いぬもあるけば・・・「衝動買い」
2003年7月29日 秋葉原で『青春18キップ』を衝動買いした。
秋葉原で『シグマリオン3』を衝動買いした。
ついでに、シグマリオン3用ソフトケースも。
「仰木さんをモバイラーにさせよう計画」のはずだったのに‥‥
ミイラ取りがミイラになった(汗
神田ガッセという店に行き、ドイツ料理をツマミにビールをごきゅごきゅ。
秋葉原で『シグマリオン3』を衝動買いした。
ついでに、シグマリオン3用ソフトケースも。
「仰木さんをモバイラーにさせよう計画」のはずだったのに‥‥
ミイラ取りがミイラになった(汗
神田ガッセという店に行き、ドイツ料理をツマミにビールをごきゅごきゅ。
いぬもあるけば・・・「準備 その1」
2003年7月28日 クエストノベルがアップされた。う〜ん、口調が‥‥(沈)。発注時にライターに説明できればいいのだが。というかしていいのか?無骨な雰囲気と、乱暴な口調はちょっと違う。アクションシーンなどは良いのだが。どうしようか、切って違うライターさんに移るか、それとももう少し様子見をするか。う〜む。
基本的に家で過ごした。旅行の準備。問題は‥‥目的地を決めるという所から始める準備って一体‥‥。
基本的に家で過ごした。旅行の準備。問題は‥‥目的地を決めるという所から始める準備って一体‥‥。
いぬもあるけば・・・「茄子」
2003年7月27日 ヨドバシカメラでDVDやCDを多数購入。ボックスを買った訳ではないが、買うつもりで寄った訳ではなかったので予想外の出費。
マユールでお茶をしてから、チネチッタ川崎に。街の中の一大アミューズメント空間を目指したらしい改装が行われ、こぎれい。
映画の入場券を購入。座席指定制になっていた。上映時間までの間にタワーレコードに入って・・・見つけてしまった。
上野洋子さんの「SSS 〜Simply SIng Songs 〜」、みんなのうた「テトペッテンソン」、そして「ザ・ピーナッツ・オンステージ」!
こんなにも早く手に入るとは‥‥。
映画は「茄子 アンダルシアの夏」。奇妙なタイトルだと思ったら、原作がそういう名前だったのね。何気なく入場券を買ってから気がついた。主人公の声優、大泉@水曜どうでしょうさんじゃないか!! そういえば、チャットで誰かが言っていた気がするなぁ〜 驚いたのは、近くの座席に座った女性二人。二人の会話から推察するに、思いっきり大泉ファンの人だった。川崎でこんな濃い大泉ファンを目撃するとわ‥‥
映画は、時間がちょっと短かったが、値段相当は楽しめた。特に物凄いシナリオが用意されている訳でもないが、丁寧に作られた作品はきちんと見せてくれる。声も問題ない。
大泉さんがどんな顔でアフレコしていたかを想像すると頬が緩んでしまう。そちらの映像も見たかったり・・・<メイキング映像として
マユールでお茶をしてから、チネチッタ川崎に。街の中の一大アミューズメント空間を目指したらしい改装が行われ、こぎれい。
映画の入場券を購入。座席指定制になっていた。上映時間までの間にタワーレコードに入って・・・見つけてしまった。
上野洋子さんの「SSS 〜Simply SIng Songs 〜」、みんなのうた「テトペッテンソン」、そして「ザ・ピーナッツ・オンステージ」!
こんなにも早く手に入るとは‥‥。
映画は「茄子 アンダルシアの夏」。奇妙なタイトルだと思ったら、原作がそういう名前だったのね。何気なく入場券を買ってから気がついた。主人公の声優、大泉@水曜どうでしょうさんじゃないか!! そういえば、チャットで誰かが言っていた気がするなぁ〜 驚いたのは、近くの座席に座った女性二人。二人の会話から推察するに、思いっきり大泉ファンの人だった。川崎でこんな濃い大泉ファンを目撃するとわ‥‥
映画は、時間がちょっと短かったが、値段相当は楽しめた。特に物凄いシナリオが用意されている訳でもないが、丁寧に作られた作品はきちんと見せてくれる。声も問題ない。
大泉さんがどんな顔でアフレコしていたかを想像すると頬が緩んでしまう。そちらの映像も見たかったり・・・<メイキング映像として
いぬもあるけば・・・「隅田川花火大会」
2003年7月26日 夏休み初日は花火見物。結局、当初のメンバー含めて、お誘いに乗ることに。私はともかく他の二人が気疲れしてしまうかもという不安があったが、それよりも只管歩き続けで体力的にダウンしてしまう危険性の方が大きかった。二人とも隅田川花火大会は初めてなので、どんなことになるのか把握していない。肉体的に無理をさせたくないので、二人さえ良ければ、この誘いに乗りたかった。幸い、二人とも了解し、話が進み‥‥
お呼ばれしたのは隅田川近くの賃貸マンション。第一会場は見えないが、第二会場はバッチリの部屋。部屋でゆっくり飲みながら、ベランダで花火を堪能できる。
流石に、手ぶらでお招きに預かるのも何なので、何かを持っていきたい。前に訪問したときの部屋は、センスのいい和風でさっぱりしたイメージがあった。ちょうど、用があったので久が原の青花堂に寄った折に、飾り布か焼き物で適当な値段のものがないか探してみた。すると手頃な品が。花束や豪勢なお菓子よりはいいだろう。花火を見ながら、黒埼茶豆を食べたいと思ったが、売っているだろうデパ地下による時間がない。そこで、二人と待ち合わせた上野駅にあった「THE GARDEN」で茶豆や惣菜を購入。流石に黒崎茶豆は売っていなかった。
アサヒビール本社の裏のコンビニは物凄い混み様で、中に入るのに並ばなければならなかった。いやはや。ビールを買うのに、大変な目にあった。
部屋に到着。綺麗に片付いていて、大勢を招くのに準備万端と言ったところ。早速、ビールを‥‥(^-^;
続々集まる参加者。部屋主が用意した料理を摘まみながら、ビールをごきゅごきゅ。既に枝豆が用意されていたが、茶豆も茹でてもらうことに。少ない手間で茹でるコツを教えてもらった。深いフライパンで茹でるのだそうだ。TVでも熱効率のいいフライパンで気軽に煮物を作っているのを見たことがある。あれと同じ。色々試せば、水っぽくならなくて味の濃い枝豆が楽しめそう。他にも一捻り加えた料理が舌を楽しませてくれた。こういうホームパーティもいいねぇ。
‥‥と、花火、花火。19時半になって隅田川花火大会が始まった。TVで第一会場の映像を見ながら、第二会場の花火を見るという面白い状態。近いところから見るので、それなりの迫力。よい気分で花火を堪能。花火大会が終わっても人ごみは直ぐに収まらないし、地下鉄も混んでいるだろうからと、落ち着くまで更に呑んでいた。
そんな訳で夏休み初日は楽しい一時を過ごせた。例え、黒一点だったとしても‥‥(汗。
お呼ばれしたのは隅田川近くの賃貸マンション。第一会場は見えないが、第二会場はバッチリの部屋。部屋でゆっくり飲みながら、ベランダで花火を堪能できる。
流石に、手ぶらでお招きに預かるのも何なので、何かを持っていきたい。前に訪問したときの部屋は、センスのいい和風でさっぱりしたイメージがあった。ちょうど、用があったので久が原の青花堂に寄った折に、飾り布か焼き物で適当な値段のものがないか探してみた。すると手頃な品が。花束や豪勢なお菓子よりはいいだろう。花火を見ながら、黒埼茶豆を食べたいと思ったが、売っているだろうデパ地下による時間がない。そこで、二人と待ち合わせた上野駅にあった「THE GARDEN」で茶豆や惣菜を購入。流石に黒崎茶豆は売っていなかった。
アサヒビール本社の裏のコンビニは物凄い混み様で、中に入るのに並ばなければならなかった。いやはや。ビールを買うのに、大変な目にあった。
部屋に到着。綺麗に片付いていて、大勢を招くのに準備万端と言ったところ。早速、ビールを‥‥(^-^;
続々集まる参加者。部屋主が用意した料理を摘まみながら、ビールをごきゅごきゅ。既に枝豆が用意されていたが、茶豆も茹でてもらうことに。少ない手間で茹でるコツを教えてもらった。深いフライパンで茹でるのだそうだ。TVでも熱効率のいいフライパンで気軽に煮物を作っているのを見たことがある。あれと同じ。色々試せば、水っぽくならなくて味の濃い枝豆が楽しめそう。他にも一捻り加えた料理が舌を楽しませてくれた。こういうホームパーティもいいねぇ。
‥‥と、花火、花火。19時半になって隅田川花火大会が始まった。TVで第一会場の映像を見ながら、第二会場の花火を見るという面白い状態。近いところから見るので、それなりの迫力。よい気分で花火を堪能。花火大会が終わっても人ごみは直ぐに収まらないし、地下鉄も混んでいるだろうからと、落ち着くまで更に呑んでいた。
そんな訳で夏休み初日は楽しい一時を過ごせた。例え、黒一点だったとしても‥‥(汗。
いぬもあるけば・・・「休暇計画検討」
2003年7月25日 明日から一週間夏休み。今のところ、大きな旅行の予約など全くしていない。それでも、今年も小旅行はしたい。
尤も、休暇というのはPBMと同じで開始前にあれこれ考えるのが楽しかったりする。
本屋にいって物色。SFマガジン9月号を購入。日本SF大会で小谷さんが見せてくれた表紙。一瞬、別の系統の雑誌かと見紛うほど耽美な表紙。女性作家特集だから‥‥でもあるけれど、まぁ、今月のSFマガジンは強烈。K/Sについての小論文やら、異世界ファンタジーの名を借りた耽美な・・・もごもご。ともかく刺激的な雑誌になっている事は確か。
「18キップで行く・・・」みたいムックを購入。別にこれを見て、その通りの旅行をするわけではなく、趣味のものを取り扱っている本を取り合えず資料/ネタとして購入するのと同じ感じ。
「チャット依存症候群」というなんともトホホなセンスのタイトルの本を購入。「‥‥症候群」というタイトルを恥ずかしいと思わないセンスの人達が作った本であることは確か。よくある「症候群」物と同じように別に学術的なものではなく、ルポを元にして、そこで取り上げた現象を上手く纏める才能がないので「症候群」と纏めた感じの本。「ルポタージュ:チャット依存」の方がJARO的に正しい。いや、医学用語ではなく社会学幼語として使っているのか。
