混んでいた。23時まで呑んで店を後にする。年明けは出張や旅行の予定があるので中々来れないだろうなぁと思いながら。
いぬもあるけば・・・「毎度」
2003年12月29日 結局、今回もまた徹夜作業で冊子を作ることになった。はふぅ。
会場に着くと、お隣の大井さんのブースはほぼ全て準備が整っている。先輩のちあきさんが先に来てチラシの片付けなどをしてくれていたようだ。荷物を降ろし、早速製本。見本誌を作ってサークル担当者に渡してから、ようやく一息付いた。後輩のたつみさんもやってきてくれて、3人で残りの19冊分を作成。テーブル掛け代わりの布を敷き、そのうえに新刊と在庫本、ニューヨーク土産のヌイグルミを飾ったりすれば店の準備はOK。そうそう、ダリエエプロンも身につけないと。
10時の開場から昼過ぎまで店番。尤も、滅多に足を止める人がいないので気楽なもの。たけみつさんが昨日頼んだ本を持ってきてくれた。何故かついでに犬耳カチューシャまで。こ、これをどうしろと・・・。とまれ、彼が買ってきてくれた本はあたりばかり。「あずマリア様がみてる」というあずまんが大王と組み合わせたパロディ本には腹筋を痛めつけられた(笑)。マリみてPBeMを主催してるサークルクロスロードの新刊「いばらの森」は確かに凄い。コスモス文庫の表紙やしおりなどを見ると、「ようやった」と拍手を贈りたくなる。
13時過ぎに店番を変わってもらって、東館の知り合いのサークルに挨拶に行った。午後になったので、西館から東館に向かうルートも大分空いたようだ。まずはあさみさんのサークルを襲撃。ジャンルは「マリ見て」。新刊を入手。ダリエエプロンに気が付いてくれたようだ。次に会えるのは‥‥オンリーイベントですか‥‥(汗)。続いて、ハリポタジャンルにいる吉成綾加さんのサークルに。こちらも新刊全て入手。一部、手にすると彼女の顔が強張るようなものもあった気がするが気にしない。(せぶるす×りーます?) マリ見て本も出していたのでこれも。祥子さまと祐巳の出逢いのシーンをもじった、柏木さんと祐麒の「お釈迦様がみてる」という4コマに抱腹絶倒。 京都のダリエさんのライブに行けなかった、行かなかったことを互いに後悔しあう。コラボに参加もいいけれど、ダリエさん自身の歌も聴きたいよねぇ〜。吉成さんとも次に会うのは、ダリエさんのライブ‥‥よりもオンリーイベントかしら‥‥(とおいめ)。
最小限度の目的を果たしたので後は適当に回って物色。ヘルシングジャンルで北春日部老人会というサークルの「若ウォルター」の表紙の本を見つけた。所謂、ジャケ買いのようなもの。中身を全く見ることなく購入。今思えば、本を作っただろう当人の方の顔には困惑が色濃くあった気がする〜。自分のサークルに戻って、ページを捲って‥‥(汗。(あーかーど×若うぉるたー) 仰木さんから腐女子ならぬ『壊男子』の称号を賜ってしまった‥‥。
自分のサークルの周囲のサークルを回る。鈴木祥子、ザバダック、新居昭乃、谷山浩子等々のファンサークル。チケットが全然とれなかった祥子さんのライブレポを読むことができて嬉しがるべきか、悔しがるべきか。名古屋や京都のライブハウスは良いらしい。磔だったかな。まぁ、東京でよく行われる南青山マンダラは客席の構造がねぇ‥‥。
私のサークルの右隣は大井さんのサークル。いつものザバダック&上野洋子ディスコグラフィーだけでなく、出雲蕎麦本や村下孝蔵追悼準備本なども出していた。更に右のサークルもPBMで知り合った、だんなさんのサークル。リバーダンスレポ本‥‥のはずが(汗)。左隣のザバダックサークルさんの本を見せてもらったところ、前に買った覚えがあった。そんな感じでかなり和気藹々としていた気がする。
今回、思った以上に新刊が出た。いつもは4,5冊ぐらいしか出ないのに13冊も!ただ喜ぶのは早い。サークルカットに書いてあるアーティストの事が全て書いてあると思って購入した人もいたようだ。はわわ‥‥(汗。
知り合いが沢山訪れてくれて楽しいサークル参加だった。だが、「誤解」の環を広げるのはやめて〜。左隣のサークルの人からもツッコミが入るようになっているっていうのはどうよ(涙)。
冬コミ二日目終了後、八重洲地下街の叶屋で打ち上げ。昨日は呑めなかった分、今日は呑んだ。途中、外にでて、26日に書いたイベントリプレイ出演権のオークションに追加投入。ふ。
宴会の〆はへぎそば。いつものように「レディ・ゴー」の掛け声と共に。
楽しい一日だった。
会場に着くと、お隣の大井さんのブースはほぼ全て準備が整っている。先輩のちあきさんが先に来てチラシの片付けなどをしてくれていたようだ。荷物を降ろし、早速製本。見本誌を作ってサークル担当者に渡してから、ようやく一息付いた。後輩のたつみさんもやってきてくれて、3人で残りの19冊分を作成。テーブル掛け代わりの布を敷き、そのうえに新刊と在庫本、ニューヨーク土産のヌイグルミを飾ったりすれば店の準備はOK。そうそう、ダリエエプロンも身につけないと。
10時の開場から昼過ぎまで店番。尤も、滅多に足を止める人がいないので気楽なもの。たけみつさんが昨日頼んだ本を持ってきてくれた。何故かついでに犬耳カチューシャまで。こ、これをどうしろと・・・。とまれ、彼が買ってきてくれた本はあたりばかり。「あずマリア様がみてる」というあずまんが大王と組み合わせたパロディ本には腹筋を痛めつけられた(笑)。マリみてPBeMを主催してるサークルクロスロードの新刊「いばらの森」は確かに凄い。コスモス文庫の表紙やしおりなどを見ると、「ようやった」と拍手を贈りたくなる。
13時過ぎに店番を変わってもらって、東館の知り合いのサークルに挨拶に行った。午後になったので、西館から東館に向かうルートも大分空いたようだ。まずはあさみさんのサークルを襲撃。ジャンルは「マリ見て」。新刊を入手。ダリエエプロンに気が付いてくれたようだ。次に会えるのは‥‥オンリーイベントですか‥‥(汗)。続いて、ハリポタジャンルにいる吉成綾加さんのサークルに。こちらも新刊全て入手。一部、手にすると彼女の顔が強張るようなものもあった気がするが気にしない。(せぶるす×りーます?) マリ見て本も出していたのでこれも。祥子さまと祐巳の出逢いのシーンをもじった、柏木さんと祐麒の「お釈迦様がみてる」という4コマに抱腹絶倒。 京都のダリエさんのライブに行けなかった、行かなかったことを互いに後悔しあう。コラボに参加もいいけれど、ダリエさん自身の歌も聴きたいよねぇ〜。吉成さんとも次に会うのは、ダリエさんのライブ‥‥よりもオンリーイベントかしら‥‥(とおいめ)。