『依存』という言葉は、現代社会を表すキーワード。それが嗜癖と密接に繋がっている事を考えたとき、現代的生は「嗜癖的な生」に展開される。
尤も、休暇というのはPBMと同じで開始前にあれこれ考えるのが楽しかったりする。
本屋にいって物色。SFマガジン9月号を購入。日本SF大会で小谷さんが見せてくれた表紙。一瞬、別の系統の雑誌かと見紛うほど耽美な表紙。女性作家特集だから‥‥でもあるけれど、まぁ、今月のSFマガジンは強烈。K/Sについての小論文やら、異世界ファンタジーの名を借りた耽美な・・・もごもご。ともかく刺激的な雑誌になっている事は確か。
「18キップで行く・・・」みたいムックを購入。別にこれを見て、その通りの旅行をするわけではなく、趣味のものを取り扱っている本を取り合えず資料/ネタとして購入するのと同じ感じ。
「チャット依存症候群」というなんともトホホなセンスのタイトルの本を購入。「‥‥症候群」というタイトルを恥ずかしいと思わないセンスの人達が作った本であることは確か。よくある「症候群」物と同じように別に学術的なものではなく、ルポを元にして、そこで取り上げた現象を上手く纏める才能がないので「症候群」と纏めた感じの本。「ルポタージュ:チャット依存」の方がJARO的に正しい。いや、医学用語ではなく社会学幼語として使っているのか。
『依存』という言葉は、現代社会を表すキーワード。それが嗜癖と密接に繋がっている事を考えたとき、現代的生は「嗜癖的な生」に展開される。
いぬもあるけば・・・「おさそい」
2003年7月24日 ツインピン、受領〜!!(どんどん、ぱふぱふ)
「こう、来きましたか!」と唸るもの。背景は蒼嵐をイメージした都会。これがどんな風に表されるのか、注目していた。例えば剥き出しのコンクリートに囲まれた、危なそうな裏通りだったり、表参道や銀座の表通りのような華やかさが漂う場所だったり、選択の幅はいくらでもある。今回は星の様に見える高層ビル群の窓明かりを遠景にしていた。
OMCの発注にはゲーム的な要素がある。発注文の文字数が規定されているという事もあるが、言葉による伝達の不完全性によって、発注者のイメージが完全に伝わることはまずありえない。また受注した絵師は足りない情報を自ら想像して補間する。この不確定性に醍醐味がある。
「隅田川花火大会を見に来ない?」とたまははき関係からお誘いの電話。既に別の知人達と見にいく事にしている。さて、どうしよう。
「こう、来きましたか!」と唸るもの。背景は蒼嵐をイメージした都会。これがどんな風に表されるのか、注目していた。例えば剥き出しのコンクリートに囲まれた、危なそうな裏通りだったり、表参道や銀座の表通りのような華やかさが漂う場所だったり、選択の幅はいくらでもある。今回は星の様に見える高層ビル群の窓明かりを遠景にしていた。
OMCの発注にはゲーム的な要素がある。発注文の文字数が規定されているという事もあるが、言葉による伝達の不完全性によって、発注者のイメージが完全に伝わることはまずありえない。また受注した絵師は足りない情報を自ら想像して補間する。この不確定性に醍醐味がある。
「隅田川花火大会を見に来ない?」とたまははき関係からお誘いの電話。既に別の知人達と見にいく事にしている。さて、どうしよう。
いぬもあるけば・・・「ふらふら」
2003年7月23日 会社の‥‥というか、職場の暑気払い。地下食堂の傍らで。今年は出張のために参加できないという悲しいことにはならなかった。
ビンゴ大会では、瀬戸物の風鈴が当たった。自室には既にアキノ風琴があるので吊るす場所がない。外に吊るすと流石にうるさいだろうし。そんな訳で机の引き出しに無理矢理つけてみたり。
昼に軽く食べたのだが、寝不足なのか、ビールが回った。大して呑んでいないのに。ましてや、チャンポンもせず。予想外の睡魔の攻撃に、暑気払い終了後、机に戻ってから突っ伏して10分ほど気を失っていた。
起きるととっても体調が悪い。作業をちょっとしようと思ったが、断念して帰ることにした。
ビンゴ大会では、瀬戸物の風鈴が当たった。自室には既にアキノ風琴があるので吊るす場所がない。外に吊るすと流石にうるさいだろうし。そんな訳で机の引き出しに無理矢理つけてみたり。
昼に軽く食べたのだが、寝不足なのか、ビールが回った。大して呑んでいないのに。ましてや、チャンポンもせず。予想外の睡魔の攻撃に、暑気払い終了後、机に戻ってから突っ伏して10分ほど気を失っていた。
起きるととっても体調が悪い。作業をちょっとしようと思ったが、断念して帰ることにした。
いぬもあるけば・・・「様子見の結果」
2003年7月22日 アクスディアの諸事情により無料なナリオのリプレイが2つ到着。うにゅ、微妙なり。両方とも千聖マスターのシナリオで、それぞれホストクラブとキャバクラに潜入して調査するシナリオ。
調査系なので、川向こうなPCによる妄想は却下されるが、投入した私のPCも年齢が低いことにより行動に制限が生じていた。キャラクターを完全に把握しきれていないために、ロールプレイや行動方針も中々定まらないことが露呈。もっとコミカルな路線で言った方がよいのかもしれない。もしくは参加シナリオを限定させるか。どちらにしても、WT1に比べると色々難しいことが判った。
シングルピン納入。こちらの提示したシチュエーションを上手く咀嚼してくれている。1枚の絵で構成するため、こちらが要求したものは時に矛盾していることがある。それらをどう調整して形にするか、構想力が求められるのがピンナップ。鳴沢さんのイラストは発注者を十分満足させてくれるものだった。これはツインピンが上がってくるのが楽しみだ。
調査系なので、川向こうなPCによる妄想は却下されるが、投入した私のPCも年齢が低いことにより行動に制限が生じていた。キャラクターを完全に把握しきれていないために、ロールプレイや行動方針も中々定まらないことが露呈。もっとコミカルな路線で言った方がよいのかもしれない。もしくは参加シナリオを限定させるか。どちらにしても、WT1に比べると色々難しいことが判った。
シングルピン納入。こちらの提示したシチュエーションを上手く咀嚼してくれている。1枚の絵で構成するため、こちらが要求したものは時に矛盾していることがある。それらをどう調整して形にするか、構想力が求められるのがピンナップ。鳴沢さんのイラストは発注者を十分満足させてくれるものだった。これはツインピンが上がってくるのが楽しみだ。
いぬもあるけば・・・「日本SF大会 最終日」
2003年7月21日 深夜企画は気が付くと「出渕祐の部屋」に。建前、23時から25時までの企画だったのだが、目的が皆で酒でも飲みながらの雑談なので、話が尽きるまでひたすら語りつづける場になった。
最初はネタとして、発売前のラーゼフォンのゲームのオリジナル画像を録画したものを上映。初回特典としてついてくる映像は15分あるもので、外伝としても、そして劇場版では扱いが薄かった久遠のみのモノ/ダイローグ。声優、桑島 法子の実力を見る・・・という感じ。その後は、劇場版ラーゼフォンの映像をボリュームを押さえて流しながら、雑談モード。
8月下旬に売りに出されるDVDに触れた際、特典に載せるために久々に押井さんと話をしたと。対談だったはずが、押井さんへのインタビューみたいなものになったと。今、押井さんのインタビューをやらせたら一番だという自信がある。普通の人が聞き出せない事をぼろっと聞き出している。この対談だけでもDVDはかなり価値がありそうだ。
二人とも特撮や戦争映画をよく見ていることもあって、例えば「『機動警察パトレイバー the move』で箱舟に潜入してゼロを最後に機動を止めるシーンは『レマゲン鉄橋』(のオマージュ)でしょう?と確認を求めるとにやりと笑った。」とか。
映画を沢山観ている人は監督達のオマージュを見つけることができ、より楽しめる。ナディアも、ノーチラス号の発進のシーンはある映画の1シーンを彷彿させるという。
最近の若手監督の作品は映像先行で、古典的な映画手法を知らないで作られた作品が多いと嘆く。長い歴史を持つ日本映画の現場には、様々なノウハウが詰まっている。が、そのノウハウが後の世代に伝わることなく消える可能性がある。アートとして、個人的なものとしての映像を作ることは簡単になった。が、「形式」で醸し出したり、隠喩したりする方法は言語と同じで学ばねば使いこなせない。ハリウッドや日本映画などの実写よりもアニメや特撮の方がそれが伝わって使いこなしていたりする。
「WX3 機動警察パトレイバー」は脚本や演出に注目して、一般映画としてみるとその秀逸さが浮かび上がってくる。隠喩が多用された映像。物語のテーマは「喪失」。台詞による直接的な表現ではなく、間接的な表現で「喪失」とそこにある「哀しみ」を浮かび上がらせている。小物1つにもそれが隠喩として意味を持つ。松葉杖も「喪失」を暗喩し、醸し出すアイテム。最後に東京を俯瞰するシーンがあるが、監督の求めるイメージは難易度が高く、そのような背景は得られないのではと思われた。もし、駄目ならば、そのシーンは諦めざるを得ない。が、上がってきた背景を見て、監督は「これだ!」と大喜びしたという。
出渕さんにとって、監督をするに当たって最も影響を受けたのは、この遠藤卓司監督だという。これを頭に入れて、劇場版ラーゼフォンを見る。つまり、読み取る姿勢で見る。
古典を学ぶことの重要性。感動する為に必要な、伝達されるのに必要な教養。本歌取り。修辞学。入力インピーダンス。
なぜ、教養としての・・・云々という修飾があるのかいえば、その修飾されるものは「誰でも判って楽しめる」ものではないのだ。知っている人は膝を打つシーンも知らない人はスルーする。「面白くなかった」のではない、「判らなかった」なのだ。推理小説にジェットコースター的なドキドキハラハラを求めないのと同様に。
問い:「なぜSFし続けているのか?」
応え:「SFには『恩』がある。救ってくれたことに対する恩が。」
あの事件、大量のビデオテープと自室の映像を見て、出渕さんもショックを受けた人の一人だった。「あれは‥‥俺じゃないか‥‥」
犯人と自分との違い。『一線』を超えさせなかったもの。破滅せずに社会と繋ぎ止めてくれたもの。それが、『SF』であり、『SFファンダム活動』だった。‥‥だけだった。
そういう意味でSFには恩がある。ゲストとはいえ、1参加者としてこの場にやってきたのもSFに報いる事が頭にある。
私は理解する。なぜならば、異なる個人的事情であるが同じ流れで破滅から救われ、同じ論理で『PBM』を続けているから‥‥
最後に「フランケンシュタイン対地底怪獣」と「ガス人間第一号」を見るようにと勧められて23時〜5時までのある意味狂気の宴は終わった。
部屋に戻って、2時間ほど気絶。強制立ち上げするために、温泉に。食事の後の閉会式の間の僅かな時間、また気絶。
それにしても、今だから言える「『機動警察パトレイバー the move』の裏話」は驚きというより、恐ろしさを感じた。いかにある作品を我々が見る裏側で色々な事が起きているのかを知った。その作品の有無に繋がるぐらいのこと。ヤバ過ぎて、ちょっとネットには書き込めないな。
最初はネタとして、発売前のラーゼフォンのゲームのオリジナル画像を録画したものを上映。初回特典としてついてくる映像は15分あるもので、外伝としても、そして劇場版では扱いが薄かった久遠のみのモノ/ダイローグ。声優、桑島 法子の実力を見る・・・という感じ。その後は、劇場版ラーゼフォンの映像をボリュームを押さえて流しながら、雑談モード。
8月下旬に売りに出されるDVDに触れた際、特典に載せるために久々に押井さんと話をしたと。対談だったはずが、押井さんへのインタビューみたいなものになったと。今、押井さんのインタビューをやらせたら一番だという自信がある。普通の人が聞き出せない事をぼろっと聞き出している。この対談だけでもDVDはかなり価値がありそうだ。
二人とも特撮や戦争映画をよく見ていることもあって、例えば「『機動警察パトレイバー the move』で箱舟に潜入してゼロを最後に機動を止めるシーンは『レマゲン鉄橋』(のオマージュ)でしょう?と確認を求めるとにやりと笑った。」とか。
映画を沢山観ている人は監督達のオマージュを見つけることができ、より楽しめる。ナディアも、ノーチラス号の発進のシーンはある映画の1シーンを彷彿させるという。
最近の若手監督の作品は映像先行で、古典的な映画手法を知らないで作られた作品が多いと嘆く。長い歴史を持つ日本映画の現場には、様々なノウハウが詰まっている。が、そのノウハウが後の世代に伝わることなく消える可能性がある。アートとして、個人的なものとしての映像を作ることは簡単になった。が、「形式」で醸し出したり、隠喩したりする方法は言語と同じで学ばねば使いこなせない。ハリウッドや日本映画などの実写よりもアニメや特撮の方がそれが伝わって使いこなしていたりする。
「WX3 機動警察パトレイバー」は脚本や演出に注目して、一般映画としてみるとその秀逸さが浮かび上がってくる。隠喩が多用された映像。物語のテーマは「喪失」。台詞による直接的な表現ではなく、間接的な表現で「喪失」とそこにある「哀しみ」を浮かび上がらせている。小物1つにもそれが隠喩として意味を持つ。松葉杖も「喪失」を暗喩し、醸し出すアイテム。最後に東京を俯瞰するシーンがあるが、監督の求めるイメージは難易度が高く、そのような背景は得られないのではと思われた。もし、駄目ならば、そのシーンは諦めざるを得ない。が、上がってきた背景を見て、監督は「これだ!」と大喜びしたという。
出渕さんにとって、監督をするに当たって最も影響を受けたのは、この遠藤卓司監督だという。これを頭に入れて、劇場版ラーゼフォンを見る。つまり、読み取る姿勢で見る。
古典を学ぶことの重要性。感動する為に必要な、伝達されるのに必要な教養。本歌取り。修辞学。入力インピーダンス。
なぜ、教養としての・・・云々という修飾があるのかいえば、その修飾されるものは「誰でも判って楽しめる」ものではないのだ。知っている人は膝を打つシーンも知らない人はスルーする。「面白くなかった」のではない、「判らなかった」なのだ。推理小説にジェットコースター的なドキドキハラハラを求めないのと同様に。
問い:「なぜSFし続けているのか?」
応え:「SFには『恩』がある。救ってくれたことに対する恩が。」
あの事件、大量のビデオテープと自室の映像を見て、出渕さんもショックを受けた人の一人だった。「あれは‥‥俺じゃないか‥‥」
犯人と自分との違い。『一線』を超えさせなかったもの。破滅せずに社会と繋ぎ止めてくれたもの。それが、『SF』であり、『SFファンダム活動』だった。‥‥だけだった。
そういう意味でSFには恩がある。ゲストとはいえ、1参加者としてこの場にやってきたのもSFに報いる事が頭にある。
私は理解する。なぜならば、異なる個人的事情であるが同じ流れで破滅から救われ、同じ論理で『PBM』を続けているから‥‥
最後に「フランケンシュタイン対地底怪獣」と「ガス人間第一号」を見るようにと勧められて23時〜5時までのある意味狂気の宴は終わった。
部屋に戻って、2時間ほど気絶。強制立ち上げするために、温泉に。食事の後の閉会式の間の僅かな時間、また気絶。
それにしても、今だから言える「『機動警察パトレイバー the move』の裏話」は驚きというより、恐ろしさを感じた。いかにある作品を我々が見る裏側で色々な事が起きているのかを知った。その作品の有無に繋がるぐらいのこと。ヤバ過ぎて、ちょっとネットには書き込めないな。
いぬもあるけば・・・「日本SF大会 二日目」
2003年7月20日 7時半に意識を取り戻し、朝食。昨日のパーティ会場がバイキング形式の朝食会場になっている。8時からピアノとエレキバイオリンの生演奏を供された。クラシックだけでなく、ナウシカ、ルパン三世、ラピュタ、宇宙戦艦ヤマトなども演奏された。実行委員会があらかじめスコアを渡していたようだ。優雅な朝食?
9時からの企画。何故か、そしてやぱし「ゲゲボドリンクの部屋」にいた。すずめさんからの命令電波によって。「ジェンダーSF研究会 文学とコスプレカルチャーのあいだ」(巽孝之、小谷真理、尾山ノルマ、瀧川仁子)も興味あったのだが、ヨモスエ、ゲゲボという形容詞に反応してしまう身としては仕方ない。企画開始時には10本ほどしかなかったドリンクが、ぞくぞく大勢から提供を受け膨大な数になった。Kさんは10年もののタフィボビータを提供していた。ちなみに、ここでは「賞味期限切れ」という単語はない。代わりに「ビンテージもの」という形容が与えられる。世の中にはサスケなどを大事に保管しつづけているマニアもいると言う話が・・・(かたかたかた)。この企画は、自作品や混合品などのプロトタイプは無しで、市販品のGTクラスのみの耐久レース。小さなカップにドリンクを一口ずつ分けて味見しつづける過酷なもの。そして、はじまった。(記憶抑圧により削除)・・・はぁはぁ・・・やはり恐ろしく、過酷なレースだった。何かの弾みでゲップがでると、自らがそれにダメージを喰らう・・・後遺症だ。
11時。「無銭飲食列伝−鉄人屋」(秋山瑞人)で本物の鉄人定食の完食を目指す企画は、先程の企画のダメージにより断念。参加できずに見るだけでは余り面白くない。話のネタにはなるが。ということで、「第2回 Sense of Gender賞選考発表の部屋」(小谷真理、工藤央奈、風野春樹)に。ジェンダーSF研はこのままでいいのだろうか?近いうちに閉塞していく予感。日本の作家は『政治的に幼稚』なので、ジェンダーという政治的タームを前にすると思考が停止してしまう人や暴走してしまう人、戦中の時みたいにネグレクトを決め込んだり、そもそも全く文章書きとしては信じられないくらい無知だったりするので、彼/彼女らの活動を「子供だましのお遊戯」としか把握されえず、真綿で絞め殺すような無言の圧迫に活動が空中分解してしまう可能性が高い。「家父長制的温情の込められた生暖かい目で見守りながらも黙殺」というところか。矛盾、もしくは戦術ミス。
ホテル内で大会参加者向けに特別に売られているお弁当を部屋で急いで掻き込む。お腹が一杯になると眠くなるじやないか・・・と眠ることを考えたが、時間が勿体無い。部屋を出て、中を徘徊する。
13時からの企画は「小さなお茶会 小谷真里・野阿梓」に。限定10名なので、もう締め切られているのではと思ったら、まだ枠があると言われたので参加。ところが、野阿さんが全然姿を見せない。その間、小谷さんがノートパソコンでここ最近出かけたイベントで撮影した画像を鑑賞ソフトを立ち上げて皆に見せてくれた。昨年のゆ〜こんや、アメリカで開催されている女性による女性のためのSF大会とか。海外の有名作家や教授は余りに遠く、時に故人のように認識していることがある。こうやって、アーシュラ・K・ルグィンの画像を見せてもらうことでそういう錯誤を修正することができる。他にも網状言論一行の韓国のヲタクとの交流会の映像とか。
30分遅れでの登場の野阿さんは昼食を食べていたらしい。参加者の自己紹介をしたあとは、だらだらとおしゃべり。先程、披露したSF大会の様子やあちらで仕入れた情報など。ワールドコンで始めてマスカレード(コスプレ)をした人、つまり世界で始めてコスプレをした人にあったという話も興味深かった。初めてのコスプレはスーパーマンだったらしい。 それから、「コルサール事件」についての話題でしばし盛り上がる。ゲストに尋ねたい事柄があったのだが、場にそぐわないので自粛。