最小限度の目的を果たしたので後は適当に回って物色。ヘルシングジャンルで北春日部老人会というサークルの「若ウォルター」の表紙の本を見つけた。所謂、ジャケ買いのようなもの。中身を全く見ることなく購入。今思えば、本を作っただろう当人の方の顔には困惑が色濃くあった気がする〜。自分のサークルに戻って、ページを捲って‥‥(汗。(あーかーど×若うぉるたー) 仰木さんから腐女子ならぬ『壊男子』の称号を賜ってしまった‥‥。
自分のサークルの周囲のサークルを回る。鈴木祥子、ザバダック、新居昭乃、谷山浩子等々のファンサークル。チケットが全然とれなかった祥子さんのライブレポを読むことができて嬉しがるべきか、悔しがるべきか。名古屋や京都のライブハウスは良いらしい。磔だったかな。まぁ、東京でよく行われる南青山マンダラは客席の構造がねぇ‥‥。
私のサークルの右隣は大井さんのサークル。いつものザバダック&上野洋子ディスコグラフィーだけでなく、出雲蕎麦本や村下孝蔵追悼準備本なども出していた。更に右のサークルもPBMで知り合った、だんなさんのサークル。リバーダンスレポ本‥‥のはずが(汗)。左隣のザバダックサークルさんの本を見せてもらったところ、前に買った覚えがあった。そんな感じでかなり和気藹々としていた気がする。
今回、思った以上に新刊が出た。いつもは4,5冊ぐらいしか出ないのに13冊も!ただ喜ぶのは早い。サークルカットに書いてあるアーティストの事が全て書いてあると思って購入した人もいたようだ。はわわ‥‥(汗。
知り合いが沢山訪れてくれて楽しいサークル参加だった。だが、「誤解」の環を広げるのはやめて〜。左隣のサークルの人からもツッコミが入るようになっているっていうのはどうよ(涙)。
冬コミ二日目終了後、八重洲地下街の叶屋で打ち上げ。昨日は呑めなかった分、今日は呑んだ。途中、外にでて、26日に書いたイベントリプレイ出演権のオークションに追加投入。ふ。
宴会の〆はへぎそば。いつものように「レディ・ゴー」の掛け声と共に。
楽しい一日だった。
いぬもあるけば・・・「れびゅ〜」
2003年12月28日 私のサークルは情報系サークルなので紹介するバンドやユニットなどの情報を確認しなければならない。今後予定されているライブやCD発売など。今では大抵のところではオフィシャルサイトを持っている。アマチュアバンドも例外ではない。なので、本当ならばサイトのURLだけ紹介しておけばいいのだろうが、それだけで自分でそのサイトに行ってくれる人だけを相手にしているわけではない。例えば昨日の日記の「東京百歌」を知らない人が、知らないからと言ってすぐにGoogleなどの検索エンジンで調べるかといえば調べないだろう。自分に一見関係ない単語は実際にはその先にあるものが本人にとって重要だったとしても読み飛ばしてしまう。
そんな訳で各サイトにアップされている情報を集め、纏めて掲載するという趣旨の雑誌やうちのようなサークルの冊子の形態の存在理由がある訳で。
情報収集は私にとっても為になる。自分で紹介しているくせに、ほとんどチェックしないサイトもあったりする。そのためにCD購入のチャンスを逃したこともある。例えばカズンだが、5年ぶりのオリジナルアルバム
「おかえりなさい」 ZGRCA-2001が1月15日(木)に一般発売されるが、すでに11月からコンサートなどのイベント会場で入手可能だったらしい。劇団キャラメルボックスの公演会場のみで先行入手できる某ユニットのアルバムの如く。(尤も、あちらはファンであっても劇団には興味ない某ユニットのファンは入手できないという点で同じとは言えないが) とまれ、もし情報をチェックしていたら手に入れて先行レビューも可能だったろう。
昼過ぎに情報収集の方は終り、それいがいのページ埋め‥‥じゃなかった、レビューもどきを作成に入る。実はついこのあいだまでレビューできるような新しいCDを購入していなかった。夕暮れ風鈴楽団は余りにマイナーで入手性が悪い。奥井亜紀さんのセルフカバーアルバムも、聴く分には申し分ないが、それについて文章を書くとなると既存の解説文を超えるようなものはなかなか難しい。最悪、ここの日記の過去ログに手を加えて逃げようかとも思っていた。
そんな時に入手したのが、中島みゆきのアルバム「恋文」と坂本真綾のアルバム「少年アリス」。
中島みゆきは「チジョウノホシ」が余りにもヒットしすぎて、20年来チェックしつづけてきたのに引いてしまっていた。「恋文」も店で見かけなければ購入は更に先になっていただろう。久々に聴いて驚いたのは、あまり変わっていないこと。昔と似たような設定の女性の歌があった。今では生存数がどれだけあるのだろうと思うぐらい。それで判った。この人は変わっていないのだと。月がそこにあるように。
アルバム「恋文」の中から、敢えてドラマに関わりのない<寄り添う風>と<ナイトキャップ・スペシャル>をレビューする事にした。
「少年アリス」も入手が遅れ、きちんと聴き込む時間がなかった。ここでいう聴き込むというのは最低20回ぐらい聴くということ。私は先に曲を受容し、しばらくしてから詩を受容するという聴き方をしてしまうため、それぐらい聴かないと《世界》を受容することが出来ない。聴き込んでいたつもりだった歌が、知ってから5年近く経って始めて詩を受容するということもある。そういう点では理解する能力が低いのだろう。あの人に対しての事と同様に。
それでも、ざっと聴いた限り、2曲が頭に引っかかった。そこで、その2曲<スクラップ 〜別れの詩>と<ちびっこフォーク>をレビューする事にした。
<スクラップ 〜別れの詩>は初めて聴いたとき、アップテンポな曲しか頭に入ってこなかった。それはポータブルCDプレイヤーに入れて、移動しながら聴いていたという事もあるが。歌詞カードを読んだとき、別の歌の歌詞かと思った。それぐらい前半の歌詞は敗北感と失墜感の強いものだった。それだけだったら、自虐ソングだ。うわ〜と思いながら続きを聴くと、最後に転回が生じる。歌詞が曲に追いつきシンクロした。ああ、やっぱり菅野ようこは凄いなぁと思った。
不幸だったのが何かをきっかけに救済されたのではない。不幸だったとき、既に救済されていたのだ。
それをこの歌詞と曲そして歌声の組み合わせが表現している。「歌でしかいえない」‥‥そんな感じの作品。