15時。梶尾真治さんの朗読とお茶会に惹かれたが、最近の作品(例えば「黄泉がえり」など)を読んでいないので、参加を躊躇われ断念。代わりに「SFアニメ舞台裏〜ラーゼフォンの場合〜」(出渕祐、他)に。地上波TV放映、しかも2クールということに対し、周辺は「基地外沙汰だ。絶対、失敗する。」と警告していたらしい。初監督として手がけるには締切とか制限が地上波放映に比べればトンでもなくユルユルな『おヴぁ』が楽で失敗が少ない。最初からそんな過酷な物を手がけるなんて無謀でしかない・・・と。
出渕さんは「地上波放映でなければならなかった。でなければ、アニメを作る意味がなかった。」と。何故か。何故、地上波ではなければならないのか。それは、視聴者を考えて、受け手を考えてのこと。おヴぁを買ったり、CS放送の契約をしたりと自ら動いて見ることが出来、そしてそうする大人のファンだけを的にした作品にしたくない。地上波放送には『偶然の出会い』という要素がある。既存メディアかつ無料放送である故に。「全く放送を知らなかった、興味を抱いていなかった子供が偶々チャンネルを変えているときに出会う」というシチュエーションは、おヴぁやCS番組よりは発生確率が高いだろう。というより、おヴぁやCS番組、いやマーケティング中心主義の商品は標的以外の客層を無視することで戦力を集中する戦略を取っている。出会いは偶然ではなく、必然でなければならない。おヴぁは10歳の子供を相手にはしない。地上波放送に拘る出渕さんはスポンサーがどこであれ10歳の子供をも対象にしていた。ラーゼフォンというテクストを子供達がその時点で咀嚼するとは勿論考えていない。そうではなく、彼らの心の中にSEEDを植えられればそれでいい。いつかもう少し大人になって自分なりに理解してくれればそれでいい。受け手の可能性を信じての発信。判らないものは判らないままに。
ラーゼフォンのデザインをやわらかくしたのは、中性的なイメージを与えたかったため。ロボット物というと女性には敷居が高くなりがちだが、女性にも観てもらいたい。そのため、かなり意図的な設定や演出も加味したようだ。
何気なく聞いてしまったらそれまでだが、これらの単語を別の業界の単語に入れ替えたとき、『表現者』は誰に、何を、どのように・・・という古典的な命題について語っていることが見えてくる。
個人的ににやりとしたのは、ガイナックスの話題。劇場版の監督が急病で倒れて参加できなかったため、代わりに参加した某プロデューサーとのやりとりのなかで。「○○さんも、ガイナックスの近くに引っ越したらどうですか?目の前のマンションはまだ部屋が余っているようですよ。」・・・ククク・・・久さん(笑)。
仮眠・・・寝坊
星雲賞授賞式・パーティー
21時。
選択:「やおいパネルディスカッション」小谷真理、野田令子、ひかわ玲子、秋津京子
BLの現状。JUNEともやおいとも違う地平。
少女漫画というジャンルが健全(?)な発達を妨げられた結果、別の形で進化した。ここも『裏進化』。
その社会からの抑圧は、そのまま少女に対する性的抑圧と等価。「主体であることの否定」。
BL作家として紹介された秋津さんはしかし最近業界から離れているらしく、とんと疎くて知り合いの編集者さんに現状を教えてもらったらしい。
それによると、しばらく前までは「学園物」としてBLが主流だったのだが、「リーマン物」に移っているという。そして、ソフトな描写からハードな描写に。
「リーマン物」は三高(笑)で美形の青年が年下の普通の後輩を・・・というシチュエーションらしい。「学園物」では閉鎖された中故に権力関係はほぼ同等と言ってもいいが、「リーマン物」は片方が圧倒する。ここに現実世界の女性の生き辛さを垣間見て、陰鬱な気分になる。主客転倒もなく、力ある『攻め』からひたすら「愛」を頂戴することを願う『受け』。そんなのが受けているのか。だったら、別にBLじゃなくてもいいじゃん。
性描写の回数も多く、どうやら編集者の指示によって「30ページに1回はその手のシーンを入れる」という感じになっているらしい。野阿さんは、そこにファンクション・ノベルを見ていた。回数が増えるということは、1つのシーンの物語における強度は弱まるということだ。「量」が「質」を駆逐する。それもある意味で今のご時世に沿った物なのかもしれない。お腹一杯なのに餓えているというような。
9時からの企画。何故か、そしてやぱし「ゲゲボドリンクの部屋」にいた。すずめさんからの命令電波によって。「ジェンダーSF研究会 文学とコスプレカルチャーのあいだ」(巽孝之、小谷真理、尾山ノルマ、瀧川仁子)も興味あったのだが、ヨモスエ、ゲゲボという形容詞に反応してしまう身としては仕方ない。企画開始時には10本ほどしかなかったドリンクが、ぞくぞく大勢から提供を受け膨大な数になった。Kさんは10年もののタフィボビータを提供していた。ちなみに、ここでは「賞味期限切れ」という単語はない。代わりに「ビンテージもの」という形容が与えられる。世の中にはサスケなどを大事に保管しつづけているマニアもいると言う話が・・・(かたかたかた)。この企画は、自作品や混合品などのプロトタイプは無しで、市販品のGTクラスのみの耐久レース。小さなカップにドリンクを一口ずつ分けて味見しつづける過酷なもの。そして、はじまった。(記憶抑圧により削除)・・・はぁはぁ・・・やはり恐ろしく、過酷なレースだった。何かの弾みでゲップがでると、自らがそれにダメージを喰らう・・・後遺症だ。
11時。「無銭飲食列伝−鉄人屋」(秋山瑞人)で本物の鉄人定食の完食を目指す企画は、先程の企画のダメージにより断念。参加できずに見るだけでは余り面白くない。話のネタにはなるが。ということで、「第2回 Sense of Gender賞選考発表の部屋」(小谷真理、工藤央奈、風野春樹)に。ジェンダーSF研はこのままでいいのだろうか?近いうちに閉塞していく予感。日本の作家は『政治的に幼稚』なので、ジェンダーという政治的タームを前にすると思考が停止してしまう人や暴走してしまう人、戦中の時みたいにネグレクトを決め込んだり、そもそも全く文章書きとしては信じられないくらい無知だったりするので、彼/彼女らの活動を「子供だましのお遊戯」としか把握されえず、真綿で絞め殺すような無言の圧迫に活動が空中分解してしまう可能性が高い。「家父長制的温情の込められた生暖かい目で見守りながらも黙殺」というところか。矛盾、もしくは戦術ミス。
ホテル内で大会参加者向けに特別に売られているお弁当を部屋で急いで掻き込む。お腹が一杯になると眠くなるじやないか・・・と眠ることを考えたが、時間が勿体無い。部屋を出て、中を徘徊する。
13時からの企画は「小さなお茶会 小谷真里・野阿梓」に。限定10名なので、もう締め切られているのではと思ったら、まだ枠があると言われたので参加。ところが、野阿さんが全然姿を見せない。その間、小谷さんがノートパソコンでここ最近出かけたイベントで撮影した画像を鑑賞ソフトを立ち上げて皆に見せてくれた。昨年のゆ〜こんや、アメリカで開催されている女性による女性のためのSF大会とか。海外の有名作家や教授は余りに遠く、時に故人のように認識していることがある。こうやって、アーシュラ・K・ルグィンの画像を見せてもらうことでそういう錯誤を修正することができる。他にも網状言論一行の韓国のヲタクとの交流会の映像とか。
30分遅れでの登場の野阿さんは昼食を食べていたらしい。参加者の自己紹介をしたあとは、だらだらとおしゃべり。先程、披露したSF大会の様子やあちらで仕入れた情報など。ワールドコンで始めてマスカレード(コスプレ)をした人、つまり世界で始めてコスプレをした人にあったという話も興味深かった。初めてのコスプレはスーパーマンだったらしい。 それから、「コルサール事件」についての話題でしばし盛り上がる。ゲストに尋ねたい事柄があったのだが、場にそぐわないので自粛。
15時。梶尾真治さんの朗読とお茶会に惹かれたが、最近の作品(例えば「黄泉がえり」など)を読んでいないので、参加を躊躇われ断念。代わりに「SFアニメ舞台裏〜ラーゼフォンの場合〜」(出渕祐、他)に。地上波TV放映、しかも2クールということに対し、周辺は「基地外沙汰だ。絶対、失敗する。」と警告していたらしい。初監督として手がけるには締切とか制限が地上波放映に比べればトンでもなくユルユルな『おヴぁ』が楽で失敗が少ない。最初からそんな過酷な物を手がけるなんて無謀でしかない・・・と。
出渕さんは「地上波放映でなければならなかった。でなければ、アニメを作る意味がなかった。」と。何故か。何故、地上波ではなければならないのか。それは、視聴者を考えて、受け手を考えてのこと。おヴぁを買ったり、CS放送の契約をしたりと自ら動いて見ることが出来、そしてそうする大人のファンだけを的にした作品にしたくない。地上波放送には『偶然の出会い』という要素がある。既存メディアかつ無料放送である故に。「全く放送を知らなかった、興味を抱いていなかった子供が偶々チャンネルを変えているときに出会う」というシチュエーションは、おヴぁやCS番組よりは発生確率が高いだろう。というより、おヴぁやCS番組、いやマーケティング中心主義の商品は標的以外の客層を無視することで戦力を集中する戦略を取っている。出会いは偶然ではなく、必然でなければならない。おヴぁは10歳の子供を相手にはしない。地上波放送に拘る出渕さんはスポンサーがどこであれ10歳の子供をも対象にしていた。ラーゼフォンというテクストを子供達がその時点で咀嚼するとは勿論考えていない。そうではなく、彼らの心の中にSEEDを植えられればそれでいい。いつかもう少し大人になって自分なりに理解してくれればそれでいい。受け手の可能性を信じての発信。判らないものは判らないままに。
ラーゼフォンのデザインをやわらかくしたのは、中性的なイメージを与えたかったため。ロボット物というと女性には敷居が高くなりがちだが、女性にも観てもらいたい。そのため、かなり意図的な設定や演出も加味したようだ。
何気なく聞いてしまったらそれまでだが、これらの単語を別の業界の単語に入れ替えたとき、『表現者』は誰に、何を、どのように・・・という古典的な命題について語っていることが見えてくる。
個人的ににやりとしたのは、ガイナックスの話題。劇場版の監督が急病で倒れて参加できなかったため、代わりに参加した某プロデューサーとのやりとりのなかで。「○○さんも、ガイナックスの近くに引っ越したらどうですか?目の前のマンションはまだ部屋が余っているようですよ。」・・・ククク・・・久さん(笑)。
仮眠・・・寝坊
星雲賞授賞式・パーティー
21時。
選択:「やおいパネルディスカッション」小谷真理、野田令子、ひかわ玲子、秋津京子
BLの現状。JUNEともやおいとも違う地平。
少女漫画というジャンルが健全(?)な発達を妨げられた結果、別の形で進化した。ここも『裏進化』。
その社会からの抑圧は、そのまま少女に対する性的抑圧と等価。「主体であることの否定」。
BL作家として紹介された秋津さんはしかし最近業界から離れているらしく、とんと疎くて知り合いの編集者さんに現状を教えてもらったらしい。
それによると、しばらく前までは「学園物」としてBLが主流だったのだが、「リーマン物」に移っているという。そして、ソフトな描写からハードな描写に。
「リーマン物」は三高(笑)で美形の青年が年下の普通の後輩を・・・というシチュエーションらしい。「学園物」では閉鎖された中故に権力関係はほぼ同等と言ってもいいが、「リーマン物」は片方が圧倒する。ここに現実世界の女性の生き辛さを垣間見て、陰鬱な気分になる。主客転倒もなく、力ある『攻め』からひたすら「愛」を頂戴することを願う『受け』。そんなのが受けているのか。だったら、別にBLじゃなくてもいいじゃん。
性描写の回数も多く、どうやら編集者の指示によって「30ページに1回はその手のシーンを入れる」という感じになっているらしい。野阿さんは、そこにファンクション・ノベルを見ていた。回数が増えるということは、1つのシーンの物語における強度は弱まるということだ。「量」が「質」を駆逐する。それもある意味で今のご時世に沿った物なのかもしれない。お腹一杯なのに餓えているというような。
いぬもあるけば・・・「日本SF大会 初日」
2003年7月19日 池袋に着いたのは8時半。集合時間の9時にはまだ余裕がある。そこで駅蕎麦のあじさいで朝食を取った。うどんを食べていると、後ろから肩を掴まれた。別に誰かに迷惑を掛けている訳もなく。となると、知り合いか?池袋界隈在住の知り合いの顔写真の束が高速に捲れられる。が、そうではなかった。上越のKさんだった。同じ企画に参加するためにやってきて私と同じように朝食を取ろうとしたと。濃い企画故に集合場所で知り合いに会う可能性は考慮していたが、まさかこんな場所で・・・完全に不意打ちだった。
池袋駅東口キンカ堂前にはためくアヤシイ旗。その周囲に屯する人たち。彼らが「まおちゃん計画」参加者に違いない。乗り込んだバスは朝霞駐屯地にある陸上自衛隊広報センターに。和光市に知り合いが住んでいるうちにオフ会をやっても面白いかな?と思いつつも結局果たせなかった場所。今回の企画がなければ態々訪れることはまずない。Kさんが言うに、最近、ここで仮面ライダー555の撮影があったのだとか。なぜ主人公がピザの配達でここに紛れ込んだのか謎だという。着いて、まず広報センターの2Fの会議室に。誰もエレベーターを使わずに階段を当たり前のように上るところがいかにも大会参加者らしい。館長からブリーフィングを受ける。説明慣れして、弁舌爽やか。その後、施設を見学。今日はイベントが開催されている。高機動車の試乗会は「駐屯地遊覧」でゆっくりとしたもの。装備品展示では小銃や携帯地対空ミサイルや携帯無反動砲などを触って構えることができる。狙撃銃の担当者の1人はレンジャー部隊の人なのか顔に迷彩を施してにこりと微笑んでいた。展示車両で特別なものは化学防護車など。車両に近づくと銘板を探してしまう癖が。
施設の中の展示は対戦車ヘリコプターAH-1Sと90式戦車、それとレンジャー部隊の装備品やコスプレコーナー、フライトシミュレーター、映像上映室など。AH-1Sは各種装備品がどの辺りに着いているのかとか、アレはなんの機材なのかとか想像したり。90式戦車はその中は入れないが、砲撃手用のハンドルと照準のセットが別に展示されていた。もちろんここでも銘板を確認。銘板があるということは、試作品であるが本物ということ。そう、ここに展示してあるもの、外の車両も含め、はほとんど研究試作か何かで作られたもののようだ。AH-1Sのプログラムされたフライトシミュレーターに乗った。20mm機関砲を射撃した時の反動も模されている。結構激しいのだなぁ。コスプレは女性参加者のグループが楽しんでいた。そんなこんなで割とあっという間に2時間が過ぎた。広報センターということもあって、女性の自衛官が多く配置されていた。我々以外にも多数の家族ず連れが訪れていたので、これは正解なのだろう。
バスの中でお弁当を頂く。次の目的地は那須の「明治・大正・昭和戦争博物館」。はっきり言ってかなりイロモノな施設だ。笑えないぐらいトホホな施設だったらどうしようかと不安を抱えながらバスに揺られた。そして、その施設はある意味で期待を裏切らず、ある意味で我々の予想を遥かに凌駕したものだった。お勧め。館長がご健在の内に一度訪れてみてはどうか。館長そのものが一番の目玉だった。館内に無造作に展示されていた、戦艦大和の大型模型は、東宝で使用したものを処分に困って譲り受けたものらしい。最初、皆で苦笑いしながら見ていたのだが、コアな参加者一行によって某有名特撮映画で艦橋を替えて別の船として使用された由緒正しい模型であることが判明した。そして、改めて「何故、こんなところに・・・」と感慨を新たにした。他にも満州国の本物の国旗とか・・・。如何にも贋物っぽいものもあれば、他のところでは見ることができない戦時下の生活品や出版物などレアなものや貴重なものもある。将に「玉石混合」。館長が亡くなったら、おそらくこれらの資料はほとんど全てガラクタとして処分されてしまうのだろう。きちんとした学芸員が資料整理すれば、他にはない資料として生まれ変わる可能性もあるのに。帰りに館長が企画した銀河高原ビール製造のビールを2缶購入。これもネタになりそうだなぁ。最後まで館長のテンポに振り回されながら、バスは博物館を出た。
16時過ぎに会場のホテルニュー塩原に到着。チェックインをし、荷物を部屋に置いて一休みした後に、レストランホールに。オープニングパーティ−だ。と、ゆっくりしすぎていた。ゲストの紹介が既に始まっていたようだ。野田元帥が話されている。話題は先日、トリビアの泉の「ガチャピンにはモデルがいる」の件。高千穂先生などが絡んだもっと詳しい話など。色々盛りだくさんな内に、乾杯の挨拶がなされ、パーティーが始まった。立食パーティー形式だったので、料理が瞬殺されてしまうという忌まわしい昔話を聞いてたこともあり不安だったが、実行委員会も十分承知だったのとホテル側がきちんとした対応をしたこともあり、料理が無くなって・・・という事態にはならずにすんだ。参加者多数の為、ちょっと目を離すと知人を探すのが大変というのは仕方ない事か。 アトム元年ということで、アトムがゲストにやって来る・・・手はずだったのだが、タイムパトロールの監視が入ってダメになった(笑)。 パーティーが終わってから気が付いた。自分が失敗をしていたことを。睡眠不足のところにお腹一杯食べ、そしてアルコールを摂取。これから、夜の企画に参戦するに辺り、激しい睡魔とのバトルが予想された。
分科会は1つ90分。今日は20時、22時。24時と3つの時限がある。20時〜は「アニメを報ずる」という「アニメ出版業界の恩師とも言われる飯塚氏の業界昔話」を聞く企画に惹かれたが、結局「電脳ゲーム版『星界の戦旗』の部屋」(赤井孝美、森岡浩之、江田恵一)の部屋に紛れ込んだ。発売前のゲームのデモ画面だけでなく、実際のゲームの様子も見ることができた。アーヴ語対応というのが如何にも。特有の表記故にルビ振りが必要でそれが大変だったようだ。大変と言えば、このゲームには森岡浩之の短編が付く予定なのだが・・・。大変みたいだ(苦笑)。
22時は「指輪物語・夜話2」(ひかわ玲子、小谷真里、他)。映画「指輪物語」を語る場。各人、最初はいつ、どこで見た?という話題から、「果たして3部で終わるのか?もしかしたら、補遺版が作られるのか?(笑)」とか、「アメリカではファンタジー映画は売れるという認識になったらしい。『エルリック』が映画化される。ムアコックはエターナルチャンピオンシリーズ全ての映画化権を売った。」という、事情通には周知かもしれないが、私には驚くべき情報が披露されたり、サムのあれほどまでの献身っぷりに萌え〜から、更に何故か今度売り出されるSFマガジン9月号はスゴイ。何がスゴイって表紙がスゴイ。一瞬別の雑誌だと見まちがえるほどの○○っぷり。特集で収録されている作品も、とつとつとした感じの文だった作品を浅倉氏による翻訳により、物凄いものになっていると。読みかけの本で『翻訳』という言葉が頭にあったこともあって、興味惹かれた。終わった後に『本体』の名簿登録すべく「ぬいぐるみ参加者の部屋」に駆けつけたが、時既に遅く、撤収完了していた。
24時。「『ロード・オブ・ザ・リング』字幕の裏話」という字幕の訳の問題について深く関わった高橋誠さんのネットなどではとてもできない裏話を聞くという企画に惹かれたが、ちょっと様子見のつもりが「真夜中のプログレはエンドレス」(巽孝之、菊地誠)にどっぷり。kさんが巽さんの『プログレッシブロックの哲学』を見せてくれ、その中にKBBやキルシェが紹介されていたのを見たのが理由。プログレに詳しくなくても楽しめそうだったから。主催の二人は最初5人ぐらいしか集まらないのではと懸念していたのだが、蓋を開けたら20人近くも。企画は持ち寄った秘蔵音源や映像などを鑑賞するというものなのだが、イエスやクリムゾンなど全く出ない独特な路線。しかし、そこで披露されたものの破壊力は物凄く・・・。EL&Pのライブ映像。押し倒されるオルガン。倒れるその瞬間に挿入される打ち上げ花火の炸裂シーン。これは・・・ガタコンで観た「ばくはつ吾郎」と同じネタだ。ギャグ映像としか見えない。そして極めつけの『回転するピアノ』。観た瞬間、SANチェックをファンブルして、一時的発狂。会場に広がる爆笑。すごい。続いて、72年に行なわれた後楽園ホールでのライブ映像。菊地さんは、「当時の外タレの日本公演は酷いものだったが、ELPは本当にきちんとやっている」と驚いていた。その公演では、いつものようにオルガンにナイフを突き立てるのではなく、日本刀で斬り付け、突き刺していた。時折入る、テロップに明治製菓やオリエント時計などがあり、民放の生放送らしいのだが・・・。