<ちびっこフォーク>は初めて聴いたとき、すぐに気に入った。その哀愁に満ちた曲が心地よかった。歌詞をおぼろげに聴いていて浮かんだイメージは寂しさだった。歌詞カードを読むと、疑問が沸いてきた。そこに書かれているのは悲しい世の中の描写。そしてそれに抗う《ちびっこ》の姿。残念ながら、この《ちびっこ》は私ではない。私はこれほど《つよさ》を持っていない。
哀愁に満ちたフォークギターの音が気になった。そこで歌詞カードを調べると、どうやらUK録音らしくギタリストはあちらの人だった。翻って、歌詞カードには
>憎みあう国や 傷つけあう 街に暮らす
>幼い者たちの 眠れない夜に そっと毛布を
と書かれている。アルバムタイトルにあるアリスからUK録音という発想だったのかも知れないが、UKで「傷つけあう街」と言えば、あの「問題」がどうしても連想されてしまう。ただのファンタジーとしては聞き流せない、リアルの影が立ち上がってきた。
それを足がかりに改めて歌詞カードを見る。タイトルの<ちびっこフォーク>。フォークがフォークソングのfolkであることは曲から推測される。が、fork(突き刺すもの)という意味は全くないだろうか?
それよりも謎なのは《ちびっこ》だ。眠れない幼い者たちに毛布を掛け、眠らずに見張って「ここにいるから大丈夫」と囁く《ちびっこ》。
>ぼくともし世界が 戦うのなら そのときは
>ぼくはぼくの敵の 世界に味方するだろう
>
>すべてを捨てて 戦うだろう
>銃を捨てて 戦うだろう
そう宣言する《ちびっこ》。もはや、歌を歌う者とも歌を聴く者とも違う。自分の敵に味方して戦うなんて事はできない。それは自分の破滅しか意味しないはずだ。それは矛盾だ。そんな事ができるのは‥‥
そこで視界が晴れ渡った。そう、「そんな事ができるのは‥‥」だ。ただ、そこまでしたら、ト学会的な解釈になってしまうだろう。ただ、降りてきたそれを捨てることはできなかった。
>[コメント]
>
> タイトルの意味を考えた。なぜ「ちびっこ」なのか。対するのは「大人」。世界は大人によって作られている。その中にちびっこ本人も含まれている。大人を、世界を否定するということは自分を否定することにも繋がる。それを判った上でなお戦う。そんな事を人はできるのだろうか?そんな事をできるのは、あの『子』しかできないのではないだろうか。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ・・・」
このレビューが書けて、今回の冊子の完成に目処が付いた。
時計を見ると15時。そろそろ出掛けないと。このシーズン初めて袖を通したダッフルコートの温もりを感じながら、銀座「もとじ」に。長着と羽織を受け取りに。どうせならばと長じゅばんや足袋なども持って行った。完成したものを着合わせて様子を確認するだろうからと。
さて、着た感想としてはちょっとびみょ〜。柳染めの色が淡いので少しフラフラした感じがする。尤も着慣れていなく、その姿を見慣れていないというのもあるが。さて、これを明日着られるだろうか。う〜む、色々な意味で無理そうだ。
店を出て、築地に向かった。冬コミ初日を参加した一食会メンバーと合流して食事会という趣向。もっとも食事会なんていう風な大人しいものではない。夏にも行った寿司屋「すしざんまい」。今日はいくら飛ぶのだろうか?(汗
合流して、店に並ぶ。久々の克弘さんからお土産を頂いた。魚沼産コシヒカリ。最近は長岡駅でもお土産として1Kgパックのものが売っているらしい。最初、中身が判らなかったのと、いきなりだったので驚いた。新年最初の自炊のときに頂こう。
さて、店が混んでいるので女性と男性で分かれることにした。同じ会計ではそもそもヤバイだろうから妥当だろう。そう考える時点でダメだよなぁ。そして我々は予想通りの展開に。だから回転寿司でないところでお腹一杯になってどうするんだ〜!支払いの事を考えろ〜!!結局、我々の方の支払いは一人8.5K円也。勢いに流されたとはいえ‥‥(あぅぅ)。
それから上野のぱせらに移動。2時間のカラオケ。昼間、中島みゆきのレビューを書いていたこともあって、曲名リストを見てみた。驚いた。これほど沢山の曲がカラオケになっているとは。1曲がヒットするとこうも変わるものなのか。マイナーでカラオケに入ることはないと諦めていた曲が沢山あった。リストの中に「肩に降る雨」を発見!うわ〜!歌いたくても入ってなくて歌えない歌の俺リスト上位曲がある〜〜! 周りの雰囲気も弁えずに歌ってしまった‥‥(とおいめ)。
そんな訳で各サイトにアップされている情報を集め、纏めて掲載するという趣旨の雑誌やうちのようなサークルの冊子の形態の存在理由がある訳で。
情報収集は私にとっても為になる。自分で紹介しているくせに、ほとんどチェックしないサイトもあったりする。そのためにCD購入のチャンスを逃したこともある。例えばカズンだが、5年ぶりのオリジナルアルバム
「おかえりなさい」 ZGRCA-2001が1月15日(木)に一般発売されるが、すでに11月からコンサートなどのイベント会場で入手可能だったらしい。劇団キャラメルボックスの公演会場のみで先行入手できる某ユニットのアルバムの如く。(尤も、あちらはファンであっても劇団には興味ない某ユニットのファンは入手できないという点で同じとは言えないが) とまれ、もし情報をチェックしていたら手に入れて先行レビューも可能だったろう。
昼過ぎに情報収集の方は終り、それいがいのページ埋め‥‥じゃなかった、レビューもどきを作成に入る。実はついこのあいだまでレビューできるような新しいCDを購入していなかった。夕暮れ風鈴楽団は余りにマイナーで入手性が悪い。奥井亜紀さんのセルフカバーアルバムも、聴く分には申し分ないが、それについて文章を書くとなると既存の解説文を超えるようなものはなかなか難しい。最悪、ここの日記の過去ログに手を加えて逃げようかとも思っていた。
そんな時に入手したのが、中島みゆきのアルバム「恋文」と坂本真綾のアルバム「少年アリス」。
中島みゆきは「チジョウノホシ」が余りにもヒットしすぎて、20年来チェックしつづけてきたのに引いてしまっていた。「恋文」も店で見かけなければ購入は更に先になっていただろう。久々に聴いて驚いたのは、あまり変わっていないこと。昔と似たような設定の女性の歌があった。今では生存数がどれだけあるのだろうと思うぐらい。それで判った。この人は変わっていないのだと。月がそこにあるように。