それから「破壊的な演奏によって既存の音楽を破壊することで、それの背景にあるものを破壊するという模索をしていたという点でキースとジミヘンは繋がっている」と、巽さんがウッドストックでのジミヘンのアメリカ国歌演奏の映像を参照した。
最後に「IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ」をもう一度聴く。知らなかった・・・・。あの「モスラ」のザ・ピーナッツがクリムゾンの「エピタフ」をカバーしている・・・。しかも・・・(吐血)。このCD、手に入れるしか・・・
企画がプログレなこともあり、90分という規定はどこへやら。終わったのは28時。そらが白み始めていた。
一度も温泉に入っていないので、慌てて入る。そして、爆睡。
池袋駅東口キンカ堂前にはためくアヤシイ旗。その周囲に屯する人たち。彼らが「まおちゃん計画」参加者に違いない。乗り込んだバスは朝霞駐屯地にある陸上自衛隊広報センターに。和光市に知り合いが住んでいるうちにオフ会をやっても面白いかな?と思いつつも結局果たせなかった場所。今回の企画がなければ態々訪れることはまずない。Kさんが言うに、最近、ここで仮面ライダー555の撮影があったのだとか。なぜ主人公がピザの配達でここに紛れ込んだのか謎だという。着いて、まず広報センターの2Fの会議室に。誰もエレベーターを使わずに階段を当たり前のように上るところがいかにも大会参加者らしい。館長からブリーフィングを受ける。説明慣れして、弁舌爽やか。その後、施設を見学。今日はイベントが開催されている。高機動車の試乗会は「駐屯地遊覧」でゆっくりとしたもの。装備品展示では小銃や携帯地対空ミサイルや携帯無反動砲などを触って構えることができる。狙撃銃の担当者の1人はレンジャー部隊の人なのか顔に迷彩を施してにこりと微笑んでいた。展示車両で特別なものは化学防護車など。車両に近づくと銘板を探してしまう癖が。
施設の中の展示は対戦車ヘリコプターAH-1Sと90式戦車、それとレンジャー部隊の装備品やコスプレコーナー、フライトシミュレーター、映像上映室など。AH-1Sは各種装備品がどの辺りに着いているのかとか、アレはなんの機材なのかとか想像したり。90式戦車はその中は入れないが、砲撃手用のハンドルと照準のセットが別に展示されていた。もちろんここでも銘板を確認。銘板があるということは、試作品であるが本物ということ。そう、ここに展示してあるもの、外の車両も含め、はほとんど研究試作か何かで作られたもののようだ。AH-1Sのプログラムされたフライトシミュレーターに乗った。20mm機関砲を射撃した時の反動も模されている。結構激しいのだなぁ。コスプレは女性参加者のグループが楽しんでいた。そんなこんなで割とあっという間に2時間が過ぎた。広報センターということもあって、女性の自衛官が多く配置されていた。我々以外にも多数の家族ず連れが訪れていたので、これは正解なのだろう。
バスの中でお弁当を頂く。次の目的地は那須の「明治・大正・昭和戦争博物館」。はっきり言ってかなりイロモノな施設だ。笑えないぐらいトホホな施設だったらどうしようかと不安を抱えながらバスに揺られた。そして、その施設はある意味で期待を裏切らず、ある意味で我々の予想を遥かに凌駕したものだった。お勧め。館長がご健在の内に一度訪れてみてはどうか。館長そのものが一番の目玉だった。館内に無造作に展示されていた、戦艦大和の大型模型は、東宝で使用したものを処分に困って譲り受けたものらしい。最初、皆で苦笑いしながら見ていたのだが、コアな参加者一行によって某有名特撮映画で艦橋を替えて別の船として使用された由緒正しい模型であることが判明した。そして、改めて「何故、こんなところに・・・」と感慨を新たにした。他にも満州国の本物の国旗とか・・・。如何にも贋物っぽいものもあれば、他のところでは見ることができない戦時下の生活品や出版物などレアなものや貴重なものもある。将に「玉石混合」。館長が亡くなったら、おそらくこれらの資料はほとんど全てガラクタとして処分されてしまうのだろう。きちんとした学芸員が資料整理すれば、他にはない資料として生まれ変わる可能性もあるのに。帰りに館長が企画した銀河高原ビール製造のビールを2缶購入。これもネタになりそうだなぁ。最後まで館長のテンポに振り回されながら、バスは博物館を出た。
16時過ぎに会場のホテルニュー塩原に到着。チェックインをし、荷物を部屋に置いて一休みした後に、レストランホールに。オープニングパーティ−だ。と、ゆっくりしすぎていた。ゲストの紹介が既に始まっていたようだ。野田元帥が話されている。話題は先日、トリビアの泉の「ガチャピンにはモデルがいる」の件。高千穂先生などが絡んだもっと詳しい話など。色々盛りだくさんな内に、乾杯の挨拶がなされ、パーティーが始まった。立食パーティー形式だったので、料理が瞬殺されてしまうという忌まわしい昔話を聞いてたこともあり不安だったが、実行委員会も十分承知だったのとホテル側がきちんとした対応をしたこともあり、料理が無くなって・・・という事態にはならずにすんだ。参加者多数の為、ちょっと目を離すと知人を探すのが大変というのは仕方ない事か。 アトム元年ということで、アトムがゲストにやって来る・・・手はずだったのだが、タイムパトロールの監視が入ってダメになった(笑)。 パーティーが終わってから気が付いた。自分が失敗をしていたことを。睡眠不足のところにお腹一杯食べ、そしてアルコールを摂取。これから、夜の企画に参戦するに辺り、激しい睡魔とのバトルが予想された。
分科会は1つ90分。今日は20時、22時。24時と3つの時限がある。20時〜は「アニメを報ずる」という「アニメ出版業界の恩師とも言われる飯塚氏の業界昔話」を聞く企画に惹かれたが、結局「電脳ゲーム版『星界の戦旗』の部屋」(赤井孝美、森岡浩之、江田恵一)の部屋に紛れ込んだ。発売前のゲームのデモ画面だけでなく、実際のゲームの様子も見ることができた。アーヴ語対応というのが如何にも。特有の表記故にルビ振りが必要でそれが大変だったようだ。大変と言えば、このゲームには森岡浩之の短編が付く予定なのだが・・・。大変みたいだ(苦笑)。
22時は「指輪物語・夜話2」(ひかわ玲子、小谷真里、他)。映画「指輪物語」を語る場。各人、最初はいつ、どこで見た?という話題から、「果たして3部で終わるのか?もしかしたら、補遺版が作られるのか?(笑)」とか、「アメリカではファンタジー映画は売れるという認識になったらしい。『エルリック』が映画化される。ムアコックはエターナルチャンピオンシリーズ全ての映画化権を売った。」という、事情通には周知かもしれないが、私には驚くべき情報が披露されたり、サムのあれほどまでの献身っぷりに萌え〜から、更に何故か今度売り出されるSFマガジン9月号はスゴイ。何がスゴイって表紙がスゴイ。一瞬別の雑誌だと見まちがえるほどの○○っぷり。特集で収録されている作品も、とつとつとした感じの文だった作品を浅倉氏による翻訳により、物凄いものになっていると。読みかけの本で『翻訳』という言葉が頭にあったこともあって、興味惹かれた。終わった後に『本体』の名簿登録すべく「ぬいぐるみ参加者の部屋」に駆けつけたが、時既に遅く、撤収完了していた。
24時。「『ロード・オブ・ザ・リング』字幕の裏話」という字幕の訳の問題について深く関わった高橋誠さんのネットなどではとてもできない裏話を聞くという企画に惹かれたが、ちょっと様子見のつもりが「真夜中のプログレはエンドレス」(巽孝之、菊地誠)にどっぷり。kさんが巽さんの『プログレッシブロックの哲学』を見せてくれ、その中にKBBやキルシェが紹介されていたのを見たのが理由。プログレに詳しくなくても楽しめそうだったから。主催の二人は最初5人ぐらいしか集まらないのではと懸念していたのだが、蓋を開けたら20人近くも。企画は持ち寄った秘蔵音源や映像などを鑑賞するというものなのだが、イエスやクリムゾンなど全く出ない独特な路線。しかし、そこで披露されたものの破壊力は物凄く・・・。EL&Pのライブ映像。押し倒されるオルガン。倒れるその瞬間に挿入される打ち上げ花火の炸裂シーン。これは・・・ガタコンで観た「ばくはつ吾郎」と同じネタだ。ギャグ映像としか見えない。そして極めつけの『回転するピアノ』。観た瞬間、SANチェックをファンブルして、一時的発狂。会場に広がる爆笑。すごい。続いて、72年に行なわれた後楽園ホールでのライブ映像。菊地さんは、「当時の外タレの日本公演は酷いものだったが、ELPは本当にきちんとやっている」と驚いていた。その公演では、いつものようにオルガンにナイフを突き立てるのではなく、日本刀で斬り付け、突き刺していた。時折入る、テロップに明治製菓やオリエント時計などがあり、民放の生放送らしいのだが・・・。
それから「破壊的な演奏によって既存の音楽を破壊することで、それの背景にあるものを破壊するという模索をしていたという点でキースとジミヘンは繋がっている」と、巽さんがウッドストックでのジミヘンのアメリカ国歌演奏の映像を参照した。