アルバム「恋文」の中から、敢えてドラマに関わりのない<寄り添う風>と<ナイトキャップ・スペシャル>をレビューする事にした。
「少年アリス」も入手が遅れ、きちんと聴き込む時間がなかった。ここでいう聴き込むというのは最低20回ぐらい聴くということ。私は先に曲を受容し、しばらくしてから詩を受容するという聴き方をしてしまうため、それぐらい聴かないと《世界》を受容することが出来ない。聴き込んでいたつもりだった歌が、知ってから5年近く経って始めて詩を受容するということもある。そういう点では理解する能力が低いのだろう。あの人に対しての事と同様に。
それでも、ざっと聴いた限り、2曲が頭に引っかかった。そこで、その2曲<スクラップ 〜別れの詩>と<ちびっこフォーク>をレビューする事にした。
<スクラップ 〜別れの詩>は初めて聴いたとき、アップテンポな曲しか頭に入ってこなかった。それはポータブルCDプレイヤーに入れて、移動しながら聴いていたという事もあるが。歌詞カードを読んだとき、別の歌の歌詞かと思った。それぐらい前半の歌詞は敗北感と失墜感の強いものだった。それだけだったら、自虐ソングだ。うわ〜と思いながら続きを聴くと、最後に転回が生じる。歌詞が曲に追いつきシンクロした。ああ、やっぱり菅野ようこは凄いなぁと思った。
不幸だったのが何かをきっかけに救済されたのではない。不幸だったとき、既に救済されていたのだ。
それをこの歌詞と曲そして歌声の組み合わせが表現している。「歌でしかいえない」‥‥そんな感じの作品。
<ちびっこフォーク>は初めて聴いたとき、すぐに気に入った。その哀愁に満ちた曲が心地よかった。歌詞をおぼろげに聴いていて浮かんだイメージは寂しさだった。歌詞カードを読むと、疑問が沸いてきた。そこに書かれているのは悲しい世の中の描写。そしてそれに抗う《ちびっこ》の姿。残念ながら、この《ちびっこ》は私ではない。私はこれほど《つよさ》を持っていない。
哀愁に満ちたフォークギターの音が気になった。そこで歌詞カードを調べると、どうやらUK録音らしくギタリストはあちらの人だった。翻って、歌詞カードには
>憎みあう国や 傷つけあう 街に暮らす
>幼い者たちの 眠れない夜に そっと毛布を
と書かれている。アルバムタイトルにあるアリスからUK録音という発想だったのかも知れないが、UKで「傷つけあう街」と言えば、あの「問題」がどうしても連想されてしまう。ただのファンタジーとしては聞き流せない、リアルの影が立ち上がってきた。
それを足がかりに改めて歌詞カードを見る。タイトルの<ちびっこフォーク>。フォークがフォークソングのfolkであることは曲から推測される。が、fork(突き刺すもの)という意味は全くないだろうか?
それよりも謎なのは《ちびっこ》だ。眠れない幼い者たちに毛布を掛け、眠らずに見張って「ここにいるから大丈夫」と囁く《ちびっこ》。
>ぼくともし世界が 戦うのなら そのときは
>ぼくはぼくの敵の 世界に味方するだろう
>
>すべてを捨てて 戦うだろう
>銃を捨てて 戦うだろう
そう宣言する《ちびっこ》。もはや、歌を歌う者とも歌を聴く者とも違う。自分の敵に味方して戦うなんて事はできない。それは自分の破滅しか意味しないはずだ。それは矛盾だ。そんな事ができるのは‥‥
そこで視界が晴れ渡った。そう、「そんな事ができるのは‥‥」だ。ただ、そこまでしたら、ト学会的な解釈になってしまうだろう。ただ、降りてきたそれを捨てることはできなかった。
>[コメント]
>
> タイトルの意味を考えた。なぜ「ちびっこ」なのか。対するのは「大人」。世界は大人によって作られている。その中にちびっこ本人も含まれている。大人を、世界を否定するということは自分を否定することにも繋がる。それを判った上でなお戦う。そんな事を人はできるのだろうか?そんな事をできるのは、あの『子』しかできないのではないだろうか。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ・・・」
このレビューが書けて、今回の冊子の完成に目処が付いた。
時計を見ると15時。そろそろ出掛けないと。このシーズン初めて袖を通したダッフルコートの温もりを感じながら、銀座「もとじ」に。長着と羽織を受け取りに。どうせならばと長じゅばんや足袋なども持って行った。完成したものを着合わせて様子を確認するだろうからと。
さて、着た感想としてはちょっとびみょ〜。柳染めの色が淡いので少しフラフラした感じがする。尤も着慣れていなく、その姿を見慣れていないというのもあるが。さて、これを明日着られるだろうか。う〜む、色々な意味で無理そうだ。
店を出て、築地に向かった。冬コミ初日を参加した一食会メンバーと合流して食事会という趣向。もっとも食事会なんていう風な大人しいものではない。夏にも行った寿司屋「すしざんまい」。今日はいくら飛ぶのだろうか?(汗
合流して、店に並ぶ。久々の克弘さんからお土産を頂いた。魚沼産コシヒカリ。最近は長岡駅でもお土産として1Kgパックのものが売っているらしい。最初、中身が判らなかったのと、いきなりだったので驚いた。新年最初の自炊のときに頂こう。
さて、店が混んでいるので女性と男性で分かれることにした。同じ会計ではそもそもヤバイだろうから妥当だろう。そう考える時点でダメだよなぁ。そして我々は予想通りの展開に。だから回転寿司でないところでお腹一杯になってどうするんだ〜!支払いの事を考えろ〜!!結局、我々の方の支払いは一人8.5K円也。勢いに流されたとはいえ‥‥(あぅぅ)。
それから上野のぱせらに移動。2時間のカラオケ。昼間、中島みゆきのレビューを書いていたこともあって、曲名リストを見てみた。驚いた。これほど沢山の曲がカラオケになっているとは。1曲がヒットするとこうも変わるものなのか。マイナーでカラオケに入ることはないと諦めていた曲が沢山あった。リストの中に「肩に降る雨」を発見!うわ〜!歌いたくても入ってなくて歌えない歌の俺リスト上位曲がある〜〜! 周りの雰囲気も弁えずに歌ってしまった‥‥(とおいめ)。
いぬもあるけば・・・「はしご」
2003年12月27日朝から原稿書きに追われている。明後日のサークル参加のための原稿の進捗が芳しくない。ようやくどんなものを載せるかの方向性が定まったというのは一体‥‥(とおいめ)。
16時ぐらいまでうだうだしつつも大して進まぬまま、外出時間を迎えた。この後に及んで、資料というかネタのためにCDを買ったり、取材と称してライブに行くというのは。
ライブは渋谷O−WESTで行われた「東京百歌忘年会ライブ」。奥井亜紀さんも参加するというので、この間のライブの帰りに勢いで前売りを買ってしまったもの。買ってから気が付いた。今日はたまははきの忘年会があるのだ。どちらも捨てがたい。
‥‥ということで、掛け持ち参加を試みる。まるで学生時代のときのようだ。忘年会ライブの方は奥井亜紀さんがステージで歌うのを聴けるまでとした。20時半を過ぎても出演しなければ諦めて、たまははきに行くことにした。
さて、実際は1アーティスト2曲ということで19時近くには目的を果たした。年の終りに[夢の帆船」を聴く事ができて嬉しい。忘年会ということで、2ドリンク制でかつ立食パーティの形。昨年は食べ物の量が余りに少なく哀しい思いをしたらしいが、今年は質より量ということで十分な量が用意されていた。食べ物に関心が行ってライブの事が頭から離れたら元も子もないので今回は成功だろう。会場には顔見知りの亜紀さんファンのまめおとこさん達一行の姿も。挨拶して近くに。20時半ちかくにビンゴ大会が始まったところでカードを彼らに預けて撤収した。
慌ててJRに乗り込んだが、後で考えると渋谷から幡ヶ谷ならばバスの方が良かった気がする。とまれ、21時近くにたまははきに到着。こちらは量も質も。久々に顔をみた顔なじみの姿。平日営業のみになって、なかなか来れなくなったこともあって自分もそうだし相手も久々の来店だったり。
鶴の友のグリーンボトルを最初に頂いて、あとは上白を呑み放題。変わった料理や美味しい定番を頂く。妊娠したという女性から、出産に関して私の知らない話を聞いた。特に費用に関しては目から鱗。そんなに掛かるんだ‥‥(汗)。
楽しいひと時を過した。このときばかりは原稿を忘れて(ぉ
いぬもあるけば・・・「仕事納め」
2003年12月26日 結局、仕事納めの日も出張先で迎える事に。そのこと事態は別に問題ないのだが、職場の忘年会に出席できなかったのがちょっと残念。別に呑むことができないからという訳ではなく、職場の人の半分がお酒が苦手だったり個人主義的な志向が強い故に皆で顔を合わせて云々という機会そのものがなかったりということで、忘年会のような出席率のいい飲み会というのは滅多にない。レアなイベントとも言えるか。
出張先から戻る車中で、WT3の年始締切のシナリオが多数立ち上がったことを知った。キャンペーンシナリオの続きが立ち上がるのを待っているのだが、この様子では年末には立ち上がらないだろう。そしてこの締切日のタイミングだと年始明けにキャンペーンシナリオが立ち上がっても参加することは大丈夫だと思う。そう判断してPCを投入。
忘年会を欠席することで浮いたお金を、寒イベのマスター(TRPGのゲームマスターに相当)召喚ゲームに流すというのは終わっているか(汗。交通費個人負担で参加するマスターの交通費を支援するというのはオフィシャルイベントとしてはどうよ・・・という意見もある。が、それによってお目当てのマスターの参加を確実にするというPLからの働きかけの場としても考えられる。折角イベントに参加してもお目当てのマスターがいなければ(それはそれで楽しみを発見/創造するものだが)魅力が半減してしまうだろう。マスターのイベント参加は義務ではない。マスターは運営会社の社員ではないため、業務命令で出席させることはできない。
ただの義捐でなく、ゲームという言葉を使ったのはそこにオークション的な要素があるから。高額支援者の上位5名までそのマスターによってイベントにPCが参加したという設定のショートストーリー(以下SS)に参加できるという特典がある。その参加権を掛けて、ちょっとしたオークションゲームになっている。その締切日が今日。
それまでに私は二人のマスターに義捐していた。MT14とWT4でお世話になっている桜マスターと図らずもWT3で多くのPCがお世話になっているゆうきマスターに。龍河マスターや宮本マスターにも入れようと思っていたのだが、規定金額が集まっている様子だったので中止した。桜マスターのSS参加権が欲しかったので義捐開始日からスタートダッシュということで(規定金額/5)の金額を投入していた。その後、ぽつぽつと見知ったPCのPLさんがほぼ同等の金額を投入し、「参加権は確定かしらん」と考えていた。が、数日前に知人が規定金額以上の金額を投入。安定状態から一気に勝負状態に戻った。流石に彼と同等の金額を投入する気にはなれない。合計金額が全てマスターの手元に行くならばともかく、おそらくは規定金額以上は胴元に転がるはずだからだ。つまりこれ以上投入した金額は全て胴元に流れることになる。そして参加権を巡って争うPLはほとんどどこかで交流したことがある知人。知り合い同士でのオークションゲームとなると、これは相当不毛だ。横並びになっているので、もしかしたら「上位3名+4位タイの3名」という6名が参加権を得られるかもしれない。
私は追加投入すべきか、予想されるマスターの好意に甘えるかを決断しなければならない。
出張先から戻る車中で、WT3の年始締切のシナリオが多数立ち上がったことを知った。キャンペーンシナリオの続きが立ち上がるのを待っているのだが、この様子では年末には立ち上がらないだろう。そしてこの締切日のタイミングだと年始明けにキャンペーンシナリオが立ち上がっても参加することは大丈夫だと思う。そう判断してPCを投入。
忘年会を欠席することで浮いたお金を、寒イベのマスター(TRPGのゲームマスターに相当)召喚ゲームに流すというのは終わっているか(汗。交通費個人負担で参加するマスターの交通費を支援するというのはオフィシャルイベントとしてはどうよ・・・という意見もある。が、それによってお目当てのマスターの参加を確実にするというPLからの働きかけの場としても考えられる。折角イベントに参加してもお目当てのマスターがいなければ(それはそれで楽しみを発見/創造するものだが)魅力が半減してしまうだろう。マスターのイベント参加は義務ではない。マスターは運営会社の社員ではないため、業務命令で出席させることはできない。
ただの義捐でなく、ゲームという言葉を使ったのはそこにオークション的な要素があるから。高額支援者の上位5名までそのマスターによってイベントにPCが参加したという設定のショートストーリー(以下SS)に参加できるという特典がある。その参加権を掛けて、ちょっとしたオークションゲームになっている。その締切日が今日。