最後に「IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ」をもう一度聴く。知らなかった・・・・。あの「モスラ」のザ・ピーナッツがクリムゾンの「エピタフ」をカバーしている・・・。しかも・・・(吐血)。このCD、手に入れるしか・・・
企画がプログレなこともあり、90分という規定はどこへやら。終わったのは28時。そらが白み始めていた。
一度も温泉に入っていないので、慌てて入る。そして、爆睡。
いぬもあるけば・・・「準備」
2003年7月18日 出張は行かなくて良くなった。なので、浴衣を物色というのも無しに。
明日からの予定、つまり第42回日本SF大会[http://www.t-con2003.gr.jp/]の日程概略のテキストをプリントアウトした。これがかなりの量で驚く。同じ時間帯に幾つもの企画が立てられている。企画によっては参加人数限定のものある。面白そうなのが沢山あるのだが、自分の体は残念ながら1つしかない。選ばなければならない。なんだか、聴講票を出すときの気分だ。チャットでSF大会のアドレスを紹介したところ、「ゲゲボ」に反応があった(笑)。やぱし、これは「ゲゲボドリンクの部屋」に参加しなければならないか‥‥
二泊三日でそれほど着替えも必要ない。が、その分ちょっとした遊び道具やらなにやらを持っていこうとして結果かなりの大荷物に。
出掛ける前に溜まった日記を片付けてしまおうと、昨日の分までとりあえず埋めることにした。そんなことをしていると、どんどん夜は更けてゆき、結局睡眠時間は2時間ほどになってしまった。
明日からの予定、つまり第42回日本SF大会[http://www.t-con2003.gr.jp/]の日程概略のテキストをプリントアウトした。これがかなりの量で驚く。同じ時間帯に幾つもの企画が立てられている。企画によっては参加人数限定のものある。面白そうなのが沢山あるのだが、自分の体は残念ながら1つしかない。選ばなければならない。なんだか、聴講票を出すときの気分だ。チャットでSF大会のアドレスを紹介したところ、「ゲゲボ」に反応があった(笑)。やぱし、これは「ゲゲボドリンクの部屋」に参加しなければならないか‥‥
二泊三日でそれほど着替えも必要ない。が、その分ちょっとした遊び道具やらなにやらを持っていこうとして結果かなりの大荷物に。
出掛ける前に溜まった日記を片付けてしまおうと、昨日の分までとりあえず埋めることにした。そんなことをしていると、どんどん夜は更けてゆき、結局睡眠時間は2時間ほどになってしまった。
いぬもあるけば・・・「受領」
2003年7月17日 ザバダックのスペシャルDVDボックスを受領。25K円はちょっとイタイが仕方ない。限定だから、今買わないと買えなくなる。
それからカルチャー教室に。今日は1990年に放送されたNHKのクイズ番組をみた。学芸員がどういうことをするのか、美術館の活動と共に紹介する番組。女性の化粧で古さが判る。13年前か・・・
10月のニューヨーク行きの話。郵便事故さえなければ、きちんとメトロポリタン美術館から招待状が来る手はずに。先生がすでに皆の住所を纏めて送ったらしい。職場にこのことの話をする覚悟を決めた。
着物もしくは袴を借りる公算が高い。レセプションに袴姿で参加・・・(とおいめ)。
でも、着物に着慣れていないだろうからと着慣れるために浴衣を着ることを主催者の方々からアドバイスされた。明日の出張後に銀座にでも行ってみようかしらん。
それからカルチャー教室に。今日は1990年に放送されたNHKのクイズ番組をみた。学芸員がどういうことをするのか、美術館の活動と共に紹介する番組。女性の化粧で古さが判る。13年前か・・・
10月のニューヨーク行きの話。郵便事故さえなければ、きちんとメトロポリタン美術館から招待状が来る手はずに。先生がすでに皆の住所を纏めて送ったらしい。職場にこのことの話をする覚悟を決めた。
着物もしくは袴を借りる公算が高い。レセプションに袴姿で参加・・・(とおいめ)。
でも、着物に着慣れていないだろうからと着慣れるために浴衣を着ることを主催者の方々からアドバイスされた。明日の出張後に銀座にでも行ってみようかしらん。
いぬもあるけば・・・「万事塞翁が丙午」
2003年7月16日 鶴見郵便局に連絡。どうやらDVDは一種の郵便事故にあっていたらしい。
このトラブル関係などで午前休を取得。そのときに・・・前日に発注した全身図がアップされていることとツインピンの枠が開いていることをチャットで教えてもらってしまった・・・。昨日、魂友のバストアップがアップされたと思ったら、翌日にツインの枠が開くなんて・・・「発注せよ」という啓示かしら〜(違います)。
OMC 全身図 鳴沢滉延さんから受領。
OMC ツインピン 鳴沢滉延さんに発注。
「シチュエーション ・・・中(街中) メッセージ:『「見てばかりだよ。踊ろう、一緒に!」「‥‥うん」』 イメージ:蒼嵐の‥‥ここは誰にも邪魔されない場所。二人だけの禁断の花園。○○王は踊っている◎◎庵を見ているのが好きだ。だから近づきすぎないように少し離れた場所が僕の席。でも今夜は違った。彼が僕に手を‥‥手を差し伸べてくれた。少し逡巡したけど、それを受け‥‥ そして始まる二人だけの宴。音楽もなく、決して奇麗とも言えない場所でただ黙々と踊り続ける。コンクリートジャングルの中の奇跡。」
このトラブル関係などで午前休を取得。そのときに・・・前日に発注した全身図がアップされていることとツインピンの枠が開いていることをチャットで教えてもらってしまった・・・。昨日、魂友のバストアップがアップされたと思ったら、翌日にツインの枠が開くなんて・・・「発注せよ」という啓示かしら〜(違います)。
OMC 全身図 鳴沢滉延さんから受領。
OMC ツインピン 鳴沢滉延さんに発注。
「シチュエーション ・・・中(街中) メッセージ:『「見てばかりだよ。踊ろう、一緒に!」「‥‥うん」』 イメージ:蒼嵐の‥‥ここは誰にも邪魔されない場所。二人だけの禁断の花園。○○王は踊っている◎◎庵を見ているのが好きだ。だから近づきすぎないように少し離れた場所が僕の席。でも今夜は違った。彼が僕に手を‥‥手を差し伸べてくれた。少し逡巡したけど、それを受け‥‥ そして始まる二人だけの宴。音楽もなく、決して奇麗とも言えない場所でただ黙々と踊り続ける。コンクリートジャングルの中の奇跡。」
いぬもあるけば・・・「早起きは三文の得?」
2003年7月15日 早起きというか、半徹夜というか・・・ともかく朝早くにOMCの発注可能絵師リストをチェックしていたら、鳴沢滉延さんの枠が開いているのを発見。慌ててシチュエーションを考えて発注。
OMC 全身図 鳴沢滉延さんに発注。
「一人で熱心に、真剣にダンスしているシーンをお願いします。その瞬間のポーズなどはお任せします。イメージとしては暗いステージ、上からスポットライトという感じですが、描画上面倒でしたら画面処理もお任せします。衣装はバストアップのときと同じ感じで併せて頂ければと思います。」
OMC シンピン 鳴沢滉延さんに発注。
「シチュエーション 黄昏中 イメージ:黄昏色に空が染まる、誰も居ない浜辺で独り、何を思う? 体育座りをして、ちょっと背を丸めた感じ。右手に草木か、落ちていた棒を何となく持って、地面を掻いている。もしかしたら、小さな虫か蟻でもいるのかもしれない。それは何気ない動作で、視線は水面に。無表情そうに見えて、全身から寂しさや漠然とした不安を醸し出している。それなのに、まるで1つの彫刻か絵画のように神々しくも見える。」
OMC バストアップ 蓮華ばたけさんから受領。この絵師さんの趣向に似たベクトルの発注が出来たのか、とても満足なイラストだった。こちらの発注内容を100%クリアしている訳ではないが、これはこれで良いと思わせる。要は全体から醸し出される雰囲気が重要なのだ。全身図なども発注できればいいが、人気が出そうなので難しいだろうな。これで取り合えずツインピンナップも発注できる?
「◎◎庵とは幼馴染。中性的というよりもどちらかと言えば女性的。それはまだ第二次性徴期を向かえていない故なのかもしれない。髪は艶と腰があり、肩を越えた辺りでばっさり切りそろえたおかっぱ風。小さな唇は紅く、それが尚更お人形の様に思わせる。しかし、瞳には力が、強い想いが感じられる。それもあって、可愛いのに何故か大人びたような憂いのある表情。設定では、その特異で惹きつける風貌からローティーン向けファッション雑誌やアート系雑誌のモデルをやってる。制服風のスーツが良く似合う。スーツを着ているから男の子だと判る感じ。右耳に◎◎庵とお揃いのピアスとチョーカー。羽根は材質に似合わずしなやかな印象を与える。」
OMC 全身図 鳴沢滉延さんに発注。
「一人で熱心に、真剣にダンスしているシーンをお願いします。その瞬間のポーズなどはお任せします。イメージとしては暗いステージ、上からスポットライトという感じですが、描画上面倒でしたら画面処理もお任せします。衣装はバストアップのときと同じ感じで併せて頂ければと思います。」
OMC シンピン 鳴沢滉延さんに発注。
「シチュエーション 黄昏中 イメージ:黄昏色に空が染まる、誰も居ない浜辺で独り、何を思う? 体育座りをして、ちょっと背を丸めた感じ。右手に草木か、落ちていた棒を何となく持って、地面を掻いている。もしかしたら、小さな虫か蟻でもいるのかもしれない。それは何気ない動作で、視線は水面に。無表情そうに見えて、全身から寂しさや漠然とした不安を醸し出している。それなのに、まるで1つの彫刻か絵画のように神々しくも見える。」
OMC バストアップ 蓮華ばたけさんから受領。この絵師さんの趣向に似たベクトルの発注が出来たのか、とても満足なイラストだった。こちらの発注内容を100%クリアしている訳ではないが、これはこれで良いと思わせる。要は全体から醸し出される雰囲気が重要なのだ。全身図なども発注できればいいが、人気が出そうなので難しいだろうな。これで取り合えずツインピンナップも発注できる?