それまでに私は二人のマスターに義捐していた。MT14とWT4でお世話になっている桜マスターと図らずもWT3で多くのPCがお世話になっているゆうきマスターに。龍河マスターや宮本マスターにも入れようと思っていたのだが、規定金額が集まっている様子だったので中止した。桜マスターのSS参加権が欲しかったので義捐開始日からスタートダッシュということで(規定金額/5)の金額を投入していた。その後、ぽつぽつと見知ったPCのPLさんがほぼ同等の金額を投入し、「参加権は確定かしらん」と考えていた。が、数日前に知人が規定金額以上の金額を投入。安定状態から一気に勝負状態に戻った。流石に彼と同等の金額を投入する気にはなれない。合計金額が全てマスターの手元に行くならばともかく、おそらくは規定金額以上は胴元に転がるはずだからだ。つまりこれ以上投入した金額は全て胴元に流れることになる。そして参加権を巡って争うPLはほとんどどこかで交流したことがある知人。知り合い同士でのオークションゲームとなると、これは相当不毛だ。横並びになっているので、もしかしたら「上位3名+4位タイの3名」という6名が参加権を得られるかもしれない。
私は追加投入すべきか、予想されるマスターの好意に甘えるかを決断しなければならない。
いぬもあるけば・・・「いぶ」
2003年12月24日「慰撫」と「威武」が同じ読みなのは面白い。
ということで今日も出張。今日もホテルアライで宿泊。
夕方、シェレンバウムに《自分だけで食べるための》ケーキとパンを大量購入。
気がつかない内に、4店まで店が増えていた。美味しいから大丈夫だろうが、驚きだ。
パンは11個(ぉ。ショートケーキを4個。カシスムース、レアチーズ、フランボワーズそして和栗のモンブラン。
帰りに持ってき忘れた携帯の充電器を購入。電池切れでメールの返信が返せないという。大井さんからの連絡もあるし‥‥ということで。
そのまま真っ直ぐ帰ればいいのに寄り道したために嵌った。あんな罠があるとわ。
22時にホテルに戻り、近くのコンビニで買った安ワイン(小ボトル)を呑む。TVでは、ミレナリオの話題が。ああ、ケーキが美味し‥‥
WT4C1の第二回共通リプレイがアップされたらしいので読みに行く。最初、自PCの名前が見当たらなかったので遅刻したか、スカをやらかしたのかと思った。よくよく読むと捻りの効いた描写をされている。にやり。良い感じでPCがオモチャにされている。こういう返しがあると嬉しいものだ。
深夜TVを見ながらチャットしていると、さんまの番組に応募するネタがないとみやもーさんが嘆いていた。
いぬもあるけば・・・「静逸」
2003年12月23日 休日出勤。なのにいつもよりも30分早く出たのは後輩が早く仕事を始めたいとのことで。宿から職場まではタクシーを使用している。同じ宿に泊まっていて別々のタクシーに乗ることが許されるはずもなく。
お昼は黒磯駅近くのヨークベニマル裏のラーメン屋「丸陣(だった気がする)」。外装からてっきり居酒屋だと思っていた。入り口に「東京池上駅前に出店」とある。池上駅って‥‥何故また。意外な場所で池上という地名を見てしまった。大盛チャーシュー麺を食べた。透明なスープに幅広縮み麺は美味しかった。
休日ということもあり、機械的な作業をしているときにCDを聴いていた。歌詞のあるものだと惹かれてしまうので、歌詞のないもの‥‥先日コンサート会場で買った村松健「Love Collection」。雪催を聴き終わるとザバダック「光の庭」のイントロが頭に浮かぶ。編集MDがそういう順番だったからそれが染み付いているようだ・
このアルバムもそうだが、村松さんの曲はポータブル機に入れて外で聞くのがいい。特に風のない冬。孤独を味わう導きとして。孤独を味わうということは、孤独ではないことを味わうこと。おそらく、それは祈りと似ている。寒いからこそ温もりが感じられ、一人だからこそ一人ではないことが感じられる。
お昼は黒磯駅近くのヨークベニマル裏のラーメン屋「丸陣(だった気がする)」。外装からてっきり居酒屋だと思っていた。入り口に「東京池上駅前に出店」とある。池上駅って‥‥何故また。意外な場所で池上という地名を見てしまった。大盛チャーシュー麺を食べた。透明なスープに幅広縮み麺は美味しかった。
休日ということもあり、機械的な作業をしているときにCDを聴いていた。歌詞のあるものだと惹かれてしまうので、歌詞のないもの‥‥先日コンサート会場で買った村松健「Love Collection」。雪催を聴き終わるとザバダック「光の庭」のイントロが頭に浮かぶ。編集MDがそういう順番だったからそれが染み付いているようだ・
このアルバムもそうだが、村松さんの曲はポータブル機に入れて外で聞くのがいい。特に風のない冬。孤独を味わう導きとして。孤独を味わうということは、孤独ではないことを味わうこと。おそらく、それは祈りと似ている。寒いからこそ温もりが感じられ、一人だからこそ一人ではないことが感じられる。
いぬもあるけば・・・「ありがたし」
2003年12月22日 那須出張。7時には家を出なければならないので辛い。JRダイヤ改正のために以前より30分早くでる必要がある。夕べの体調不良は完治していない。軽い頭痛が残っている。EVE糖衣錠を飲んで対処。
夕食は中華料理店「湖畔」で。どうやら前回訪れたときは2回とも偶々お休みの日だったらしい。勢いであんかけ焼きそばの大盛を頼んでしまった。美味しいのだが、本当にお腹一杯になる。
那須の星空は流石に綺麗だ。先日雪が降ったこともあってか空気が澄んでいる。でも住んでいる人にとっては当たり前なので態々見上げる人はいない。凡そ何であれ『有難み』というのは、失ってはじめて感じるものなのだ。
「結婚の条件」を読む。少子化と晩婚化が進んでいる《現実的》な背景が説明されている。何故晩婚化が進んでいるのか。理由はタイトルにある「結婚の条件」。つまり、自分が望むところの《条件》に適合した人が現れないからだ。ちょっと前にシンデレラコンプレックスという言葉が流行ったがあれよりももっと《現実的》だ。結婚とは《ビジネス》である。条件の合わない人とビジネスパートナーを組むことなんて出来ない。
「幸福な結婚でなければ結婚も子育てもしないほうがましなのだ。『不幸な結婚生活』ほど恐るべきものはない。」
では、このような志向の女性にとって、「幸福な結婚」とは何か?それ以前に《幸福》とは何か?