「◎◎庵とは幼馴染。中性的というよりもどちらかと言えば女性的。それはまだ第二次性徴期を向かえていない故なのかもしれない。髪は艶と腰があり、肩を越えた辺りでばっさり切りそろえたおかっぱ風。小さな唇は紅く、それが尚更お人形の様に思わせる。しかし、瞳には力が、強い想いが感じられる。それもあって、可愛いのに何故か大人びたような憂いのある表情。設定では、その特異で惹きつける風貌からローティーン向けファッション雑誌やアート系雑誌のモデルをやってる。制服風のスーツが良く似合う。スーツを着ているから男の子だと判る感じ。右耳に◎◎庵とお揃いのピアスとチョーカー。羽根は材質に似合わずしなやかな印象を与える。」
いぬもあるけば・・・「復活」
2003年7月13日 本当はもう少し横になっていたかったのだが、長居をしてこれ以上迷惑を掛けられないと9時にT氏の家を辞した。なるべく座れるルートで帰りたいので、新宿に出てから、中央線で東京に出、東海道本線で川崎にという迂回ルートを選択。お陰で全てのルートで座っていられた。
10時半過ぎに帰宅。13時から吉祥寺で行なわれる奥華子さんのインストアライブを見に行くには12時には家を出なければならない。・・・行くのを断念した。出先で動けなくなったら洒落にならない。その後、何の予定もないからば無理を承知で行くのだが、今日の主目的は夕方にある。それまでに体力を回復させなければならない。ヘロヘロと寝入った。
16時過ぎに起きて、出掛ける準備をし、出発。目的地は下北沢は「ギャラリーカフェ露崎」。久々に井の頭線に乗った。酔いつぶれていなければ、吉祥寺からダイレクトに下北沢に向かったのに・・・(溜息)。
会場に着いたが、開場していないため、雨降る中、傘を差して並ぶ。傘にあたる雨の音は嫌いじゃない。余裕があるときならば、心地よい。
開場し、入り口でお金を払ってから入場。ステージの直ぐ前の席が開いていたが、敢えてテーブルのある席に座った。ノートパソコンが置ける。airH"が使えるならば、開演までの間、ネットに入ろうと思ったからだ。だが、電波状況が良くなく断念。注文したカフェオレを飲みながら、静かに待つことにした。
ステージはyasukoさんの言葉から始まった。軽やかな声が部屋に響く。「Rivendell the grey」の始まり。アコーディオンの阿部由佳さんとアイリッシュハープの木村林太郎さんのユニットである、Rivendellにyasukoさんをボーカルとして招いたスペシャルユニット。アイリッシュ・トラッド中心なのでが、彼らの趣味から多分に「指輪物語」に偏った演奏となった。「Rivendell the grey」の the greyもそんなとこから。
朝の辛さがどこえやら・・・。ライブを堪能した。アイルランドにしばらく行っていた木村林太郎さんはヨーロッパで一番知られている日本人の曲は戦メリだと思ったらしい。「スキヤキ」ではないようだ。
正式なステージの合間に、ネタとして「与作」を演奏していた。あの「与作」。日本人がアイリッシュトラッドに嵌るのを現地の人が見たら、外国人が「与作」に嵌るの我々が見るのと同じようなものなのだろう。若い世代が「与作」なんて歌いはしないように、あちらの若い世代もトラッドを大声で歌うのは古臭くてちょっと恥ずかしい行為なのかもしれない。試しにハチ公前で「与作」を熱唱する外国人を想像してみよう・・・(ぽわぽわ)。
10時半過ぎに帰宅。13時から吉祥寺で行なわれる奥華子さんのインストアライブを見に行くには12時には家を出なければならない。・・・行くのを断念した。出先で動けなくなったら洒落にならない。その後、何の予定もないからば無理を承知で行くのだが、今日の主目的は夕方にある。それまでに体力を回復させなければならない。ヘロヘロと寝入った。
16時過ぎに起きて、出掛ける準備をし、出発。目的地は下北沢は「ギャラリーカフェ露崎」。久々に井の頭線に乗った。酔いつぶれていなければ、吉祥寺からダイレクトに下北沢に向かったのに・・・(溜息)。
会場に着いたが、開場していないため、雨降る中、傘を差して並ぶ。傘にあたる雨の音は嫌いじゃない。余裕があるときならば、心地よい。
開場し、入り口でお金を払ってから入場。ステージの直ぐ前の席が開いていたが、敢えてテーブルのある席に座った。ノートパソコンが置ける。airH"が使えるならば、開演までの間、ネットに入ろうと思ったからだ。だが、電波状況が良くなく断念。注文したカフェオレを飲みながら、静かに待つことにした。
ステージはyasukoさんの言葉から始まった。軽やかな声が部屋に響く。「Rivendell the grey」の始まり。アコーディオンの阿部由佳さんとアイリッシュハープの木村林太郎さんのユニットである、Rivendellにyasukoさんをボーカルとして招いたスペシャルユニット。アイリッシュ・トラッド中心なのでが、彼らの趣味から多分に「指輪物語」に偏った演奏となった。「Rivendell the grey」の the greyもそんなとこから。
朝の辛さがどこえやら・・・。ライブを堪能した。アイルランドにしばらく行っていた木村林太郎さんはヨーロッパで一番知られている日本人の曲は戦メリだと思ったらしい。「スキヤキ」ではないようだ。
正式なステージの合間に、ネタとして「与作」を演奏していた。あの「与作」。日本人がアイリッシュトラッドに嵌るのを現地の人が見たら、外国人が「与作」に嵌るの我々が見るのと同じようなものなのだろう。若い世代が「与作」なんて歌いはしないように、あちらの若い世代もトラッドを大声で歌うのは古臭くてちょっと恥ずかしい行為なのかもしれない。試しにハチ公前で「与作」を熱唱する外国人を想像してみよう・・・(ぽわぽわ)。
いぬもあるけば・・・「不覚」
2003年7月12日今日はたまははきの開店9周年飲み会。
夕方から始まるのだが、始めから参加したら確実に潰れることが予想されたので、遅れて到着するようにした。
もっとも、実際にはソーンの【「賢者の館」の待合所】 掲示板でPCクエストノベルにグループ参加しようとしていたのだけど、システムが想像と異なって仕切り直ししなければならないことが判り、旗振り役のPLさんに発注延期希望のメールを打たなければならなかったのが遅刻の理由なのだが(汗。
移動しながらサイト回覧をする日々を取り戻したい。が、それにはPDAが必要。ノートパソコンは嵩張るのもあるが、立ち上がりが家電と違うのでホームに居る2分間を生かせない。サスペンドさせないで6時間持つならばともかく・・・。
到着したときには既に大盛り上がりだった。奥の場所に座って改めて回りを見渡すと、たまハイクでご一緒した方が多い。子供達もおおはしゃぎしている。幡ヶ谷界隈に住んでいる女性の中には浴衣姿で来店した人も〜。鶴の友上白を飲み放題なので勧められるままに杯を重ねる。スパゲッティ屋の松ちゃんが妙に弾けていて驚いた。かなり出来上がっているのかしらん。
市場に流れない鶴の友のグリーンボトルを頂いたり、子供達が持参した絵本を読んで聞かせたり。小学生の女の子が持参した本に「鍵ばあさん」があった。うわっ!懐かしい。小学生時の読書感想文の課題図書だったなぁ。感想文を書くのは大嫌いだったけど、本は面白かった。というか、ポークソテー萌え〜(ぉ。「鍵っ子」という言葉を踏まえないと主人公の寂しさを理解するのは難しい。とまれ、まだ現役の本なのだなぁと思った。一世代ぐるり。
今日のゲストは球磨焼酎「武者返し」の寿福絹子さん。いらっしゃられないのかと諦めるほど遅くなってのご登場。他にも久々の常連が後からやって来る。たまははき常連の中で私の職種を唯一把握している人とも話をしたり。今日、話をしないと当分顔を会わせられない面子が多かったため、気が付くと終電の時間を過ぎていた。
お開きになった後、私を含めて数名で笹塚駅付近の居酒屋で2次会をすることに。笹塚駅まで歩いたのがいけなかったのか、酔いがいきなり来て・・・店に入ったがいいが気持ち悪くなって、ダメダメに。4名に迷惑を掛けてしまった。二次会の間ずっとテーブルで突っ伏していたり・・・
3時。店をでると雨がぱらついていた。軽く吐いたのでどうにか持ち直したが、ここで解散。幡ヶ谷に住むデザイナーのT氏の家に厄介になることに。歩くほどに雨脚が強くなる。濡れ鼠にならないでどうにかマンションに着いた。カレー作りがプロ並の彼が食事を作ってくれたが、悲鳴を挙げている胃のために辞退する。リビングのソファーがソファーベッドになるのでそこに横にならせてもらった。
BGVとして、カナダで作られたらしい東洋というかインドか中東のアニメを流していた。おそらく1人のアニメ作家によって作られた作品。面白い。だが、胃がむかついてずっと鑑賞できない。お昼過ぎの予定もあるので寝ることにした。ぐう・・・
いぬもあるけば・・・「参加表明」
2003年7月11日申し込みぎりぎりにFAXで「まおちゃん計画」に参加を表明した。
これで7/19は朝から状況開始。目的地は「陸上自衛隊後方センター」と「明治・大正・昭和戦争博物館」。アヤシイ博物館の前は那須出張などの折に通ったことが何度かあるが、入ったことは一度も無い。何しろ、怪しくて・・・。こんな機会がなければ絶対行かないと思ったのと、ネタになる!という芸人根性。ふ。とまれ、当日が楽しみであります!
そんな訳で、今日は三宿に出張。世田谷公園を突っ切った記憶はあるのだが、目的地に行った記憶がない。果たしてこれは一体。疲労状態が続いているための記憶混濁かしらん。食堂で待ち合わせてから、会議に。
考えの相異で、資料を作り直すことに。そんな打ち合わせが終わったのは16時。このまま、直帰かな・・・と思ったら、上司は帰社するという。前回みたいに用があるならばともかく、取り立てて用もないので、一緒に帰ることに。
直帰できたら、たまははきに行こうかとも思っていたが、それは果たせずに一日が終わった。
いぬもあるけば・・・「大量発注」
2003年7月10日 引き続き、体ぼろぼろ、へろへろ。思考能力が低下。
それが為だろうか。OMCの「夏の思い出ピンナップ」を大量発注。HARUKAさんの枠に一気に3人。エルスィ−、智、そして純。だめだめ・・・
奇しくも、公開されていないがゆいまゆたかさんにお願いした、黒緒の「夏の思い出ピンナップ」を受領。うむ・・・可憐だ・・・年齢不詳・・・ふふふ・・・だめだめ・・・
それが為だろうか。OMCの「夏の思い出ピンナップ」を大量発注。HARUKAさんの枠に一気に3人。エルスィ−、智、そして純。だめだめ・・・
奇しくも、公開されていないがゆいまゆたかさんにお願いした、黒緒の「夏の思い出ピンナップ」を受領。うむ・・・可憐だ・・・年齢不詳・・・ふふふ・・・だめだめ・・・