夕食は中華料理店「湖畔」で。どうやら前回訪れたときは2回とも偶々お休みの日だったらしい。勢いであんかけ焼きそばの大盛を頼んでしまった。美味しいのだが、本当にお腹一杯になる。
那須の星空は流石に綺麗だ。先日雪が降ったこともあってか空気が澄んでいる。でも住んでいる人にとっては当たり前なので態々見上げる人はいない。凡そ何であれ『有難み』というのは、失ってはじめて感じるものなのだ。
「結婚の条件」を読む。少子化と晩婚化が進んでいる《現実的》な背景が説明されている。何故晩婚化が進んでいるのか。理由はタイトルにある「結婚の条件」。つまり、自分が望むところの《条件》に適合した人が現れないからだ。ちょっと前にシンデレラコンプレックスという言葉が流行ったがあれよりももっと《現実的》だ。結婚とは《ビジネス》である。条件の合わない人とビジネスパートナーを組むことなんて出来ない。
「幸福な結婚でなければ結婚も子育てもしないほうがましなのだ。『不幸な結婚生活』ほど恐るべきものはない。」
では、このような志向の女性にとって、「幸福な結婚」とは何か?それ以前に《幸福》とは何か?
いぬもあるけば・・・「ものたりぬ」
2003年12月21日 昨日買ってしまった書籍を読む。どれもほぼ同レベルに読みたいので逆にどれを読むか迷う。こういうときは軽めなものから読むのがいいんだろう。ということで、ハードカバーではない「結婚の条件」を手に取った。
帯の惹句、表紙の鈴木由美子さんのイラストそしてタイトルなどからして、所謂『女性向』と書店で類別される、女性月刊誌的自己啓発本だと本屋の棚に見つけたときに思った。著者の名前さえ引っかからなかったら絶対手に取らなかったろう。
読んで判るのは、そのような装丁は戦略としてのものだということ。女性月刊誌的自己啓発本、言葉を換えれば「恋愛/結婚/幸福」無責任指南本、の読者に気軽に手に取って欲しい事が判る。惹句は『青年よ、大志をすてて、結婚しよう』。帯の紹介文は「芸達者な心理学者がこの結婚難の秘密に迫る。平成のドラ娘・梅宮アンナ、勝ち組主婦・三浦りさ子、ダメ男遍歴の倉田真由美など、現代女性の行き方と仕事観とは?あまりの面白さに各界の評判をとったスーパーエッセイ」。裏には(「目次」から)として「*「純愛」の喪失 *母と娘の間 *勝ち組の主婦たち *「VERY」から「STORY」へ *だめんず・うぉ〜か〜 *腰掛け総合職 *娘の結婚は父親と国で決まる *恋愛とフェティッシュ が書かれている。
これだけ書かれていたら、かなりの女性が手に取るのではないだろうか。本文も元は雑誌にエッセイとして連載されていたものらしく、こなれていて読みやすい。だが、全ては方便。惹句も弁証法的。
原稿を書くネタがないかと「少年アリス」を聴く。が、今回のアルバムは当たりというほどのものはなさそうだ。それでも、「スクラップ 〜別れの歌」と「ちびっこフォーク」は試聴レベルで気に入った。
どこかで列車事故があったらしく、夕方の川崎駅では電車の遅れを知らせる放送が流れていた。横浜駅に着いたのは16時半。もう開場時間だ。劇団こちらKGBのクリスマス公演「真実《ほんと》のKiss」。ぱぶりか繋がりのケイコさんが所属している劇団で、今回も出演するというDMを頂いた。会場に到着すると、やはり既に開場している。予約してもらったチケットの整理番号は51番。席はそれなりの場所を確保。パンフを読んでいたら隣の人の会話が聞こえる。どうやら、昔この劇団に所属していた人らしい。知り合いが観に来るのが多いのだろうか?
今回の劇は再演もの。序盤、いきなりの展開に付いて行けなかった。入り込む前に濃い場が展開してしまって、観るというより過去設定を見ている感じだった。
クリスマス公演ということで、恋愛劇なのかしらんと思っていたのだが、実際は群像劇だった。弾けている役者は個々に魅せてくれる。そういう意味で愉しむことは出来た。が、何か物足りない。少なくとも、同じ公演を観た人同士で「楽しかったね」と言い合うことは出来るけれど、劇の内容を元に話し合うことはないだろう。まぁ、そういうのを志向してはいないのだろうが。ドラマティックではなかった。残尿感を笑いのネタにしていたキャラに注目して、その残尿感に何かしらの意味か、展開の鍵があるのかと思っていた。例えば、「縁を切りたくても切ることが出来ない人間関係」という暗喩とか。例えば、彼の死病の自覚症状だったとか。
その「楽園」はそれを揺さぶる強度に耐えられなかった。ということで、上記のような展開は起ることなくハッピーエンドを迎えた。
ケイコさんは残念な事にヒロイン役だった。
真っ直ぐ帰宅。どうも体調がおかしい。自室に着いたら、ますますダルさが出てきた。辛いのでそのまま早めに寝ることにした。
帯の惹句、表紙の鈴木由美子さんのイラストそしてタイトルなどからして、所謂『女性向』と書店で類別される、女性月刊誌的自己啓発本だと本屋の棚に見つけたときに思った。著者の名前さえ引っかからなかったら絶対手に取らなかったろう。
読んで判るのは、そのような装丁は戦略としてのものだということ。女性月刊誌的自己啓発本、言葉を換えれば「恋愛/結婚/幸福」無責任指南本、の読者に気軽に手に取って欲しい事が判る。惹句は『青年よ、大志をすてて、結婚しよう』。帯の紹介文は「芸達者な心理学者がこの結婚難の秘密に迫る。平成のドラ娘・梅宮アンナ、勝ち組主婦・三浦りさ子、ダメ男遍歴の倉田真由美など、現代女性の行き方と仕事観とは?あまりの面白さに各界の評判をとったスーパーエッセイ」。裏には(「目次」から)として「*「純愛」の喪失 *母と娘の間 *勝ち組の主婦たち *「VERY」から「STORY」へ *だめんず・うぉ〜か〜 *腰掛け総合職 *娘の結婚は父親と国で決まる *恋愛とフェティッシュ が書かれている。
これだけ書かれていたら、かなりの女性が手に取るのではないだろうか。本文も元は雑誌にエッセイとして連載されていたものらしく、こなれていて読みやすい。だが、全ては方便。惹句も弁証法的。
原稿を書くネタがないかと「少年アリス」を聴く。が、今回のアルバムは当たりというほどのものはなさそうだ。それでも、「スクラップ 〜別れの歌」と「ちびっこフォーク」は試聴レベルで気に入った。
どこかで列車事故があったらしく、夕方の川崎駅では電車の遅れを知らせる放送が流れていた。横浜駅に着いたのは16時半。もう開場時間だ。劇団こちらKGBのクリスマス公演「真実《ほんと》のKiss」。ぱぶりか繋がりのケイコさんが所属している劇団で、今回も出演するというDMを頂いた。会場に到着すると、やはり既に開場している。予約してもらったチケットの整理番号は51番。席はそれなりの場所を確保。パンフを読んでいたら隣の人の会話が聞こえる。どうやら、昔この劇団に所属していた人らしい。知り合いが観に来るのが多いのだろうか?
今回の劇は再演もの。序盤、いきなりの展開に付いて行けなかった。入り込む前に濃い場が展開してしまって、観るというより過去設定を見ている感じだった。
クリスマス公演ということで、恋愛劇なのかしらんと思っていたのだが、実際は群像劇だった。弾けている役者は個々に魅せてくれる。そういう意味で愉しむことは出来た。が、何か物足りない。少なくとも、同じ公演を観た人同士で「楽しかったね」と言い合うことは出来るけれど、劇の内容を元に話し合うことはないだろう。まぁ、そういうのを志向してはいないのだろうが。ドラマティックではなかった。残尿感を笑いのネタにしていたキャラに注目して、その残尿感に何かしらの意味か、展開の鍵があるのかと思っていた。例えば、「縁を切りたくても切ることが出来ない人間関係」という暗喩とか。例えば、彼の死病の自覚症状だったとか。
その「楽園」はそれを揺さぶる強度に耐えられなかった。ということで、上記のような展開は起ることなくハッピーエンドを迎えた。
ケイコさんは残念な事にヒロイン役だった。
真っ直ぐ帰宅。どうも体調がおかしい。自室に着いたら、ますますダルさが出てきた。辛いのでそのまま早めに寝ることにした。
いぬもあるけば・・・「それはクレイモアに自ら突っ込むが如く」
2003年12月20日 午後1時。マユールで朝食も兼ねた遅い昼食を食べた後、新しくできた「あおい書店」にフラッと足をのばして棚揃えをチェックした。
大した事ないだろうと、不用意に行ったのが災いした。気が付くと手提げ袋一杯の本を買っていた(がたがた)。
「カトリック」(シリーズ 世界の宗教) S・F・ブラウン+Kh・アナトリオス 青土社
「バハイ教」(シリーズ 世界の宗教) P・R・ハーツ 青土社
「キェルケゴールの宗教哲学」 R・トムティー 法律文化社
「初恋」 セーレン・キルケゴール 未知谷
「愛について − キェルケゴールの場合 −」 C・E・ディートン 法律文化社
「現代人は愛しうるか 恋愛の能力を高める本」 伊藤順康 KKベストセラーズ
「結婚の条件」 小倉千加子 朝日新聞社
「もえたん 萌える英単語」 三才ブックス
「家族収容所 『妻』という謎」 信田さよ子 講談社
「愛情の病理 『共依存症』」 安田美弥子 太陽出版
「現代のエスプリ 2003.9 アディクション 回復支援と看護」 至文堂
その後、ヨドバシカメラに移動。CDを3枚購入。
「少年アリス」 坂本真綾
「恋文」 中島みゆき
「明日は、どこへ行こう」 ホッピー神山
ところで、冬コミの原稿はさっぱりだ。あう(汗)。
大した事ないだろうと、不用意に行ったのが災いした。気が付くと手提げ袋一杯の本を買っていた(がたがた)。
「カトリック」(シリーズ 世界の宗教) S・F・ブラウン+Kh・アナトリオス 青土社
「バハイ教」(シリーズ 世界の宗教) P・R・ハーツ 青土社
「キェルケゴールの宗教哲学」 R・トムティー 法律文化社
「初恋」 セーレン・キルケゴール 未知谷
「愛について − キェルケゴールの場合 −」 C・E・ディートン 法律文化社
「現代人は愛しうるか 恋愛の能力を高める本」 伊藤順康 KKベストセラーズ
「結婚の条件」 小倉千加子 朝日新聞社
「もえたん 萌える英単語」 三才ブックス
「家族収容所 『妻』という謎」 信田さよ子 講談社
「愛情の病理 『共依存症』」 安田美弥子 太陽出版
「現代のエスプリ 2003.9 アディクション 回復支援と看護」 至文堂
その後、ヨドバシカメラに移動。CDを3枚購入。
「少年アリス」 坂本真綾
「恋文」 中島みゆき
「明日は、どこへ行こう」 ホッピー神山
ところで、冬コミの原稿はさっぱりだ。あう(汗)。